石蕗の花 の俳句

石蕗の花 の俳句

石蕗の花 の例句



あたたかな雨が降るなり石蕗の花 山口青邨
いつも咲くところすなはち石蕗の花 山口青邨
じやんけんの拳(ぐう)また負けて石蕗の花 星野麥丘人 2001年
そののちの旅便りよし石蕗日和 杉田久女
だんまりの石蕗の花とぞ申すべし 雨滴集 星野麥丘人
ちせいへの口伝を増やす 石蕗の花 伊丹三樹彦
ぬくき日はぬくき黄の色石蕗の花 右城暮石 散歩圏 補遺 頑張れよ
ひと時を無為にありたし石蕗の花 稲畑汀子
ふるさとと同じ石蕗咲き天草よ 鈴木真砂女 夕螢
ふるさとに南天の実と石蕗の花(丹波の家の庭) 細見綾子
まづ頭怠けさせをり石蕗日和 能村登四郎
一夜の島月下の石蕗の花聚まる 橋本多佳子
一石の面魂や石蕗の花 石田勝彦 百千
一竿をもて潮を釣る 石蕗の花 伊丹三樹彦
一茎にさえ陽の表裏 石蕗の花 伊丹三樹彦
予報通り雨降り出すや石蕗の花 村山故郷
二階から降りて用なき石蕗日和 橋閒石 卯
佛心のそこらに咲いて石蕗の花 森澄雄
信心の山路膝行石蕗の花 山口誓子
午後といふ恍惚時の石蕗の花 能村登四郎
友送る手燭の影や石蕗の花 望月宋屋
吹まはす風のすはるや石蕗の花 如行
地軸より咲きし色なり石蕗の花 原石鼎 花影以後
女らは観音座り 石蕗の花 伊丹三樹彦
寂庵の石蕗咲く蔭も露地仏 上田五千石 琥珀
寺の庭どこまでが庭石蕗の花 稲畑汀子
山田守蘇鉄になれば石蕗の花 百里
山裂きし岸壁に石蕗咲けりけり 野見山朱鳥 曼珠沙華
庭に干す土人形や石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
庭石や草皆枯れて石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
弁天の竹生に見たる石蕗の花 森澄雄
引かへて白い毛になる石蕗の花 鬼貫
懐手は竜馬に如かず 石蕗の花 伊丹三樹彦
我が庭にある石蕗の花忘れゐし 右城暮石 一芸
手賀沼の澄む日をかさね石蕗咲きぬ 水原秋櫻子 古鏡
捨て家や石蕗の花叢広々と 飯島晴子
採る石蕗の柔毛のくもり指につく 篠原梵 年々去来の花 雨
散り敷くを 風は待たざる 石蕗の花 伊丹三樹彦
日あたらぬ厠の陰の石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
日あたらぬ厠の陰や石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
日あたりの少くなりぬ石蕗の花 佐藤鬼房
日のあたる鍋の氷や石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
日のつまる沙汰も過けり石蕗の花 鈴木道彦
日の照らぬ枇杷の木陰や石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
日もすがら碧空を恋ひ石蕗の花 飯田龍太
明くる朝湖に雨降り石蕗の花 村山故郷
明るさのしばらく胸に石蕗の花 深見けん二
明家や廁のかげの石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
晴るる日の身のよく動く石蕗の花 岡本眸
木の間の日鏡の如し石蕗の花 清崎敏郎
杖憩ひして門口の石蕗の花 石田勝彦 秋興以後
松の枝垂れ垂れて石蕗の花黄なり 山口青邨
枇杷の花散りて石蕗今を盛なり 正岡子規 石蕗の花
桐落ちて淋しき庭や石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
母の目の裡にわが居り石蕗の花 石田波郷
母我をわれ子を思ふ石蕗の花 中村汀女
江の奥にふかき江澄めり石蕗の花 水原秋櫻子 晩華
活けてみて石蕗の花の香濃きことを 稲畑汀子
海より雨激しくよせる石蕗の花 橋本多佳子
海坂は一定不変 石蕗の花 伊丹三樹彦
海峡の日和みじかし石蕗の花 上田五千石『天路』補遺
溌刺と少女は旅し石蕗の花 飴山實 次の花
濡縁に立てば日のあり石蕗の花 上村占魚 鮎
無に帰する足跡ばかり 石蕗の花 伊丹三樹彦
煙草の香こもりて石蕗の花は黄を 右城暮石 句集外 昭和十三年
燈台に雲の流離や石蕗咲けば 古舘曹人 能登の蛙
燈明のごと石蕗咲ける山の堂 大野林火 月魄集 昭和五十四年
狗の子の小便するや石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
珍らしき月夜も見たり石蕗の花 成田蒼虬
病まぬ生より病める生ながし石蕗の花 石田波郷
病臥より十歩の石と石蕗の花 能村登四郎
石といふ石に石蕗咲き長命寺 古舘曹人 樹下石上
石など朝のものみなあをし石蕗の花さく 中川一碧樓
石をもて簡素としたり石蕗の花 山口青邨
石寂びて墓と思はず石蕗の花 上田五千石『琥珀』補遺
石浜の 石数える愚 石蕗の花 伊丹三樹彦
石蕗さくや厠の陰の石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
石蕗の花つき出してをる日向かな 清崎敏郎
石蕗の花の大株昔のまま 細見綾子
石蕗の花を離れて蝶黄なり 清崎敏郎
石蕗の花会葬者ほぼ故人知らず 松崎鉄之介
石蕗の花入日の窓を開けておく 飯島晴子
石蕗の花八衢に月さしにけり 岡井省二 鹿野
石蕗の花十三弁はまことかや 山口青邨
石蕗の花問はず語りの小半日 星野麥丘人
石蕗の花学歴の壁越えられず 草間時彦 中年
石蕗の花安房は流人の国ならず 鈴木真砂女 都鳥
石蕗の花対馬暖流沖を行く 高野素十
石蕗の花故郷の道はさびしき道 村山故郷
石蕗の花柩担ぎて踏みにけり 草間時彦 中年
石蕗の花残りて咲けり杜の句碑 山口青邨
石蕗の花湯ぶねつくりて見てゐたり 岡井省二 明野
石蕗の花盛りに咲きて寺臭き 正岡子規 石蕗の花
石蕗の花膝を掴みて跼みけり 岡本眸
石蕗の花色濃く在るは死児のため 佐藤鬼房
石蕗の花詩作三十路は崖づたひ 上田五千石『田園』補遺
石蕗咲いていよいよ海の紺たしか 鈴木真砂女 夏帯
石蕗咲いてどこへも行かず師も行かず 星野麥丘人
石蕗咲いて仲よく耳が疎くなる 橋閒石 微光以後
石蕗咲いて午後の時間のひと握り 岡本眸
石蕗咲いて揉め事はどの家にもあり 安住敦
石蕗咲いて歳月つもるばかりかな 安住敦
石蕗咲いて水掛地蔵混みにけり 安住敦
石蕗咲いて波は語り部囁き部 林翔
石蕗咲いて海へ降りゆく蜑の露地 能村登四郎
石蕗咲いて照り降り余る日の幾日 石塚友二 光塵
石蕗咲いて異人住みしと思はれず 後藤比奈夫
石蕗咲いて病生徒なし医療室 能村登四郎
石蕗咲いて石暖まるいとまなし 橋閒石 朱明
石蕗咲いて磐余のみちは雨のみち 雨滴集 星野麥丘人
石蕗咲いて茶事の仕度の竹田居 能村登四郎
石蕗咲きて改めて蝶来りけり 相生垣瓜人 明治草
石蕗咲きぬ花の黄色をいのちとし 鈴木真砂女 夏帯
石蕗咲くと凡俗出でて彷徨へる 三橋鷹女
石蕗咲くや心魅かるる人とゐて 清崎敏郎
石蕗咲くや日本シリーズ又西ヘ 水原秋櫻子 緑雲
石蕗咲くや朝から少し肩こりて 星野立子
石蕗咲くや親子四人が假の庵 石塚友二 磯風
石蕗咲くや道は日向に走るなり 岡本眸
石蕗咲けば北に会ひたき人と海 岡本眸
石蕗咲けば津和野の酒も仕込どき 飴山實 句集外
石蕗咲けりいつも泥靴と並びたる 加藤秋邨
石蕗咲けり波ふくれては礁こえ 清崎敏郎
石蕗咲けり足音もあらず尼の来て 藤田湘子
石蕗咲けり酷使して身のいとほしや 岡本眸
石蕗咲や日南をさがす蝿一つ 三宅嘯山
硝子戸の中の文藻石蕗の花 平畑静塔
磯墓を見逃しはせじ 石蕗の花 伊丹三樹彦
磯釣の巌は浪あらふ石蕗の花 水原秋櫻子 霜林
礁消す波の慌てて 石蕗の花 伊丹三樹彦
簡にして一食急かず石蕗の花 藤田湘子
糸よりも細き水落つ石蕗の花 山口青邨
船つくる音に木と鉄石蕗の花 鷹羽狩行
荘子まで出てくる雨や石蕗の花 永田耕衣
虻よんで倦むこと知らず石蕗の花 山口誓子
蜜蜂に冴え隔てたり石蕗の花 石塚友二 光塵
蝶ひとつとばぬ日かげや石蕗の花 其角
衝立のはしに庭見ゆ石蕗の花 富安風生
訃はいつも唐突にきて石蕗の花 飴山實 句集外
逝く水の光を妬む石蕗の花 橋閒石
逝く水の光を嫉妬す石蕗の花 橋閒石 無刻
金藏の南おもてや石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
金藏の壁に日あたる石蕗の花 正岡子規 石蕗の花
雨に照り日に濡れ石蕗の花崇し 原石鼎 花影以後
雨ふればふるほどに石蕗の花 種田山頭火 草木塔
青年に忌みの日多く石蕗咲けり 飴山實 おりいぶ
静かなるものに午後の黄石蕗の花 後藤比奈夫
鯉とゐる疾き魚影や石蕗の花 水原秋櫻子 玄魚
鰤網を敷く海くらし石蕗の花 水原秋櫻子 旅愁
鰹煮る暗さの虜 石蕗咲く奥 伊丹三樹彦
鴫立庵に来て庵主たり石蕗の花 村山故郷
黄を噴きて老い重ぬるや石蕗の花 中村苑子
黄八丈色に石蕗咲き妻が着て 草間時彦

以上



by 575fudemakase | 2016-11-25 13:07 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

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単語 575筆まか勢
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表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

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