2017年 03月 22日 ( 2 )

ちやつきらこ の俳句

ちやつきらこ の俳句

ちやつきらこ

例句を挙げる。


歌いづれ小町踊や伊勢踊 貞徳
ちやつきらこ舞ふや沖より晴れて来し 吉田木蓉子
塞神のうしろ帆が過ぎちやつきらこ 中川美亀
ちやつきらこ青き汀も遠唱ひ 野澤節子
宮庭に崎の日溢れちやつきらこ 古賀まり子
ちやつきらこお伊勢・鎌倉ほめ唄に 荒井正隆
雨の日のちやつきらことて足袋はかず 田中午次郎
ちやつきらこ荒き男の眼に見らる 磯貝碧啼館
扇持つ手の小さくてちやつきらこ 松岡和子
ちやつきらこ間違はぬやう泣かぬやう 笹尾照子
漁火の真昼に照るやちやつきらこ 長谷部千代子
前髪に目出度花挿しちやつきらこ 上村占魚
波音を聞きちやつきらこ歌まねる 寺田木公
ちやつきらこ扇ひらけば鳩が翔つ 斎藤春楓
ちやつきらこ今日へ戻りし船首見ゆ 二見柳糸
ちやつきらこありしあとにて縄跳びを 田中灯京
今海の見ゆる家にてちやつきらこ 京極高忠
二十年振りなり雨のちやつきらこ 田中英子
賓人の御座磯めぐりちやつきらこ 荒井正隆
面白やと神も御声や伊勢踊 一鳥 選集「板東太郎」
ちやつきらこ荒き男の眼に見らる 磯貝碧啼館
ちやつきらこ舞ふ娘に海が騒ぐなり 志摩芳次郎
音頭取三人かたまりちやつきらこ 高澤良一 ももすずめ
店も狭に緋扇舞はせちやつきらこ 高澤良一 ももすずめ
ちやつきらこよくそろひゐておちよぼ口 高澤良一 ねずみのこまくら
ちやつきらこ綾竹の音やや湿り 高野さちこ
ちやつきらこ烏賊干す路地を抜けてくる 升本栄子
ちやつきらこ繰る手一途や岬の子 禰寝雅子
いやーちやんちやんこりーちやんちやんとちやつきらこ 松崎鉄之介
魚干して唄ひ手となるちやつきらこ 金子篤子

以上

by 575fudemakase | 2017-03-22 00:52 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)

なまはげ の俳句

なまはげ の俳句

なまはげ

例句を挙げる。

お祓ひの済みてなまはげ放たれし 高澤良一 ももすずめ
なまぬるき夜風なまはげ去りしあと 大畑善昭
なまはげが立去り蓑の零れ屑 高澤良一 寒暑
なまはげと旅の記念の写真とる 安斉君子
なまはげにおびえ上手な子もありし 池田 崇
なまはげにしやつくり止みし童かな 古川芋蔓
なまはげにむんずと肩を掴まれし 安達実生子
なまはげに声かけられてゐたりけり 黒坂光博
なまはげに持ち込まれたる土間の雪 川瀬一貫
なまはげに父の円座を踏まれけり 小原啄葉
なまはげに襲はる森の一軒家 松崎鉄之介
なまはげに酒のこぼるる大座敷 大洲みき
なまはげのくる夜家中明るうし 高澤良一 ももすずめ
なまはげのずいと茶の間に踏み込みて 高澤良一 ももすずめ
なまはげのずぶ濡れ蓑を身ぶるひて 安藤五百枝
なまはげのどかと去りたる囲炉裡かな 磯貝碧蹄館
なまはげのひとり畦みち帰りけり 小原啄葉
なまはげのひらたき蹠が踏み鳴らす 今田拓
なまはげのもぞと酒盃に手を出しぬ 高澤良一 ももすずめ
なまはげの一歩一歩に怒濤音 荻原都美子
なまはげの出る夜を雪の降りしぶる 高澤良一 ももすずめ
なまはげの去るを呑み込むうるし闇 高澤良一 ももすずめ
なまはげの喚びに榾火くづるるよ 遠藤みや子
なまはげの子の泣声にたぢろぎし 竹中弘明
なまはげの役に侍す犬身じろがず 久保田月鈴子
なまはげの松明雪に挿し憩ふ 桑田青虎
なまはげの汗だく学生アルバイト 高澤良一 寒暑
なまはげの眼鼻より洩れ息白し 藤原星人
なまはげの素足につけし藁脚絆 安川掴雲
なまはげの聞きしに勝るおらびごゑ 高澤良一 ももすずめ
なまはげの胸ぬらしけり雪と酒 竹田晶洞
なまはげの脱ぎし草履を揃へをり 伊藤絹子
なまはげの蓑より祈願の藁をぬく 川井玉枝
なまはげの解せぬ口上秋田弁 杉山青風
なまはげの訪ふさきざきの杉と月 宮津昭彦
なまはげの赤子の尻を撫でにけり 石島 岳
なまはげの足踏み鳴らす屋台骨 高澤良一 ももすずめ
なまはげの躍り狂ひし座敷掃く 西沢信生
なまはげの逸りてあげし灰かぐら 宮下翠舟
なまはげの酔ひて本名呼ばれけり 児玉小秋
なまはげの面の中より優男 鍋谷福枝
なまはげの鬼の口より酒の息 本谷久邇彦
なまはげを襖のかげで見る子かな 中村苑子
東京からなまはげになる子が帰る 三浦てる
海吠えを真似てなまはげ来りけり 木内彰志
海鳴りの闇へなまはげ吠えにけり 佐藤清香
男鹿なまはげ踏絵に勝る足跡なし 相原左義長
真夜の雪なまはげ道も消えゐたり 皆川白陀
藁沓を脱ぎなまはげは酒ねだる 佐川広治
雪空をなまはげの闇おりてくる 平井照敏 天上大風
眉緊めて尿に立つ子よ生身剥 宮野斗已造

なまはげ 補遺

なまはげに襲はる森の一軒家 松崎鉄之介
なまはげの一服つける森の闇 松崎鉄之介
なまはげの出に満月が森の上 松崎鉄之介
なまはげの里に台風余波の雨 松崎鉄之介
宿の婢のなまはげ噺炉火足して 能村登四郎
雪空をなまはげの闇おりてくる 平井照敏 天上大風
風雪解なまはげ部落海の端に 角川源義

以上

by 575fudemakase | 2017-03-22 00:44 | 新年の季語 | Trackback | Comments(0)


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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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