雑煮 の俳句

雑煮 の俳句

雑煮

例句を挙げる。

おん母の味もさこそと雑煮椀 高澤良一 燕音
お雑煮やのつとふり向く鹿のかほ 黒田杏子 一木一草
お雑煮や東京に出て兄の家 松下紫人
この国のすこし焦げたる雑煮餅 佐川広治
これは~腰がある餅雑煮箸 川崎展宏
さすらひの春をうづらの雑煮かな 中勘助
さゝ鳴を覗く子と待つ雑煮かな 水巴
しん~とすまし雑煮や二人住 一茶 ■文政四年辛巳(五十九歳)
たつぷりと盛りて汁濃し芋雑煮 大熊輝一 土の香
どん底の暮しのときの雑煮椀 河崎 初夫
ながながと口ヘ伸びたる雑煮餅 滝沢伊代次
はしたものゝ祝ひ過ぎたる雑煮かな 尾崎紅葉
ひそ~と雑煮食ひたる夫婦哉 尾崎紅葉
ひとりで煮てひとりで食べるお雑煮 山頭火
ふるさとははららご赤き雑煮かな 八牧美喜子
ふる里の味に仕立てて雑煮椀 本田三千代
めでたさも一茶位や雑煮餅 正岡子規
やはらかに生き熱く生き雑煮餅 林 翔
ゆるぎなき柱の下の雑煮かな 高浜虚子
わが四十獄の雑煮を神妙に食う 橋本夢道 無礼なる妻
アメリカに老いて悔なき雑煮餅 小田華泉
パン食に馴れて雑煮の餅小さく 竹尾夜畔
一椀の雑煮に母子うるみけり 殿村菟絲子
三年経ぬ独りで焦がす雑煮餅 雨宮抱星
三椀の雑煮かゆるや長者ぶり 蕪村 春之部
主人たり妻たり雑煮祝ひけり 伊藤観魚
二つ焼き一つ仏へ雑煮餅 小室梅子
二日めは妻のくにぶり雑煮椀 椙本千代子
井戸神の遠くに見ゆる雑煮かな 斎藤夏風
人参の捻ぢ梅うれし京雑煮 高島筍雄
人顔のほの~しろき雑煮かな 青々
今年から夫婦つきりの雑煮かな 松屋春鈴
今日買んむぐらの宿の雑煮椀 淡々
今朝なりけり鴬雑煮霞礼 一鉄 選集「板東太郎」
仏間まで岩海苔匂ふ能登雑煮 杉山郁夫
何の菜のつぼみなるらん雑煮汁 犀星
修羅の世をけふはくひなの雑煮かな 中勘助
働かぬ手にいただくや雑煮箸 西島麦南
兀椀の家に久しき雑煮かな 子規句集 虚子・碧梧桐選
元日を煮えこぼるゝは雑煮かな 野村喜舟 小石川
児の御慶雑煮の湯気に顔据ゑて 鳥居おさむ
入院の子に配らるる雑煮餅 吉田鈴子
凶作の雑煮とぞ鼻ぬれにけり 三嶋隆英
初雑煮上戸が里やおそ桜 椎本才麿
削節花のごとくに雑煮椀 高橋睦郎 金澤百句
前が前に妻置き子置き雑煮喰ふ 遠藤梧逸
十郎の五郎をおもふ雑煮哉 幸田露伴 江東集
古里に父母在す雑煮かな 五十嵐播水 播水句集
名を書くや奈良墨にほふ雑煮箸 的場 敏子
君が世や旅にしあれど笥の雑煮 一茶 ■寛政五年癸丑(三十一歳)
喰ひすぎし雑煮や腹を痛ましむ 臼井丁川
囚徒には一膳のみの雑煮かな 松岡ひでたか
国ぶりの威儀の大椀雑煮餅 及川貞
国ぶりの雑煮祝へば国恋し 宮田重男
国ぶりや磯ものさはに雑煮椀 朝倉和江
国生みのはじめの島の雑煮餅 川崎展宏
國ぶりの威儀の大椀雑煮餅 及川貞 夕焼
地の果に飢えありという味噌雑煮 林 壮俊
塗椀のぬくみを置けり加賀雑煮 雪
塗椀の家に久しき雑煮かな 正岡子規
大海老の椀をはみだす郷雑煮 北住京子
大阪でひとつ歳とる雑煮かな 長谷川櫂 蓬莱
大阪の真ン中に住み雑煮食ふ 大橋櫻坡子 雨月
子のころの引きながかりし雑煮餅 森澄雄
子ら遠くふたりに雑煮余りけり 吉沢卯一
尊びて芋茎雑煮を家伝とす 山下鴻晴
山宿の芹の青さや雑煮膳 佐藤とし
岩海苔を雑煮に放ち雪急に 中西舗土
幸はふや石見雑煮のおかかなど 原裕 『王城句帖』
徳川の昔男や雑煮喰ひ 子規句集 虚子・碧梧桐選
忘れめや母の雑煮と獄雑煮 橋本夢道 無類の妻
患者診しあとの雑煮となりにけり 下村ひろし 西陲集
我が前に妻置き子置き雑煮喰ふ 梧逸
我庵や元日も来る雑煮売 一茶 ■文化十四年丁丑(五十五歳)
手がふたつ小さくなりぬ雑煮椀 滝春一
投函にぶらりと出づる雑煮腹 高澤良一 ねずみのこまくら
揃ひたる家族九人の雑煮かな 稲畑汀子
揺らげる歯そのまま大事雑煮食ふ 高浜虚子
故郷の話ふくらむ雑煮椀 工藤たみ江
数決めて雑煮あはれや三ケ日 石塚友二 光塵
斯くの如く只ありて食ふ雑煮かな 高浜虚子
旅に住みて四方に友ある雑煮かな 渡辺水巴 白日
日の中におしめ雫す雑煮食う 古沢太穂
最う一度せめて目を明け雑煮膳 一茶 ■文政四年辛巳(五十九歳)
朝酒のあと煮くづれの雑煮かな 小澤碧童 碧童句集
朝風呂へ雑煮の餅の数をきく 中村遠路
正月も二十日に成て雑煮かな 嵐雪
此山の黍の雑煮や日本一 子規句集 虚子・碧梧桐選
殖えてまた減りゆく家族雑煮食ふ 大橋桜坡子
母の乳房吸つては戻る雑煮膳 林昌華
母を待つ一家正座の雑煮かな 小川原嘘帥
水炊きの味のよろしき雑煮かな 細木芒角星
汁なくてあきあきくらふ雑煮かな 飯田蛇笏 山廬集
浦人の雑煮の膳にさす日かな 癖三酔句集 岡本癖三酔
海凪ぎて旅の雑煮の味淡し 中村明子
海山のものの重みを雑煮椀 野澤節子 『駿河蘭』
火の山の蓬の匂ふ雑煮椀 斎藤道子
烏骨鶏見てゐて雑煮冷めにけり 福山良子
煙立つ庄屋も薬屋も雑煮かな 尾崎紅葉
父に似て眥けはし雑煮餅 雑草 長谷川零餘子
父の座に父居るごとく雑煮椀 角川春樹 夢殿
父方のみちのくぶりの雑煮椀 大石悦子 群萌
生きてきしよろこび雑煮待たれけり 水内 鬼灯
白壽までたつぷりとある雑煮餅 河西みつる
祖母の世にふるさとがある雑煮椀 瀧 春一
神路山の焼印あるや雑煮箸 鈴鹿野風呂
空たかき風ききながら雑煮膳 臼田亞浪 定本亜浪句集
立山の日の出を祝ふ雑煮かな 金尾梅の門 古志の歌
笹鳴を覗く子と待つ雑煮かな 渡邊水巴
箸つけて雑煮ヶ浦の煤け餅 高澤良一 ぱらりとせ
織子らにふるさと遠き雑煮かな 有本銘仙
老妻のかしづく雑煮替へにけり 大橋越央子
老猫も呼べば来りぬ雑煮の座 五十嵐播水
背のびして鴎見る妻雑煮箸 佐川広治
脇差を横にまはして雑煮かな 許六
腰弱き雑煮の餅にもの申す 森重 昭
草まくら旅にしありて雑煮ばし 久保田万太郎 草の丈
菜園をへだつ鶏鳴雑煮食ふ 塩崎晩紅里
菜雑煮や正月もはや二十日過 温亭句集 篠原温亭
蒲鉾の紅あたたかき雑煮かな 夢声
蜑の子も畳の上の雑煮かな 馬光
蝦夷ぶりの雑煮に旅の了りけり 川合 正男
衰ふや一椀おもき小正月 波郷 (雑煮を祝ふとて)
親一人子一人にして雑煮哉 呵軒
語りつゝ早三椀の雑煮かな 大谷句佛 我は我
資本論いまに捨て得ず雑煮かな 浜崎敬治
賑やかにふきあげて来る雑煮かな 松瀬青々
運命の神にしたがひ雑煮祝ぐ 占魚
郷に入り雑煮の甘き味噌仕立 田中英子
重陽や青柚の香ある雑煮椀 水原秋櫻子
野一遍雪見ありきぬ雑煮腹 召波
金輪際雑煮の青は三つ葉のみ 中野陽路
鋤鍬に其處あり雑煮食ふ 石井露月
長病の今年も参る雑煮哉 正岡子規
長病の母帰りきし雑煮かな 吉田 忍
長病みの今年も参る雑煮かな 正岡子規
雑煮うまし組立てて未来たしかにあり 阿部完市 無帽
雑煮くふて第一号を祝ひけり 正岡子規
雑煮すんで垣根の霜を惜みけり 渡辺水巴 白日
雑煮ぞと引おこされし旅寝哉 路通 (備後の鞆にて)
雑煮より屠蘇を密かに好しとせり 相生垣瓜人
雑煮喰ぶ齢積りしいのちかな 角川春樹
雑煮妻よかかる世とてもたじろぐまじ 橋本夢道 無類の妻
雑煮待つま八ッ手に打ちし水凍る 渡辺水巴 白日
雑煮椀ふるさとぶりを慣ひとし 有路みち代
雑煮椀双手に熱し母は亡し 野澤節子
雑煮椀吹雪つき来し手に温き 手島 靖一
雑煮椀父祖の血穢してはならず ほんだゆき
雑煮椀秀衡塗を伝へけり 石川魚子
雑煮祝ぐ秀衡椀の金まぶし 上村占魚 『石の犬』
雑煮祝ふや椀高々と替へにける 月舟俳句集 原月舟
雑煮箸水引かけてひとり~ 鬼城
雑煮腹安宅羅生門と謡ひけり 野村喜舟 小石川
雑煮腹鼎あぐるに足りぬべし 野風呂第一句集(表紙・背は野風呂句集) 鈴鹿野風呂
雑煮食うてねむうなりけり勿体な 村上鬼城
雑煮食ふて獄は読むほか寝るほかなし 秋元不死男
雑煮食ぶわが父母はいのちなが 岡本多可志
雑煮食ぶ倖は一握りほどがよし 田村やゑ
雑煮食ぶ頤小さくなりゐたり 北見さとる
雑煮餅あかきいくらの粒散らし 和田 祥子
雑煮餅叛きて遠き世なりけり 小林康治
雲取小屋朝一片の雑煮椀 渡辺立男
馴染むとは好きになること味噌雑煮 西村和子(1948-)
高砂や雑煮の餅に松の塵 野坡
髯長く雑煮に垂れし父なりし 紅緑
鯊だしの博多雑煮は家伝もの 菁々子
鰒喰し我にもあらぬ雑煮哉 炭 太祇 太祇句選
鰤雑煮父母の故郷に縁なしや 茘枝
鴨の泥くさきを鴨の雑煮かな 野村喜舟 小石川
鶲来て枯木うちはゆ雑煮かな 渡辺水巴 白日
鶴を聞けり旅の雑煮を祝ひつゝ 宮原双馨
軸物のえびす見下ろす年の膳 高澤良一 ももすずめ
しるこより雑煮齢といふことか 高澤良一 暮津

雑煮 補遺

*はららごのみちのくぶりの雑煮祝ふ 山口青邨
うたはゞや雜煮の腹をうちながら 正岡子規 雑煮
うつし身のあはれ汗ばむ雑煮かな 岡本眸
お雑煮や病牀に坐りて主ぶり 日野草城
お雜煮をすゝめ參らす局哉 正岡子規 雑煮
すき腹のはるとしいへば雜煮餅 正岡子規 雑煮
はらからや雑煮は葱のうつくしき 飴山實 花浴び
ふるさとの香に覚まされて初雑煮 飴山實 句集外
めでたさも一茶位や雜煮餅 正岡子規 雑煮
めでたさも中位の寿の字が雑煮の箸 荻原井泉水
もう~と大鍋けぶる雑煮かな 村上鬼城
やはらかに生き熱く生き雑煮餅 林翔
ソファーも雑煮の餅もやはらかし 桂信子 草影
七椀の雜煮くひけり梅の花 正岡子規 雑煮
三椀の雜煮喰ひぬ小傾城 正岡子規 雑煮
下戸狸雜煮の腹を叩いて曰く 正岡子規 雑煮
下戸狸雜煮の腹を叩きけり 正岡子規 雑煮
伊勢海老の髭のはみ出て雑煮椀 鷹羽狩行
傾城も猫もそろふて雜煮哉 正岡子規 雑煮
兀椀の家に久しき雜煮哉 正岡子規 雑煮
加賀ぶりも年々薄れ雑煮膳 能村登四郎
參内の時間に近き雜煮哉 正岡子規 雑煮
吾なれやなりひら腕の雑煮餅 岡井省二 猩々
嚴島牡蠣ほのぼのと雑煮椀 百合山羽公 樂土
國ぶりの威儀の大椀雑煮餅 及川貞 夕焼
塗椀の家に久しき雜煮哉 正岡子規 雑煮
子のころの引きながかりし雑煮餅 森澄雄
小恙の妻の忘れし屠蘇雑煮 後藤比奈夫
屠蘇雑煮今年もつとも畏みぬ 森澄雄
山々の高くぞありし雑煮かな 石田勝彦 秋興以後
徳川の昔男や雜煮くひ 正岡子規 雑煮
招提寺より味噌貰ふ雑煮かな 阿波野青畝
数決めて雑煮あはれや三ケ日 石塚友二 光塵
旅に住みて四方に友ある雑煮かな 渡邊水巴 白日
旅人の雜煮喰ふたる鞠子哉 正岡子規 雑煮
日の中におしめ雫す雑煮食う 古沢太穂 三十代
梁に雪の重さの雑煮かな 橋閒石 微光
此山の黍の雜煮や日本一 正岡子規 雑煮
母の炊く味噌淡かりし雑煮かな 阿波野青畝
汁なくてあきあきくらふ雑煮かな 飯田蛇笏 山廬集
涎くる牛にあてがふ雑煮かな 阿波野青畝
片餅の慎しやかに雑煮かな 相生垣瓜人 負暄
物足りてこころうろつく雑煮かな 金子兜太
病む人の雜煮喰ひけり直り口 正岡子規 雑煮
白妙の百合根しづめて雑煮椀 山田みづえ 手甲
百八人堂に聚まる雜煮かな 正岡子規 雑煮
神燈仏燈雑煮の湯気にこもごもや 大野林火 方円集 昭和五十年
空たかき風ききながら雑煮膳 臼田亜郎 定本亜浪句集
笹鳴を覗く子と待つ雑煮かな 渡邊水巴 白日
聖き名の留学生の雑煮箸 秋元不死男
膳の上に繪の嶋のせて雜煮哉 正岡子規 雑煮
芋茎入り雑煮と言はん故郷は 佐藤鬼房
草の戸や雜煮の夜明酒の暮 正岡子規 雑煮
蓋あけて宝づくしの雑煮椀 能村登四郎
解しかぬる碧巖集や雜煮腹 正岡子規 雑煮
謳はゞや雜煮の腹を敲きつゝ 正岡子規 雑煮
謹みて倉人そろふ雑煮かな 阿波野青畝
重陽や青柚の香ある雑煮椀 水原秋櫻子 重陽
長病の今年も參る雜煮哉 正岡子規 雑煮
雑煮すんで垣根の霜を惜みけり 渡邊水巴 白日
雑煮より屠蘇を密かに好しとせり 相生垣瓜人 明治草
雑煮待つま八ツ手に打ちし水凍る 渡邊水巴 白日
雑煮椀底に亡家の紋どころ 百合山羽公 樂土以後
雑煮箸いささか心機翼翼と 佐藤鬼房
雑煮箸折り焚くをもて誄となす 石塚友二 曠日
雑煮食うてねむうなりけり勿体な 村上鬼城
雑煮食ふ女*くわてふかたち案じつつ 佐藤鬼房
雑煮餅切れず青畝の頤うごく 阿波野青畝
雑煮餅坐りて食ふや癒えしごと 日野草城
雑煮餅焼く 爆音がのしかかる 伊丹三樹彦
雑煮餅秀衡椀に重ねけり 上村占魚
雜煮くふて第一號をいはひけり 正岡子規 雑煮
雜煮腹本ヲ讀ンデモ猶ヘラズ 正岡子規 雑煮
雜煮餅くひなやみたる女かな 正岡子規 雑煮
風吹て下戸の負けたる雜煮哉 正岡子規 雑煮
鶲来て枯木うちはゆ雑煮かな 渡邊水巴 白日

雑煮 続補遺

あらめでた紋を我が親雑煮椀 貞佐 桑々畔発句集
いま明た雑煮のふたや亀の息 馬場存義
そり椀の雑煮うるはし花鰹 車庸
つく~と身はならはしの雑煮哉 野水
どこに居て雑煮を喰ふぞ隠笠 凉菟
なつかしきみちのくぶりや鴨雑煮 三宅嘯山
むつまじや雑煮の上の寄合田 毛〔ガン〕
一俵は雑煮の料や大根ひき 三宅嘯山
人しれず火燵ににゆる雑煮哉 土芳
人も来る雑煮に鰹花かづら 池西言水
今朝なれや鶯雑煮霞礼 一鉄 富士石
元日や雑煮むつかし焼て喰 小西来山
初雑煮上戸が里やおそ桜 椎本才麿
夜の明て花にも近し雑煮の具 如行
家の記や笏にかまえし雑煮箸 馬場存義
屠蘇雑煮かくてあらまし桜まで 野坡 野坡吟草
庭竈牛も雑煮をすはりけり 其角
待て出て夫に並ぶ雑煮かな 成田蒼虬
旅篭食雑煮喰ふ世のたわけ哉 越人
最う一度せめて目を明け雑煮膳 小林一茶
梅散てかくれ家風の雑煮哉 木因
楽をする馬の雑煮や宿の春 毛〔ガン〕
正月も二十日に成て雑煮かな 嵐雪 水ひらめ
正月も廿日に成て雑煮哉 嵐雪
無事を見る初夢うまき雑煮哉 一笑(金沢)
神ごゝろりんと雑煮にむかふ時 小西来山
箸につく柴のほこりも雑煮かな 桜井梅室
箸持て富士の山みる雑煮哉 鼠弾
精進にかへて味なき雑煮哉 寥松
耕さず織ず雑煮の三笠山 早野巴人
脇ざしを横に廻して雑煮かな 許六
舩乗の家内そろうて雑煮かな 卓池
蓋とるや乾坤万物の初雑煮 不玉
野一遍雪見ありきぬ雑煮腹 黒柳召波
雑煮ぞと引おこされし旅寝哉 凉菟
雑煮たく柴に尋ぬる野菊哉 万子
雑煮たぶ咽は逢坂海道かや 乙訓
雑煮より待るゝ花や芳野椀 車庸
雑煮椀おれも持丸長者かな 三宅嘯山
面箱に似たり雑煮の目八分 木因
韋駄天も旅だつ今朝は雑煮とかや 千那
顔見世の酒呑童子も雑煮かな 抱一 軽挙観句藻
高砂や雑煮の餅に松の塵 野坡
鰒喰し我にもあらぬ雑煮哉 炭太祇
鴬や雑煮過たる里つゞき 尚白
鶏の比東は雑煮くふならん 一笑(金沢)

以上

by 575fudemakase | 2017-03-20 02:33 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)
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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
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全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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