鳴子 の俳句

鳴子 の俳句

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鳴子 補遺

あれよあれよ鳴子に鳥のとぶことよ 正岡子規 鳴子
こちで引けばあちでも引くや鳴子繩 正岡子規 鳴子
こゝろみに毛見の衆も曳く鳴子かな 内藤鳴雪
さなぶりの鳴子御殿湯ざんざ降り 佐藤鬼房
さびしさを鳴子にひくや秋のくれ 正岡子規 秋の暮
どこで引くとしらで廣がる鳴子哉 正岡子規 鳴子
ひとの田の鳴子引きゆく山女釣 飴山實 花浴び
ひとりゆれひとり驚く鳴子かな 正岡子規 鳴子
やまびこの消えてさびしき鳴子かな 阿波野青畝
わびて誰鳴子に鈴の音すなり 正岡子規 鳴子
一日は鳴子も引かず村まつり 正岡子規 鳴子
五六間に鳴子盡きたる山田哉 正岡子規 鳴子
何げなく引けと鳴子のすさましき 正岡子規 鳴子
僧の老の鳴子引く罪後世近し 正岡子規 鳴子
夕鳴子束ねし稲の日向くさく 清崎敏郎
夜に入りて音の遠のく鳴子哉 正岡子規 鳴子
学僧の往来の道の鳴子かな 河東碧梧桐
小山田に秋をひろげる鳴子哉 正岡子規 鳴子
山里にひとりゆれたる鳴子哉 正岡子規 鳴子
弔問の月あきらかに遠鳴子 西島麦南 人音
引けば引くものよ一日鳴子引 正岡子規 鳴子
引てから耳たてゝ聞く鳴子哉 正岡子規 鳴子
引張て耳たてゝゐる鳴子哉 正岡子規 鳴子
引板繩にふしを動かす夜明哉 正岡子規 鳴子
思ひ出し思ひ出しひく鳴子哉 正岡子規 鳴子
我戀は鳴子の繩のきれてけり 正岡子規 鳴子
手こたへは繩のきれたる鳴子哉 正岡子規 鳴子
持ちかへて長き滅びの縄鳴子 秋元不死男
文珠会の僧月にひく鳴子かな 飯田蛇笏 山廬集
旅人をさびしからする鳴子哉 正岡子規 鳴子
旅人を追かけてひく鳴子哉 正岡子規 鳴子
旅駕の眠り驚く鳴子かな 内藤鳴雪
日当りて向ふへ長し鳴子縄 高野素十
明け方の空の固さよ板鳴子 鷹羽狩行
朝陽に大たるみせる鳴子縄 松村蒼石 寒鶯抄
案山子老て秋は鳴子に暮にけり 正岡子規 暮の秋
樽さげて聟が行きやるを鳴る鳴子 河東碧梧桐
沢の上繩引きたるゝ鳴子かな 河東碧梧桐
淋しさにうつむいて引く鳴子哉 正岡子規 鳴子
生き死にのほかなる鳴子一二声 飯田蛇笏 山廬集
田は刈りぬ鳴子の縄のすぢかひに 正岡子規 鳴子
畦豆を引きて鳴子もしまひけり 細見綾子

病閑に侍するにたへず鳴子ひく 飯田蛇笏 山廬集
痩畑に鳴子引くこともなかりけり 正岡子規 鳴子
痩畑の鳴子引くこともなかりけり 正岡子規 鳴子
白日の酒座しめやかに遠鳴子 西島麦南 人音
砧よりふしむつかしき鳴子哉 正岡子規 鳴子
秋のくれかゞしにかゝる鳴子繩 正岡子規 秋の暮
稻妻にひとゆりゆれる鳴子かな 正岡子規 鳴子
稻妻をふるひおとすや鳴子引 正岡子規 稲妻
粟の穂にもたれかゝりし鳴子哉 正岡子規 鳴子
粟の穂に倒れかゝりし鳴子哉 正岡子規 鳴子
結び目も威しのうちの縄鳴子 鷹羽狩行
縄尻を控へて縫へり鳴子引 日野草城
能舞台山田見ゆ鳴子縄も見ゆ 山口誓子
芋煮えて天地静に鳴子かな 河東碧梧桐
若君に引かせ参らす鳴子かな 内藤鳴雪
行秋や案山子にかゝる鳴子繩 正岡子規 鳴子
西行の子とは思へず鳥おどし 正岡子規 鳴子
親が子が妻が代りて鳴子哉 正岡子規 鳴子
里犬を追出してゐる鳴子かな 村上鬼城
長き縄引きたるあとに鳴子鳴る 鷹羽狩行
雀翔ち鳴子すぐには鳴りやまず 津田清子 礼拝
風吹て山本遠き鳴子哉 正岡子規 鳴子
餘り淋し鳥なと飛ばせ鳴子引 正岡子規 鳴子
馬遠く鳥高き野の鳴子かな 河東碧梧桐
鳴ることは風にまかする鳴子哉 正岡子規 鳴子
鳴子きれて粟の穗垂るゝみのり哉 正岡子規 粟
鳴子さげて鷄さげて惡和尚行く 正岡子規 鳴子
鳴子なくて鳥飛びぬ敵隱れたり 正岡子規 鳴子
鳴子の湯はなはだ匈ふしぐれかな 阿波野青畝
鳴子小屋傾きて人をりにけり 山口青邨
鳴子引いて旅人おどす思ひあり 正岡子規 鳴子
鳴子引き夜は一枚の日本海 鷹羽狩行
鳴子引き斑鳩に人今も住む 有馬朗人 母国拾遺
鳴子引く僧の後生や臼の餓鬼 正岡子規 鳴子
鳴子引く家陰の粟や三坪程 正岡子規 鳴子
鳴子引く翁芭蕉翁に似て 山口青邨
鳴子引く蒼穹を引き緊めむため 山田みづえ 手甲
鳴子引晝から秋をなぶりけり 正岡子規 鳴子
鳴子引晝飯くふて休みけり 正岡子規 鳴子
鳴子画いて圍ひの外に鳥一羽 正岡子規 鳴子
鳴子縄はただ薄闇に風雨かな 飯田蛇笏 山廬集
鳴子鳴り堂にあまれる大耳佛 水原秋櫻子 蓬壺

鳴子 続補遺

*あしなえを人のなさけや鳴子引 馬場存義
あし早き雲の蹴て行く鳴子かな 高井几董
あはれさや鹿のあなづる引板の音 土芳
あれきけと鳴子ならして子守哉 諷竹
かきつばた深く住戸に鳴子哉 黒柳召波
きら~と音に日のさす鳴子哉 鳳朗
くずの葉も吹や鳴子のうら表 黒柳召波
しのぶ恋ありていくかも鳴子縄 完来
つゞれさす片手に窓の鳴子哉 素行
ひと夜さは鳴子はづさん星祭り 卓池
よい程におどしていなす鳴子哉 三宅嘯山
一曳になるや鳴子の十ばかり 卓池
七十の腰も反する鳴子かな 其角
丈山の庵はいづこ引板の音 史邦
三輪山のふる事かたれ鳴子引 鈴木道彦
両の手に美濃と近江や鳴子引 凉菟
人のなす業なりながら山の引板 鈴木道彦
入月に引板ひく寝覚男哉 乙訓
十六夜の明て聞ゆる鳴子かな 松窓乙二
口喰ふて二十が賃や鳴子引 三宅嘯山
吹風も松強うなりて引板の声 此筋
声たてゝ引や西日の鳴子守 成田蒼虬
家ひとつ見えぬ曠野や竿鳴子 寥松
山かぜやどこの鳴子のむら雀 鈴木道彦
山風や何処の鳴子を迯し鳥 鈴木道彦
座敷より滋賀の背戸田や鳴子ひき 正秀
引かひもなきや鳴子のばらゝ黍 松岡青蘿
引板家にも来ねばすまぬか鷦鷯 鈴木道彦
引板鳴子枕に枯るゝ月見哉 孤屋
早乙女も引板曳秋と成にけり 高井几董
昼酒の皃や門田の鳴子引 野坡
更る秋にちゞみかけたる鳴子哉 三宅嘯山
月に白き頭さし出す引板家哉 寥松
朝戸出に露引おとす鳴子哉 露印
栩搗か引板の名残か村しぐれ 千那
水尽て引とる息や引板の音 黒柳召波
江戸に添ふむらは酒よし鳴子鳥 長翠
深草や鳴子も付ぬ人ごゝろ 望月宋屋
物ふりぬ梅の鳴子の鳴るあたり 松窓乙二
琵琶もたぬ雨のそなへよこの鳴子 鈴木道彦
畑有れば鳴子もありて浮世哉 三宅嘯山
秋立や鳴子付ゆく担桶の棒 露川
稲づまの拍子にかゝる鳴子かな 玄梅
粟少しこれや鳴子の吹あらし 建部巣兆
結び目もしげき世としれ鳴子綱 長翠
苗代に鳴子付たるやなぎかな 一笑(津島)
茶の花や鳴子のこりて兼平寺 游刀
虫送る夜や先にたつ鳴子引 加舎白雄
谷ごしに鳴子の綱や窓の中 丈草
谷越に鳴子の縄や窓のうち 丈草
遠近や藪の鳴子のなれば鳴る 長翠
里~の昼寝さめた歟鳴子引ク 桜井梅室
野ねずみの迯るも見ゆる鳴子哉 黒柳召波
雨の草瓜の鳴子もそれながら 松窓乙二
雨強く引板に力を尽しけり 三宅嘯山
露ぬれて鳴子の縄や一たぐり 陽和
音たへてまた鳥のよる鳴子かな 東皐
風の日は余所の仕事を鳴子哉 千代尼
風吹けば夜とも分かで鳴子かな 三宅嘯山
鳴子ひき己が昼寝に驚きぬ 中川乙由
鳴子守夜はちゝはゝも有ぬべし 成田蒼虬
鳴子引いづくも見えぬ藪の中 桜井梅室
鳴子曳里に成けり芦に風 鈴木道彦
鳴竿やひけば風月のすがたある 長翠

以上
by 575fudemakase | 2016-10-22 18:50 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

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春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

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