十一月 の俳句

十一月 の俳句

十一月 の例句 (←ここをクリック)
http://fudemaka57.exblog.jp/23296610/

十一月 補遺

あたたかき十一月もすみにけり 中村草田男
あやふくて十一月の熔岩の蝶 星野麥丘人
いま波いし夜の海の線十一月 古沢太穂 捲かるる鴎
お茶室に十一月の松かぶる 山口青邨
きりきりと十一月のはりゑんじゆ 亭午 星野麥丘人
この国の十一月は椿咲く 高野素十
ささめくは十一月の夜雨なり 上田五千石 天路
のろい蟻見おろし十一月の聖さ 古沢太穂 火雲
はきはきと十一月の雨蛙 日野草城
みせばやの花紅ふかく十一月 山口青邨
やすんじて牡蠣の十一月迎ふ 石川桂郎 四温
わが書屋十一月の片もみぢ 山口青邨
シリウスや十一月の曼陀羅華 岡井省二 大日
事多き十一月のはじまりし 桂信子 草影
二の丸へ十一月の女坂 廣瀬直人
今日よりは十一月の旅日記 星野立子
何となく煙たく十一月なりけり 岡本眸
便り待つ切や十一月となる 星野立子
信濃全山十一月の月照らす 桂信子 晩春
光まとひて十一月の枯木ども 相馬遷子 山国
刈り込んで十一月のかなめ垣 星野麥丘人
劉生展あり十一月清三郎忌 山口青邨
十一月、湯田の風来居に移る 種田山頭火 草木塔
十一月からの山色鳥なじむ 能村登四郎
十一月たしかめてゐる薄眼して 能村登四郎
十一月に入るやすなはち雪圍 森澄雄
十一月の梅の葉青く散る人家 飯島晴子
十一月の櫛目正しき日の光 中村草田男
十一月の蜻蛉ひかる寝墓かな 山田みづえ まるめろ
十一月の飴色蟷螂たどきなし 山田みづえ 草譜
十一月ほのぐらくあつまりゐたり 平井照敏
十一月三日の浅間曇りけり 星野麥丘人
十一月三日寂硝子戸の夕日かな 大野林火 早桃 太白集
十一月吉備路は塔と丸き山 大野林火 方円集 昭和四十九年
十一月御所の草叢虫すだく 山口青邨
十一月握手の上に掌を置きて 飯島晴子
十一月枯れゆくは華咲くごとく 平井照敏 天上大風
十一月火の美しきたそがれを 森澄雄
十一月焚いて渚に櫻榾 岡井省二 山色
十一月石も素肌をさらすかな 平井照敏 猫町
十一月篁に粗朶立てかけて 岡井省二 明野
十一月赤子のこゑに火がついて 森澄雄
十一月青ひろごらす水と空 大野林火 潺潺集 昭和四十一年
十字切る十一月となりにけり 阿波野青畝
喪の十一月河強風に捲かるる鴎 古沢太穂 捲かるる鴎
執拗に十一月の雨の音 飯島晴子
塩田の十一月のある日かな 高野素十
天が下十一月の十字墓地 阿波野青畝
妻の寝息十一月の長かりし 松崎鉄之介
威勢よき十一月の大根畑 石塚友二 玉縄以後
宙に日を十一月の楢櫟 星野麥丘人
少女の素足路地へすつ飛ぶ十一月 能村登四郎
山の日に十一月の湯掻棒 雨滴集 星野麥丘人
山晴れの十一月をロすすぐ 伊藤白潮
峠見ゆ十一月のむなしさに 細見綾子 冬薔薇
巌苔に十一月の水游ぶ 星野麥丘人
帽子やや目深に十一月の旅 鷹羽狩行
影淡き十一月の稲架掛くる 石川桂郎 四温
日の幹の十一月の芭蕉の木 岡井省二 有時
日傭の昼餉十一月も木蔭 伊丹三樹彦
日暮見ぬ十一月の道の辺に 原石鼎 花影
星空を足音あゆむ十一月 平井照敏 天上大風
松ばかり冴えて十一月といふ 石塚友二 磯風
横文字のながれ十一月流れ 橋閒石 微光
気を入れて十一月や昼のめし 藤田湘子 神楽
泪目の中に十一月ゆるる 能村登四郎
生れし日を菊の十一月に持つ 山口誓子
白し疾し十一月は一紙片 岡本眸
石庭や十一月の赤子抱く 飯島晴子
石据ゑて槙の十一月迎ふ 能村登四郎
石蕗の黄に十一月はしづかな月 後藤比奈夫
篝火に十一月の青もみぢ 山口青邨
紀元二千六百年十一月十日の青空 日野草城
紙反古に埋まり十一月ぬくし 細見綾子
縞織つて十一月の風の音 鷲谷七菜子 花寂び
茨の実の琥珀十一月終る 山口青邨
草や木や十一月の深大寺 星野麥丘人
葭倉の十一月のがらんどう 飯島晴子
蜂飛んで十一月の龍眼寺 雨滴集 星野麥丘人
行く水やかくて十一月も果つ 石塚友二 磊[カイ]集
詩の湧きつぐことが詩十一月の薔薇 中村草田男
詩ぽつぽつ書いて十一月や寒む 上田五千石 風景
論争のあひるがてふと十一月も終る 山口青邨
谷に住む十一月のあたたかし 長谷川素逝 暦日
貌うつす十一月の水の張り 桂信子 晩春
蹌踉と十一月の黄蝶舞ふ 山口青邨
遠嶺むらさき十一月の肩車 上田五千石 琥珀
醜松の十一月を水漬ける 齋藤玄 飛雪
錯落と十一月の水のこゑ 山田みづえ まるめろ
鍋もののうまき十一月来たる 石川桂郎 高蘆
長命寺裏や十一月も尽き 岸田稚魚
雨や降る凡に十一月三日 石塚友二 光塵
雪花菜炒る十一月となりにけり 飯島晴子
露か雨か十一月ははじまりぬ 石田波郷
静かなる十一月は好きな月 細見綾子 牡丹
駒場野の十一月の虫鳴いて 山口青邨
鬱のまま十一月を迎へけり 岸田稚魚 紅葉山
黒松の鳴り立つ十一月三日 西東三鬼

以上d
by 575fudemakase | 2016-11-10 21:51 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26367973
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2011年 04月

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

らくらく例句検索

インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

検索

タグ

最新の記事

実朝忌 の忌日
at 2017-04-22 09:12
茂吉忌 の俳句
at 2017-04-22 09:09
義仲忌 の俳句
at 2017-04-22 09:07
えり挿す の俳句
at 2017-04-22 09:04
かまくら の俳句
at 2017-04-22 09:01

外部リンク

記事ランキング