枯葉 の俳句

枯葉 の俳句

枯葉 の例句 (←ここをクリック)
http://fudemaka57.exblog.jp/23328092/

枯葉 補遺

いちまいの枯葉を肩に霜夜来ぬ 大野林火 冬雁 昭和二十一年
うぐひすや竹の枯葉をふみ落し 荷兮
くるるくるイブ・モンタンの枯葉めき 林翔
このまろき石一枚の枯葉のせ 山口青邨
さし柊無理に枯葉と成にけり 田川鳳朗
しがみ付岸の根笹の枯葉哉 惟然
すずかけの枯葉集めし焚火かな 細見綾子
どつかりと日の出るあしの枯葉かな 井上士朗
どんぐりが枯葉すべりてまた落ちる(新宿御苑にて二句) 細見綾子
ひゝらぎの枯葉も落る散る柳 河東碧梧桐
ぼうぼうと 枯葉の天を 火の猛牛(うし)はしれ 富澤赤黄男
まんさくの春の枯葉となりにけり 安住敦
みなだまりしときや枯葉のうらがへる 加藤秋邨
みの虫のまとひし萩の枯葉かな 細見綾子
むせぶとも芦の枯葉の燃しさり 曽良
むら雨に枯葉をふるふささげかな 飯田蛇笏 山廬集
セーターに枯葉一片旅さむし 加藤秋邨
モギ捨る菊の枯葉や此節句 嵐青
一ひらの枯葉に雪のくぼみをり 高野素十
一匹の羊と枯葉クリスマス 原裕 葦牙
一大樹枯葉の円となりをはる 平井照敏
一枚の枯葉が明日の褥です 佐藤鬼房
一枚の焼肉何の枯葉ぞや 山口青邨
七種は枯葉にしめる草履かな 沾徳 五子稿
人目も耻もしどろに葛の枯葉かな 加藤曉台
人目も草もしどろに葛の枯葉哉 加藤曉台
今落ちし枯葉や水にそり返り 星野立子
冬枯に枯葉も見えぬ小笹哉 正岡子規 冬枯
南無枯葉一枚の地にひざまづく 佐藤鬼房
南無枯葉一枚の空暮れ残り 佐藤鬼房
名月に七夕笹の枯葉かな 木因
君亡くて山毛欅峠いま枯葉のみ 林翔
地下鉄を出てプラタナス枯葉と空 高田風人子
奥山の枯葉しづまる春夕 前田普羅 春寒浅間山
奥能登や道に枯葉の侏儒の舞 角川源義
山峡の粉雪にまじり枯葉舞ふ 清崎敏郎
山桑の枯葉を噛めば日暮見ゆ 佐藤鬼房
山繭やくぬぎ枯葉の端曲げて(金沢郊外、湯涌温泉にて) 細見綾子
峙つや枯葉の中の鷹の鳥 斎藤玄 雁道
店の中も枯葉の色に俑を売る 大野林火 月魄集 距和五十七年
彳むやちりちりと鳴る萩枯葉 富安風生
扉の前に吹かれてよりの枯葉なる 桂信子「草影」以後
日だまりの枯葉いつとき芳しき 石橋秀野
春の雨杉の枯葉をぬらしけり 日野草城
春山河枯葉の斜面を滑るよ妻 金子兜太
朴枯葉かさばりおちて流れけり 飯田蛇笏 山廬集
朴枯葉牡蠣をのせたり瀟洒々々 山口青邨
杉寒し枯葉しきりに吹き落ちて 松本たかし
枝折れし枯葉に来鳴く油蝉 右城暮石 天水
枯萩を落ちぬ枯葉や馬の聲 永田耕衣
枯葉いちまい机上に置いて留守の神 加藤秋邨
枯葉つけし桑と薄墨月信濃 古沢太穂 火雲
枯葉とぶ 空(クウ)を掴みし十本の指 富澤赤黄男
枯葉とぶ音もひかりもわが相模 藤田湘子 てんてん
枯葉なほ存して桑の括らるる 清崎敏郎
枯葉のごと老婆が崖を下りゆきぬ 岸田稚魚 負け犬
枯葉のため小鳥のために石の椅子 西東三鬼
枯葉より冷めたき母の手を握る 上村占魚
枯葉一枚すがる金輪際天の梢 山口青邨
枯葉一枚はりつく石の化石めき 山口青邨
枯葉朽葉中に銀杏の落葉哉 正岡子規 落葉
枯葉田に飛ぶとき湖の鮮やかに 古舘曹人 能登の蛙
枯葉舞ふ死にも悦楽あるごとく 林翔
枯葉落つ妻在らぬ燈をともすとき 大野林火 早桃 太白集
枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」林翔
枯葉飛び耕二忌が音立てて来る 林翔
枯葉鳴るくぬ木林の月夜哉 正岡子規 枯葉
枯葉鳴る静かさに居りお元日 臼田亜郎 定本亜浪句集
柏ばかり枯葉へ低地帯地吹雪く 古沢太穂 火雲
柿枯葉吹き片寄るに戻り来て 細見綾子 桃は八重
栗枯葉かぶさりてゐし蕗の薹(丹波) 細見綾子
栗枯葉丹沢の日を透かすかな 細見綾子
栗枯葉反り切つて落つわさび田ヘ 細見綾子
栗枯葉抜きて堅香子咲きいでつ 細見綾子
桑くくる枯葉二三枚づつ梢に 山口青邨
梅畑の栗の枯葉のあたたかし 細見綾子
橡枯葉わが背をすべり落ちにけり 細見綾子
櫟枯葉蝶(クヌギカレハ)擬態いつまで壷の碑に 佐藤鬼房
残雪にこぼるゝ杉の枯葉かな 日野草城
母なる地窪に枯葉を眠らせて 林翔 和紙
母の忌や枯葉吹きたむ墓の裏 松崎鉄之介
母屋の御簾に葵の枯葉風薫る 正岡子規 薫風
水無月の枯葉相つぐ梧桐かな 原石鼎 花影
水馬枯葉かゝえて遡る 正岡子規 水澄し
氷閉ぢ込めて華やぐ杉枯葉 右城暮石 句集外 昭和四十五年
波郷忌に参ず着物は枯葉色 鈴木真砂女 都鳥
流行笹の枯葉や苗代田 嵐青
海なりや枯葉の舞の雪の墓 角川源義
海光にまむきめつむり枯葉かぐ 佐藤鬼房
海賊の血の民 枯葉は蹴散らすもの 伊丹三樹彦
温室内枯蔓枯葉一つなし 右城暮石 句集外 昭和三十五年
満月へ枯葉の昇る一葉忌 林翔 和紙
漠と酔ひ枯葉を唄ふ錠前羅 佐藤鬼房
火の音の遠くなりたる枯葉村 飯島晴子
炭の木目にささりゐし枯葉わびしめり 大野林火 早桃 太白集
爆音やおもひつめたる目に枯葉 加藤秋邨
生華やなつの枯葉を軒まはり 支考
畦豆の枯葉もみえず露菩薩 飯田蛇笏 白嶽
白き蔓白き枯葉の烏瓜 後藤夜半 底紅
石菖の露も枯葉や水の霜 其角
砂丘へ枯葉砂丘は死後につながらず 佐藤鬼房
空を碧めて樹頭の枯葉やまはんの木 古沢太穂 捲かるる鴎
老松の枯葉を誘ふ凍つよし 前田普羅 飛騨紬
色かへぬ末をあはれむ枯葉哉 正岡子規 枯葉
芭蕉~枯葉に袖のしぐれ哉 風麦
花ちりしあとの枯葉や墓椿 飯田蛇笏 山廬集
萩枯葉ちぢかまざるを得ず存す 阿波野青畝
萩枯葉まとひてゐたり小蓑虫(金沢、尾山神社三句) 細見綾子
蕗のたう牡丹枯葉のふすまの下 細見綾子
蜻蛉の翅枯葉のごとく指ばさむ 橋本多佳子
運動会森の枯葉の落ちくらべ 平畑静塔
遠くゐるは枯葉のごとし牛蒡引 森澄雄
降り積めば枯葉も心温もらす 鈴木真砂女 居待月
隼に枯葉の空をきはみなく 百合山羽公 春園
雪しまきしまき枯葉を舞ひたたせ 清崎敏郎
雲のがれ来し日寄り添ふ枯葉の碑 角川源義
霧の山紅い枯葉が顔ふたぎ 金子兜太
静まらぬ一魂魄や地に枯葉 佐藤鬼房
風うけて蘆の枯葉や流れ行く 星野立子
風渡る枯葉に見るや雪の舎利 秋之坊
鳰鳴けり落ちぬ雑木の枯葉見て 右城暮石 句集外 昭和十九年
鳴らせば鳴る口笛 枯葉色の男 伊丹三樹彦
鴬のひよひと皃出す枯葉哉 加藤曉台
黒犬嗤ふ幾万の枯葉ふみつくし 赤尾兜子 蛇

以上
by 575fudemakase | 2016-11-10 20:31 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26367774
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2011年 04月

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

らくらく例句検索

インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

検索

タグ

最新の記事

実朝忌 の忌日
at 2017-04-22 09:12
茂吉忌 の俳句
at 2017-04-22 09:09
義仲忌 の俳句
at 2017-04-22 09:07
えり挿す の俳句
at 2017-04-22 09:04
かまくら の俳句
at 2017-04-22 09:01

外部リンク

記事ランキング