喜雨 の俳句

喜雨 の俳句

喜雨 の例句(←ここをクリック)
http://fudemaka57.exblog.jp/22813890/



喜雨 補遺

ありがたやひゞきて喜雨の竹雫 石塚友二 光塵
いつまでも農の子吾を喜雨叩く 右城暮石 句集外 昭和四十五年
うから等に喜雨の竃を煙らせて 高野素十
きらきらと青嶺の町に喜雨到る 角川源義
この空の降らぬ降るのと喜雨を待つ 長谷川素逝 村
つくばひを打擲喜雨の秋いたる 上田五千石『琥珀』補遺
つまだちて見るふるさとは喜雨の中 加藤秋邨
なまぬるき慈雨ひとしきり地蔵盆 能村登四郎
ふるさとの喜雨の山王村役場 高野素十
ドラム罐ころがれるにも喜雨到る 右城暮石 声と声
丸裸にて受く喜雨のとばつちり 右城暮石 句集外 昭和四十八年
休診の札をかかげて医師も喜雨 高野素十
商人や拱きて見る喜雨の脚 伊丹三樹彦
喜雨あがる村の末社の猿田彦 角川源義
喜雨すぐや古道証しの橋姫社 角川源義
喜雨そそぐ音あり次の寝覚めにも 日野草城
喜雨といふ言葉が年を取りすぎし 後藤比奈夫
喜雨として来り凡雨として残る 相生垣瓜人 明治草抄
喜雨にけぶり夜は月光にけぶる木々 相生垣瓜人 微茫集
喜雨に会ふ檻に飼はるる獣等も 右城暮石 虻峠
喜雨に遭ふ棚蜘蛛の囲の躍る森 下村槐太 光背
喜雨のあとふたたび白し夜の雲 富安風生
喜雨の傘さしつらねたるめでたさよ 山口青邨
喜雨の夜の時計一時に垂んと 上村占魚
喜雨の夜や白黒テレビ映像濃し 右城暮石 虻峠
喜雨の納屋大闇小闇濃くなりしよ 香西照雄 対話
喜雨ひかる谿や清しき旅の肌 鷲谷七菜子 花寂び
喜雨も亦神司るところなり 高野素十
喜雨をもて塗り潰されし夜明けなり 相生垣瓜人 明治草抄
喜雨を待つびっこの馬の飼いごろし 橋閒石
喜雨を待つびつこの馬の飼いごろし 橋閒石 風景
喜雨一刻女神の像の乳ぬらす 有馬朗人 知命
喜雨一過旅寝の酒に舌こがす 角川源義
喜雨休馬は厩に嘶ける 福田蓼汀 山火
喜雨到るわれたはむれに潮来笠 山口青邨
喜雨到るわれ百姓の心あり 山口青邨
喜雨到るわれ百姓の笠かぶる 山口青邨
喜雨到る我が家の燈も輝きて 右城暮石 虻峠
喜雨到る身をふるはして羊歯は亨く 山口青邨
喜雨去れり襁褓ひらひら屋の上に 三橋鷹女
喜雨晴れ間光れば鍬も切れさうで 香西照雄 素心
喜雨来たる嬰児(やや)の啼きごゑ家にあふれ 三橋鷹女
喜雨来れ吾の心も乾きたり 相生垣瓜人 明治草
喜雨果つと形見の芒碑によれり 角川源義
喜雨止んで嬰児と母体の深き眠り 三橋鷹女
喜雨沛然 竜の目玉を彫るからか 伊丹三樹彦
喜雨洗ふ林火十三回忌かな 松崎鉄之介
喜雨浴びて人の不幸を告げにゆく 上田五千石『琥珀』補遺
喜雨祝ふ一本ぎりの般若湯 阿波野青畝
喜雨過ぎて山湖香だつよ紺の夜 角川源義
在ることのしばらく喜雨の音の中 長谷川素逝 暦日
天よりの喜雨のひとつぶ落ちにけり 長谷川素逝 暦日
奈良山に喜雨の雲なほ滞る 右城暮石 句集外 昭和四十年
富士失せし湖より生まる喜雨の声 角川源義
小砂利には先づ一粒や喜雨至る 香西照雄 素心
屋根の鳩羽毛降らせて喜雨を受く 右城暮石 句集外 昭和四十二年
我去れば沛然と喜雨到るべし 高野素十
明方の蚊帳風しむは喜雨いたる 及川貞 榧の實
書を求む神田はすでに喜雨の中 角川源義
枝蛙喜雨の緑にまぎれけり 西島麦南 人音
柿の木のいつまで滴らす喜雨しづく 波多野爽波
極楽の門のちまたに喜雨あがる 角川源義
次の間に妻も覚めをり喜雨ひびく 日野草城
此の晨危坐して喜雨を迎へけり 相生垣瓜人 明治草抄
歯朶叢に喜雨雑草園主人稿起す 山口青邨
河童の皿濡らせるほどを喜雨とせり 上田五千石 風景
清爽を極めし喜雨の記憶あり 相生垣瓜人 明治草
火の山へかけての喜雨や鉈光る 橋閒石 卯
眠れざることを嘆かず喜雨ひびく 日野草城
筆硯に及べる喜雨のしぶきかな 日野草城
箒目を立てれば喜雨のありさうな 後藤比奈夫
簑笠を捧げて喜雨の神を祀る 高野素十
納屋壁も 喜雨の濡れ色 柏原 伊丹三樹彦
綿津見にかけての喜雨や借り枕 中村苑子
芋の葉に童かくれよ喜雨到る 伊丹三樹彦
蓮池に雨繁くなる慈雨愛雨 山口誓子
蝉声に送られて喜雨去り行けり 相生垣瓜人 明治草抄
鉄瓶と火力たたかふ喜雨の中 藤田湘子 てんてん
雷火とび喜雨の顔々かがやけり 臼田亜郎 定本亜浪句集
青棗雫しとゞに喜雨の虹 西島麦南 人音
青蜥蜴一筋街を喜雨あがる 角川源義
黎明のころ鄭州の街は喜雨 阿波野青畝

以上
by 575fudemakase | 2016-08-16 06:59 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26111802
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2011年 04月

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

らくらく例句検索

インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

検索

タグ

最新の記事

初夏である
at 2017-05-27 16:49
夜半と比奈夫
at 2017-05-27 13:08
冬瓜 の俳句
at 2017-05-25 06:58
新酒 の俳句
at 2017-05-25 05:41
後評(2017・5)
at 2017-05-21 03:08

外部リンク

記事ランキング