虫干 の俳句

虫干 の俳句

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虫干 補遺

かた~とかた~と風お虫干 高野素十
ゴホ・ルオー・歌麿・写楽曝書され 阿波野青畝
古書持たずされど曝書や子の日記 及川貞 榧の實
古風なる虫干羅紗の帽子まで 平畑静塔
吾と妻とのもの虫干の綱たるみ 山口誓子
図書館の曝書といふは見たきもの 後藤比奈夫
宰どる曝書といへどわが孤り 山口誓子
曝書して心の飢ゑてきたりけり 秋元不死男
曝書して祖父なつかしく父こはし 後藤比奈夫
曝書して重たき父の学風ぞ 山田みづえ 木語
曝書たのし日清戦争の絵草紙も 山口青邨
曝書なほおのれに今日の忙事あり 飯田蛇笏 山廬集
曝書にほふ性に眼覚めし頃のにほひ 山口誓子
曝書の日庵主妻女を伴ひ来 村山故郷
曝書の日腓返りを致しけり 波多野爽波
曝書変*と魚乱帙の嶮に拠る 日野草城
曝涼にけふは昇殿地を見下す 山口誓子
曝涼に縷といふ紐の縷々として 山口誓子
曝涼の*やきごめの一本を執る 高野素十
曝涼のカルラは蛇を食らひしと 阿波野青畝
曝涼の大名の笛二管づつ 高野素十
曝涼の時終れりと拍子木打つ 山口誓子
曝涼や兄秋邨の詩書詩稿 山口青邨
書を干すや昔なつかしの不審紙 正岡子規 曝書
書を干すや昔わが張りし不審紙 正岡子規 曝書
松風に虫干といふ二三枚 飴山實 次の花
涅槃像又虫干に出たりけり 正岡子規 土用干
湖にひゞきし鐘やお虫干 高野素十
真如堂よりの消息虫払 後藤比奈夫
薄表紙膝にたたいて虫払 阿波野青畝
虫干に蕪村の偽筆掛りけり 正岡子規 土用干
虫干に通ふ白浪絶えもせぬ 山口誓子
虫干のあつめし紐や一とたばね 飯田蛇笏 山廬集
虫干のごとくに吊られ蘆花の夜着 鷹羽狩行
虫干のついでに見する本尊哉 正岡子規 土用干
虫干のとぼしき吊つて寡婦なりし 中村苑子
虫干のぼろぼろこぼし飯食ふも 波多野爽波
虫干の一日に尽きて何もなし 正岡子規 土用干
虫干の仏の顔ぞ見忘れし 正岡子規 土用干
虫干の吉野龍田を蒔絵哉 正岡子規 土用干
虫干の塵や百年二百年 正岡子規 土用干
虫干の寺に掃苔の供養かな 河東碧梧桐
虫干の小袖に蝶のとまりけり 正岡子規 土用干
虫干の指図してをる神父かな 清崎敏郎
虫干の数に入りけり土器石器 正岡子規 土用干
虫干の本見てくらす一日哉 正岡子規 土用干
虫干の殘りを吹くや秋の風 正岡子規 秋風
虫干の母の日記や袋綴ぢ 阿波野青畝
虫干の為め暗きかなけふの静臥 山口誓子
虫干の用意の綱の投げ出され 波多野爽波
虫干の紅き絹布よ浜田邸 山口誓子
虫干の終りに近く入日さす 山口誓子
虫干の起居にふくらはぎ太し 波多野爽波
虫干の青き袖口たゝまれし 高野素十
虫干の風に昔のひほひ哉 正岡子規 土用干
虫干の魂入れる鎧かな 正岡子規 土用干
虫干は風吹き通す座敷かな 河東碧梧桐
虫干やきのふにかはる今日は武具 正岡子規 土用干
虫干やけふは俳書の家集の部 正岡子規 土用干
虫干やつなぎ合はせし紐の数 杉田久女
虫干や傾城の文親の文 正岡子規 土用干
虫干や再び出たる涅槃像 正岡子規 土用干
虫干や医院の暗さ今もなほ 鷹羽狩行
虫干や幻住庵の蓑と笠 正岡子規 土用干
虫干や恩賜の袈裟は真新らし 高野素十
虫干や患家のごとき家の暗さ 鷹羽狩行
虫干や日よりも古き池の亀 岡井省二 鹿野
虫干や明王足をはねたまふ 阿波野青畝
虫干や東寺の鐘に遠き縁 飯田蛇笏 山廬集
虫干や母の字は金釘でなく 平畑静塔
虫干や洋書の間の枯桜 正岡子規 土用干
虫干や父系母系も教師たり 阿波野青畝
虫干や牛を飼ふたる先祖あり 正岡子規 土用干
虫干や縞ばかりなる祖母のもの 草間時彦 櫻山
虫干や花見月見の衣の数 正岡子規 土用干
虫干や虫を追ひ出す古葛籠 正岡子規 土用干
虫干や返す人亡き書一函 河東碧梧桐
虫干や釈迦と遊女のとなりあひ 正岡子規 土用干
虫干や青空かけて梅小紋 平畑静塔
虫干をせねばせねばと日雀かな 石川桂郎 四温
虫干を片よせて客と話しけり 正岡子規 土用干
虫払鼠の糞の大いなる 飯田蛇笏 山廬集
蜑が戸の虫干見ゆる澳辺かな 山口誓子
蜥蜴出て走りぬ曝書たけなはに 山口誓子
行水や虫干の書のしまひさし 正岡子規 行水
足利学校秋の曝書の始まれり 飯島晴子
金粉を指に曝書を宰どる 山口誓子
風入や五位の司の奈良下り 正岡子規 曝書

以上
by 575fudemakase | 2016-08-16 15:42 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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