納豆汁 の俳句

納豆汁 の俳句

納豆汁

例句を挙げる。

うつくしき句をそしりけり納豆汁 小杉余子 余子句選
ひたぶるに旅僧とめけり納豆汁 月居
ふるさとに忌を修しけり納豆汁 新井悠二
二三子を招かばやと思ふ納豆汁 会津八一
人道のよよとまゐりぬ納豆汁 蕪村
俳諧の堂に入りけり納豆汁 青木月兎
僧と居て古び行気や納豆汁 炭 太祇 太祇句選
入道のよゝとまいりぬ納豆汁 蕪村 冬之部 ■ 題七歩詩
午近く主人起きけり納豆汁 癖三酔句集 岡本癖三酔
反椀は家にふりたり納豆汁 黒柳召波 春泥句集
天領の村の葬儀や納豆汁 木下咲子
山寺に杣雇ふ日や納豆汁 岡本癖三酔
我庵の暖炉開きや納豆汁 正岡子規
斎(とき)腹の便々たりや納豆汁 黒柳召波 春泥句集
旅疲れ納豆汁に酔ひて居り 赤塚喜美枝
早咲の梅の香もあり納豆汁 黎鶏
朝霜や室の揚屋の納豆汁 蕪村 冬之部 ■ 題七歩詩
板の間に敷く座布団や納豆汁 草間時彦
機不況口には出さぬ納豆汁 松本 ます枝
海へ鳴る五山の鐘や納豆汁 会津八一
直会の辛き地酒と納豆汁 山崎千枝子
砧盡て又のね覚や納豆汁 榎本其角
禅寺や丹田からき納豆汁 夏目漱石
箸割れば響く障子や納豆汁 石塚友二
糟糠の妻が好みや納豆汁 高浜虚子
納豆汁おのが機嫌をとれずをり 岡田史乃
納豆汁に口すぼめ語る天保火事 島村元句集
納豆汁僧に参らす妻忌日 柴田松雪
納豆汁冬嶺孤松秀でたり 佐藤飯人
納豆汁坂東をなほ軽んずる 大石悦子 百花
納豆汁必くるゝ隣あり 高井几董
納豆汁教師が故の貧しさに 小林宗一
納豆汁旅に教師の髯のびぬ 近藤馬込子
納豆汁杓子に障る物もなし 石井露月
納豆汁比丘尼は比丘に劣りけり 黒柳召波 春泥句集
納豆汁犬も喰はざる喧嘩かな 会津八一
納豆汁腹あたたかに風寒し 正岡子規
練り繰りや烟に落ちる納豆汁 調和 選集「板東太郎」
老僧の洟をすゝつて納豆汁 寺田寅彦
腸をさぐりて見れば納豆汁 許六(臘八)
膳の時はづす遊女や納豆汁 炭 太祇 太祇句選
臘八や腹を探れば納豆汁 許六 極 月 月別句集「韻塞」
藁づとに客な引きけり納豆汁 自笑 選集「板東太郎」
行脚せば振舞ひうけん納豆汁 伊藤観魚
言ひ澱むには都合よき納豆汁 折原あきの
達磨忌や廓然として納豆汁 会津八一
陋巷に尚生きる身や納豆汁 峰青嵐
雪国の朝はすがしや納豆汁 今城余白
雪見舟葱ふんだんに納豆汁 佐川広治
霜の降る落葉となりぬ納豆汁 癖三酔句集 岡本癖三酔
飽食の子等の好みの納豆汁 高田洋子
なつと汁雪のとびつく戻り舟 角川春樹

納豆汁 補遺

この家に木仏立たすや納豆汁 河東碧梧桐
人の数納豆汁の椀の数 高野素十
人も來ず時雨の宿の納豆汁 正岡子規 納豆汁
傾城の噂を語れ納豆汁 正岡子規 納豆汁
山茶花の花の田舎や納豆汁 河東碧梧桐
我庵の煖爐開きや納豆汁 正岡子規 納豆汁
摺小木に鶯來鳴け納豆汁 正岡子規 納豆汁
早立にゆゝしく熱く納豆汁 飴山實 句集外
智月尼の納豆汁にまじりけり 村上鬼城
梅の花うかせて見はや納豆汁 正岡子規 納豆汁
白味噌や此頃飽きし納豆汁 正岡子規 納豆汁
禪僧や佛を賣て納豆汁 正岡子規 納豆汁
箸割れば響く障子や納豆汁 石塚友二 曠日
納豆汁しばらく神に黙祷す 正岡子規 納豆汁
納豆汁三十棒の痛みかな 内藤鳴雪
納豆汁卜傳流の翁かな 正岡子規 納豆汁
納豆汁女殺したこともあり 正岡子規 納豆汁
納豆汁腹あたゝかに風寒し 正岡子規 納豆汁
草庵の暖爐開きや納豆汁 正岡子規 納豆汁
蕪村にも納豆汁の句がありぬ 燕雀 星野麥丘人

納豆汁 続補遺

おほふ哉さまさぬ袖を納豆汁 其角
からかふて娘にもるや納豆汁 寥松
ひたぶるに旅僧とめけり納豆汁 江森月居
三むかしや泣口すゝむ納豆汁 野坡
人も五器もすりはげてさて納豆汁 鈴木道彦
僧と居て古び行気や納豆汁 炭太祇
反椀は家にふりたり納豆汁 黒柳召波
叩く音もらすを罪や納豆汁 桜井梅室
律僧の腹の太さよ納豆汁 三宅嘯山
斎腹の便々たりや納豆汁 黒柳召波
曽我殿や忌日に当る納豆汁 三宅嘯山
朝六や啜りあひたる納豆汁 加舎白雄
椀の湯気額のゆげや納豆汁 桜井梅室
沢庵が文見たあとで納豆汁 成田蒼虬
浮草の相思ふなり納豆汁 百里
砧尽て又のね覚や納豆汁 其角
納豆汁必くるゝ隣あり 高井几董
納豆汁比丘尼は比丘に劣りけり 黒柳召波
膳の時はづす遊女や納豆汁 炭太祇
臘八や腹を探れば納豆汁 許六
雪は降る納豆汁して出来しけり 風国
飯合や五器も汚さず納豆汁 其角

以上

by 575fudemakase | 2017-01-26 04:59 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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