身に入む の俳句

身に入む の俳句

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身に入む 補遺

こゑならぬこゑの身に入む水夕べ 上田五千石『風景』補遺
しらしらと山日身に入む昼の酒 上田五千石『風景』補遺
たちいでて身にしみじみと秋日かな 飯田蛇笏 山廬集
つくつくと身に入む月の一人哉 正岡子規 身に入む
はからざる一語身に入むはからざりき 村山故郷
はしなくも身に入む言葉聞きにけり 中村苑子
ひとり居の身に沁み入らす雁の声 鷹羽狩行
ひとり身にしみじみ深し花の傘 岡本眸
プラタヌの拳 まだまだ 身に沁む風 伊丹三樹彦
二三日や身にしむ旅の夢をみる 飯田蛇笏 旅ゆく諷詠
人のなさけが身にしみる火鉢をなでる 種田山頭火 自画像 落穂集
便りして又身に入むといふことを 岡井省二 前後
俳諧の咄身にしむ二人哉 正岡子規 身に入む
別れ霜身にしむ春の名残かな 正岡子規 別れ霜
古戦場と聞けば身に入む夕哉 正岡子規 身に入む
句屏風の二双十二句身に沁めり 松崎鉄之介
土のほとぼり身にしみて思ひ遠きかな 種田山頭火 自画像 層雲集
地獄絵の身にしみじみと秋日かな 飯田蛇笏 旅ゆく諷詠
墨痕のいづれ身に沁むものばかり 上田五千石『天路』補遺
大納言の間の身に入むに堪へむとす 水原秋櫻子 玄魚
學ぶ夜の更けて身に入む昔哉 正岡子規 身に入む
山門の白い提灯身に入みて 阿波野青畝
常臥すも身に入むころとなりにけり 森澄雄
彳むや森深く夜氣肌に入む 正岡子規 身に入む
戦災の身にしむ冬ぞ耐へ生きむ 石塚友二 磯風
散薬が朝に夕べに身に入めり 相生垣瓜人 負暄
水の味も身にしむ秋となる 種田山頭火 自画像 落穂集
水割も身に入む酒となりにけり 草間時彦
法の山すでに身に入む音ばかり 上田五千石 風景
泣き黒子二つも持つは身に入みて 鈴木真砂女 居待月
焚火して身にしめり気の到る待つ 細見綾子
生き堪へて身に沁むばかり藍浴衣 橋本多佳子
町川に立つまくなぎも身にしみて 山口誓子
秋といふ身にしむころのきたりけり 桂信子 草影
笛の音の身に入む旅も終らんと 高浜年尾
艶夢より覚めて身に入むわが齢 鷹羽狩行
虚子がせし縁側散歩身に入みぬ 阿波野青畝
蛇穴に入るや身にしみ透る酒の味 尾崎放哉 小豆島時代
話身に入りし扇をぱち~と 星野立子
身にしたしき冷えも八十八夜かな 森澄雄
身にしみて一つぐらいは傷もよし 能村登四郎
身にしみて人には告げぬ思一つ 富安風生
身にしみて心も水も温むなり 日野草城
身にしみて我より若き死を送る 能村登四郎
身にしみて木囚の墓塚の裾 大野林火 方円集 昭和五十二年
身にしむや師に賜はりし文箱を前 山口青邨
身にしむや海の底ひの都まで 飯田龍太
身にしむや白手套をみるにつけ 飯田蛇笏 雪峡
身にしむや立枯松も鳴り出でゝ 石塚友二 光塵
身にしむや覗けば深き壺の闇 鈴木真砂女 夕螢
身にしれと紙衣の穴をしくれけり 正岡子規 時雨
身に入みてむかしむかしの石子詰 鷹羽狩行
身に入みて塔婆引き抜く声を出す 岡本眸
身に入みて聞くこともなく老いにけり 後藤夜半 底紅
身に入みて蝋燭能と申さるる 阿波野青畝
身に入みて貝殻骨のありどころ 岡本眸
身に入みぬ遺書とも見ゆる散らし書き 後藤比奈夫
身に入むといふこと沁みて齢足す 上田五千石 琥珀
身に入むやあとの一語を口ごもり 鷹羽狩行
身に入むやおのが温みの夜具たたみ 岡本眸
身に入むや千歩ともなき足馴らし 石塚友二 玉縄以後
身に入むや午後三時西門を入る 高野素十
身に入むや名のなき島も松負ひて 石塚友二 磊[カイ]集
身に入むや地底に遺る階の数 岡本眸
身に入むや夢の途上に人と遇ひ 上田五千石『天路』補遺
身に入むや寿貞の身柄二三言 阿波野青畝
身に入むや廃れ銀山穴ばかり 阿波野青畝
身に入むや最も先師に似る羅漢 伊藤白潮
身に入むや林の奥に日当りて 岡本眸
身に入むや棗負のいろばかり増え 飯田龍太
身に入むや泥鰌の桶の泡旺ん 飯島晴子
身に入むや白髪かけたる杉の風 村上鬼城
身に入むや窯とあけくれ窯太郎 鈴木真砂女 夕螢
身に入むや窯は火を待つ口開けて 鈴木真砂女 夕螢
身に入むや臺破るゝ蓮の風 正岡子規 身に入む
身に入むや誰が石塔を刻む音 正岡子規 身に入む
身に入むや赤蝋燭の赤蝋涙 鷹羽狩行
身に入むや通夜の灯として瞬けば 鈴木真砂女 夏帯
身に入むや陶にほつれの茶壺あり 石川桂郎 四温
身に入むる燭まゐらすは何仏 上田五千石『琥珀』補遺
身に沁みてオホーツク海のとどろく夜 加藤秋邨
身に沁みて命惜しみ来長き戦後 岸田稚魚 負け犬
身に沁みて夕映わたる門の石 加藤秋邨
身に沁みて家鴨は鳴けり機音の下 加藤秋邨
身に沁みて死にき遺るは謗らるる 加藤秋邨
身に沁みて礁を越ゆる夜の潮 加藤秋邨
身に沁むや水辺の宿りひとりして 上田五千石『天路』補遺
身に沁むや砂利を鳴らして人は去り 加藤秋邨
身に沁むや職に縋りて疲れをり 小林康治 四季貧窮
身に沁むや風に声出す小松原 鈴木真砂女 都鳥
迅雷の身にしみし夜を父の夢 野澤節子 飛泉
酒といふ身に入む水を摂りにけり 上田五千石『風景』補遺
金箔の仏身にして火を恋ふる 鷹羽狩行
鎌原と聞けば身に入む菜のみどり 岡本眸
青くさきキャムプの匂ひ身にしみつ 山口誓子
飲み逃げの身に入む夜の石畳 石塚友二 光塵
高原の爽気身にしむ登山隊 飯田蛇笏 家郷の霧
魔子といふをんな身に入む文壇史 藤田湘子 神楽

身に入む 続補遺

おもしろもなふて身にしむ神楽哉 北枝
唐音の施餓鬼身にしむ夕哉 百里
我子等が笛も身にしむ神楽哉 桜井梅室
月も身にしむや大根のからき宿 鈴木道彦
浪聞て爰ぞ身にしむ松の風 凉菟
物ごとの身にしむ風やをなご笹 椎本才麿
甲斐歌がみな身にしむぞ夜を寒み 鈴木道彦
秋といふ風は身にしむ薬哉 其角
身にしむはわきあき風の袂哉 高島玄札
身にしむやそよや銀河の白々と 椎本才麿
身にしむや亡妻の櫛を閨に踏む 与謝蕪村
身にしむや宵暁の舟じめり 其角
身にしむや香炉の煙秋の風 斎藤徳元
身に入めや物失したる笹はたき 琴風
霜にちりて光身にしむ牡丹哉 左次

以上
by 575fudemakase | 2016-10-29 08:48 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
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▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

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表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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