縄飛 の俳句

縄飛 の俳句

縄飛び

例句を挙げる。

ジヤケツ真赤く縄飛はまだ出来ず 富安風生
地を叩く夫の縄飛び春隣 蕪木啓子
年寄れる工女秋野に縄飛べる 高浜年尾
春日野に角切りの縄飛べりけり 林徹
次の世の人体白き縄飛びす 攝津幸彦
熊野では縄飛びするか秋の風 坪内稔典
縄とびをくぐり女を繰り返す 和田悟朗
縄とびをしては見にくる青写真 竹末春野人
縄とびを兄にゆづりて黙りけり 依光陽子
縄飛の大波引いて夕べなる 樋笠文
縄飛びにウインド聖樹燈をとどかす 中戸川朝人 残心
縄飛びの上手に飛ぶ子と下手な児と 松村多代子
縄飛びの丘の下なる蓮を植う 加倉井秋を
縄飛びの入る時のがしのがしをり 櫻井弘子
縄飛びの大波引いて夕べなる 樋笠 文
縄飛びの息のみだれず対ひ合ふ 大川つとむ
縄飛びの縄がたたくよ春の土 富田直治
縄飛びの縄に絡まる落葉嵩 古市絵未
縄飛びを跳んで二つの山笑ふ 佐川広治
縄飛を教へて母子二人跳 根岸善雄
ちやつきらこありしあとにて縄跳びを 田中灯京
地を強く打つ縄跳びのはじめの縄 池田秀水
大縄跳びよもつひらさか行きもどり 柴田奈美
寒夕焼縄跳び場より跳び帰る 鷹羽狩行 誕生
山に燈や縄跳の縄消えてきし 中嶋鬼谷
縄跳に入りて越後の真冬口 宮坂静生 山開
縄跳の弧が放ちたる少女かな 大石悦子 群萌
縄跳の波がくり出す幾童女 野中亮介
縄跳の百まで数へ暮れにけり 石原ゆう子
縄跳の縄海光を切り止まず 橋本榮治 麦生
縄跳びしゅうしゅうこんにゃくの村で 小林一枝
縄跳びと独楽廻す子と風花と 永井龍男
縄跳びのこゑのむかうで山眠る 鈴木蚊都夫
縄跳びの子が陽炎を出入して 山田弘子
縄跳びの少女初蝶と化しにけり 牧野寥々
縄跳びの少女斑雪をはるかにす 堀口星眠 営巣期
縄跳びの灼け跣子と鶏の足 小檜山繁子
縄跳びの端をもたされ木の葉髪 長谷川双魚 『ひとつとや』
縄跳びの縄は冷えねど夜迫る 中村草田男
縄跳びもぬくもる迄か激しはげし 中村草田男
縄跳びや地を打つ音の乾きゐて 黒坂紫陽子
縄跳びをしながらゆけば熊の檻 岸本尚毅 舜
縄跳や地を打つ音の乾きゐて 黒坂紫陽子
縄跳や己の影を打ちつづけ 貞吉直子
縄跳や欅寂びゆく風の中 丹羽啓子
縄跳をせず悪童か弱虫か 黒坂紫陽子
縄長く縄跳びをせる涅槃西風 大石雄鬼
茱萸の木に縄跳びの紐からみおり 松本弘子
踊る向日葵縄跳びの子のとぶたびに 磯貝碧蹄館 握手

縄飛 補遺

なはとびのなはや薺の花のなか 渡邊白泉
寒夕焼け縄跳び場より跳び帰る 鷹羽狩行
若葉深う子等の縄飛び暮れにけり 種田山頭火 自画像 層雲集
秋濤に縄跳の縄はげしくす 飯島晴子
十二月縄跳びをよけいそぎおり 飴山實 おりいぶ
春の暮縄跳び天使露地に降り 上田五千石『田園』補遺
娼窟に縄とびの縄ちらちらす 金子兜太
石掃いて縄飛びの縄たるみけり 松崎鉄之介
縄とびの寒暮いたみし馬車通る 佐藤鬼房
縄とびの純潔の額を組織すべし 金子兜太
縄とびの端もたさるる遅日かな 橋閒石
縄とびの縄の端持つ麦の秋 細見綾子
縄とびの輪のなか大き入日かな 中村苑子
縄とびをするところだけ雪乾く 橋本多佳子
縄跳びの間隔置きて枯野すすむ 山口誓子
縄跳びの村童が遠く小さく瞰ゆ 伊丹三樹彦
縄飛びが輪をかき春の太陽切る 有馬朗人 母国
縄飛びして使の途の秋の暮 山口誓子
野の枯れに縄とびはげし縄見えず 山口誓子
脛長き戦後乙女の縄跳びくら 伊丹三樹彦

以上

by 575fudemakase | 2017-04-18 02:46 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fudemaka57.exblog.jp/tb/26796815
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2011年 04月

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

らくらく例句検索

インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

検索

タグ

最新の記事

実朝忌 の忌日
at 2017-04-22 09:12
茂吉忌 の俳句
at 2017-04-22 09:09
義仲忌 の俳句
at 2017-04-22 09:07
えり挿す の俳句
at 2017-04-22 09:04
かまくら の俳句
at 2017-04-22 09:01

外部リンク

記事ランキング