稲扱 の俳句

稲扱 の俳句

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稲扱 補遺

あかつきの空へ稲扱く音おこり 長谷川素逝 村
おちこち稲扱車の音の夕日に染まりゆく雲 荻原井泉水
くさめ出る脱穀埃横ぎりて 右城暮石 句集外 昭和六十二年
ゴルファの眼下稲扱き一家小さし 伊丹三樹彦
咳しつつ歩きくる子や稲埃 高野素十
問へど答へずひとり稻こく女かな 正岡子規 稲扱
夕榮や稻こぐ嫁の赤き顔 正岡子規 稲扱
大和稲扱低雲に束を投げ 平畑静塔
家を出て稲扱機鳴る方へ行く 山口誓子
巨き仏眼脱穀音の暗に活く 伊丹三樹彦
日がさせり土間の稲扱機の前に 清崎敏郎
来かゝりし人引き返す稲埃 高野素十
流寓のわが家も煽る脱穀機 百合山羽公 寒雁
満々と潮満ち脱穀機が休む 右城暮石 句集外 昭和二十四年
病母睡て稲扱埃はるかなり 石田波郷
睡くなる子に麦秋の脱穀音 廣瀬直人 帰路
稲埃豊かなる日の痒き母らよ 三橋敏雄
稲埃長老坂を吹きぬける 佐藤鬼房
稲打の汁に飛込螽かな 紫道
稲扱いて稲架の日なたの囲む中 長谷川素逝 村
稲扱きの古き機械を野にさらす 山口誓子
稲扱くや水牛水にねむるなり 加藤秋邨
稲扱くや無花果ふとき幹のかげ 飯田蛇笏 山廬集
稲扱くや無花果太き幹のかげ 飯田蛇笏 霊芝
稲扱く母にゑまひなげゆく一生徒 飯田蛇笏 山廬集
稲扱にかぶせしおほひ紺がすり 星野立子
稲扱のはふる藁束時に立つ 高野素十
稲扱の音肺腑まで好き日なり 百合山羽公 寒雁
稲扱器あとまひもして舞ひはずむ 阿波野青畝
稲扱機また敗戦の感深し 山口誓子
稲扱機また音変ふるうらがなし 山口誓子
稲扱機夕かたまけば心急き 星野立子
稲扱機岸田の土を鳴らすなり 山口誓子
稲扱機見たることなし音には馴れ 日野草城
稲扱機音し暮天にはばからず 山口誓子
稻こくや街道狹き藁の束 正岡子規 稲扱
競ひゐし脱穀音の一つ煌む 右城暮石 上下
耳鐘の熄まずよ四萬六千日 佐藤鬼房
聞きつ来て通り過ぎたり稲扱機 山口誓子
脱穀の古発動機力出す 右城暮石 一芸
脱穀の牛の密集 車塵も浴び 伊丹三樹彦
脱穀の音に近づきそこを過ぐ 右城暮石 句集外 昭和四十三年
脱穀機のほこりをとばす潮青し 右城暮石 句集外 昭和二十四年
脱穀機の休める時も裸燈照らす 右城暮石 句集外 昭和二十八年
脱穀機を裸灯が照らす影多し 右城暮石 声と声
脱穀音母の声消し子の声消す 津田清子
若妻のなげき稲扱機の音す 山口誓子
藁積んで地藏わびしや道の端 正岡子規 稲扱
血が薄くなる脱穀の夕まぐれ 佐藤鬼房
街道を尻に稻こく女かな 正岡子規 稲扱
踏みゆるめばすぐに低音稲扱機 橋本多佳子
車にて新鋭稲扱機を搬ぶ 山口誓子
連山を踏みにふむなり稲扱機 山口誓子
道すがら見し稲扱の手を真似て 山口誓子
道に稲扱き帝王も憚らず 山口誓子
雪子今日稲扱き白き手甲して 高野素十
霜風に稲扱き遅る桑隠り 飯田蛇笏 白嶽
麺麭のみに稲扱く音の波なし来 石川桂郎 含羞

以上
by 575fudemakase | 2016-10-23 10:07 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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