初明り の俳句

初明り の俳句

初明り 

初明りもとより障子明りなす 石川桂郎 四温
伊勢海老の籠しづもりぬ初明り 水原秋櫻子
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾
独居して竹四五本の初明り 野澤節子
初明りそのまま命あかりかな 能村登四郎
初明り渚を伸ばす伊良湖岬 伊藤敬子
聖鐘や海へひろがる初明り 朝倉和江
書の面の灯色に代はり初明り 中村草田男
初明りわが片手より見え初むる 長谷川かな女
光るもの波となり来し初明り 稲畑汀子
修法の手跏坐にむすんで初明り 荒木東皐
うす衣をまとひ三輪山初明り 岡本春人
波音の改りたり初明り 高浜年尾
初明りもろ~のもの浮み出づ 佐藤漾人
お城山やうやくそれと初明り 高浜年尾
わが庵の即ち楠の初明り 星野立子
僧列に会ひし石段初明り 石井華風
夜を徹す往診なりし初明り 小島隆保
枕辺のものゝ形や初明り 鈴木洋々子
聖鐘や海へひろがる初明り 朝倉和江
独居して竹四五本の初明り 野澤節子
初明り妙義を遠の畦に置き 市村究一郎
初明り渚を伸ばす伊良湖岬 伊藤敬子
八ケ岳まづ一峰の初明り 宇都木水晶花
初明りたてがみ白き三春駒 高木公園
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾
舟小屋の柱は丸太初明り 川上季石
初明りわが片手より見え初むる 長谷川かな女
初明りふたり暮しのひとり起き 高島筍雄
初明り不条理をもて稿終る 鈴木六林男
金魚田の十字の畦の初明り 木村蕪城
湖のひろがりてゆく初明り 佐藤 梧林
虚子の句の飯野山より初明り 浜川 穂仙
初明り象あるもの眼に見えそめ 小川双々子
海という大き胎動初明り 中村正幸
歯磨の香に恍惚として初明かり 夜基津吐虫
老母と寝る二夜の寝息初明り 安井昌子
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏
初明り粉乳へ挿す銀の匙 田川飛旅子 『花文字』
初明りもつとも光る喉仏 齋藤玄 『舎木』『飛雪』
初明り山河を前のわが庵 阿部みどり女 『微風』
誰か早やポンプ使ひし初明り 阿部みどり女 『笹鳴』
山荘に天窓よりの初明り 青木起美子
誰か早ポムプ使ひし初明り 阿部みどり女
雨戸繰る一枚づつの初明り 高久フミ
岩窟にどよもす浪に初明り 福田蓼汀
初明りそのままいのちあかりかな 能村登四郎
紅失せて童女の寝顔初明り 平畑静塔
除雪車の通りし道に初明り 関 秀子
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾
ちちははも夫も佛や初明り 上野章子
住み古りて霜すさまじき初明り 殿村菟絲子
保育器に未熟児眠る初明り 佐野たけ子
カーテンの隙一寸の初明り 滝 春一
初明りあしたの雪の田に里に 徂 春
書の面の灯色に代はり初明り 中村草田男
地球儀をくるりと廻す初明り 永田呂邨
国引きの風土記の浜の初明り 岡崎憲正
たらちねの母を立たする初明り 染谷多賀子
摩天楼揺れてくるなり初明り 秋本敦子
初明りまとひつつありぬわが峠 新谷ひろし
太古より壺は壺形初明り 岩淵喜代子
竜吐水の音のたかまり初明り 田中みち代
クレソンの水にはじまる初明り 河合凱夫
母と我の座がかはりをり初明り 中嶋秀子
黒豆は黒汁びたり初明り 山本紫黄
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子
八十路半ば胸の奥まで初明り 水原秋櫻子
カーテンの隙一寸の初明り 瀧 春一
明治百又一年の初明り 下村ひろし
衢路にあそべる鳩に初あかり 木津柳芽
富士と我隔つものなき初明り 手島 靖一
住み古りて霜すさまじき初明り 殿村莵絲子
島びとの潮汲む磯の初明り 宮原双馨
生きざまを妻な笑ひそ初明り 水野 柿葉
三輪山の見ゆる窓より初明り 小澤満佐子
礁打つ潮の穂先の初明り 小坂灯村
奥宮の杉生香に立つ初明り 長尾久子
伎芸天かしげる面に初明り 石川 魚子
平家納経ほのめく箔の初あかり 平井あい子
初明り気比の神水豊かなる 上田恵美子
摩天楼硝子音階初明り 仙田洋子 雲は王冠
初あかり見えぬ目でもの申すなり 橋本榮治 越在
雪山の初明りして狐罠 小坂順子
紅夫せて童女の寝顔初明り 平畑静塔
来し方を皆佳しと思ふ初明り 遠藤はつ
初明り生きて来し身を起こさうか 近藤重郎
初明りみづうみ靄をひらきけり 伊藤純
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾
住み古りて霜すさまじき初明り 殿村莵絲子
初明りわが片手より見えそむる 長谷川かな女
さきがけて鶲の声の初明り 田村木国
わが庵の即ち楠の初明り 星野立子
書の面の灯色に代はり初明り 中村草田男
境涯は至福と言はん初明り 浅井青陽子
枕邊のものゝ形や初明り 鈴木洋々子
遠国の雪の音きく初明り 殿村莵絲子
初明り不条理をもて稿おわる 鈴木六林男
初明り光の繭のなかにゐて 平井照敏
影といふものまだ曳かず初明り 鷹羽狩行
初明り象あるもの眼に見えそめ 小川双々子
初明り山河を前のわが庵 阿部みどり女
火の山の裾の障子の初明り 宮坂静生
八十路半ば胸の奥まで初明り 水原秋櫻子
魚の夢に青く染まりし初明り 大島雅美
摩天楼硝子音階初明り 仙田洋子
初明り神います山聳てりけり 河合未光
初明り待つ間の松の真上星 加藤燕雨
ちちははも夫も仏や初明り 上野章子
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾 定本木下夕爾句集
お城山やうやくそれと初明り 高浜年尾
忽ちに浦の戸毎の初明り 長岡貝郎
初明かり薔薇園はまだ闇の中 原田青児
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子
初明り覚めし藁コの忍び駒 河合未光
縄文の夢の賀毘禮嶺初明り 小松崎爽青
観覧車一席づつの初明り 塩川雄三
葛飾に残れる松の初明り 能村登四郎
真名鶴の声こんこんと初明り 白澤良子
降る雪やひとひらづつの初明り 金箱戈止夫
乾坤の闇の溶けゆく初明り 伊東宏晃
初明りまなこあることありがたく 河野静雲
初明り大宍道湖を展べんとす 西本一都
面の眼の穴の常闇初明り 田村了咲
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏(1931-)
明治百又一年の初明り 下村ひろし 西陲集
初明りして金婚を経し一歩 及川貞 夕焼
初明り病床清瀬も夜明けなむ 及川貞 夕焼
初明り粉乳へ挿す銀の匙 田川飛旅子 花文字
岩窟をどよもす浪に初明り 福田蓼汀 山火
つくばひの氷の上や初明り 阿部みどり女 笹鳴
誰か早やポンプ使ひし初明り 阿部みどり女 笹鳴
初明りみたらしの氷たゝく音 高田蝶衣
初明り妻の雑巾大きかり 河野多希女 月沙漠
遠国の雪の音きく初明り 殿村莵絲子 雨 月
子等成人吾等は閑居初明り 高木晴子 花 季
初明りわが片手より見え初むる 長谷川かな女 牡 丹
鞠の如く見えし子愉し初明り 長谷川かな女 雨 月
嗽ぐ水まろくあり初明り 長谷川かな女 雨 月
初明り山河を前のわが庵 阿部みどり女
初明り我が家枯野に坐りゐる 阿部みどり女
つくばひの氷の上や初明り 阿部みどり女
初明り港は未だ灯を消さず 五十嵐播水 埠頭
玄海の潮路の雲に初明り 吉武月二郎句集
初明り火鉢の焔立ち来けり 臼田亜浪 旅人
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子 山河
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏 天上大風
お城山やうやくそれと初明り 高浜年尾
初明りわがステンレス流し台 山根 真矢
初明り何か幸せあるがごと 田中冬二 俳句拾遺
勲章の重さ老躯の初明り 芥川龍之介 我鬼窟句抄
初明り書架の背文字の中の金 蓬田紀枝子
嗽ぐ水まろくあり初明り 長谷川かな女
一生の今といふ刻初明り 中嶋秀子
初明り山河を前のわが庵 阿部みどり女
初明り渚をのばす伊良湖岬 伊藤敬子
水尾引いてをりたるは鳰初明り 石井とし夫
初明りかがやける手を子に与ふ 今瀬剛一
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子 山河
焼あとに富士しづまりし初明り 中川宋淵 命篇
堰を越す水のとらへし初明り 木下夕爾
鶏鳴のめぐる一木初明り 原裕 正午
柊の一樹を通る初明り 野沢節子 飛泉
初明り火鉢の焔立ち来けり 臼田亞浪 定本亜浪句集
勲章の重さ老躯の初明り 芥川龍之介
初明りもとより障子明りなす 石川桂郎
太古より壺は壺形初明り 岩淵喜代子
初明り街は未完の絵のごとし 片山由美子
あるがまま生きて今日あり初明り 菖蒲あや
ちちははも夫も仏や初明り 上野 章子
今生のいよいよと言ふ初明り 小出秋光
離陸して日本かたむく初明り 那須淳男
家という大きな卵初明かり 盛戸まりの
嫁ぎ来て牛に呼ばるる初明り 佐藤寒帯草
初明り赤子のやうに目覚めけり 平野きらら
古里の山なだらかに初明り 岸本淑子
城が先づ明けて県都の初明り 門屋六洋
初明りして波の色砂の色 三橋喜代
抽象も具象もありぬ初明り 関口晃代
点字読む夫の指先初明り 加藤美枝子
天上の風鮮しき初明り 門屋大樹
初明り赤子が乳を吸つてをり 石川須賀子
刻太鼓響く湯の街初明かり 三並恵津子
初明りもののあはれに深くゐる 鈴木慶子
鳥篭の覆ひをはづす初明り 山本実昌
初明りまづ北斉の赤富士に 真貝葉月
鳥ひとつ山越えて来し初明り 宇咲冬男
初明りして金鱗の波がしら 野村久子
畳目のきれいに見ゆる初明り 高橋雅世
大鳥居波にうつして初明り 野口次郎
飾り無き家にもおよび初明り 冨舛哲郎
病む手にて光つかまん初明り 坂本松子
ふんどしややうやう黒む初明り 初明 正岡子規
六十年寝起きの一間初明り 高澤良一 宿好
思惟仏の半顔照らす初明り 新船富久
方舟のごとき泊船初明り 小野寺信一郎
大仏殿開きし窓の初明り 遠藤新樹
粒ほどのこけしの口や初明り 熊谷ふみ
初明り浴び飛沫浴ぶ神の岩 木村紀美子
三猿の隠さぬ赤心初明かり 渡辺舎人
湖のひろがりてゆく初明り 佐藤悟林
脈打てる搾乳ホース初明り 実渕真津子
又一艘岬を出でし初明り 越智麦州
初明りしづくのやうな島ひとつ 密田真理子
さしのべし手にたまゆらの初明り 永島理江子
明け初めてただに明るき初明り 田中三二良
産土神は大河のほとり初明り 老川敏彦
点滴の一滴づつの初明り 内山照久
十二支の土鈴そろうて初明り 高室有子
国来よと引きし島山初明り 山本喜朗
初明り書架の背文字の中の金 蓬田紀枝子
かの墓もいま初明りしてをらむ 和田知子
初明り陸は岬を突き出して 庄中健吉
すきまより四方八方初明り 長谷川櫂
戸隠の百渓やいま初明り 千曲山人
網ブイの沖へ道なす初明り 谷内 茂
海鳴りて記紀の山々初明り 徳留末雄
初明り父の白息見えてきし 澤井洋子
薔薇色の初明りさせ病者らに 藤沢周平
堂堂と死にそびれたり初明り 山崎十生
声かけて牛を曳きだす初明り 加藤憲曠
初明り胸中天籟地籟あり 渡部抱朴子
初明り明治の母に及びけり 西嶋あさ子
離陸して日本かたむく初明り 那須淳男
島びとが潮汲む磯の初明り 宮原双馨
波音のうつつに寄せて初明り 稲畑汀子
榊照る道ひと筋に初明り 村田脩
ごつごつと熟年われら初明り 山崎聰
初明り渚をのばす伊良湖岬 伊藤敬子
心にもありたる小窓初明り 後藤比奈夫
いのちまた燃ゆる色なり初明り 神蔵器
初明り嬉々と節穴多き戸よ 松崎鉄之介
影といふものまだ曳かず初明り 鷹羽狩行
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子
紅失せて童女の寝顔初明り 平畑静塔
わが庵の即ち楠の初明り 星野立子
書の面の灯色に代はり初明り 中村草田男
八十路半ば胸の奥まで初明り 水原秋櫻子
カーテンの隙一寸の初明り 瀧春一
初明りわが片手より見えそむる 長谷川かな女
べた凪に浮ぶ出羽島初明り 藤田真寛
初明り汽笛横切る五ヶ所浦 古川千鶴
初明り三島大社の枯山水 柴山つぐ子
キユーポラの火柱一つ初明り 佐川広治
初明りして稚き松老いし松 軽部烏頭子
湖のひろがりてゆく初明り 佐藤梧林
虚子の句の飯野山より初明り 浜川穂仙
見慣れゐし山の連なる初明り 小泉紀代子
藁屋根を宝のように初明り 野口香葉
詩に韻く山河ひらけし初明り 雲戸喜代
初明り生きて来し身を起こそうか 近藤重郎
毎年よ書架の隅より初明り 後藤比奈夫 めんない千鳥
橋脚を洗ふ波の穂初明り ふけとしこ 鎌の刃
初明り街は未完の絵のごとし 片山由美子 風待月
まだ何の影とも知れず初明り 片山由美子 風待月
火の山の裾の障子の初明り 宮坂静生 青胡桃
初明り揺れつつ枝ぶり整す松 鍵和田[ゆう]子 浮標
初明り一つ咲きたる木霊かな 穴井太 原郷樹林
引き出しに柿の種あり初明り 穴井太 原郷樹林
ススメススメ全山枯れて初明り 穴井太 原郷樹林
初明りうしないしゆめ夢殿に 穴井太 原郷樹林
みささぎのほとりに宿り初明り 深見けん二 日月
真名鶴の声こんこんと初明り 白澤良子
初明り燦と水巴の火桶より 小川原嘘帥
太古より壺は壺形初明り 岩淵喜代子 螢袋に灯をともす
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏
産土神は大河のほとり初明り 老川敏彦
初明りそのまま命あかりかな 能村登四郎
書の面の灯色に代はり初明り 中村草田男

初明 補遺

あひるゐて愚々とこゑする初明り 飴山實 花浴び
うなづきて鴉のお世辞初明り 阿波野青畝
おかめ笹その二三枚初明り 山口青邨
こころざす思ひの色の初明り 能村登四郎
たまきはる命紅さす初明り 能村登四郎
たらちねの愛のごとくに初明り 後藤比奈夫
とく起きて机にあるや初明り 高浜年尾
ふんどしややうやう黒む初明り 正岡子規 初明
ほそりたる命毛が吸ふ初あかり 能村登四郎
ほの~と初明りして古人の句 高野素十
みみづくの耳のふたつが初あかり 岡井省二 鯛の鯛
わが庵の即ち楠の初明り 星野立子
わが街は海より暁くる初明り 稲畑汀子
一塊の石にいのちや初明り 山口青邨
不知火の海初明り鶴も覚む 山口青邨
亡き数の誰彼が見ゆ初明り 佐藤鬼房
人愚かなりほの~と初明り 高野素十
初あかりそのまま命あかりかな 能村登四郎
初明りしてよりどつと深眠り 野澤節子 八朶集以後
初明りして胸中のモツアルト 平井照敏 天上大風
初明りして金婚を経し一歩 及川貞 夕焼
初明りもとより障子明りなす 石川桂郎 四温
初明り嬉々と節穴多き戸よ 松崎鉄之介
初明り思惟の菩薩の指のかげ 阿波野青畝
初明り水のごとくに犬鳴いて 平井照敏
初明り漂ふごとき庭の木々 高浜年尾
初明り火鉢の焔立ち来けり 臼田亜郎 定本亜浪句集
初明り病床清瀬も夜明けなむ 及川貞 夕焼
初明り百合根含め煮白密集 山田みづえ 草譜
初明り紫尾山はむらさき鶴の里 山口青邨
初明り静かなるかな時計鳴る 星野立子
声なくて一部屋づつの初明り 桂信子「草影」以後
大き薬喉を通りぬ初明り 水原秋櫻子 蘆雁以後
岩戸ひらく音は濤音初あかり 林翔
岩窟をどよもす浪に初明り 福田蓼汀 山火
床に飾るアメジスト群晶初明り 山口青邨
引く波に寄せくる波に初明り 鈴木真砂女 紫木蓮
影といふものまだ曳かず初明り 鷹羽狩行
新しき世へみなぎれる初明り 稲畑汀子
明星いまだ金色保つ初明り 相馬遷子 山河
東山裾の灯残り初明り 高浜年尾
松あれば松けぶらせて初明り 能村登四郎
松の下竹ありほのと初明り 山口青邨
毎年よ書架の隅より初明り 後藤比奈夫
波音のうつつに寄せて初明り 稲畑汀子
波音のやがて親しや初明り 高浜年尾
波音の改りたり初明り 高浜年尾
火の島を沖に控へて初明り 高浜年尾
燦爛と化石の魚や初明り 山口青邨
独居して竹四五本の初明り 野澤節子 八朶集以後
琉球の魔除けの毬の初明り 有馬朗人 天為
禍雲の裂目裂目ゆ初明り 阿波野青畝
編隊機とよもすかたや初明り 伊丹三樹彦
老母は東に在す初明り 高浜年尾
葛飾は黒松ばかり初明り 能村登四郎
覆はれし鏡のうちの初明り 鷹羽狩行
賜りし八十六歳初明り 能村登四郎
身辺の余生めきたる初明り 岡本眸
道のべの捨籠青む初明り 上田五千石『琥珀』補遺
鍋鶴も項は白し初明り 山口青邨
陸橋の下獅子は座す初明り 山口青邨
骨明りする日までの身 初明り 伊丹三樹彦
鵜は波に鴉は浜に初明り 鈴木真砂女 夏帯
黒きもの鴉となりぬ初明り 鷹羽狩行
鼈甲の帆船は航く初明り 山口青邨

以上

by 575fudemakase | 2017-03-27 16:49 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26747794
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
more...

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

検索

タグ

最新の記事

朝冷 の俳句
at 2017-10-16 09:58
雨冷 の俳句
at 2017-10-16 09:57
秋冷 の俳句
at 2017-10-16 09:56
ひえびえ・ひやひや の俳句
at 2017-10-16 09:54
秋湿り の俳句
at 2017-10-16 03:21

外部リンク

記事ランキング