朝寒 の俳句

朝寒 の俳句

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朝寒 補遺

おのれしたしき朝寒も夜寒さも 森澄雄
かぶさつてくる朝寒のプラタナス 廣瀬直人
くちびるを出て朝寒のこゑとなる 能村登四郎
さしわたる朝寒の陽のにごりなし 日野草城
われら朝寒〃ガラスのうさぎ像〃眼伏せ 古沢太穂 捲かるる鴎以後
ブラジルの朝寒夜寒四日たち 星野立子
一島の松に旭たたへ朝寒し 山口青邨
人呼ぶとなき朝寒の犬の声 鷹羽狩行
伶人も朝寒の洟かめりけり 阿波野青畝
刀師の刃ためすや朝寒み 尾崎放哉 中学時代
夜寒朝寒上海の街眠りをり 山田みづえ 草譜
夜寒朝寒裲襠の子が目を去らず 相馬遷子 雪嶺
山の日の霧に捲かるる朝寒き 臼田亜浪 旅人 抄
干瓢ノ肌ヘウツクシ朝寒ミ 正岡子規 朝寒
昇る日や朝寒の松に雀鳴く 正岡子規 朝寒
朝寒き背中吹かるゝ野風哉 正岡子規 朝寒
朝寒くなりしよ粟を刈りに行く 細見綾子 桃は八重
朝寒くなりぬ箸とる汁の澄み 臼田亜郎 定本亜浪句集
朝寒く夜寒く人に温泉(いでゆ)あり 松本たかし
朝寒し汁粉くふべき人の顏 正岡子規 朝寒
朝寒に凛たる初心勤めにも 香西照雄 素心
朝寒に夜寒に酒は量なし 内藤鳴雪
朝寒に起きねばならぬ力あり 稲畑汀子
朝寒に起き来て厨にちゞめる子 杉田久女
朝寒のうなずきあいて淋しけれ 古沢太穂 古沢太穂句集
朝寒のおろおろと居る 喪の門口 伊丹三樹彦
朝寒のはらりはらりと根笹かな 正岡子規 朝寒
朝寒のひとり覚めをる富士とわが 富安風生
朝寒のびんづる撫でて妻足れり 星野麥丘人
朝寒のぽちやりと浸り坊つちやん湯 鷹羽狩行
朝寒のわれさきがけしあら湯哉 正岡子規 朝寒
朝寒のわれ嗅ぎし猫離れけり 伊丹三樹彦
朝寒のココアの湯気に触れにけり 日野草城
朝寒のベーコン炒めゐたりけり 草間時彦 櫻山
朝寒の仏頂面を洗ひをり 村山故郷
朝寒の六腑健気にいのち守り 飯田龍太
朝寒の化学工場泡流す 右城暮石 句集外 昭和二十九年
朝寒の喉ほそぼそと巻く湿布 古沢太穂 古沢太穂句集
朝寒の嘆言を机拭きにけり 石田波郷
朝寒の噴井が眼鏡くもらしぬ 臼田亜郎 定本亜浪句集
朝寒の土竜捕器に穴ふたつ 右城暮石 散歩圏 補遺 頑張れよ
朝寒の小見出し詩人百田の死 伊丹三樹彦
朝寒の少し口開け帆立貝 鈴木真砂女 居待月
朝寒の峯旭あたり来し障子かな 杉田久女
朝寒の市電兵馬と別れたり 石田波郷
朝寒の手に懐になにもなし 右城暮石 句集外 昭和三十四年
朝寒の指もて落す糶鮪 鈴木真砂女 居待月
朝寒の撃劍はやる城下哉 正岡子規 朝寒
朝寒の撫づれば犬の咽喉ぼとけ 中村草田男
朝寒の日あたる閨を愧ぢにけり 西島麦南 人音
朝寒の日に光りたる小松哉 正岡子規 朝寒
朝寒の旭を待つ人や舟のへり 正岡子規 朝寒
朝寒の木に石にみな眼あり 飯田龍太
朝寒の杉間流るゝ日すじかな 杉田久女
朝寒の水の音聴く寝覚かな 日野草城
朝寒の流るるとなく川曲る 廣瀬直人
朝寒の海の日に向き犬吠ゆる 福田蓼汀 山火
朝寒の消ゆる早さに山日和 稲畑汀子
朝寒の淵に下り来し日ざしかな 松本たかし
朝寒の湾に湯を吐き碇泊す 加藤秋邨
朝寒の潮来夜寒の鹿島かな 高野素十
朝寒の物置き替へて何を待つ 加藤秋邨
朝寒の白痴の歩みの帯解くる 中村草田男
朝寒の目覚の畳なつかしき 加藤秋邨
朝寒の硯たひらに乾きけり 石橋秀野
朝寒の空青々とうつりけり 正岡子規 朝寒
朝寒の窯焚く我に起き来る子 杉田久女
朝寒の竹と芭蕉と蘇鐡哉 正岡子規 朝寒
朝寒の笛がうながす里神楽 廣瀬直人
朝寒の笹原走る兎かな 正岡子規 朝寒
朝寒の翡翠覗く池の面 石塚友二 光塵
朝寒の背中吹かるゝ野風哉 正岡子規 朝寒
朝寒の草しみじみと見て立木 鷹羽狩行
朝寒の葛根湯を服すなり 山田みづえ 手甲
朝寒の誰がスリッパの音と聞き分く 篠原梵 年々去来の花 皿
朝寒の起きねばならぬ時計鳴る 星野立子
朝寒の雀啼くなり忍竹 正岡子規 朝寒
朝寒の露次出づ犬の嗅ぎ跟き来 石塚友二 方寸虚実
朝寒の青草にする尿かな 日野草城
朝寒の風が吹くなり雪の不二 正岡子規 朝寒
朝寒の風景に陽のうごきけり 日野草城
朝寒の骨上げの箸個々躊躇ふ 伊丹三樹彦
朝寒の鶉を鳴かせゐたるかな 加藤秋邨
朝寒の鼻の奥までしみ通り 高浜年尾
朝寒みほとけの蹠見まく欲る 伊丹三樹彦
朝寒み拔刄にさはる塵もなし 正岡子規 朝寒
朝寒み筆硯用意寒山寺 阿波野青畝
朝寒やうす煙上げて火葬場 日野草城
朝寒やきりゝとかけし緊襷 日野草城
朝寒やことつかせゐる台所 日野草城
朝寒やそゞろに日射す苔の庭 日野草城
朝寒やたのもとひゞく内玄關 正岡子規 朝寒
朝寒やちゞみあがりし衣の皺 正岡子規 朝寒
朝寒やひとり墓前にうづくまる 正岡子規 朝寒
朝寒やほつれ毛もなく結ひ上げて 日野草城
朝寒やまたゝきしげき佛の灯 星野立子
朝寒や三井の仁王に日の当る 内藤鳴雪
朝寒や上野の森に旭のあたる 正岡子規 朝寒
朝寒や今日の天氣を啼く雀 正岡子規 朝寒
朝寒や剃刀當つるひげの杭 三橋敏雄
朝寒や匂ふ白木に縄墨を打つ 日野草城
朝寒や厨もすぐに片づきて 中村汀女
朝寒や地を離れたる駒の足 正岡子規 朝寒
朝寒や夜行汽車着く海の駅 日野草城
朝寒や大魚動かず淵の底 正岡子規 朝寒
朝寒や寄り寝の妹の白き顔 日野草城
朝寒や寸詰めて着る米の古衣 伊丹三樹彦
朝寒や小くなりゆく蔓の花 杉田久女
朝寒や小僧ほがらかに經を讀む 正岡子規 朝寒
朝寒や島の風音に馴れて寝る 村山故郷
朝寒や嵐に向ふこそ走り 正岡子規 朝寒
朝寒や廊に立てある昨夜の卓 岡本眸
朝寒や我に親しき筑紫の湯 高浜年尾
朝寒や掃くほどもなき閨の塵 西島麦南 人音
朝寒や擂鉢ふせし木の間の木 阿波野青畝
朝寒や数珠をもむ手の袖を出ず 鷹羽狩行
朝寒や日の当り来し裏の山 星野立子
朝寒や木の間満ち来し日の光 日野草城
朝寒や木曾に脚絆の旅心 正岡子規 朝寒
朝寒や木魚打ちやんで履の音 正岡子規 朝寒
朝寒や杉の木の間の虚子の塔 星野立子
朝寒や歯磨匂ふ妻の口 日野草城
朝寒や死因一病づつありぬ 飯田龍太
朝寒や汽罐車ぬくく顔を過ぐ 富安風生
朝寒や渚の波に舟おろす 村山故郷
朝寒や玻璃曇らせて牛乳熱し 日野草城
朝寒や番ひの鷺の一羽舞ひ 廣瀬直人
朝寒や白き頭の御堂守 村上鬼城
朝寒や白粥うまき病みあがり 日野草城
朝寒や皿を割つたる派手な音 鈴木真砂女 都鳥
朝寒や看板殘る氷店 正岡子規 朝寒
朝寒や禰宜のさゝぐる白和幣 正岡子規 朝寒
朝寒や筑波を見んと立ち出る 正岡子規 朝寒
朝寒や箒取りたる心もち 正岡子規 朝寒
朝寒や紫の雲消えて行く 正岡子規 朝寒
朝寒や緑透いて見ゆ障子窓 正岡子規 朝寒
朝寒や育ちの悪き杉二本 飯田龍太
朝寒や胡桃房なす水の上 飯田龍太
朝寒や脚絆に木曾の旅心 正岡子規 朝寒
朝寒や苫舟何を焚く煙 正岡子規 朝寒
朝寒や菜屑ただよふ船の腹 杉田久女
朝寒や蓋も硝子の煮物鍋 鷹羽狩行
朝寒や蘇鐡見に行く妙國寺 正岡子規 朝寒
朝寒や虚空に楔打つ響 正岡子規 朝寒
朝寒や警報かけし村役場 正岡子規 朝寒
朝寒や走りぬけたる寺の庭 正岡子規 朝寒
朝寒や起つて廊下を徘徊す 正岡子規 朝寒
朝寒や起て廊下を徘徊す 正岡子規 朝寒
朝寒や軒端雀の爪の音 三橋敏雄
朝寒や阿蘇天草とわかれ発ち 飯田龍太
朝寒や雨戸あくれば日の光 正岡子規 朝寒
朝寒や青菜ちらばる市の跡 正岡子規 朝寒
朝寒や馬のいやがる渡舟 村上鬼城
朝寒を日に照らさるゝ首途哉 正岡子規 朝寒
朝寒を言ひたるのみの機嫌なる 上田五千石 琥珀
朝寒を言ひて見知らぬ人とかな 林翔
朝寒を飛びゐる鵙の声すなり 右城暮石 句集外 大正十五年
朝寒ドックに太い錨鎖がくっきり白 古沢太穂 火雲
朝寒ヤ鼻血オサヘシ旅ノ人 正岡子規 朝寒
木曽ははや朝寒の鳧来そめけり 松本たかし
松風や朝寒顔の小鯵売り 村山故郷
柱鏡に風見えてゐる朝寒し 臼田亜郎 定本亜浪句集
水瓶に茶碗落すや朝寒み 正岡子規 朝寒
汲みあてゝ朝寒ひゞく釣瓶かな 杉田久女
浅間晴れ朝寒猫が鈴鳴らす 村山故郷
湖中句碑朝寒夜寒常に知る 阿波野青畝
焚きつけて妻は何処へ朝寒し 尾崎放哉 大学時代
獸の鼾聞ゆる朝寒ミ 正岡子規 朝寒
生つなぐ路地の朝寒ム子かまきり 佐藤鬼房
痩骨ヲサスル朝寒夜寒カナ 正岡子規 朝寒
白梨(パイリイ)の朝寒くして掌に 加藤秋邨
神官が愉快鈴鹿の朝寒夜寒 金子兜太
藁積めば朝寒き里の冬に似る 河東碧梧桐
藪陰に石切る音の朝寒し 正岡子規 朝寒
起きぬけの顔窓に出し朝寒き 村山故郷
起出でて木曽の朝寒ひとしほに 松本たかし
陸橋に満つ朝寒の女学生 草間時彦 中年
飛行機に夜寒朝寒旅かなし 星野立子

朝寒 続補遺

二日咲木槿となりて朝寒し 加藤曉台
大勢の朝寒永し所化はつち 三宅嘯山
小笹生に野菊の咲し朝寒み 鈴木道彦
手習子やの門うつ子あり朝さむみ 炭太祇
明石がた一と夜寒うや朝寒や 椎本才麿
朝さむく蝿のわたるや竈の松 炭太祇
朝さむや被き出たる宿直もの 三宅嘯山
朝寒に鉈の刃にぶきひゞきかな 高井几董
朝寒のけふの日向や鳥の声 鬼貫
朝寒や七社に幣の山法師 三宅嘯山
朝寒や上京裏の畠もの 三宅嘯山
朝寒や夜明し寺の鼠ども 建部巣兆
朝寒や庭樹の梢日つる~ 三宅嘯山
朝寒や弱檜に墨をうてば散 松窓乙二
朝寒や手をはなしたるはね釣瓶 魯九
朝寒や白き息出す面の口 土芳
朝寒や舞台にのぼる影ぼうし 桜井梅室
朝寒や豆腐はじむる山の町 卓池
朝寒や起てしはぶく古ごたち 炭太祇
朝寒や鞭もすゝまず伊駒山 中川乙由
朝寒や鳴海絞に男笠 東皐
袴着て未朝寒し雛の前 釣壺

以上
by 575fudemakase | 2016-10-23 04:57 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
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▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

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表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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