船遊び の俳句

船遊び の俳句

船遊び の例句(←ここをクリック)
http://fudemaka57.exblog.jp/22804978/


船遊 補遺

いまは舟流してかへる舟遊 山口青邨
お台場に大きな波や舟遊び 高野素十
めばる舟遊覧船をみな後目 百合山羽公 樂土
ビーフステーキ匂はせ最上川遊船 佐藤鬼房
三味線と淦汲と置く遊船 山口青邨
上瀞は波の尖りて船遊び 鷹羽狩行
今生がねむくなる湖舟遊び 百合山羽公 寒雁
仕立てばや松前御座船遊船に 山口青邨
僧形も見え遊船のただよへる 大野林火 月魄集 昭和五十六年
億劫なこととはなりぬ船遊び 燕雀 星野麥丘人
初夏の風遊船岩をはなれじと 前田普羅 能登蒼し
北は淋しよ遊船の日の丸も 岡本眸
墓のある小さき礁舟遊び 上野泰
夜に入りて有珠の御神火遊船 山口青邨
大富士に舳つつこみ舟遊び 上野泰 春潮
大歩危に来て遊船の折返す 右城暮石 散歩圏
嬌声のたびに奇岩や船遊び 鷹羽狩行
完全に接岸遊船より上る 山口誓子
屋根と屋根摺れて奇遇や船遊び 阿波野青畝
山上潮掌にて平して船遊び 山口誓子
岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行
岬への遊船を待つ鼻づまり 佐藤鬼房
急湍の湍といふ字と舟遊 後藤比奈夫
投げ接吻を投げて届かず舟遊び 鷹羽狩行
旅になほ先はあれども船遊び(支笏湖) 鷹羽狩行
旗かざし玉藻の浦の遊び舟 富安風生
春日遅々出船入船遊船も 山口青邨
朝焼けのなおも濃くなる 舟遊歌 伊丹三樹彦
松島の松のみどりに船遊 高浜年尾
枕行灯消せば遊船帰り来る 山口青邨
水の上を景色流るる舟遊び 桂信子 草影
沖にて交はす大切の語や舟遊び 津田清子 礼拝
河童どもあまた遊船の尻につき 山口青邨
流れ行く遊船漕いで流れ行く 山口誓子
清親がゑがきしお寺舟遊 山口青邨
瀬につかへ遊船ゆるく横を向く 篠原梵 年々去来の花 雨
灯せる遊船遠く現はれし 杉田久女
燗番の姐被り見え舟遊び 阿波野青畝
琴の音を流す遊船竹生島 右城暮石 句集外 昭和四十七年
目ざはりな束子が一つ船遊び 波多野爽波
目の前に舳先あらはれ舟遊び 桂信子 初夏
立ちよろめき女等興ず遊び舟 富安風生
篝り去る遊船の舳に夜の秋 飯田蛇笏 山響集
絵はがきの島が現はれ船遊び 上野泰
網ノ舟料理ノ舟ヤ舟遊ビ 正岡子規 舟遊び
腹具合怪しけれども舟遊び 波多野爽波
舟遊の一日も去る夢の如 百合山羽公 寒雁
舟遊の下りつくせし早瀬かな 前田普羅 普羅句集
舟遊びともなく矢切渡りきる 上田五千石『琥珀』補遺
舟遊び屏風の如く島ひらき 上野泰 春潮
舟遊ぶ飛騨古川や夕蜻蛉 河東碧梧桐
舟遊ビ愛宕ノ塔ヲ右ニ見テ 正岡子規 舟遊び
舟遊仁王門より眺められ 山口青邨
船長は若く金モールの服遊船 山口青邨
船頭が替り舟ゆれ舟遊 山口青邨
荷物番して遊船の椅子に坐す 右城暮石 句集外 昭和六十二年
藤蔓をもて遊船を繋ぎたる 清崎敏郎
行き合ひて遊船に大小のあり 稲畑汀子
行くべかりし舟遊思ふ秋の晴 河東碧梧桐
転舵せしところ窪めり船遊び 鷹羽狩行
遊び舟しばし真葛に維ぎけり 前田普羅 能登蒼し
遊船にまだまだ人の乗るらしき 波多野爽波 鋪道の花
遊船にわかれて乗るはつまらなく 後藤比奈夫
遊船に一里来し海顧る 山口誓子
遊船に坐せる丸膝また崩る 右城暮石 虻峠
遊船に漁船近づき遠ざかる 右城暮石 虻峠
遊船に葛西の橋の点りそめ 藤田湘子 神楽
遊船に遅れし芸者川原ゆく 山口青邨
遊船に陽は青々と灼けにけり 飯田蛇笏 霊芝
遊船のさんざめきつゝすれ違ひ 杉田久女
遊船のたるむ日覆に日がみなり 百合山羽公 寒雁
遊船のなかの足音雪催ひ 飯田龍太
遊船のひまな船頭と話しけり 山口青邨
遊船のふなばたにある閾かな 後藤夜半 翠黛
遊船のみよしの月に出でたちし 杉田久女
遊船のガイド岩の名ばかり言ふ 後藤比奈夫
遊船の人に手を振り答へ見る 星野立子
遊船の低き日覆に窮屈に 高浜年尾
遊船の傾く茣蓙の上に坐す 右城暮石 虻峠
遊船の傾く限度ぎりぎりに 右城暮石 虻峠
遊船の出でゆく福浦島がまづ 山口青邨
遊船の岸離るれば鵜川迅し 山口誓子
遊船の幕吹き細り吹き細り 阿波野青畝
遊船の手花火水に散華せり 山口誓子
遊船の提灯の絵の秋の草 清崎敏郎
遊船の提灯赤く揺れあへる 杉田久女
遊船の日覆を打ちて巖すぎぬ 水原秋櫻子 岩礁
遊船の水尾ひかへめに天の池 鷹羽狩行
遊船の水尾島かげに曲りゆく 高浜年尾
遊船の流燈めける波のいろ 岡本眸
遊船の灯に萍のゆるゝなり 清崎敏郎
遊船の甲板椅子を持ち歩く 右城暮石 句集外 昭和五十二年
遊船の真中の人を誰も加らず 藤田湘子 神楽
遊船の着きて別れの曲流す 右城暮石 句集外 昭和四十九年
遊船の笹の如くに遠くあり 上野泰 佐介
遊船の箱弁当の玉子焼 亭午 星野麥丘人
遊船の纜海をあがり来る 前田普羅 能登蒼し
遊船の脇櫓を漕ぎて老いゆくも 後藤比奈夫
遊船の舳に艫に芒花火かな 河東碧梧桐
遊船の舷の薄きに身を托す 山口誓子
遊船の艫の薄苔ごしごしと 波多野爽波
遊船の見せ場エンジン停止して 右城暮石 句集外 昭和四十九年
遊船の遠くの水棹あきらかに 波多野爽波 鋪道の花
遊船の飛沫恵庭岳濡らす 山口青邨
遊船まはして軸のあるごとし 古舘曹人 樹下石上
遊船や倒れかかるか崖屏風 能村登四郎
遊船や棹のまに~蝉の声 石橋秀野
遊船をとどめかなしき琵琶鳴らす 山口青邨
遊船を木端あつかひ玄海灘 鷹羽狩行
遊船を洗ひ序でに犬洗ふ 後藤比奈夫
鉄橋も今は古風や舟遊 山口青邨
除幕式林間にあり舟遊 山口青邨
雨粒の湖くぼませて遊船航く 右城暮石 上下
鯛の上平目の上や舟遊び 上野泰 春潮

以上
by 575fudemakase | 2016-08-16 08:28 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26111950
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
more...

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

検索

タグ

最新の記事

稲稔る の俳句
at 2017-09-10 10:53
秋気 の俳句
at 2017-09-08 13:14
紅葉づ の俳句
at 2017-09-06 08:03
紋白蝶 の俳句
at 2017-09-06 07:54
初風(秋の) の俳句
at 2017-09-04 13:25

外部リンク

記事ランキング