嫁が君 の俳句

嫁が君 の俳句

嫁が君

例句を挙げる。

あめつちの音のはじめの嫁が君 上田五千石
どこからか日のさす閨や嫁が君 村上鬼城
ぬば玉の閨かいまみぬ嫁が君 芝不器男
ほの暗き忍び姿や嫁が君 河東碧梧桐
一人起きてゐるとも知らず嫁が君 皆川白陀
一夜明け嫁が君とは呼ばれけり 清水基吉
三寳に登りて追はれ嫁が君 高浜虚子
世紀末よき子を産めよ嫁が君 前澤宏光
仏壇の裏通ひ路や嫁が君 名和三幹竹
何くはぬ顔して覗け嫁が君 井月の句集 井上井月
内陣を御馬駈けして嫁が君 小松月尚
噛じられし写楽の顔や嫁が君 阿波野青畝
大梁にのぞきて飛騨の嫁が君 橋本榮治
嫁が君おでばりなされ夜も更けし 桔梗恵子
嫁が君この家の勝手知りつくし 轡田 進
嫁が君しきりに騒ぐポオを読む 神谷九品
嫁が君ひとり住ひの親しさに 白岩てい子
嫁が君ゐるにまかせて書屋かな 石川桂郎 高蘆
嫁が君一匹ならずとも思ふ 皆川白陀
嫁が君全き姿見られけり 野口里井
嫁が君冠おいたる枕もと 四明句集 中川四明
嫁が君几帳の裾にかくれ顔 四明句集 中川四明
嫁が君出番深夜の時計鳴る 神保奈美子
嫁が君天守閣より下り来しか 福田甲子雄
嫁が君妹が手鞠をかくしけり 大谷句佛 我は我
嫁が君家中を緑が走る 堀之内長一
嫁が君富士の夢など見たことなし 木戸渥子
嫁が君引きゆくものに闇緊る 松本寒江
嫁が君戦知るひと減りにけり 根岸善雄
嫁が君父の家いま兄の家 辻田克巳
嫁が君窯場の火照りなほ残り 安達実生子
嫁が君連なり渡る地下線路 癸生川昭
嫁が君飢ゑの記憶の遠くあり 澤木欣一
小蔀を下せば夜や嫁が君 岩谷山梔子
屋根裏に別な所帯の嫁が君 田湯岬
年に一度はものに臆すな嫁が君 中村草田男
往診の途上にあへり嫁が君 瀧澤伊代次
捕はれし嫁が君てふ目と合ひし 成嶋いはほ
明る夜の仄に嬉し嫁が君 其角
桶に浮く豆腐に通ひ嫁が君 谷口小糸
橙を嘗めて去にけり嫁が君 田中二星
機ぼこり被きて現れぬ嫁が君 白澤良子
浄闇の厨の音や嫁が君 池松昌子
父祖の代の梁ゆるぎなし嫁が君 倉田一粒子
琴柱にふるる音かな嫁が君 垣上鶯池
窯神の餅引く山の嫁が君 岸川松韻
美しき障子明りや嫁が君 加古宗也
貧しさの想ひ出ばかり嫁が君 橋本 逍月
貧厨に何を獲んとて嫁が君 吉井莫生
足音に姿かくしぬ嫁が君 佐藤春夫 能火野人十七音詩抄
餅花やかざしに插せる嫁が君 松尾芭蕉
齧じられし写楽の顔や嫁が君 阿波野青畝

嫁が君 補遺

かた餅やそろそろかぢる嫁が君 正岡子規 嫁が君
さゝやくは誰そ小殿原嫁か君 正岡子規嫁が君
しづまりてまたひと騒ぎ嫁が君 鷹羽狩行
ぬばたまの闇よりちよいと嫁が君 鷹羽狩行
ほの暗き忍び姿や嫁が君 河東碧梧桐
三日月を出て見るあとは嫁が君 松窓乙二
医学部に飼はれて肥えて嫁が君 飴山實 花浴び
姑のくはぬ餅ありよめが君 正岡子規 嫁が君
嫁か君の通ひ路多し破障子 正岡子規 嫁が君
嫁が君といふ薄気床の悪き名よ 桂信子 草影
嫁が君の通ひ路狹し升落し 正岡子規 嫁が君
嫁が君ほどの器量のあらまほし 鷹羽狩行
嫁が君ゐるにまかせて書屋かな 石川桂郎 高蘆
嫁が君囃す傘寿の第一歩 後藤比奈夫
寂庵の嫁が君また美しき 鷹羽狩行
尾の長きことが器量の嫁が君 鷹羽狩行
年に一度はものに臆すな嫁が君 中村草田男
年玉の使者嫁が君何くれる 山口青邨
枕邊に明けかゝる夜や嫁か君 正岡子規 嫁が君
汝が年ぞそこらで遊べ嫁が君 山口青邨
灯を消して待たずしもあらず嫁が君 正岡子規 嫁が君
灯を消して待つ夜更たり嫁が君 正岡子規 嫁が君
炉の上を嬶座とのぞく嫁が君 秋元不死男
猫もかはず一人ぐらしよ嫁が君 正岡子規 嫁が君
祀られし男根噛る嫁が君 金子兜太
禿頭に尿おとしけり嫁が君 金子兜太
立ち止まりては考へて嫁が君 鷹羽狩行
簪にふれ鈴鳴らす嫁が君 能村登四郎
聞き分けのわるきこの家の嫁が君 鷹羽狩行
肴には數の子よけん嫁が君 正岡子規 嫁が君
臆病な影つきまとひ嫁が君 鷹羽狩行
自由の語の頼もし恐ろし嫁が君 金子兜太
若さうらやましうるさし嫁が君 鷹羽狩行
蓬莱の山を崩すや嫁が君 正岡子規 嫁が君
蔵あひを丁稚走りや嫁が君 村山故郷
行燈の油なめけり嫁が君 正岡子規 嫁が君
遁げざまのいといとけなき嫁が君 鷹羽狩行
金屏に群れつゝ嫁が君走る 正岡子規 嫁が君
鏡餅なければ嫁が君も来ず 桂信子「草影」以後
鐵漿壺をはね返しけり嫁が君 正岡子規 嫁が君
鐵漿壺をふみなかへしそ嫁か君 正岡子規 嫁が君
音さやに家一とめぐり嫁が君 中村草田男
餅殿を戀に夜毎の嫁か君 正岡子規 嫁が君

以上

by 575fudemakase | 2017-03-19 04:59 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)
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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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