初晴 の俳句

初晴 の俳句

初晴

例句を挙げる。

初晴にはやきく凧のうねりかな 吉田冬葉
初晴のわが影を濃く地に置けり 鈴木ひろし
初晴の千鳥の渚つづきをり 勝又一透
初晴の大島を見る宿にあり 神山太堂
初晴の岬にやまぬ海の音 山根きぬえ
初晴やお菓子二つを父の墓 小高沙羅
初晴や力溜めたる松の瘤 つじ加代子
初晴や噴煙たちて空に折れ 新井悠二
初晴や堂椽に見る阿弥陀峯 大谷句仏
初晴や大竹藪に日の透ける 江間芽史
初晴や安房の山々みな低き 畠山譲二
初晴や建礼門を仰ぎ見る 名和三幹竹
初晴や朝日煌めく霜の屋根 田口泡水
初晴や男鶴につきて母子鶴 吉野義子
初晴や白馬より槍一とつらね 荒井正隆
初晴や禽のあとある庭畠 勝又一透
初晴や立枯松にあまねき日 高澤良一 ももすずめ
初晴れの蔀戸を揚ぐ紙漉場 立半青紹
初晴れや戦は遠き過去とせむ 城谷登美
初晴れにひとつ体操でもせんか 高澤良一 暮津

初晴 補遺

初晴のどこにも人の見当らぬ 鷲谷七菜子 一盞
初晴や波郷の墓を乾拭きす 燕雀 星野麥丘人
初晴や近くはるかに母なる山 上田五千石『琥珀』補遺

以上

by 575fudemakase | 2017-03-21 04:50 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)
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