2017年 08月 07日 ( 7 )

盆の市 の俳句

盆の市 の俳句

盆の市

連れ立ちて海女の来てゐる盆の市 岩崎正子
盆市や笊よりこぼる茉莉花茶 呉屋菜々
盆市の一夜をへだつ月の雨 飯田蛇笏
盆市に一つ買ひたり蒲葵(くば)の笠 沢木欣一
盆の市蓮の葉のまだ濡れてゐし 石鍋みさ代
亡母の代の訛懐かし真菰売 藤田凡鐘
仏花小さく束ねし盆の市 河野 伸子
日影して孔雀いろなる盆の市 飯田蛇笏 霊芝
朝市の子供ばかりの苧殻売 古市文子
苧殻売る河童来さうな沼の店 町田しげき
川下に難波もあるか真菰売 光 甫
黒飴を購ひ求めたる盆の市 佐川広治
葛西よりリヤカーで来し真菰売 西村秋子
リヤカーの店拵も盆の市 入村玲子
なんの絮灯籠売のゐしところ 飴山實 『辛酉小雪』
タコ型に干さるる蛸も盆の市 辻桃子
スーパーに盆の市たつニュータウン 川端恵美子

盆の市 補遺

ならぶ橋一つほのめく盆の市 水原秋櫻子 緑雲
なんの絮灯籠売のゐしところ 飴山實 辛酉小雪
哀見よ草売るばかり盆の市 由水 類題発句集
月の道苧殻売る店ありにけり 大野林火 飛花集 昭和四十六年
青りんご売はさびしや盆の市 三橋鷹女
日影して孔雀いろなる盆の市 飯田蛇笏 霊芝
盆市の一夜をへだつ月の雨 飯田蛇笏


by 575fudemakase | 2017-08-07 15:40 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆休み の俳句

盆休み の俳句

盆休み

簗竹の節の揃はぬ盆休 綾部仁喜 寒木
恪勤の父送り出す盆休 高橋悦男
六斎や久世も桂も盆休み 中島黒洲
裏山がすぐそばに来る盆休み 坪内稔典
利尻行きの汽笛がひびく盆休み 石河義介
乱読と決めて三日の盆休 浅井青陽子
薬草茶いろいろ味見盆休 有澤[かりん]
門先に田舟を干して盆休 上田土筆坊
盆蝉に耳をあづけて盆休 百合山羽公
盆休納屋に農具を押しこめて 青柳志解樹
盆休大きな川を横たへて 黛 執
盆休み無き一灯を点じけり 鈴木真砂女
盆休み少年田水見にまはる 石原舟
盆休み緒のやはらかき母の下駄 藤田かよ子
盆やすみ油彩の巴里にあそびけり 大島民郎
盆やすみて八朔梅の星月夜 淡々
墨壷も忘れてをりぬ盆休み 松山足羽
文鳥の止り木つくる盆休み 中川冬紫子
富士五湖を巡るや海女の盆休み 遠藤アサ子
病む牛の無くて安堵の盆休 清田松琴
半島の山に棲む鬼盆休み 佐川広治
八丈太鼓教師の打てる盆休 高澤良一 ねずみのこまくら
蝿叩手に父在す盆休 小林蛍二
波ひとつづつ踏み歩く盆休み 井上弘美
闘牛に沸き立つ村の盆休み 阿部恵子
田の草の田合歓が咲くよ盆やすみ 木津柳芽 白鷺抄
泥亀も首をすぼめて盆休 高澤良一 鳩信
吊革の揃って揺るゝ盆休 高澤良一 寒暑
爪剪りて指寸づまる盆休 石橋林石 『石工日日』
長かりし能登の大工の盆休 大宮広子
竹林の奥あかるくて盆休 古賀まり子
水張りし海女桶並ぶ盆休み 塚本弘満
神杉に耳あててみる盆休み 朝妻力
山猿の内腿白し盆やすみ 平畑静塔
傘一本忘れて来たる盆休み 有馬朗人
工事船位置そのままに盆休 阿部寿雄
呉服屋に海女の来てゐる盆休み 升本栄子
鶏小屋に篠つく雨の盆休み 松本貴好
銀行も茶舗も本屋も盆休み 辻田克巳
魚屋の箱積み重ね盆休み 横田和子
漁場遠くなりたる漁夫に盆休 成瀬櫻桃子
久慈の鮎焼きてもてなす盆休 小林蛍二
鎌の刃を桶に沈めて盆休 西本一都 景色
鎌どころ踊どころの盆休 西本一都 景色
街道は高きを走り盆休 綾部仁喜 樸簡
外来の予約がとれて盆休 高澤良一 随笑
菓子木型あまさず干して盆休み 鈴木亨子
家に居て空のまぶしき盆休み 宮津昭彦
屋根の端にすずめ吹かるる盆休 三田きえ子
沖の帆をかぞへることも盆休み 鷹羽狩行
塩田を下駄履き通ふ盆やすみ 佐野まもる 海郷
瓜食べて種の大きな盆休 綾部仁喜 樸簡
ひとり居に風吹き溜まる盆休 岡本 眸
どの田にも水たっぷりと盆休み 深見 道子
つけ焼のたうもろこしや盆やすみ 川上梨屋
しじみ採潟寧けくて盆休み 河野南畦 湖の森
ささやかな商ひなれど盆休 平松草太
さうかさうかお盆休か散髪屋 高澤良一 随笑


盆休み 補遺

豈計らんや藪蕎麦も盆休み 村山故郷
木の橋の月に明るき盆休み
盆蝉に耳をあづけし盆休み 百合山羽公 樂土
盆休牛は角突つとめけり 百合山羽公 樂土
盆休み無き一灯を点じけり 鈴木真砂女 紫木蓮
盆休み団扇泳ぎの小*えい見て 百合山羽公 樂土以後
盆休み山城跡は蝉まかせ 百合山羽公 樂土以後
盆休み雨となつた島の小さい家家 尾崎放哉 小豆島時代
盆休み一番藍を湛へたる 清崎敏郎
仏壇の火も入れ夕餉盆休 大野林火 月魄集 昭和五十四年
食ひ倒れの大阪にあり盆休 松崎鉄之介
山猿の内腿白し盆やすみ 平畑静塔
銀座にも底抜けの空盆休 松崎鉄之介
起重機として盆休楽しめる 後藤比奈夫
寄り合うてをる舫綱盆休 清崎敏郎
角突の牛は目を剥く盆休 百合山羽公 樂土
沖の帆をかぞへることも盆休み 鷹羽狩行
もみあげの剃りさつぱりと盆休み 鷹羽狩行

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:39 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆花 の俳句

盆花 の俳句

盆花

剪りて来し盆花にまだ日の温み 高澤良一 素抱
盆花売背にゆるやかな風まとふ 坂根白風子 『彩雲』
盆花摘み川原歩きも朝のうち 高澤良一 ぱらりとせ
盆花を流して鮎を悲します 石田勝彦 秋興
盆花を郵便船に託しけり 三木照恵
盆花を抱へて戻る地震の村 綱川恵子
盆花を摘む子等の声やまびこも 川崎展宏
盆花を摘むランニングシヤツの子と 川崎展宏
盆花を替へて杣去る義景忌 南部白夜
盆花を青竹に盛り無宿墓 広満ヒサヱ
盆花を手折るや蜂のいとなめる 飯田蛇笏 霊芝
盆花を刈る潟舟を漕ぎ出せり 継田秀子
盆花を活ける竹筒削りをり 海野 勲
盆花を横抱きにして父帰る 井原ミチ
盆花や郷捨てる日の母に近む 杉本寛
盆花やゑのころ草の打ちまじり 石田郷子
盆花やいつか乗る日の雲過ぎて 手塚美佐
盆花は紅をまじへて定まりぬ 鈴木良戈
盆花の芒まじへて丈得たり 宮津昭彦
盆花の流れに遅る鹿の子百合 佐野美智
盆花の色よき花の取り合はせ 高澤良一 寒暑
盆花の四通八達墓地区画 高澤良一 素抱
盆花の咲ききりたるは荒むなり 岡本 眸
盆花の菊鮮しき巴塚 堀 文子
盆花の活けある水のすぐ古ぶ 高澤良一 暮津
盆花のひとかかへ買ふ朝の市 呉服元子
盆花のいろどり海女の畑のもの 加藤三七子
盆花に色淡き花なかりけり 北澤瑞史
盆花に混じりて長ける名無し草 高澤良一 暮津
盆花にふるさとおもへ亡き母よ 成瀬櫻桃子
飯粒も沈み盆花浸しおく 太田土男
南無鵜川盆花ながれかはしけり 飯田蛇笏
町うら盆花売るのも昔なじみの湯のまちで 荻原井泉水
置かれある精霊花に山の雨 金箱戈止夫
誰からとなく極楽ね盆花火 紺野佐智子
谷橋に盆花わかつ童女見ゆ 飯田蛇笏 春蘭
前山の盆花摘に牛吼ゆる 中戸川朝人 残心
生彩無き盆花なれど仕方なし 高澤良一 暮津
心当ての畦へ盆花摘みにいづ 中川博秋 『加賀野』
山雲に乗りて盆花迎へかな 岸田稚魚 『雪涅槃』
山雲に乗りて盆花迎かな 岸田稚魚
呼び合ひて盆花摘の乙女らよ 村上しゆら
牛乳罐背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
牛乳の罐背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
逆縁の盆花壺にあふれしむ 上村占魚
巻向や背戸の流れに盆花挿す 鈴木厚子
にぎやかに盆花濡るる嶽のもと 飯田蛇笏
ここだとる盆花ぬれてにぎやかに 飯田蛇笏 春蘭
いなびかり盆花市をひとつかみ 宮津昭彦

盆花 補遺

熔岩屑を寄せあひて墓盆花置き 清崎敏郎
盆花を糶りて騒しからずあり 後藤比奈夫
盆花を流して鮎を悲します 石田勝彦 秋興
盆花を手折るや蜂のいとなめる 飯田蛇笏 霊芝
盆花を刈りとりしあとの花野とて 山口青邨
盆花や麓にひらく青故郷 角川源義
盆花や亡夫の若さわれに無し 岡本眸
盆花の白き桔梗を貰ひたる 細見綾子
盆花のお地蔵汐に立ちたまふ 阿波野青畝
盆花にして真白なる桔梗かな 清崎敏郎
盆花として取り集め蓼の花 細見綾子
南無鵜川盆花ながれかはしけり 飯田蛇笏 山響集
朝市の道の盆花売に終る 大野林火 月魄集 昭和五十五年
谷橋に盆花わかつ童女見ゆ 飯田蛇笏 春蘭
山雲に乗りて盆花迎へかな 岸田稚魚
呼込みの活気は殺気 盆花市 伊丹三樹彦
鶏頭や盆花きらん鰹かき 野坡
牛乳の缶背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
燕去る盆花滝の飛沫あび 飯田龍太
一束の盆花桔梗なでしこと 細見綾子
にぎやかに盆花濡るる嶽のもと 飯田蛇笏 雪峡
ここだとる盆花ぬれてにぎやかに 飯田蛇笏 春蘭
がまの穂を一と抱へほど盆花に 細見綾子

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:37 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆路 の俳句

盆路 の俳句

盆路

盆路刈り山はにはかに祖の匂ひ 鍵和田[ゆう]子
盆路を作る長柄の鎌研ぎて 吉田初江
盆路を刈る見て声を掛けざりき 石川桂郎 四温
盆路を雲の中より刈りはじむ 大野林火
盆路をゆくときわれら老いにけり 勝又一透
盆路をつくるや瑞の夜空あり 能村登四郎
盆路をつくるや瑞(みづ)の夜空あり 能村登四郎 有為の山
盆路や顔ひんやりと杉の中 外川飼虎
盆路の八方けむり日暮れどき 井上 雪
盆路の猪垣越えてなほ遠し 水原秋櫻子
盆路の草の涼しく焚かれけり 佐々木 咲
盆路の巌にひびきありにけり 宮坂静生 樹下
盆路の果は雨雲まみれにて 岸田稚魚
盆路のそれぞと見ゆる岨の雲 水原秋桜子
盆道刈る秀才の子の帰り来ず 八牧美喜子
盆道を蛇も鼠も通りけり 太田土男
盆道を開くと登り行きしかな 茨木和生
盆道をゆくときわれら老いにけり 勝又一透
盆道をつくらば石器時代まで 矢島渚男 延年
盆道の丹波を出でて丹後かな 大石悦子 聞香
盆道に桑の朝影おきにけり 久保ともを
盆みちを刈るのみの鎌研ぎにけり 羽田 岳水
盆みちも谷より出でず流人墓 中村純子 『花守』
盆みちに轍の深きところかな 中原道夫
朴の木をしるべに父の盆路かな 能村研三
馬頭観音盆道白むほどの雨 野沢節子
天草や海の盆道凪ぎわたり 有働亨 汐路
嬬恋の盆路キヤベツ運ぶ路 堀口星眠
嬬恋の盆路キヤベツはこぶ路 堀口星眠 営巣期
朝の瀬へ盆道の草刈りこぼす 佐野美智
地蔵盆路地なくなりしビルの街 稲垣芳子
精霊路のどこも水音ばかりかな 関戸靖子
生胡瓜かじり盆路刈りの衆 古市枯声
坂がかりにて盆路を杖の兄 金丸鐵蕉 『動輪』
溝ありて盆道に橋架けにけり 根岸善雄
午からも盆道の風よく通る 大峯あきら 宇宙塵
呼吸はげしく盆路作る暮れてなほ 大野林火
君が来る盆路句碑へつづく道 古賀まり子 緑の野以後
刈り終へし盆道に風湧き立てり 古市枯声
海見ゆる盆路海から盆が来る 町田しげき
雲下りて盆路刈を濡らしけり 宮下翠舟
姥ひとり盆路を刈る怒濤かな 鍵和田[ゆう]子
阿倍野区は路地地蔵盆路地のもの 宮津昭彦
よき竹を伐りて盆道つくりけり 増成栗人
じやんがら衆盆道に鉦鳴らすなり 皆川盤水
じやんがらや衆盆道に鉦鳴らすなり 皆川盤水
これのみは俗もわびしや鯖の盆 路通「茶の草子」
けもの径盆路刈のゆきしのみ 伊藤晴子

盆路 補遺

盆路を刈る見て声を掛けざりき 石川桂郎 四温
盆路を雲の中より刈りはじむ 大野林火 月魄集 昭和五十四年
盆路をつくるや瑞の夜空あり 能村登四郎
盆路の猪垣越えてなほ遠し 水原秋櫻子 旅愁
盆路の果は雨雲まみれにて 岸田稚魚 筍流し
盆路のそれぞと見ゆる岨の雲 水原秋櫻子 旅愁
盆路にいくたび出でて婆ちぢむ 上田五千石『琥珀』補遺
盆道を作りて囮鮎も売る 百合山羽公 樂土
盆道をすぐ瀧津瀬の濡らしけり 水原秋櫻子 殉教
盆道や朝いちばんのででつぽう 雨滴集 星野麥丘人
盆みちを浄める風がいま通ふ 能村登四郎
盆みちをつくりて這はす飯けむり 能村登四郎
日のいろのはやも狎れつく精霊路 飯島晴子
地蔵盆路地の奥より跫音せる 「草影」以後
鹿垣のありて盆路曲りけり 百合山羽公 樂土以後
呼吸はげしく盆路作る暮れてなほ 大野林火 雪華 昭和三十四年
すたすたと盆道を来る仏かな 鈴木真砂女 紫木蓮

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:36 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆用意 の俳句

盆用意 の俳句

盆用意

鉈鞘の転がつてゐる盆用意 井上弘美
老僧のジーンズ似合ひ盆用意 薮 悦子
老妻やみとりのひまの盆支度 久我清紅子
老いばかり残る過疎村盆用意 北岡美恵子
露座仏の衣着せ替へ盆用意 佐藤正子
旅終わり母に戻りて盆支度 内田陽子
裏山へ鎌光りゆく盆支度 神野久枝
野の家の畳替へしは盆用意 遠藤正年
門前に育ちて猿も盆支度 鈴木栄子
門川に簾洗ふも盆用意 岸 風三楼
磨きばえせぬもの磨き盆用意 酒田美代子
盆用意地蔵の帽子縫ふことも 本谷久邇彦
盆用意先づ菰筵編み始め 白石高一
盆用意女で混める製米所 沢木欣一
盆用意姿なき子に話しかけ 福田蓼汀 秋風挽歌
盆用意わがすることのなくなりぬ 岡本差知子
盆用意とはあまた紐ほどくかな 福井隆子
盆支度糠もて磨くもの一つ 中山純子
盆支度漁夫が短かき大根提げ 村上しゆら
盆支度ひとり身なればさゝやかに 田中真砂城
盆支度して古町のひそとあり 及川 貞
亡き妻のすでに来てをり盆支度 森澄雄
蜂の巣をさわがせてをる盆用意 飴山實 『花浴び』
母二人会はせてみたき盆支度 安東次男
墓みちの滑刈り盆用意 三原清暁
仏壇を空つぽにして盆支度 鈴木たけ
百枚の畳を拭きて盆用意 杉山睦
白茅刈る兄の太腕盆支度 堀口星眠 営巣期
念入りに厨子を浄めて盆用意 近藤志解成
猫に買ふ銀の小鈴も盆支度 桑原立生
日の当るものを日陰に盆支度 岸本尚毅
二階にも山の風入れ盆用意 若山すみ江
二の腕のやや衰へし盆支度 岩田由美 夏安
馴れしこと淋しと思ひ盆用意 上野章子
桃の翁桃の媼と盆用意 伊丹さち子
嬬恋の帰燕飛び交ふ盆支度 堀口星眠 営巣期
地蔵盆用意の男くぎかなづち 川崎展宏
蔵の前灯してひとり盆支度 井上 雪
草木をあつめたる盆支度かな 鴇田智哉
赤松のすぐれし寺の盆用意 広瀬直人
青竹を花筒に切るも盆用意 山田弘子 初期作品
青々としたたるものや盆用意 和田 祥子
青鬼灯加へととのふ盆支度 角川照子
垂込めて緑あたらし盆支度 藤田湘子
新盆の母にならびし盆用意 日下部宵三
新しく買ひ来し茣蓙も盆用意 福島喜代女
舟板に草蝦干すも盆用意 羽田岳水
自転車に苧殻音たつ盆支度 林 翔
山高くみづうみ深し盆支度 大峯あきら
妻死なせし負目うするる盆用意 安江緑翠 『枯野の家』
今年より嫁も加へて盆支度 山田ヒサイ
姑の味鱈と牛蒡の盆用意 福井寿美恵
畦草を刈つてありしも盆用意 清崎敏郎
傾ける墓を起すも盆用意 長谷川回天
九頭竜の青き葦刈り盆用意 中島真理
桐の木にいちにち風の盆用意 岡田詩音
汲み置きの水にささなみ盆用意 田中 翠
逆縁の悲しみに湛へ盆支度 福田蓼汀
逆縁の悲しみに堪へ盆用意 福田蓼汀
気落ちせし己励まし盆用意 福田蓼汀 秋風挽歌
幾たりの友垣逝きぬ盆支度 大須賀浅芳
灰篩の網繕ふも盆支度 永沼弥生
花豆を煮てペンシヨンの盆支度 大島民郎
家具ひとつ除けし明るさ盆支度 鷹羽狩行
家ぢゆうを開け放ちをり盆支度 岡安仁義
越後路や海辺の墓の盆支度 内藤吐天
厩にも父の声する盆支度 皆川盤水
雨の中日が射し山の盆用意 大木あまり
一つづつ一つづつ母盆用意 斎藤双風
わが立つる音ばかりなる盆支度 岡本 眸
みちばたに苅れる小笹も盆支度 木津柳芽 白鷺抄
ひと雨に庭あらたまる盆用意 佐野二三子
ははき木もそだちとまるや盆用意 道彦
けものめく葛うちはらふ盆支度 飴山 実
くらがりに溶け入る髪や盆支度 草間時彦
いつの世も青嶺ぞ立てる盆支度 藤田湘子
いづくにもとゞろく濤や盆支度 石田波郷
いづくにもとどろく涛や盆支度 石田波郷


盆用意 補遺

箒木も育ち止まるや盆用意 道彦 蔦本集
末弟に負はすことのみ盆支度 伊藤白潮
盆用意東京で買ふ蓮苧殼 細見綾子
盆用意姿なき子に話しかけ 福田蓼汀 秋風挽歌
盆支度山畑に猪出没す 藤田湘子 神楽
盆支度して古町のひそとあり 及川貞 夕焼
蜂の巣をさわがせてをる盆用意 飴山實 花浴び
水路より見ゆる家裏の盆支度 能村登四郎
垂込めて緑あたらし盆支度 藤田湘子 途上
溝の泥揚げし臭ひす盆用意 右城暮石 虻峠
畦草を刈つてありしも盆用意 清崎敏郎
気落ちせし己励まし盆用意 福田蓼汀 秋風挽歌
家具ひとつ除けし明るさ盆支度 鷹羽狩行
はゝき木もそだちとまるや盆用意 鈴木道彦
くらがりに溶け入る髪や盆支度 草間時彦
いつの世も青嶺ぞ立てる盆支度 藤田湘子 途上
いづくにもとどろく濤や盆支度 石田波郷

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:35 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆波 の俳句

盆波 の俳句

盆波

盆波や船渠(ドック)の中に自衛艦 二又淳子
盆波や乞食靴を鳴らしくる 黒田杏子 花下草上
盆波やいのちをきざむ崕づたひ 飯田蛇笏
盆波の来て大鴉よろけたり 村上みきお
盆波の生めるあぶくのたゆたへる 高澤良一 随笑
盆波の秀先抑へてくづれけり 成瀬櫻桃子
盆波の寄せ来し板にロシア文字 柏原眠雨
盆波のうねり座頭鯨の背のやうに 高澤良一 ぱらりとせ
盆波のあとからあとから遠江 高澤良一 ぱらりとせ
盆波に蜑の笑顔のうかびくる 遠山壷中
盆波に乗りて舳倉へ渡りけり 坂下草風
盆波にひとりの泳ぎすぐ返す 井沢正江
盆波につかり居並ぶ六地蔵 岡田日郎
盆荒れの濡れ合うてをる草と草 佐々木六戈 百韻反故 わたくし雨
盆荒れの濡れあうてをる草と草 佐々木六戈
盆荒れの船を見てをりホームレス 朱月英
盆荒れの船をはなさぬ遠岬 永田耕一郎 雪明
盆荒れの漁師溜りの酒臭し 伊藤伊那男
盆荒や昆布を潮に冷やしおく 古舘曹人
盆荒の波へ掃き出す船の塵 鷹羽狩行
盆荒の故郷をしかと見届けし 大牧 広
土左衛門盆波に乗り材木座 高澤良一 素抱
息深くして盆波のよせきたり 佐野美智
船窓におらぶ盆波津軽越え 猪俣千代子 秘 色
子どもらへ盆波裏を見せにけり 蓬田紀枝子
喉ならす獣盆荒つづきたり 宮坂静生 樹下
屋根越しに盆波ひびく夕べかな 畑 菊香
じょんがらのででんと盆波くつがへる 高澤良一 ぱらりとせ

盆波 補遺

盆波をうしろに提げし鱸かな 百合山羽公 樂土以後
盆波や亀塚の石首のばし 百合山羽公 樂土以後
盆波の鼎のごとき日のもとに 岡井省二 有時
盆荒れや覗いて返す七つ釜 鷹羽狩行
盆荒れの波へ掃き出す船の塵 鷹羽狩行
盆荒れのはや海に出て盆のもの 鷹羽狩行
盆荒や昆布を潮に冷やしおく 古舘曹人 樹下石上
虹の石にも盆波の立つ日あり 後藤比奈夫
亀塚もありて盆波寄せにけり 百合山羽公 樂土以後
きはちすのしぼむや暮 森澄雄
おてんばのくのいちごつこうめの花 佐藤鬼房

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:32 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆踊 の俳句

盆踊

隕石の降る島国の盆踊り 鳥居美智子
閼伽井嶽夜風ゆたかな盆踊 皆川盤水
濱砂をさだかに蹴立て盆踊 八木林之介 青霞集
輪に入りてすぐ影が添ふ盆踊 三好潤子
療苑の盆踊赤ふんだんに 右城暮石 上下
旅果ての夜を病む遠き踊唄 文挟夫佐恵
旅ごころ踊浴衣を着ても尚 西本一都 景色
遥かなるものへ手を挙げ盆踊 波多野清
踊浴衣は白波模様裾は紺 香西照雄 素心
踊唄恋の口説を受けつぎて 秦 光枝
踊唄藩主を恨む一節も 芳野仙子
踊唄息つぐときの波の音 鹿喰悦子
踊唄終に果てたる風の町 高澤良一 寒暑
踊唄戸をいっぱいに開けて聞く 高澤良一 素抱
踊唄我等を過去に置き去りぬ 米沢吾亦紅 童顔
踊唄遠くにききて仕舞風呂 大野芳子
踊らぬ身にも疲れつたはる盆踊 三好潤子
予定表欄外に書く盆踊 楢原清子
夕風にすちゃらかちゃんちゃか盆踊り 高澤良一 素抱
目つむりて杣の聴かせる踊唄 田中英子
網笠にちいさがたなや盆踊 野村喜舟
麻痺の手の思はず動く盆踊り 前田芳子
盆踊恋の仕種をはばからず 井沢正江
盆踊落葉松を月駈けぬけぬ 加藤楸邨
盆踊本籍移しまだ他所者 元吉竹瓶子 『甲子』
盆踊稗搗く仕ぐさかと思ふ 高橋秋郊
盆踊清少納言小町の国 西本一都 景色
盆踊終り櫓に灯を残す 池田秀水
盆踊果てし暗さが海から来る 行方克己 無言劇
盆踊果てしマイクに人の声 猪俣千代子 堆 朱
盆踊沖を一灯とほりけり 井上弘美
盆踊雨の様子見して再開 高澤良一 暮津
盆踊暗きところに父がをり 森田公司
盆踊り闌けて校庭の月の暈 中拓夫 愛鷹
盆踊り幼馴染みの輪となりし 杉阪大和
盆踊り爆笑もののエロ音頭 高澤良一 素抱
盆踊り孫の締めてる帯目立つ 吉澤正常
盆踊り甚句詞(ことば)に野趣あふれ 高澤良一 素抱
盆踊り見に来てくらき港かな 小林愛子
盆踊り汗水節といふ曲も 沢木欣一 沖縄吟遊集
盆踊りホームスティはお寺にも 高澤良一 素抱
盆踊りの輪の中にゐて影曳かぬ死者もめぐりつつ吾につきくる 佐藤光子
盆踊も雨や里人風呂へ行く 草田男
盆踊ほとけに留守を頼みけり 西嶋あさ子
盆踊の太鼓に遠し浜別墅 五十嵐播水 播水句集
盆踊すでにはじまりゐるを見る 山口波津女
盆唄を別れの唄と思ひ聞く 高木晴子 花 季
盆唄を聞くも唄ふも目つぶりて 能村登四郎
盆唄を待つや流れに足浸し 伊藤京子
盆唄をぬけきて宿の酒辛し 石川桂郎
盆唄をかさねてくらき風の橋 北澤瑞史
盆唄や野面に熱き風の渦 山田みづえ
盆唄や夜は三味を弾く刀鍛冶 朝妻 力
盆唄や仏の食べしもの食べて 大石悦子
盆唄や佃小橋に潮満ち来 上井みどり
盆唄や潮の満ち来る厳島 林 晴美
盆唄や今生も一と踊りなり 石塚友二
盆唄や月の出はなの与謝郡 大石悦子 聞香
盆唄や兄がこよなく父に似て 大石悦子 百花
盆唄やほとけの食べしもの食べて 大石悦子
盆唄やあまたうからの木の股に 宮崎あや
盆唄もここは相馬よ夜風冷ゆ 大野林火
盆唄の流れ人の世生死あり 小林康治 『虚實』
盆唄の夜風の中の男ごゑ 森澄雄
盆唄の遠たかぶりや月の墓 鷲谷七菜子 花寂び
盆唄のやみの濃淡ながれだす 桜井博道 海上
盆唄に踊る百まで雀かな 宮崎とき女 『雪椿』
盆唄に山の大きさ唄はるる 村越化石
母の忌の近づく夜々の踊唄 山田弘子 こぶし坂
墓地越へて二タ夜続きの踊唄 高澤良一 随笑
墓地越えて風の運べる踊唄 高澤良一 素抱
風の盆踊衣装の早稲のいろ 皆川盤水
風の盆踊衣装に早稲のいろ 皆川盤水
風の盆踊衣裳の早稲のいろ 皆川盤水
風の盆踊衣裳に早稲のいろ 皆川盤水
風の盆踊る指先星に触れ 小森夕峰
風の盆踊り衣裳の早稲の色 皆川盤水
風の盆踊りに山河あるごとく 鳥居おさむ
風の盆唄にからまる水の音 藤島咲子
風に生れ風に消え入る踊唄 高橋智子
父の名の手拭くばる盆踊り 弘田紀子
夫老うも手振りの若し盆踊 玉村夜音女 『さんご玉』
百姓の手足短し盆踊 宮坂静生 青胡桃
肥後盆唄聞くも唄ふも眼つぶりて 登四郎
白山のふところ灯し踊唄 宇野慂子
念佛のやうに返して踊唄 黒田杏子 花下草上
童心にかえりて弾む盆踊り 本宮豊子
踏みしめて休耕田に盆踊 太田土男
豆腐屋の娘めかして盆踊 高澤良一 暮津
島びとの血の濃き顔よ踊唄 長谷川閑乙
笛のみはさみしからずや盆踊 西本一都 景色
佃盆唄三日をもとの波がしら 中 喜與子
大羅府の市廳そびらに盆踊 吉良比呂武
村医者も輪の中にゐて盆踊 渡辺セツ
節回す風の盆唄泣くやうに 藤田真本子
赤々と酒酔星や盆踊 肥田埜勝美
西馬音内篝火明りの盆踊 菅原庄山子
声は皆山に鍛へし盆踊り 加藤知世子 花寂び
身に入むや伊昔紅忌の踊唄 馬場移公子
親指の大きくありて盆踊 田中裕明
信濃なる小さき村の盆踊り 金井 綺羅
嬢(じょ)っこ達めかして西馬音内(にしもね)盆踊り 高澤良一 素抱
巡業の行く先々の盆踊 寿々木米若
手のひらを返せば退る盆踊 持永ひろし
自在鉤古り盆唄の果に海 伊藤京子
山風にのる盆唄の息長し 笠井操 『雪の紋』
山町や清水祭に盆踊 滝井孝作 浮寝鳥
山国の夜は更け易し踊唄 北川草魚
山国の聞けば淋しき踊唄 稲畑汀子 汀子第二句集
山国の銀座小暗き盆踊 宮坂静生 青胡桃
佐渡の旅朝から踊唄きこえ 福井圭児
佐渡おけさ踊浴衣の浪模様 高木晴子 花 季
狛犬に犬を預けて盆踊 平上昌子
荒縄に裸燈をつるし盆踊 大熊輝一 土の香
更けゆきて踊浴衣の汐じめり 本田和美
喉管除れ生きて再び盆唄を 金子晃典 『望郷独語』
交替に姉の出てゆく盆踊 湯川雅
現し身の今がいとほし踊唄 小野博子
月の出て渚近づく踊唄 岸田稚魚
月に明るむ柵の鉄線盆踊 榎本冬一郎 眼光
吟詠の有縁の輪もて盆踊り 水下寿代
狂院をめぐりて暗き盆踊 三鬼
狂院の百合のとび出す盆踊 古舘曹人 砂の音
峡の月暗しかくれの盆踊 下村ひろし 西陲集
帰り来し死者も見にゆく盆踊 谷野予志
鎌鍛冶と莨百姓盆踊 西本一都 景色
格子戸を風の盆唄流しゆく 三村純也
皆浮かれ戯け地口の踊唄 高澤良一 素抱
海鳴の思はぬ近さ盆踊 石田阿畏子
海上に月落ちかかる盆踊 三好曲
海の上に月よもすがら盆踊 鈴木花蓑 鈴木花蓑句集
我抜けしのちも風吹く盆踊 鎌倉佐弓
華の葉も遠盆唄に踊るなり 大熊輝一 土の香
奥信濃鎌の古間の盆踊 西本一都 景色
影大き手が何まねく盆踊 鷲谷七菜子
稲太る月夜の手足盆踊 飴山 實
育ちたる子等皆遠し盆踊 山崎綾子
暗さ嘆き山青風嘆き踊唄 加倉井秋を
暗き沖へ手あげ爪立ち盆踊 西東三鬼
阿波の夜を踊浴衣に畳み込む 山田弘子 懐
をみならに今の時過ぐ盆踊 森 澄雄
をみならにいまの時過ぐ盆踊 森澄雄
みちのくの判官贔屓踊唄 梅村好文
ぼくじやない狐も回る盆踊り 五島高資
ふるさとの川の匂へる盆踊 瀧 積子
ひたひたと風の盆唄浪となり 新村富代
なびく手のはしに人恋ひ盆踊 赤松[ケイ]子
つまづきしより昂ぶれり盆踊 籏こと
せがまれて子の後につく盆踊 角田サチ
くらやみに木は木と立てり盆踊 原田喬
ぐいぐいと潮の引け刻盆踊 狩行
かの人のうなじ追ひゆく盆踊 武田貞太
おわら盆唄胡弓ひとつは荒踊り 諸角せつ子
おほかたは卒塔婆小町の盆踊り 七田谷まりうす
おはら盆唄胡弓ひとつは荒踊り 諸角せつ子
うみやまの闇のあはひの盆踊 西村和子
うつし世をかなしとこぞり踊唄 福田蓼汀 秋風挽歌
いさゝか恨む彼の君見えず盆踊 竹村秋竹
アナウンスも指圖も英語盆踊 吉良比呂武

盆踊 補遺

癩盲のかたまり踊唄を聞く 大野林火 雪華 昭和三十四年
腕といふしなやかなもの盆踊 能村登四郎
療苑の盆踊赤ふんだんに 右城暮石 上下
踊浴衣は白波模様裾は紺 香西照雄 素心
踊唄ほどには踊進まざる 後藤比奈夫
盆踊落葉松を月駈けぬけぬ 加藤秋邨
盆踊頭上の月がよく踊り 阿波野青畝
盆踊も雨や里人風呂へ行く 中村草田男
盆唄をぬけきて宿の酒辛し 石川桂郎 高蘆
盆唄や今生も一と踊りにて 石塚友二 曠日
盆唄やことしかぎりの舟溜り 野澤節子 存身
盆唄もここは相馬よ夜風冷ゆ 大野林火 飛花集 昭和四十六年
盆唄の夜風の中の男ごゑ 森澄雄
盆唄の第三詞章やや暗き 能村登四郎
盆唄の遠たかぶりや月の墓 鷲谷七菜子 花寂び
腹貸さぬ子に錦あり盆踊 午心 発句類聚
風出でて泣かむばかりの踊唄 岡本眸
漂着の平家供養の盆踊 山口誓子
肥後盆唄聞くも唄ふも眼つぶりて 能村登四郎
頭燈の無礼盆踊を照らす 山口誓子
弔ひの黒衣冠りて盆踊 山口誓子
帯もまだ結べぬ手にて盆踊 百合山羽公 樂土以後
新幹線より見て盆踊ひとつまみ 岡本眸
手を伸べて烏にかも似て盆踊 鷹羽狩行
手のそよぐ方へ進みて盆踊 鷹羽狩行
汐騒も更けぬ平家の踊唄 寒食 星野麥丘人
山川にのりて下るよ踊唄 平畑静塔
山国の聞けば淋しき踊唄 稲畑汀子
骨のみの工場を透きて盆踊 西東三鬼
見物はみな親~ぞ盆おどり 馬場存義
見られねば猶うらやまし盆踊 桃隣
月の出て渚近づく踊唄 岸田稚魚 筍流し
空路で見る米の字の燈は盆踊 山口誓子
金髪に風たちやすき盆踊 鷹羽狩行
狂院をめぐりて暗き盆踊 西東三鬼
狂院の百合のとび出す盆踊 古舘曹人 砂の音
間拍子の合ふてあはれや盆踊 馬場存義
縁に踏む雑巾白し盆をどり 岡本眸
影大き手が何まねく盆踊 鷲谷七菜子 天鼓
雲ほのと明るむ島の盆踊 鷹羽狩行
雨あとの荒草いきれ盆踊 鷹羽狩行
稲太る月夜の手足盆踊 飴山實 おりいぶ
一管の笛取つて老いず盆踊 山口青邨
暗い沖へ手あげ爪立ち盆踊 西東三鬼
をみならにいまの時過ぐ盆踊 森澄雄
なか空に夜も城映え盆踊 村山故郷
ぐいぐいと潮の引け刻盆踊 鷹羽狩行
かなしびを節おもしろに踊唄 上田五千石『琥珀』補遺
うつし世をかなしとこぞり踊唄 福田蓼汀 秋風挽歌

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:31 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)


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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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