紅葉 の俳句

紅葉 の俳句

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紅葉 補遺 2 (←ここをクリック)
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紅葉 続補遺

あふぬくは損なり金はちる紅葉 支考
ありやいかに隅田川辺の冬紅葉 加藤曉台
いためたる木から染けり庭もみぢ 四睡
いつもあり心にうえし花紅葉 桜井梅室
いと高う鴎なく日の紅葉かな 鈴木道彦
いねむりて見せよもみぢの供の躰 土芳
うしろからさびしく成ぬゆふもみぢ 寥松
うす紅葉するよと見ればちりはじめ 加藤曉台
おそろしき鈴鹿もいまや初紅葉 凉菟
かけはしにけふも翌あるもみぢ哉 高井几董
かさ~と紅葉ふむ間に時雨けり 鈴木道彦
かたくまの子猿や柿の下紅葉 凉菟
かつ散て盛まだ来ぬもみぢ哉 露印
かへり来れば水に散しく紅葉哉 井上士朗
きくもみぢ水屋はぢけて流るめり 其角
きては又紅葉の衣もみぢ鳥 角上
けふは別こゝろの波にもみぢ散る 樗良
ことしもまた梅見て桜藤紅葉 西鶴
ことづけて霧にも落る紅葉哉 猿雖
ことはれば鐘もつかする紅葉哉 田川鳳朗
こゝに居て程よき谷のもみぢ哉 成田蒼虬
さくらにも懲ず撞楼にもみぢかな 馬場存義
さして行跡は紅葉ぞ神路山 亀世
さながらに紅葉はぬれて朝月夜高井几董
さびしさの舟賃増う草紅葉 鈴木道彦
さゝげ見て梅の紅葉のかぞへ歌 りん女
しぐるゝや紅葉の上の竹屋しき 鈴木道彦
しほらしや今年はへたる蔦紅葉 尚白
しらぬ人もふりてぞみゆれ柿紅葉 鈴木道彦
しら浪やゆらつく橋の下紅葉 塵生
すさまじや紅葉を染る露の音 鈴木道彦
ちりそめて紅葉にさむし東福寺 凉菟
ちり際はもろき桜の紅葉哉 遅望
ちるちからついて日のたつもみぢ哉 田川鳳朗
つた紅葉下戸を住する扉哉 加藤曉台
とをのくを道のあかりや散紅葉 百里
なぐさみは紅葉かつちる十三夜 馬場存義
なぐれなん紅葉としらば黒木売 西鶴
なつかしき人をかたらん紅葉の芽 百里
なつかしや雪見し後の下もみぢ 加藤曉台
なら坂や駕籠の紅葉もふた表 中川乙由
はへあふて雪の裾の紅葉哉 三宅嘯山
はゝ木々は此木でもなし村紅葉 北枝
ひざ見せてつくばう鹿に紅葉哉 半残
ひもろぎに朝明りさす紅葉かな 卓池
ひよ鳥も来て悲しがるもみぢ哉 夏目成美
ほつこりと紅葉が見ゆる霧の中 芦角
ほの見るや岩にかゝれる蔦もみぢ 高桑闌更
まじはりやもみぢ照そふ小盃 樗良
まつかぜの松葉のごとくちるもみぢ 土芳
みわたせば花も紅葉も若葉哉 馬場存義
むかし色の底に見えつつ花紅葉 鬼貫
むく起や峯の紅葉の朝じめり 李由
むら紅葉檜皮をはしる夕日影 魯九
めづらしや今朝みる雪の下紅葉 加藤曉台
もえてくれ紅葉の枝に小折なし 秋之坊
もみぢせぬ所はあれど夕木玉 松窓乙二
もみぢ皆夕くれないの中の瀧 成田蒼虬
もみぢ葉になぐさむや世をわすれ貝 りん女
もみぢ葉のおもてや谷の数千丈 千川
もみぢ葉よ忌日の後にま一日 北枝
もみぢ見や寺の屏風のやまざくら 三宅嘯山
もみぢ見や雪洩るかたのひろひ道 野坡
やがて散る柿の紅葉も寐間の跡 去来
やくだゝぬ木ともに折ぬ蔦紅葉 寥松
やゝあつて水に生たるもみぢ哉 炭太祇
ゆく先をもてなす蔦のもみぢ哉 紫貞女
ゆく秋や紅葉の寺に我を客 桃隣
ゆふぐれを余所に預けてもみぢ哉 千代尼
よい物の果もさくらの紅葉かな 塵生
よう染る木部屋のうへの紅葉哉 成田蒼虬
よく見ればちる影もちる紅葉哉 田川鳳朗
一とせも居ておもふ間のもみぢ哉 寥松
一もとのひとめに余る紅葉哉 高井几董
一字づゝ発句かゝばやちるもみぢ 井上士朗
三日月や素を後にむめもみぢ 野坡
下リざまに又鐘きくや冬もみぢ 高井几董
下戸にして請とりにくし薄*紅葉 長虹
下紅葉荏の実をはたく匂かな 其角
下葉みな風となり行もみぢかな 完来
世中の品の崩れや散もみぢ 芙雀
乗かけやうつの山行蔦紅葉 中川乙由
五六間蔦のもみぢや松ののし 水颯
亡かげをいたはる冬の紅葉哉 百里
人しらぬ蓼や紅葉にひとゝをり 野水
伏見とや紅葉を床に昼休み 田代松意
伝教のめでたさ見ゆる紅葉哉 鈴木道彦
伶人の鉾ふり出たり夕紅葉 完来
住なれて魚なき国のもみぢかな 夏目成美
何とみても紅葉は松に極りぬ 加藤曉台
何の木ぞ紅葉色こき草の中 高井几董
侘びつつも酒の粕焼く冬紅葉 椎本才麿
傘の名のもみぢに鳴や雨の鹿 支考
傾城を紅葉と照や後の月 吾仲
元日のひかりや竹の濃紅葉 荷兮
先ひと木顔射るばかり初紅葉 蓼太 蓼太句集三編
先一葉ふたかみ山のはつもみぢ 露川
入相の滝に散こむ紅葉かな 許六
八熊やところぐの下もみぢ 呂丸
八重無尽山染上る紅葉かな 北枝
其人の紙のきれめや蔦紅葉 許六
凩のかえせ~ともみぢかな 白雪
出る日の雲のはづれや初紅葉 助然
初紅葉はしうつくしく成にけり 木因
初雪や一返ふりて散紅葉 尚白
初鮭の子も紅葉しぬ此便 三宅嘯山
前びらに思ふ所の紅葉かな 嵐青
十がへりの松の若さや蔦紅葉 中川乙由
十丈の滝や縁どる蘿紅葉 魚日
十分に紅葉の冬と成にけり 加藤曉台
又伊達にとぼけて返る紅葉かな 素丸 素丸発句集
友よぶに声うけのよき紅葉哉 田川鳳朗
口おしや奥の龍田は見ぬ紅葉 許六
口口は常盤の色や花紅葉 りん女
古寺や紅葉も老て幾むかし 桃隣
各別な色とおもへばなを紅葉 芙雀
名月も浮世の綺羅や菊紅葉 吾仲
吹おろすもみぢやまいるいのこ餅 土芳
吹かへす鷲の羽風やつた紅葉 馬場存義
吹さます酒や紅葉の焼過し 黒柳召波
吹上や草の庵からもみぢちる 土芳
吹寄し木の葉より出す紅葉哉 杉風
唐松や紅葉にはねつ池田炭 馬場存義
城外の鐘きこゆらんもみぢやま 支考
塚ぬしの数寄や茶づけに蔦紅葉 露川
夏苅の跡ぞ生合山紅葉 四睡
夕山や紅葉に翌の時雨雲 成田蒼虬
夕日かげ松のあしらふ紅葉かな 正秀
夕暮のすこし夜に入紅葉哉 路健
夕栄や小はる紅葉の寺小路 完来
夕紅葉この川下は薄かりし 白雄 白雄句集
大名のもみぢふみゆく小はるかな 夏目成美
大峯は秘密の山やみぬもみぢ〔ブン〕村
如意輪の思案もしらず散紅葉 諷竹
妻と寐るその夜は鹿に紅葉哉 支考
宮だちやいぶきの中にはつ紅葉 凉菟
家遠く闇にかたげし紅葉かな 桜井梅室
寒ぞらのくらみをのぎくもみぢ哉 怒風
小原木や紅葉でたゝく鹿の尻 其角
小娘も世帯じみけり初紅葉 文鳥
小法師は舞ふすべしらじ山紅葉 寥松
屋根崩す鎌のしり手や柿紅葉 可南女
山づとの紅葉投けり上り口 黒柳召波
山に居て何のこがるゝ下紅葉 兀峰
山はいざ鎧に雨の紅葉哉 蝶羽
山はまだしらぬ屏風の紅葉かな 中川乙由
山ふさぐこなたおもてや初紅葉 其角
山も川も谷もあらしの紅葉哉 松岡青蘿
山姫の染がら流すもみぢ哉 其角
山姫は谷を箪笥のもみぢ哉 馬場存義
山姫も巖に将軍木のもみぢかな 蘆文
山里のへだては栗のもみぢかな許六
山里や烟斜にうすもみぢ 高桑闌更
峯入のふみこがしたる紅葉岩 りん女
差別なく見えて入しかむら紅葉 寥松
年ぎれの柿もこゝろやむら紅葉 凡兆
底すみて魚とれかぬる紅葉哉 夏目成美
引かけた藁取のける紅葉かな 桜井梅室
彩色の中の住居や紅葉山 露川
影落て江はうき草の紅葉かな 蓼太 蓼太句集初編
律院の後淋しきもみぢ哉 三宅嘯山
後ト先に人声遠し柿紅葉 加藤曉台
後屋の塀にすれたり村紅葉 北鯤
御坊そも紅葉の秋か世の秋か 支考
御守屋の水の手よさやちる紅葉 鈴木道彦
御詠哥や紅葉のにしき神祭 西鶴
心あつて樽にもみぢをしかせけり 秋之坊
我からの鼻息見えてゆふ紅葉 夏目成美
我形も常にはあらじ紅葉の火 舎羅
手の筋の日もうつくしき紅葉哉 馬場存義
手折置し紅葉かげろふ障子哉 高井几董
打あげる*かじかの中のもみぢ哉 木導
打過て又秋もよし梅紅葉 桃隣
折~は霧にもあまる紅葉哉 千代尼
持網に白鮠ふるふもみぢ哉 支考
掃分ておくやもみぢと檜皮屑 桜井梅室
散ざまの猶美しき紅葉かな 尚白
散しほの又うつくしき紅葉哉 尚白
散のこる葉を春風のもみぢ哉 松岡青蘿
散はてぬもみぢもあるを冬の梅 高井几董
散行も二度の歎きや梅紅葉 嵐雪
数十里は雲も燃けり紅葉谷 魯町
方~に紅葉のうたや神無月 木導
早咲の得手を桜の紅葉哉 丈草
明六つや紅葉砕けて鐘が崎 露川
明松や紅葉ちりしく年の関 北枝
明王の山も後ロは紅葉哉 破笠
春と秋とひとつに富(とみ)て竹紅葉 鬼貫
是もまた他力や椴の蔦紅葉 露川
時ならぬ客といはれて梅もみぢ 卓池
時雨もみぢ旅寐翫する両亭主 土芳
時雨をばはだしにしてや初紅葉 左次
時雨来よ花も紅葉有磯海 樗良
暁の雲入かはるもみぢかな 素覧
暮さむく紅葉に啼や山がらす 加舎白雄
暮る日をもみぢにたもつ山路かな 馬場存義
月まてやこゝ高岡のむら紅葉 支考
有がたき神やもみぢの折心 土芳
朝紅葉老が手に置ク萩茶碗 野坡
朝虹の輪にかゝりたる紅葉哉 桃妖
木にあまり草にいたりて紅葉哉 完来
木枯のかえせ~と紅葉かな 白雪
木陰から出て日の暮る紅葉哉 千代尼
木隠れや鼠の小社下紅葉 正秀
村紅葉たばこほしたるつゞき哉 牧童
村紅葉ちるや夕日の金ヶ崎 支考
東ずれ梅や桜の七紅葉 支考
松かさもぬらさぬ砂の草紅葉 鈴木道彦
松が枝のちから頼むやつたもみぢ 梢風尼
松風と鳴る半分はもみぢかな 土芳
松風の松葉のごとくちる紅葉 土芳
枕して紅葉見初るうらの山 高桑闌更
林間に仁王も酔ふてもみぢ哉 中川乙由
枯し木に蔦を這せて紅葉哉 杉風
染出しを人には見せぬ紅葉かな 九十 類題発句集
柴いしの紅葉やとしは暮ながら 舎羅
柴の戸や干瓜辛し初紅葉 一笑(金沢)
柴舟に水上ゆかしむらもみぢ 支考
柿の木にもみぢせよとや村雀 魯九
栗の日や椎ももみぢものりこへつ 小西来山
梅が香をたゝみ込マばや紅葉笠 魯九
梅もみぢ帰り花さへ舛づもり 野坡
棹鹿の爪に紅さすもみぢかな 為有
極楽はかゞやくものぞ菊紅葉 支考
橋ありて水無き川や夕紅葉 午心 発句類聚
橋の名になつて折れぬ紅葉哉 田川鳳朗
橋高しもみぢを埋む雨のくも 樗良
欄による美僧凄さよ夕もみぢ 田川鳳朗
此あたり紅葉催す藪のはた 苔蘇
此ごろは昼月のある紅葉かな 桜井梅室
此もみぢ鹿も一かたありぬべし 土芳
此川の越れぬもよし村紅葉 中川乙由
此浦に花も紅葉もいわしかな 支考
此蔦や紅葉はづれてけさの雪 泥足
武士の紅葉にこりず女とは 秋色 玉藻集
氏神の御輿ふりけり梅紅葉 長翠
水くむも浮世がましや夕もみぢ 成美 成美家集
水つかぬ塵のはじめや下紅葉 其角
水よりや染けん岸のした紅葉 松岡青蘿
水鳥の水かき赤し散紅葉 鼠弾
水鼻にくさめなりけり菊紅葉 其角
汐風の吹よわるかたや冬紅葉 加藤曉台
江戸絵図の赤き処は紅葉かな 晩得 哲阿弥句藻
沢菴をやらじと門の紅葉ちる 高井几董
河の紅葉ふみ分て鳴かじか哉 西鶴
油引や紙のまに~紅葉傘 西鶴
波先に風も集るもみぢかな 野紅
浮雲の紅葉に晴る尾上かな 加舎白雄
海山のはなしやみけり夕もみぢ 井上士朗
涼しさや風の色さす梅もみぢ 野坡
澗水の藍染かへて紅葉哉 中川乙由
無陀に成ル明日の趣向や紅葉山 林紅
照そふや日も八滝のはつ紅葉 凉菟
照笠のいらぬ日和に紅葉かな 呂風
熱海から来し人のいふもみぢかな 松窓乙二
爰によるの錦貝とやちる紅葉 凉菟
爰に夜の錦貝とや散もみぢ 凉菟
片照りは紅葉ならばや三名の月 野坡
片腕はみやこに残す紅葉哉 其角
牛あれてはゝその紅葉ちらしけり 長翠
牛ぞ鳴く紅葉踏み分け中の僑 椎本才麿
牛馬の鼻でおしやるもみぢ哉 田川鳳朗
猪の田夫に荒す紅葉かな 中川乙由
琥珀には蟻氷には紅葉哉 黒柳召波
田楽の燼に照りあふ紅葉哉 露川
町庭のこゝろに足るやうす紅葉 炭太祇
畑からおりる小寺の紅葉かな 成田蒼虬
白く候(そろ)紅葉の外は奈良の町 鬼貫
目に耳に楽み得たり鹿紅葉 中川乙由
直の角芽だつ紅葉に代りけり 三宅嘯山
真先に河原さゝげのもみぢ哉 十丈
真砂までてりしく園の紅葉哉 松岡青蘿
眠蔵のあからさまなるもみぢ哉 惟然
石の火や紅葉むしろに箔の番 百里
砂はらや*しんきまじりにうすもみぢ 寥松
砂川に紅葉を流す高雄かな 風国
神垣や小春に近き女もみぢ 馬場存義
神田から秋の錦の紅葉かな 蓼太 蓼太句集三編
神道や直をもみぢのいろは書 貞佐 桑々畔発句集
秋きぬと碪にかける紅葉かな 玄梅
秋の道一日かなしもみぢ谷 田上尼
秋は紅葉眼にはれよ霧はれよ 加舎白雄
秋もはや岩にしぐれて初紅葉 許六
究竟の馬乗の出る紅葉かな 寥松
竹伐て日のさす寺や初紅葉 吾仲
簗守に戻りをちぎるもみぢ哉 田川鳳朗
紅葉々をちらしかけてや残る菊 北枝
紅葉した中を鎮めて榊哉 露川
紅葉して地を縮けり淡路島 三宅嘯山
紅葉して実の有木こそ嬉しけれ 凉菟
紅葉して菴は柚味噌のにほひかな 井上士朗
紅葉して見せけり留主の糸桜 北枝
紅葉しで朝熊の柘と云れけり 其角
紅葉する林ツ漏り来る日影哉 越人
紅葉ちり樒は青し塚の前 濁子
紅葉ちるこのもかのものわすれ花 高井几董
紅葉ちるやねのこのはや石まじり 非群
紅葉ちる九月の神のいそがしや 除風
紅葉ちる山田やありし秋の色 野坡
紅葉ちる秋や米搗船頭ども 支考
紅葉とも花ともいはず秋の風 完来
紅葉にはたがをしへける酒の間 其角
紅葉には何の心ぞ三井の鐘 錦江女
紅葉にも五百枝の影や五十鈴川 中川乙由
紅葉の下部もあらん玄猪かな 其角
紅葉の庭はく音や塀一重 旦藁
紅葉ふむ鹿は昼さへ鳴にけり 鈴木道彦
紅葉もと樹ならずや菩提山 中川乙由
紅葉より赤くてそれも若楓 桜井梅室
紅葉ゝにふんどし赤し峰の猿 北枝
紅葉ゝの尖りもおそれおもふ日ぞ 鈴木道彦
紅葉ゞや雲の下てる高雄山 高桑闌更
紅葉引船もしどろに時雨かな許六
紅葉折音ひと谷にひゞきけり 桜井梅室
紅葉散つて竹の中なる清閑寺 高桑闌更
紅葉散て竹の中なる清閑寺 高桑闌更
紅葉散や髪かれて我けふもあり加藤曉台
紅葉散世をさとりてやわすれがひ りん女
紅葉散山ふところの吹まはし 十丈
紅葉焼人なとがめそ神の留守 支考
紅葉見に山もや酔へる酒機げん 内藤露沾
紅葉見の夜から夜に成にけり 三宅嘯山
紅葉見の連にまかれて巣守哉 正秀
紅葉見やいづれも遠く行したく 寥松
紅葉見や小雨つれなき村はづれ 黒柳召波
紅葉見や打火をうつす染火縄 野坡
紅葉見や村の用意はわらざうり 琴風
紅葉見や猿つくばいの御所女中 野坡
紅葉見や顔ひや~と風渡る 高桑闌更
紅葉踏て攀る寺の禁酒哉 松岡青蘿
織殿の窓に吹こむ紅葉哉 錦江女
肌さむし竹切山のうす紅葉 凡兆
腰かけて紅葉みつらん炭俵 炭太祇
腰押やかゝる岩根の下もみぢ 其角
腹いせに温石あぶるもみぢ哉 建部巣兆
膳居る将碁のはてや散ル紅葉 怒風
舌出して狒々と笑ふや柿紅葉 凉菟
舞人よ紅葉のころは袖のかぜ 夏目成美
船頭も米つく礒のもみぢかな 支考
色かへぬ松のはれ着や蔦紅葉 高井几董
色に出て竹も狂ふや蔦紅葉 千代尼
芝(えび)やもみぢをとづる網の糸 不ト 江戸広小路
花か穂かもみぢ歟蓼の紅ヰは 高井几董
花もみぢ海鼠にも物のこゝろかな 井上士朗
花もみな紅葉にさくか涼船 西鶴
花や紅葉松も常ならず嵐山 樗良
花添た薪にも今もみぢ哉 三宅嘯山
花紅葉佐渡も見えたり浦の秋 支考
花鰹かくこそ秋のうす紅葉 恐友 富士石
菊の後人声待てちる紅葉 土芳
菊の葉や紅葉しかゝる神無月 句空
菊もみぢ然るをあまり日短な 寥松
菊紅葉かざり立てや後の月 半残
菊紅葉鳥辺野としもなかりけり 其角
落葉さへ紅葉の山の高雄かな 樗良
葉の先に心ばせあり初紅葉 りん女
葛城や夜るのもみぢの俄橋 野坡
蒲脚半ふみわけ行や下もみぢ 木導
蒼海や立雲透て下紅葉 仙化
蔦紅葉たぐるくりから峠かな 露川
蔦紅葉まだもつよきは小栗殿 露川
薪樵る山姫見たりむら紅葉 高井几董
薮寺や十夜のにはの菊紅葉 高井几董
薯蕷のつるひき留るもみぢ哉 助然
藪畳半は蔦のもみぢけり 黒柳召波
虹の根の消も果さぬ紅葉哉 四睡
虻蜂のおもひ絶たる紅葉哉 三宅嘯山
蛯錠もともに社のもみぢかな 露川
蟀桜の紅葉皆ちりて 諷竹
蟻の穴出るもみぢの木陰かな 土芳
行あたる谷のとまりや散もみぢ 許六
行ほどにもみぢ色濃しきれわらぢ 一笑(金沢)
行やうで道はあかるし蔦紅葉 卓池
行秋の道~こぼす紅葉かな 中川乙由
行秋の関札高き紅葉哉 越人
裏ちりつ表を散つ紅葉かな 木因
見かへるにあまる名残の紅葉哉 田川鳳朗
見しやそれ奈良か稲荷か鹿紅葉 路通
見たいもの花もみぢより継穂哉 嵐雪
見めぐるやもみぢ静に色まさる 樗良
見るが内に霜置月のもみぢかな 松岡青蘿
見る人の唇かわくもみぢかな 夏目成美
見わたせば紅葉の目あて定らず 早野巴人
見わたせば花火や紅葉両国橋 雖蛾 江戸広小路
親類に尼の多さよ初紅葉 舎羅
谷の戸の翠簾にかゞやく紅葉哉 吾仲
谷川や紅葉の絶間水寒し 樗良
谷水を包んでこぼす紅葉哉 堀麦水
起て行紅葉や鹿の夜着蒲団 桃先
足もとの赤ひ時見よ下紅葉 西鶴
足元に雨吹おこる紅葉かな 桜井梅室
身にそはぬ借着さびしや柿もみぢ 卓池
軒ぞ砂糖もみぢの筵豕子餅 露沾 坂東太郎
逢ぬ日は禿に見する紅葉哉 泥足
遊ぶ日のうしろめたさよ散もみぢ 寥松
道かへて我からぬるゝ紅葉かな 田川鳳朗
道役に紅葉はく也小夜の山 其角
酒あひは庭の紅葉を目当哉 知足
酒さびて螽やく野の草紅葉 其角
酒の名をうたへ浜荻初紅葉 凉菟
酒や時雨のめば紅葉ぬ人もなし 松氷貞徳
醒井に紅葉の酔はなかりけり 中川乙由
釣柿の干兼て染る紅葉かな 建部巣兆
釣柿の干兼ねて染る紅葉かな 巣兆 曾波可里
鉞の刃に分のぼる紅葉かな 木導
鉢の木のもみぢに秋を感じけり 田川鳳朗
銕槌に女や嬲るうちもみぢ 炭太祇
長岡や蔭行我をてる紅葉 高桑闌更
門に入て紅葉かざゝぬ人ぞなき 加舎白雄
門叩狂僧憎し夕もみぢ 加藤曉台
關照や紅葉にかこむ箱根山 小西来山
降にけり紅葉らうへのはつしぐれ 成田蒼虬
雨降て楓の紅葉ちりもなし 諷竹
雨風のすかして来たるもみぢかな 使帆
雲なかば岩を残して紅葉けり 素堂
雲やにほふもみぢ静に杉高し 樗良
霜きえて酒の煙れる紅葉哉 松岡青蘿
霜にぬれてもみぢ葉かづく小雀哉 加藤曉台
霜に酔ふのかしらや初紅葉 支考
青かりし饅頭の葉やもみぢ狩 野坡
青~とうずまく淵や散る紅葉 木導
静なり紅葉の中の松の色 越人
音なしに流れ込んだる紅葉哉 りん女
風流や紅葉の中に散る木の葉 樗良
飛鳥のはねもこがるゝ紅葉哉 支考
香煎は茶にふる霜か朝もみぢ 野坡
鮨鮒やつひは五輪の下紅葉 菅野谷高政
鳴度に紅葉散なり雉子の宮 抱一 軽挙観句藻
鹿鍋の下に焼かるゝ紅葉哉 露川
黄ばまずに散口のたつ紅葉哉 田川鳳朗
黄昏や水にさし出のうす紅葉 高桑闌更
黒雲にくはつと日のさす紅葉哉 木導
鼻紙の間の紅葉や君がため 池西言水

以上
by 575fudemakase | 2016-10-28 19:08 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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