神無月 の俳句

神無月 の俳句

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神無月 補遺

くらしやすき小家重なり神無月 右城暮石 句集外 昭和六年
この神のもと仏なり神無月 阿波野青畝
すぐ曲る道にしたがひ神無月 廣瀬直人
たらちねとして日々潔し神無月 中村草田男
とことはに黄味さす父母や神無月 三橋敏雄
にはとりの黄のこゑたまる神無月 飯田龍太
出雲路の神在月となりしかな 村山故郷
出雲路や神有月の温泉のあふれ 水原秋櫻子 玄魚
切株に尻が余れる神無月 佐藤鬼房
名物の蚊の長いきや神無月 正岡子規 神無月
噴煙に月出て旅も神無月 飯田蛇笏 山響集
夕日さす瀧の白泡神無月 飯田龍太
大君の御留守を拜む神無月 正岡子規 神無月
大木の下の草刈る神無月 廣瀬直人
大注連の出雲神有月といふ 森澄雄
女乘る宮の渡しや神無月 正岡子規 神無月
室(あな)を穹(ふさ)ぎて鼠を燻す神無月 金子兜太
山に遊ぶ水車のや神無月 飯田蛇笏
山に遊ぶ水車の鶏や神無月 飯田蛇笏 山廬集
山中にありて飲食神無月 岸田稚魚 紅葉山
山妻や髪たぼながに神無月 飯田蛇笏 山廬集
山靴の紐あたらしき神無月 飯田龍太
島の背に魚座のわれや神無月 佐藤鬼房
微かにのこる柚子の青さも神無月 飯島晴子
戸を閉すときの灯のいろ神無月 飯田龍太
手に触るるものみな薄し神無月 石川桂郎 含羞
旅は神無月黄に照る稲田伴連れに 金子兜太
月輪の古鏡の照りも神無月 上田五千石『天路』補遺
朝市に磯もの多し神無月 水原秋櫻子 殉教
柿熟るゝや臥して迎へし神無月 杉田久女
椎の樹の雨はらはらと神無月 山口誓子
水郷の果てなる山も神無月 飯田龍太
水霜の村暁めゐし神無月 飯田龍太
独活畑も川も失せけり神無月 石田波郷
白猫の田を渡りくる神無月 古舘曹人 樹下石上
砂礫よりしたたる水も神無月 飯田龍太
神あそびせし庭ひろし神無月 阿波野青畝
神ながら巌ぞ立てり神無月 原石鼎 花影以後
神棚の漆黒古りて神無月 水原秋櫻子 玄魚
神無月からりとうかぶ山の顔 飯田龍太
神無月はぐれ鴉の鳴く空は 飯田龍太
神無月テレビ画面に雪降れり 右城暮石 句集外 昭和五十四年
神無月夕日をうけて山座る 松崎鉄之介
神無月女人四五人高千穂へ 飯田龍太
神無月朔木星の赤光す 岡井省二 大日
神無月椎の真下の澄むときは 飯田龍太
神無月琥珀の軽さ燃やしけり 岡井省二 鯛の鯛
神無月田舟の乾びゐることも 佐藤鬼房
神無月蛇さげて来る男の子あり 飯田龍太
神無月賽銭箱はなかりけり 正岡子規 神無月
神無月鈴の音して鈴屋かな 亭午 星野麥丘人
神無月飴いろなして火吹竹 飯田龍太
神無月高嶽雪に顕はれし 森澄雄
神無月鳥居の内の馬糞哉 正岡子規 神無月
空畝に月の小さゝよ神無月 日野草城
窓下まで鞍馬苔敷く神無月 水原秋櫻子 蘆雁
窗あけて見れば舟行く神無月 正岡子規 神無月
葬人の野に曳くかげや神無月 飯田蛇笏 山廬集
薬草の一束揺れる神無月 飯田龍太
衰へて山草水漬く神無月 廣瀬直人
賑へる境内にして神無月 稲畑汀子
走り根が幹にかしづく神無月 鷹羽狩行
蹠を日に当てゝをる神無月 岡井省二 鯛の鯛
近江とは観音どころ神無月 阿波野青畝
近海へ入り来る鮫よ神無月 赤尾兜子 玄玄
連理とはめでたき杉や神無月 阿波野青畝
道はたや鳥居倒れて神無月 正岡子規 神無月
銅像に魂入れん神無月 正岡子規 神無月
間引菜の籠の軽さよ神無月 飯田龍太
降り凪にひそと出舟や神無月 日野草城
高き木の立並びけり神無月 阿波野青畝
高原は夜の虫減りぬ神無月 水原秋櫻子 蘆雁
鳥居より内の馬糞や神無月 正岡子規 神無月
龍田まで足の序や神無月 阿波野青畝

神無月 続補遺

うらむべき便もなしや神無月 杉風
くれがたや障子の色も神無月 成田蒼虬
しぐるゝや師匠なき世の神無月 句空
ゆかし名のないこそ道理神無月 林紅
一しきり闇もあかるし神無月 朱廸
三井寺や貧乏神の神無月 許六
九字十字君が二字こそ神無月 桃妖
人顔も旅の昼間や神無月 炭太祇
兀山や化をあらはす神無月 素覧
卵塔の鳥居やげにも神無月 其角
古寺の障子も染ぬ神無月 三宅嘯山
君やよしと捧げし僧も神無月 望月宋屋
垣間見やたしか葉守の神無月 支考
堺木の踏張つよし神無月 野紅
多いものは日暮ばかりぞ神無月 田川鳳朗
妙義参山伏もなし神無月 許六
小笹吹風も何やら神無月 建部巣兆
御書中も扨は古筆か神無月 諷竹
捨ぶねに雨たまりけり神無月 桜井梅室
搗たてし粟の月夜も神無月 成田蒼虬
方~に紅葉のうたや神無月 木導
旅櫛笥あけてえむらん神無月 小西来山
日本紀や銀杏に埋む神無月 岸本調和
月がない誠に今朝は神無月 万子
杓の輪のちびる井がきや神無月 許六
梅にいへ椿はしらず神無月 万子
楊弓に名のる女中や神無月 其角
滑稽はありともいはへ神無月 馬場存義
灯もおかでよく寐る客や神無月 鈴木道彦
灯もおかでよく寝る客や神無月 鈴木道彦
真木河岸やさらに葉守の神無月 幽山 坂東太郎
神無月ふくら雀ぞ先寒き 其角
神無月在郷へゆくや糀売 四睡
神無月豆腐のうれる嵐哉 杉風
禅寺の松の落葉や神無月 野沢凡兆
秘蔵子の旅立空や神無月 程已
穴を見て芋もはいるや神無月 朱廸
空へ吹柳は今も神無月 環中 嵐雪廿七周忌追善集
船馬にまた泣よるや神無月 去来
草につけ木につけかなし神無月 如行
菊の葉や紅葉しかゝる神無月 句空
赤~と礒山兀て神無月 田川鳳朗
鈴鹿よりあちらは白し神無月 支考
高砂や祢宜の湯治の神無月 其角
髪結ぬゑぼしの内や神無月 桃宇 梨園
鶴の来る空や見る~神無月 正秀
麦地ほる田土のかざや神無月 木導

以上
by 575fudemakase | 2016-11-10 21:12 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

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設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
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アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

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表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

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