七福神詣 の俳句


七福神詣 の俳句

七福神詣

例句を挙げる。

いくたびも乗り継ぐ岬の福詣 五十島典子
一草も踏まず七福詣かな 上田五千石
七福神詣でなかばに桜餅 前田鶴子
七福神詣での姉と浅草に 松崎鉄之介
七福神詣での茶湯を賜ひけり 磯貝碧蹄館
七福神詣での蕎麦を啜りけり 星野麥丘人
七福神詣の一歩雪踏んで 能村登四郎
七福神詣り納めは布袋さん 田畑三千女
七福神詣妻子を急がせて 安住敦
七福神詣衿巻深くして 小堺まさみ
七福詣して来て風邪を授かりぬ 富安風生
七福詣で三神にして舂きぬ 青木重行
三囲を抜けて福神詣かな 高浜虚子
不忍の鴨見て七福詣終ゆ 成瀬櫻桃子
墨東に団子買ひ得し福詣 潮 田津子
墨汁のごとき川見て福詣 福永耕二
女ばかりバス降りて来し福詣 杉崎月香
川沿ひに江戸の名残りの福詣 神谷編集子
木版の朱を重ねたる福詣 如月真菜
毘沙門で福神詣終りけり 加藤とく
海猫翔くる言問橋を福詣 芳賀はな子
潮退きし磯を道とし福詣 中戸川朝人 尋声
福神詣をんなはいつも袋持ち 鍵和田[ゆう]子 浮標
福詣で一寺に二福得てたのし 大橋宵火
福詣めぐり来し杖ぬぐひけり 坂本朱槿
福詣一福神は市場裏 富田直治
福詣傘構へたる坂かがり 岸田稚魚
福詣墨堤暮れてしまひけり 喜多みき子
福詣帰路にも渡る隅田川 川崎妙子
船とがり福神詣あたゝかく 丹治蕪人
藷焼ける五分が待てず福詣 中戸川朝人
言問にひと息入るる福詣 前田鶴子
言問に筏ながるる福詣 宮川貴子
言問の風に七福詣かな 上田智恵子
路地奥の海つと展け福詣 中村幸代
近道は干潟づたひや福詣 手島靖一
道違へ思はぬ一つ福詣 鳥越すみこ
風つよき磯を伝ひて福詣 長谷川浪々子
風邪鼻の赤きも加へ福詣 宮岡計次
七福神めぐり了んぬ日和得て 水原秋櫻子
七福神めぐり詣でて日暮れけり 藤松遊子
七福神巡る舟つく入江あり 長谷川久代
七福神巡りのバスが停まる寺 高澤良一 寒暑

七福神詣 補遺

七福の一福神は鶴を飼ふ 山口青邨
七福神めぐり了んぬ日和得て 水原秋櫻子 蘆雁
七福神見すごし戻り拝みけり 水原秋櫻子 晩華
七福神詣での姉と浅草に 松崎鉄之介
七福神詣での蕎麦を啜りけり 弟子 星野麥丘人
七福神詣なかばの川に会ふ 能村登四郎
七福神詣のここは茶の咲きて 清崎敏郎
七福神詣の畦をゆづりあひ 鷹羽狩行
七福神詣妻子を急がせて 安住敦
七福神詣路或は溝に沿ひ 水原秋櫻子 晩華
七福詣老労るに憚るな 安住敦
受けて来し七福神や置き並べ 松本たかし
校庭を斜に七福神詣 鷹羽狩行
毘沙門で別れし連れや福詣 能村登四郎
福詣毘沙門すこし遠かりし 能村登四郎

以上

by 575fudemakase | 2017-03-20 03:28 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)
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