2017年 08月 11日 ( 2 )

六道参 の俳句

六道参 の俳句

六道参

槇匂ふ六道詣混みにけり 石原清美
六波羅にのべつまくなし迎鐘 中井久子
六道参り幽霊飴をしやぶりけり 青柳雅子
六道参り色街を通りすぎ 横山小恵美
六道参り影混むに亡き友まじふ 谿昭哉 『航跡』
六道詣せむと眉濃く引きにけり 大橋敦子
目が合うて宵の六道参りかな 岡井省二
冥土へと撞く手応へや迎鐘 岡田日郎
槙売りの着ぶくれて頸失へる ながさく清江
文机に欠伸して老ゆ迎鐘 清水基吉
負はれたる老も綱とる迎鐘 五十嵐播水 播水句集
父のため母のため撞く迎鐘 野島無量子
堂奥の闇にひびきて迎鐘 長谷川常子
桃の葉のちぢれてゐたる迎鐘 岡本高明
提灯にばさと夜蝉や迎鐘 谷川朱朗
地獄絵の朱が目に残り迎鐘 田中騎星
清盛の目をむいてをる迎鐘 辻 桃子
清盛が目をむいてゐる迎鐘 辻 桃子
星の夜の路地を抜け来て迎鐘 広岡仁 『休診医』
手を添へて祖母に曳かしむ迎鐘 中田余瓶
三人でこどもの撞ける迎鐘 長谷川櫂 蓬莱
細き路地古き家並みの六道参 永川絢子
綱ずれのしてゐる穴や迎鐘 池尾ながし
建仁寺抜けて六道詣りかな 高浜年尾
迎鐘亡き師とラムネ飲み聴きし 茂里正治
迎鐘撞く信心の背を伸ばし 佐々木紅春
迎鐘撞くまで待てぬ仏らも 梶山千鶴子
迎鐘撞ききて熱し土不踏 石田あき子
迎鐘撞いて空也の痩に会ふ 宮下みのる
迎鐘土の底よりきこゆなり 長谷川櫂 蓬莱
迎鐘三つ三つと鳴りつゞく 経谷 一二三
迎鐘最後は僧が撞き納む 板谷芳浄
迎鐘犬も歩けば雨に会ふ 神尾季羊
迎鐘祇園芸子の後に付き 泊 康夫
迎鐘一打に迎ふ幾仏 松村日出子
迎鐘一つ餓鬼にも打ちにけり 山本和永
迎鐘逢ひたき人のありて打つ 成瀬櫻桃子
迎鐘ラムネ抜く音を隣りたる 大野林火
迎鐘ならぬ前から露のちる 一茶
迎鐘つくや非力の一心に 橋本月登

六道参 補遺

隣町まで人ならび迎鐘 飴山實 句集外
目が合うて宵の六道参りかな 岡井省二 山色
迎鐘ラムネ抜く音を隣りたる 大野林火 飛花集 昭和四十六年
迎鐘ひくうしろより出る手かな 川端茅舎
金輪際わりこむ婆や迎鐘 川端茅舎

by 575fudemakase | 2017-08-11 07:10 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

六斎念仏 の俳句

六斎念仏 の俳句

六斎念仏

六斎踊待つ三日月も太白も 大橋敦子
六斎笛山々霧をふりはらひ 下田 稔
六斎待つ終の家の灯は霧ごもり 茂里正治
六斎市雪に真鱈の横たはる 松本 進
六斎や太兵古帯のはやし衆 村井静子
六斎や吹かれ立ちをり葡萄蔓 前田直子
六斎や身を逆しまに打つ太鼓 高崎雨城
六斎や胡蝶に狂ふ獅子頭 池尾ながし
六斎や蕎麦食べに来し越後獅子 早渕道子
六斎や久世も桂も盆休み 中島黒洲
六斎は太鼓を抛りあげにけり 田中告天子
六斎の輪舞ばらばら袈裟景色 田中信克
六斎の奉納すみし夜蝉鳴く 奥村茂風
六斎の念仏太鼓打ちてやむ 中田余瓶
六斎の太鼓打つ子に父の笛 岸本久栄
六斎の揃うてきたるあしのうら 西野文代
六斎の森までつづく夜店の灯 金子篤子
六斎の鉦打ち男齢澄む 西川保子
六斎の鉦の一人が夜逃げとか 森田幸夫
六斎の序の四つ太鼓をどり打ち 藤井秀生
六斎の暑し暑しと踊り観る 吉田 立冬子
六斎の手だれに代はる四つ太鼓 西村和子
六斎の子たちは色の襷かな 西村和子
六斎の一人は鳥羽の狐かな 松瀬青々
六斎の暗くなりけり日雷 小川千賀
六斎のてのひらかえしかえし夕景 牧 冬流
緋縮緬着て男衆六斎会 東野鈴子
跳ね違ふ汗の六斎踊かな 鈴木しげを
息合ひて六斎太鼓乱れ打ち つじ加代子
息合ひて六斎太鼓躍り打ち つじ加代子
清水の舞台灯すや六斎会 水茎春雨
出女房や六斎男足袋でまつ 蘆本
秋蛍六斎宿の灯の先に 田中英子
獅子も立ち踊る六斎和唐内 松本三余
四ツ太鼓六斎念仏終るなり 内藤十夜
月あげて壬生の六斎踊かな 上埜是清
遠景の六斎太鼓響くかな 大井恒行
稲妻へ六斎太鼓躍り打ち 赤堀五百里
くらがりに京の声聞く六斎講 有原静子

by 575fudemakase | 2017-08-11 07:09 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)


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例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
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[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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