夕凪 の俳句

夕凪 の俳句

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夕凪 補遺

あたゝかや横雲見ゆる海の夕凪 村山故郷
ただ汗のとき長崎の夕凪ぞ 森澄雄
どこからとなく声のあつまる夕凪時 能村登四郎
冬草のいちじるしくて夕凪ぎぬ 日野草城
夕凪ぎといふしづかなる深き燃え 能村登四郎
夕凪ぎといふしづかにも深き燃え 能村登四郎
夕凪にやはらかな輪を生み泳ぐ 能村登四郎
夕凪にわれは嘴もちてをり 飯島晴子
夕凪に坐せり丹後の宮津なる 右城暮石 句集外 昭和六十二年
夕凪に浦曲とけゆく千々岩湾 能村登四郎
夕凪に礁の白き波消ゆる 右城暮石 句集外 昭和六十二年
夕凪に菩提樹の実の飛行せり 永田耕衣
夕凪のおもさ病者が死を待つとき 松村蒼石 雪
夕凪のブイを取り合ふ鳶鴎 右城暮石 虻峠
夕凪の垣沿ひに尨犬毛を垂れて 下村槐太 天涯
夕凪の後の厚靄三分粥 佐藤鬼房
夕凪の旅館ひとりをもてあます 右城暮石 句集外 昭和三十九年
夕凪の村に填められ帰り来ず 佐藤鬼房
夕凪の松眼の前に荒々し 右城暮石 句集外 昭和三十五年
夕凪の海を硬しと見てゐたり 岡本眸
夕凪の湖より低き花菜道 橋閒石 雪
夕凪の濡れ髪(げ)誰かが来り去り 佐藤鬼房
夕凪の瀬尻は水の性つよし 飯田龍太
夕凪の猿となりて頭もつ 岡井省二 前後
夕凪の胸乳にねばる波の音 佐藤鬼房
夕凪の遂に女類となるを得ず 永田耕衣
夕凪の雲美しく寒の果て 原石鼎 花影以後
夕凪はしづか帰山の僧一列 松村蒼石 雪
夕凪はわが播州も長崎も 森澄雄
夕凪やぽつんぽつんと壱岐の牛 阿波野青畝
夕凪やまどかに浮ける大海月 日野草城
夕凪やルルドに礼し漁仕舞 能村登四郎
夕凪や三日月見ゆる船の窓 正岡子規 三日月
夕凪や使はねば水流れ過ぐ 永田耕衣
夕凪や家ごとに出て竹床几 森澄雄
夕凪や旅の小荷物手にさげて 村山故郷
夕凪や母とありにし真桑瓜 森澄雄
夕凪や流れも浅き高瀬川 鈴木真砂女 夏帯
夕凪や浜蜻蛉につつまれて 臼田亜郎 定本亜浪句集
夕凪や独語ひとつに砂うごく 岸田稚魚 筍流し
夕凪や金星はなほ出しぶりて 鷹羽狩行
夕凪や釣舟去れば涼み舟 杉田久女
夕凪や風帆(フォンファン)十九までかぞへ 鷹羽狩行
夕凪や鯒がぺたりと桶の底 飯田龍太
夕凪を詫び遠来の客迎ふ(尾道八句) 鷹羽狩行
小鰺売り来て夕凪のこともいふ 能村登四郎
島山の葛の夕凪来りけり 松本たかし
怠惰また身を守るすべか夕凪す 草間時彦 中年
春の高臺北の浮雲夕凪す 飯田蛇笏 家郷の霧
橘中佐立つ夕凪に身を赤らめて 能村登四郎
海士町 夕凪 老婆ばかりの総出涼み 伊丹三樹彦
満潮の海夕凪の海となる 右城暮石 句集外 昭和四十八年
漁夫を見ずただに夕凪夏泊 佐藤鬼房
瀬戸の海の夕凪にをり同志にて 草間時彦 中年
燕初めて見し夕凪や酒座に侍す 種田山頭火 自画像 層雲集
玄海灘大夕凪といふもあり 岸田稚魚 紅葉山
神の眼あり夕凪に村黙すとき 能村登四郎
神楽師を訪ふ夕凪のひとり舟 能村登四郎
祷りの時は夕凪どきよ善丁谷 能村登四郎
空梅雨の夕凪ぐ漁家の竃火かな 西島麦南 人音
莚織る音夕凪を誘ひけり 能村登四郎
藺草焚き夕凪どきを又燃ゆる 能村登四郎
錦鯉の背すじ透りて夕凪す 松村蒼石 雁

以上
by 575fudemakase | 2016-08-16 06:42 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)
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(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
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尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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