宵闇 の俳句

宵闇 の俳句

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宵闇 補遺

この山の宵闇つづき鞍馬あり 大野林火 雪華 昭和三十八年
すたすたと宵闇かへる家路かな 飯田蛇笏 山廬集
よひやみや門に稚き踊声 炭太祇
宵闇ぞ最中也けるむぎの秋 加藤曉台
宵闇と聞く淋しさの今宵より 後藤夜半 底紅
宵闇に うごめく 人肥漂わせ 伊丹三樹彦
宵闇にこゑを薫じてひと辞せる 上田五千石『琥珀』補遺
宵闇に坐して内外のわかちなし 石田勝彦 百千
宵闇に漁火鶴翼の陣を張り 松本たかし
宵闇に火袋深き木の間かな 鬼貫
宵闇に牛の匂ひや茨の花 正岡子規 茨の花
宵闇に肌のちらつくすゞみかな 日野草城
宵闇に臥て金星に見まもらる 日野草城
宵闇に見れば瓢の花白し 朱拙
宵闇に赤児香らせ人夫行く 野澤節子 未明音
宵闇のあんばいもよし子規 牧童
宵闇のいかなる吾か歩き出す 佐藤鬼房
宵闇の三井寺下の灯は宿屋 阿波野青畝
宵闇の右手明かるい岬道 佐藤鬼房
宵闇の名もある里かうめの花 松岡青蘿
宵闇の嫌はれのわがどぶねずみ 佐藤鬼房
宵闇の手にさはるもの柘榴哉 紫道
宵闇の断崖に今到達し 松本たかし
宵闇の暑さ雀も枝移る 伊丹三樹彦
宵闇の暗愁の顔歪みたる 佐藤鬼房
宵闇の杉にさゝやく時雨哉 猿雖
宵闇の松を離るる風の音 岸田稚魚 雁渡し
宵闇の水うごきたる落葉かな 渡邊水巴 白日
宵闇の燈をつながずよ漁師町 上田五千石『風景』補遺
宵闇の真つ向にして雁の声 中村汀女
宵闇の稲妻消すや月の顔 長虹
宵闇の義父の広掌へ子を托す 中村草田男
宵闇の聲なき鹿のぬた場なり 岡井省二 鯛の鯛
宵闇の萩白かりし一事かな 後藤夜半 底紅
宵闇の虫ひたすらに鳴きにけり 清崎敏郎
宵闇の錆田よ母の歳月と 佐藤鬼房
宵闇の闇の筆蝕なりしかな 岡井省二 鯛の鯛
宵闇の雨ふりこぼす沼なぎさ 佐藤鬼房
宵闇もおぼろに出たか出て見よ 惟然
宵闇や思はぬ雨の降り出でし 星野立子
宵闇や月を吐き出す蟇の口 正岡子規 蟇
宵闇や朴の若木に雨過ぎて 星野麥丘人
宵闇や植田をこゆる水光り 野明
宵闇や灯二つ見ゆる三河島 正岡子規 立待月
宵闇や稻妻走る西の窓 正岡子規 稲妻
宵闇や竃火に遠き蔵びさし 飯田蛇笏 山廬集
宵闇や竈火に遠き蔵びさし 飯田蛇笏
宵闇や笠のうらかく花薄 正岡子規 薄
宵闇や芒のほかは石ひとつ 水原秋櫻子 殉教
宵闇や薄に月のいづる音 正岡子規 薄
宵闇や蛙とびつく牛の足 正岡子規 蛙
宵闇や裾より竹のふかめつつ 石川桂郎 四温
宵闇や通ひなれたる芋畑 水原秋櫻子 葛飾
宵闇や野風吹くる草の音 正岡子規 立待月
宵闇や霧のけしきに鳴海潟 其角
宵闇や露に引きずる狐の尾 正岡子規 露
宵闇や鹿に行きあふ奈良の町 内藤鳴雪
宵闇をはためき出づる女夫の蛾 前田普羅 春寒浅間山
宵闇をみても泣らむ月の友 井上士朗
宵闇を花におしきる筏哉 正岡子規 花
無性に石投げ宵闇の中水の音 中村草田男
結飯喰う宵闇 沙羅の落花音 伊丹三樹彦
耳たぶ揉んで宵闇の女ひとり言 中村草田男
菩提寺にして宵闇の鷺絵あり 岡井省二 有時
萩寺の門宵闇となりにけり 水原秋櫻子 葛飾
蕨手の心とおもひ宵闇よ 岡井省二 有時
見かへれば樅宵闇の渚辺に 佐藤鬼房
雨気こめて宵闇の蒸すほたる川 飯田蛇笏 春蘭
青墨を置き宵闇の闇にほふ 鷹羽狩行
黒ペンキ塗り了へ宵闇栄もなく 香西照雄 素心

以上
by 575fudemakase | 2016-09-29 18:37 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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