帰省 の俳句

帰省 の俳句

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帰省 補遺

あらくさの茂れるなかへ帰省かな 日野草城
いとし子や帰省の肩に絵具函 杉田久女
こんにやくの花にあめふる帰省かな 百合山羽公 春園
なつかしや帰省の馬車に山の蝶 水原秋櫻子 葛飾
はらからの女ばかりに帰省かな 後藤比奈夫
みちのくは山国水兵帰省して 山口青邨
やうやくに倦みし帰省や青葡萄 水原秋櫻子 葛飾
万歳の三河の国へ帰省かな 富安風生
仏壇の前の昼寝や帰省のごと 大野林火 飛花集 昭和四十五年
凍光や帰省す尿を大胆に 飯田龍太
反抗の山河うつくし帰省子に 山口青邨
四十路の帰省疣太りしと言はれしよ 香西照雄 対話
土間に脱ぐ帰省の靴の砂埃 伊丹三樹彦
夏帽子人帰省すべきでたち哉 しき夏帽子 正岡子規
夕顔に怒濤とどろく帰省かな 鈴木真砂女 夕螢
寮の娘や帰省近づくペン便り 杉田久女
山は裂け海は褪せゐる帰省かな 後藤比奈夫
島の淡路へ帰省するチェロの筥 山口誓子
帰省していとよいとよと呼びにけり 岡井省二 五劫集
帰省してねんごろに菜を間引きゐる 飯田龍太
帰省して一人の街となりゐたる 加藤秋邨
帰省して母の白髪を抜きにけり 日野草城
帰省して葬ひに三度来し清水 中川一碧樓
帰省すや母栽培の茄子の味 日野草城
帰省するごとだんご屋の土間に入る 上田五千石『琥珀』補遺
帰省するふるさとみちの夜市かな 飯田蛇笏 山廬集
帰省の卓目のある魚のさまざまに 中村草田男
帰省の子みな立ち去りし七草や 相馬遷子 雪嶺
帰省の青年消えた山峡 蚕棚灯り 伊丹三樹彦
帰省子と書物往来ありにけり 下村槐太 光背
帰省子と歩むも久し夜の町 杉田久女
帰省子にその夜の故園花幽き 飯田蛇笏 霊芝
帰省子にまみゆ片鋏なる家蟹は 岸田稚魚 負け犬
帰省子にみちのくぶりの掛衾 山口青邨
帰省子にシャコタン岬あをあをと 高野素十
帰省子に凛々たるは茄子胡瓜 山口青邨
帰省子に北窓よりの風青し 相馬遷子 雪嶺
帰省子に啄木の山賢治の川 山口青邨
帰省子に夏掻巻といふ絹の 山口青邨
帰省子に夜々の月あり川堤 水原秋櫻子 葛飾
帰省子に教師の母の日焼かな 上野泰
帰省子に月夜の富嶽雲おびず 西島麦南 人音
帰省子に朝一臼の蓬餅 松村蒼石 雁
帰省子に猫手招きし鈴鳴らし 山口青邨
帰省子に筧はつよく流れけり 波多野爽波
帰省子に糸瓜大きく垂れにけり 杉田久女
帰省子に自動改札となりし駅 能村登四郎
帰省子のせて午前十時の馬戻る 中村草田男
帰省子の夢見話の面白き 波多野爽波
帰省子の擁すギターに宿雪盡く 飯田蛇笏 山響集
帰省子の気がやさしくて野菜とる 飯田蛇笏 白嶽
帰省子の琴のしらべをきく夜かな 杉田久女
帰省子の目鼻なく寝て戻りけり 石塚友二 磊[カイ]集
帰省子の遅き朝餉に誰もゐず 上田五千石『琥珀』補遺
帰省子やねびまさりたる話振 日野草城
帰省子やばつたり出逢ふ稲かつぎ 飯田蛇笏 山廬集
帰省子やわがぬぎ衣たゝみ居る 杉田久女
帰省子をヤス研ぐ弟待ちゐたり 大野林火 月魄集 昭和五十六年
帰省子を語りあひゐる市の母 大野林火 月魄集 昭和五十五年
帰省子を迎へて母や落着かぬ 日野草城
帰省子病んでいよ~やさし父と母 日野草城
干網の青い紗 くぐり 織子帰省 伊丹三樹彦
拓きたる山路をのぼる帰省の子  飯田龍太
日焼けや 雪焼や 帰省空港の暖房 強 伊丹三樹彦
月見草萎れし門に帰省せり 前田普羅 普羅句集
果樹の幹苔厚かりし帰省かな 中村草田男
桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな 水原秋櫻子 葛飾
檻熊の立つがよろこび盆帰省 平畑静塔
水打つて暮れゐる街に帰省かな 高野素十
海の子でありしは昔帰省はや 後藤比奈夫
淋しさも不時の帰省や蕎麦の花 河東碧梧桐
畔火進む帰省の電車遅ければ 香西照雄 対話
盆帰省写真の母の宥め顔 平畑静塔
目高群胸張りすすむ帰省子に 山口青邨
祭幟帰省の頬打ちかつ撫でて 香西照雄 対話
立葵いつもの如く帰省子に 山口青邨
老猫の声なく啼きぬ帰省子に 山口青邨
船上より鯱の芸見て帰省せり 岡井省二 大日
花つけて畦みな眠き帰省かな 飯田龍太
茄子畑に夕風渡る帰省かな 鈴木真砂女 夕螢
茗荷掘るゆふべの母に帰省しぬ 西島麦南 人音
落ちてゐるのは帰省子の財布なり 波多野爽波
蓑虫の 緑衣一点帰省の駅 伊丹三樹彦
表戸を引きけり帰省さながらに 平畑静塔
踏みならす帰省の靴はハイヒール 杉田久女
釣橋やこたび帰省の子に躍る 阿波野青畝
門川の簗に目をとめ帰省かな 百合山羽公 春園
隣家に大声あれは帰省の子 林翔
雁来紅 帰省の娘を「おお」と迎え 伊丹三樹彦
顔そむけ知る娘麦踏む帰省かな 富安風生
首なげて帰省子弱はる日中かな 飯田蛇笏 霊芝
首なげて帰省子弱る日中かな 飯田蛇笏 山廬集
馬鈴薯の花もうれしき帰省かな 日野草城
黍を吹く風に帰省の夜々の夢 水原秋櫻子 葛飾

以上
by 575fudemakase | 2016-08-16 09:01 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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