木の葉髪 の俳句

木の葉髪 の俳句

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木の葉髪 補遺

いづこへか棄てむとすらむ木の葉髪 山口誓子
そのむかし恋の髪いま木の葉髪 鈴木真砂女
その生涯入坑採鑛木の葉髪 及川貞 夕焼
ながながともの言ひたげの木の葉髪 鷹羽狩行
ひき寄せて書を枕すや木の葉髪 伊丹三樹彦
まぎれなくわが木の葉髪ひとりの家 岡本眸
ものごしの松風聴ける木の葉髪 松村蒼石 雁
わが影のかぶさるときの木の葉髪 赤尾兜子 蛇
わが木の葉髪を焚火に必殺す 山口誓子
われのものならぬ長さの木の葉髪 鷹羽狩行
ビデある部屋での朝発ち きまって木の葉髪 伊丹三樹彦
ペン擱くや栞にならぬ木の葉髪 佐藤鬼房
一木の強く立ちゐて木の葉髪 阿波野青畝
一長一短木の葉髪のことなれど 上田五千石『琥珀』補遺
丁寧に拾ひて旅の木の葉髪 岡本眸
三人の夫に見え木の葉髪 高野素十
三日寝て櫛になじまず木の葉髪 鷲谷七菜子 黄炎
人と遂に死ねずじまひや木の葉髪 鈴木真砂女 夏帯
余技の税あまり重し木の葉髪 村山故郷
俳句とは業余のすさび木の葉髪 中村苑子
僧形にかたち似てくる木の葉髪 平井照敏
先師の前不覚や木の葉髪こぼす 大野林火 白幡南町 昭和三十一年
句をともに作れる妻の木の葉髪 山口誓子
夢見れば夢に疲れて木の葉髪 岡本眸
太きかな師の体臭と木の葉髪 西東三鬼
妻泣かす罪ふりかむり木の葉髪 石塚友二 曠日
小説を開けば落つる木の葉髪 右城暮石 句集外 昭和三十三年
山の夜のまぬがれがたき木の葉髪 岡本眸
帰らざるもののみが増ゆ木の葉髪 佐藤鬼房
常臥しの枕に残り木の葉髪 森澄雄
年老いし父母をもつ身の木の葉髪 百合山羽公 故園
廊椅子の片面日焼や木の葉髪 水原秋櫻子 餘生
性を見せたつきを見せて木の葉髪 上野泰
情こはきうたは妖艶木の葉髪 飯田蛇笏 雪峡
愚かさの歳つもりけり木の葉髪 小林康治 四季貧窮
我とても眠さは同じ木の葉髪 星野立子
指に巻き黒さ可憐の木の葉髪 平畑静塔
指に捲く長さ全き木の葉髪 鷹羽狩行
指に纏きいづれも黒き木の葉髪 橋本多佳子
捨てられた男の数の木の葉髪 鷹羽狩行
掌に強く掴みて木の葉髪確かむ 右城暮石 句集外 昭和三十年
旅の身の男の櫛の木の葉髪 松本たかし
旅ゆくは二夜とさだめ木の葉髪 松村蒼石 雁
旅癖の小膝はらふや木の葉髪 小林康治 玄霜
日にいくど照る日小さし木葉髪 斎藤玄 雁道
書き更けて灯の重くなる木の葉髪 岡本眸
月明き夜の翌くる日の木の葉髪 山口誓子
木の葉には音あるものを木葉髪 林翔
木の葉髪 降るよ降るよと頭蓋の酒盛り 三橋鷹女
木の葉髪あぢさゐ枯れて姿あり 松村蒼石 雪
木の葉髪あはれ染色なるままに 岡本眸
木の葉髪うたひ歎くやをとこらも 三橋鷹女
木の葉髪かきあげて死はたはやすし 鷲谷七菜子 黄炎
木の葉髪こころの奥に風の立ち 鷲谷七菜子 一盞
木の葉髪ちりちり灼いて狂ひ出す 三橋鷹女
木の葉髪に埋もれて祈り終らなく 岸田稚魚 雁渡し
木の葉髪ねたみごゝろもいまは失せ 鈴木真砂女 夏帯
木の葉髪ひところわれに燃えしもの 鈴木真砂女 夏帯
木の葉髪ひとごとならずなリにけリ 高田風人子
木の葉髪ふるさと遠く住む身かな 村山故郷
木の葉髪よく眠りたる夜が明けて 山口誓子
木の葉髪われ右傾せじ左傾せじ 伊丹三樹彦
木の葉髪キリストもかく長かりし 鷹羽狩行
木の葉髪一塵原稿用紙ましろ 山口青邨
木の葉髪乱れならなく子に順ふ 山田みづえ 忘
木の葉髪二日つづきの海の凪 岡本眸
木の葉髪五十童と思へども 石塚友二 曠日
木の葉髪人におくれて歩きけり 村山故郷
木の葉髪人の脱皮は苦節経て 上田五千石『田園』補遺
木の葉髪伯父父叔父の鬢の霜 阿波野青畝
木の葉髪何の臭ひもなくて捨つ 右城暮石 句集外 昭和三十七年
木の葉髪切なくも蛾の生きゐたり 松村蒼石 雁
木の葉髪含羞の爪剪りゐたり 松村蒼石 雁
木の葉髪命のをとこありにけり 山口誓子
木の葉髪嘆く齢もややに過ぎ 伊丹三樹彦
木の葉髪四半世紀を師に侍り 上田五千石 天路
木の葉髪埠頭の暗き潮に捨つ 小林康治 玄霜
木の葉髪大きな櫛を前髪に 星野立子
木の葉髪大阪市中にて捨つる 山口誓子
木の葉髪夫憶ふ日の人嫌ひ 岡本眸
木の葉髪子の親なれば子を念ず 安住敦
木の葉髪客の前にも泣かまほし 山口誓子
木の葉髪山の日の香とおもひけり 岡井省二 五劫集
木の葉髪巨きく坐る石の上に 平畑静塔
木の葉髪強く握りしまゝ捨つる 右城暮石 句集外 昭和三十二年
木の葉髪待つ間の指に捲きほぐし 中村苑子
木の葉髪心通わすすべなくて 楠本憲吉 方壺集
木の葉髪念力ゆるみては病むか 小林康治 四季貧窮
木の葉髪忿りなげきてせんもなし 三橋鷹女
木の葉髪愚に職にやつれをり 小林康治 四季貧窮
木の葉髪捨つ風葬のこと思ひ 鷹羽狩行
木の葉髪教へ子にいまもの問ふも 大野林火 飛花集 昭和四十五年
木の葉髪散らして病めり人の妻 石塚友二 光塵
木の葉髪梳りつゝ恋しけれ 星野立子
木の葉髪流離に遊ぶほかはなし 上田五千石『琥珀』補遺
木の葉髪父肖いよいよ姉老いて 石塚友二 磊[カイ]集
木の葉髪病ひの翳を負ひ暮らす 村山故郷
木の葉髪痩身いづくまで痩する 相馬遷子 雪嶺
木の葉髪白きを混へ詩書の上 伊丹三樹彦
木の葉髪目にうかぶ友みな若き 相馬遷子 雪嶺
木の葉髪眠り頽るゝ昼ありて 石塚友二 光塵
木の葉髪背き育つ子なほ愛す 大野林火 冬雁 昭和二十二年
木の葉髪脚は湖水に透きとほり 平畑静塔
木の葉髪酔ひて睡りし机かな 草間時彦 櫻山
木の葉髪頬ひねりなど老詩人 加藤秋邨
木の葉髪風交の袖かへしても 小林康治 玄霜
木の葉髪齢積みしや捨て来しや 上田五千石『琥珀』補遺
木葉髪ありありと恋ひゐたりけり 藤田湘子 途上
木葉髪おほかたはわが順ひぬ 石田波郷
木葉髪わが反骨は痩せざりや 林翔 和紙
木葉髪一病息災の語を温め 石田波郷
木葉髪文芸永く欺きぬ 中村草田男
木葉髪旅より戻り来りけり 石田波郷
木葉髪渦なしおつる晩学は 原裕 葦牙
木葉髪空の真澄に日を置きて 斎藤玄 狩眼
木葉髪頤を街にさらしたり 加藤秋邨
来る日来る日勿忙として木葉髪 阿波野青畝
棺出でてうからやからの木の葉髪 伊丹三樹彦
櫛の目にかゝる音なし木の葉髪 山口誓子
海に出て尚嘆き居り木の葉髪 右城暮石 句集外 昭和三十年
焼香へ 木葉髪ひとつまみして 伊丹三樹彦
父母や十月の忌の木の葉髪 中村苑子
獄なれや掃きよせ拾ふ木の葉髪 秋元不死男
珈琲煙草不養生の身や木の葉髪 村山故郷
産月の石鹸につく木の葉髪 鷹羽狩行
畏るべき後生四方に木葉髪 林翔 和紙
病み勝つて日々木の葉髪木の葉髪 橋本多佳子
病床に半纏古りぬ木葉髪 石田波郷
白きことたぐひもなしや木の葉髪 阿波野青畝
白孔雀白鮮かな木の葉髪 山口誓子
看護婦が洗ひくるるよ木葉髪 石田波郷
睫毛てふかくも小さき木葉髪 林翔
睫毛まで垂らすお洒落の木の葉髪 阿波野青畝
筆をると詩箋に落つる木の葉髪 上田五千石『田園』補遺
育つ子にはや負目もち木の葉髪 伊丹三樹彦
背信の日々もむかしや木の葉髪 鈴木真砂女 夏帯
舟住みの家族梳き合ふ木の葉髪 有馬朗人 天為
落ちゐるは白きもののみ木の葉髪 森澄雄
襟足にとまる未練の木葉髪 林翔
諸肘をついてすなはち木の葉髪 石田勝彦 百千
追分を北にとりてぞ木葉髪 齋藤玄 飛雪
金絲てふ猿のこぼせし木の葉髪 後藤比奈夫
長くしていとけなかりし木の葉髪 鷹羽狩行
雨に毒抜け毛を木の葉髪などと 西東三鬼
青嶺ばかり濤に残るや木葉髪 角川源義
鞄のもの毎日同じ木の葉髪 富安風生
音たてて落つ白銀の木の葉髪 山口誓子
髪に根といふものありて木の葉髪 鷹羽狩行
鳥どもの浜去る木の葉髪零L 大野林火 雪華 昭和三十六年

以上
by 575fudemakase | 2016-11-10 22:07 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
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[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

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