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神迎 の俳句

神迎 の俳句

神迎 の例句


あかつきに雪降りし山神還る 藤田湘子 神楽
お留守には何事もなし神迎 正岡子規 神迎
たぶの木の影は踏まずよ神迎 燕雀 星野麥丘人
はらはらとはしる雑仕や神迎 阿波野青畝
乘掛の旅僧見たり神迎 正岡子規 神迎
北斎に執着の神還りけり 能村登四郎
味噌均しをり悉く神還り 能村登四郎
土器に注がれし酒や神迎 雨滴集 星野麥丘人
宇佐の神還ります日の冬鴎 能村登四郎
宍道湖や明日神迎ふ波荒れて 村山故郷
暗に踏木の葉かはくや神迎へ 野坡
末枯にこらさこらさと神迎ヘ 加藤秋邨
水溜めし刈田ばかりや神還る 能村登四郎
流木の灰に小旋風神迎ヘ 鷹羽狩行
湖の上を疾風来るなり神迎 水原秋櫻子 殉教
神迎ふ柿鈴生りの一湖村 村山故郷
神迎水口だちか馬の鈴 洒堂
神送り神迎へなど今はなし 高野素十
神還りたまひし森のざわめきか 鷹羽狩行
神還り給ふ地酒のこくも見に 百合山羽公 樂土
神還るしづけさにあり気比の宮 能村登四郎
神還る山頂に人遊ばしめ 岡本眸
神還る日があまねくて柞原 能村登四郎
神還る日の大雨の厳島 有馬朗人 耳順
神還る陰木黐の埃して 能村登四郎
禰宜殿は目に見ゆるやら神迎 中川乙由
貧乏の神と句の神還り来し 鷹羽狩行
逢坂を棒に小竹筒や神迎 桃妖
鈴生りの杉の実うれし神迎へ 阿波野青畝
青苔に山茶花にほふ神迎 水原秋櫻子 玄魚
風垣や紙松を貼り神迎ふ 角川源義
駅ありてさびしき村や神迎へ 村山故郷
鵜の鳥の嘴そろへたる神迎へ 能村登四郎
鶺鴒も尾で招く也神迎 中川乙由
鷄もうたひ參らす神迎 正岡子規 神迎

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:53 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

網代 の俳句

網代 の俳句

網代 の例句


いつまでか在る網代笠梅は実に 佐藤鬼房
ながらへて八十になりぬ網代守 正岡子規 網代守
ながらへて八十路になりぬ網代守 正岡子規 網代守
一亭の網代天井白魚飯 石田勝彦 百千
夕涼し網代の簷の深ければ 富安風生
夜嵐や網代に氷る星の影 正岡子規 凍る
数へ日となりし草鞋と網代笠 後藤比奈夫
曉や凍えも死なで網代守 正岡子規 網代守
梅雨寒の網代片町抜けにけり 弟子 星野麥丘人
永き日を焦げて戻りし網代笠 後藤比奈夫
炎天を網代に組んでゐたりけり 岡井省二 鯛の鯛
物の怪に細る灯や網代守 日野草城
白頭翁網代もひびく午前なり 岡井省二 明野
笠は網代で手にあるは酒徳利 種田山頭火 自画像 落穂集
網代持てば鴨も時折拾ひ来て 河東碧梧桐
網代木のすでにはるかにならびけり 岡井省二 五劫集
網代木を遠ざかりつつ日ざしかな 岡井省二 山色
網代笠日焼けて網目失へり 後藤比奈夫
網代笠黴びさせ給ふ如何せし 後藤比奈夫
雨の夜や動きもやらす網代守 正岡子規 網代守


*牢人とみゆるや宇治の網代守 句空
かみ下と一年置の網代かな 田川鳳朗
しづかさに犬もおどさず網代守 桜井梅室
しづかさを数珠もおもはず網代守 丈草
とかくして旭にあへり網代守 成田蒼虬
世わたりのはづれ~に網代かな 蓼太 蓼太句集初編
初雪や網代の小屋の高鼾 〔ブン〕村
初雪を脊中に負ふや網代守 許六
初鮭や網代の霧の晴間より 支考
夏虫も火を守る宇治の網代哉 越人
富士行や網代に火なき夜の小屋 其角 花摘
山風の相手に吹や網代小屋 露川
幽*りょうに見えよ網代の痩男 洒堂
御鷹野にすくんでゐたり網代守 李由
思ひしる夢をはかなみ網代もり 凉菟
恵心寺に奉公はせいで網代守 支考
押並びてかゝる事する網代守 鈴木道彦
暁のなみだ氷らん網代守 松岡青蘿
槇の嶋見ゆる網代のかゞりかな 加藤曉台
沸釜や我も八十瀬の網代守 凡兆
海老はみな氷魚どしかゝる網代哉 許六
火の影や人にてすごき網代守 池西言水
火をつゝむ藁のあかりや網代守 浪化
灯の影の畳みせばや網代小屋 土芳
爰にのむ坐敷しつらへ網代守 其角
猫喰ふ鳶がむさいか網代守 北枝
獺に飯とられたる網代かな 炭太祇
田上や士筋の網代守 許六
笠の名の網代も寒し五十鈴川 中川乙由
網代守うしろの家へもどりけり 成田蒼虬
網代守夕ぐれは子もある男 成田蒼虬
網代守大根盗をとがめけり 其角
網代守宇治の駕籠かき物とはむ 許六
網代守宇治の駕籠舁と成にけり 許六
網代守宿では申念仏かな 羽笠
網代家の新らしくみゆる哀也 長翠
網代屋にところてん屋の古簾 其角
網代木のそろはぬかげを月夜かな 白雄 白雄句集
網代木も下へ芽を出す柳かな 〔ブン〕村
網代木や守らじ~と朽るまで 寥松 八朶園句纂
網代笠俗にも似合茶摘哉 紫貞女
膝もとに月こそ出れ網代守 牧童
芦火吹顔のみへけり網代守 五明
蛇の枕見たか月夜の網代守 中川乙由
都人の扇にかける網代哉 許六
門松や網代の杭に朝霞 介我
題しらず連哥もしらで網代守 東皐
餅搗た夜から来ぬなり網代守 成田蒼虬
魚ぬすむ狐のぞくや網代守 炭太祇
鯆には心ゆるすな網代守 北枝

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:51 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

波郷忌 の俳句

波郷忌 の俳句

波郷忌 の例句


さざんくわの白がきまりや風鶴忌 星野麥丘人
たよりあり波郷忌のこと柿のこと 雨滴集 星野麥丘人
なにごともきのふのごとし忍冬忌 星野麥丘人 2004年
乙訓へ行こか波郷忌過ぎたれば 星野麥丘人 2001年
人を恋ふことのすずろや風鶴忌 岸田稚魚 紅葉山
今にして切字にまよふ風鶴忌 能村登四郎
八つ手咲き遺書書かざりし波郷の忌 村山故郷
十三星霜波郷忌のわが鬢白し 林翔
山茶花で閉づる夕や風鶴忌 斎藤玄 狩眼
山茶花の累ねの白や惜命忌 星野麥丘人
常臥しの飲食は健波郷の忌 森澄雄
年々の白雲木と波郷忌と 燕雀 星野麥丘人
文鎮の佐渡赤石や風鶴忌 亭午 星野麥丘人
木枯がつぶさに見せる風鶴忌 斎藤玄 狩眼
末枯を大足で来る波郷の忌 林翔
杉山に波郷忌の雲あそびをり 原裕 青垣
枯色の色の果あり波郷の忌 斎藤玄 狩眼
枯菊に萱の雪吹く風鶴忌 斎藤玄 狩眼
桂郎忌の枯木波郷忌の枯木中 斎藤玄 雁道
榧の実の落ちて散らばり波郷の忌 森澄雄
波郷の忌近し寒暖定めなく 原裕 葦牙
波郷忌が来る木の葉が風に乗つて来る 林翔
波郷忌が渉りをり霜の闇 斎藤玄 狩眼
波郷忌にちかづく眼鏡玉拭けり 上田五千石『天路』補遺
波郷忌に参ず着物は枯葉色 鈴木真砂女 都鳥
波郷忌に時あふれをり菊の屑 斎藤玄 狩眼
波郷忌のくるまで柿は食はぬこと 星野麥丘人
波郷忌のけふも短き日なりけり 百合山羽公 寒雁
波郷忌のこの木なんの木くわりんの木 雨滴集 星野麥丘人
波郷忌のしばらく日ざす白襖 飯田龍太
波郷忌のちかづく「卯波」がよひかな 上田五千石 琥珀
波郷忌のひよどりすこし虔めよ 雨滴集 星野麥丘人
波郷忌のまた近づきぬわれ病むなり 村山故郷
波郷忌のむくろじの晴れ極りし 岸田稚魚
波郷忌のやさしき霜にまづ跼む 山田みづえ 木語
波郷忌の五殻豆など光五郎 岸田稚魚 紅葉山
波郷忌の冷え込んでくる草の音 岸田稚魚
波郷忌の同齢者北のしぐれに遇う 古沢太穂 捲かるる鴎以後
波郷忌の夕寒むからぬ茜雲 上田五千石 琥珀
波郷忌の宵の果なる水二合 上田五千石 天路
波郷忌の家にここだの恋椿 角川源義
波郷忌の小芋も酒の肴かな 星野麥丘人
波郷忌の手足眠りに従へり 飯田龍太
波郷忌の朝や霜被て木賊叢 星野麥丘人
波郷忌の柿すすりゐてさびしけれ 角川源義
波郷忌の潮の音を聞けとこそ 石田勝彦 秋興以後
波郷忌の濃紫あり朴落葉 石田勝彦 百千
波郷忌の無患子のため明日晴れよ 星野麥丘人 2003年
波郷忌の無患子仰ぐ夫婦かな 岸田稚魚 紅葉山
波郷忌の無患子花の如くなり 石塚友二 磊[カイ]集
波郷忌の無患樹の空軽くなる 石田勝彦 雙杵
波郷忌の男らタイを結ばずに 星野麥丘人 2004年
波郷忌の秋桜子先生のあとに蹤き 岸田稚魚 筍流し
波郷忌の近附く霜の香なりけり 草間時彦
波郷忌の透明をゆく蓮根売 斎藤玄 狩眼
波郷忌の過ぎたる墓に水つかひ 燕雀 星野麥丘人
波郷忌の金柑五十貰ひけり 星野麥丘人
波郷忌の雪の上ゆく叩雨 斎藤玄 狩眼
波郷忌の風の落ちこむ神田川 秋元不死男
波郷忌の風邪を貰つて戻りけり 山田みづえ 手甲
波郷忌の首を据ゑたる夕景色 藤田湘子
波郷忌の高雲に目を放ちけり 飯島晴子
波郷忌や一休庵の蕎麦饅頭 雨滴集 星野麥丘人
波郷忌や人ことごとく饒舌に 星野麥丘人
波郷忌や切字のあまき句の増えて 鷹羽狩行
波郷忌や富士玲瓏の道行きて 水原秋櫻子 餘生
波郷忌や朝の雨とは水に降り 石田勝彦 秋興
波郷忌や波郷先生風邪引くな 藤田湘子
波郷忌や波郷好みの燗つけて 鈴木真砂女 夕螢
波郷忌や白鳳佛の厨子かがよひ 水原秋櫻子 餘生
波郷忌や雨が軒打つ路地の店 鈴木真砂女 居待月
波郷忌を昨日に今日の大綿ぞ 岸田稚魚 紅葉山
波郷忌を流してこゑの焼藷屋 伊藤白潮
浮いてゐる鳰が一つや忍冬忌 星野麥丘人
潮引いて波郷忌近き小名木川 伊藤白潮
無辺より訪ひ来たる波郷の忌 斎藤玄 狩眼
熊坂も与兵衛もひらき風鶴忌 雨滴集 星野麥丘人
玉縄に昼のしぐれや忍冬忌 石塚友二 玉縄以後
町雀耳目にせざり忍冬忌 上田五千石 天路
百椿つぼみばかりや忍冬忌 森澄雄
石狩にゐてしぐるるや波郷の忌 斎藤玄 雁道
笹子ゐて耳遊ばする波郷の忌 森澄雄
綿虫や波郷忌ののち寺苑古り 上田五千石『琥珀』補遺
綿蟲や波郷忌の過ぎきのふけふ 山田みづえ 草譜
群青の空あたたかに波郷の忌 石塚友二 玉縄抄
葉牡丹の色渦に出て波郷の忌 村山故郷
重ね着をせり波郷忌が近附きぬ 草間時彦 櫻山
青々と竹撓ひたる波郷の忌 廣瀬直人
颯々として波郷忌の近づけり 岸田稚魚

以上


by 575fudemakase | 2016-11-25 15:50 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

勤労感謝の日 の俳句

勤労感謝の日 の俳句

勤労感謝の日 の例句


アルミ貨ほど身軽し勤労感謝の日 香西照雄 素心
働蜂巣に勤労感謝の日 山口青邨
勤労感謝の日の一人にて神楽ファン 百合山羽公 樂土
富士はまだ半晴勤労感謝の日 百合山羽公 樂土
怠りしものに勤労感謝の日 山口青邨
旅に出て忘れ勤労感謝の日 鷹羽狩行
汐桶に海いろ勤労感謝の日 角川源義
籾すりの新嘗祭を知らぬかな 正岡子規 新嘗祭

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:48 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

一葉忌 の俳句

一葉忌 の俳句

一葉忌 の例句



はすつぱに生れて修す一葉忌 鈴木真砂女 夏帯
みむらさきふかむらさきに一葉忌 相生垣瓜人 負暄
一葉忌この日も角力見たりけり 相生垣瓜人 明治草
一葉忌乙女の髪の赤鬘 百合山羽公 寒雁
一葉忌冬ざれの坂下りにけり 安住敦
一葉忌失せたる針の行方かな 鈴木真砂女 都鳥
一葉忌小菊に庭をゆだねけり 鈴木真砂女 夏帯
一葉忌手首細くも働く手 鈴木真砂女 夕螢
一葉忌雨に早目の店を閉ぢ 鈴木真砂女 夕螢
一葉忌鳩のくぐもる声を聞き 廣瀬直人
人の世の日暮せはしき一葉忌 鷹羽狩行
口紅をやや濃くさしぬ一葉忌 鈴木真砂女 都鳥
四つ玉のそろばんはじく一葉忌 鈴木真砂女 紫木蓮
回されて電球ともる一葉忌 鷹羽狩行
女の時間奪はれ通し一葉忌 香西照雄 素心
子規忌にも一葉忌にも角力見し 相生垣瓜人 負暄
朗読の会などもあり一葉忌 山口青邨
枯れ切つて菊美しや一葉忌 中村汀女
歌反古もおろそかならず一葉忌 水原秋櫻子 蘆雁以後
歩行者天国一人歩きや一葉忌 鈴木真砂女 紫木蓮
満月へ枯葉の昇る一葉忌 林翔 和紙
白髪一気に愛叫ぶ夜ぞ一葉忌 楠本憲吉 方壺集
縫ふ衣の手ざはりかたき一葉忌 鷲谷七菜子 黄炎
起き出でて残る雨音一葉忌 松崎鉄之介
遊ぶ子に路地のせまさよ一葉忌 鷲谷七菜子 黄炎
降りいでて虫も絶えしか一葉忌 水原秋櫻子 蘆雁以後
雨戸しめ遅れてゐたり一葉忌 飯島晴子
霧の香のなかの菊の香一葉忌 飯田龍太
駄菓子色 出揃う 棚の一葉忌 伊丹三樹彦
黄八丈着し閨秀や一葉忌 村山故郷

以上


by 575fudemakase | 2016-11-25 15:47 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

鷹匠 の俳句

鷹匠 の俳句

鷹匠 の例句


あら鷹もその鷹匠もづきんかな 朱廸
夕づつの野より鷹匠消えにけり 阿波野青畝
天日といふ鷹匠の腋なりし 岡井省二 大日
雪沓の鷹匠誰も跡継がず 百合山羽公 寒雁
鷹匠に尻喰せてや鳴鶉 桃妖
鷹匠に箸やめさせて啼鶉 許六
鷹匠のつるにふまれて手柄哉 如行
鷹匠のにぎりこぶしは鷹支ふ 阿波野青畝
鷹匠の友にもならぬ鵜飼かな 鈴木道彦
鷹匠の拳をかため鷹をとめ 清崎敏郎
鷹匠の水のみに寄る水芭蕉 飴山實 句集外
鷹匠の足ごしらへの蒲脛巾 清崎敏郎
鷹匠の鷹はなしたる荒野哉 正岡子規 鷹
鷹匠の鷹を掘ゑたる腕かな 清崎敏郎
鷹匠も回らぬ道や神の領 望月宋屋
鷹匠や田は損はぬ国の守 三宅嘯山

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:45 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

鷹狩 の俳句

鷹狩 の俳句

鷹狩 の例句



鷹狩 補遺

あさむつの橋に揃ふや小鷹狩 凉菟
かゞむ鳥を狩のせこめる鷹野哉 尚白
の首も追すくめたる鷹野哉 尚白
はな紙はみな奇麗なり鷹野かな 越人
めでたさやつゞれ着給ふ御鷹狩 尚白
七ッ子の野袴ゆゝし小鷹狩 三宅嘯山
下戸衆は飲で寒がる鷹野かな 蘆文
井伊殿の御拳見ばや小鷹狩 高井几董
冷めしの霰たばしる鷹野哉 黒柳召波
小性衆の羽織に雪は鷹野哉 吾仲
御鷹野にすくんでゐたり網代守 李由
朝川や鷹野の躰を鳥の影 加舎白雄
椎ひろふつゐでにせばや五器鷹野 句空
沢庵の寺に飯たく鷹野哉 三宅嘯山
竿に成る鷹野の供や藪の道 野坡
簑笠で恋には古き鷹野哉 秋之坊
股引の威勢に戻る鷹野哉 許六
萩折つ尾花しごきつ小鷹狩 鈴木道彦
装束は黒にきはむる鷹野哉 浪化
覆面はなぐさみまでの鷹野かな 路健
鈴の音に雲をあてめの鷹野哉 浪化
鷹狩の供して喰ふや骨なます 知足
鷹狩の歌にもれたるわらじ哉 松窓乙二
鷹狩の道さまたげや摘若菜 荷兮
鷹狩や侍衆の簑の雪 卯七
鷹狩や兵どもの木綿もの 理帆 靫随筆
鷹狩や獲物の外の梅一枝 魚[モン] 発句類聚
鷹狩や若衆のみのに雪の花 魯九
鷹狩や豫陽の太守武を好む 正岡子規 鷹
鷹狩や陣笠白き人五人 正岡子規 鷹
鷹狩や雀は余所のむめのはな 野坡
鷹狩や鶴の毛ちらす麥畑 正岡子規 鷹
鷹狩や鶴の毛を吹く麥畑 正岡子規 鷹

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:43 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

鼬 の俳句

鼬 の俳句

鼬 の例句


しぐるゝや鼬子をひく軒の端 三宅嘯山
のつぺらぼう鼬の頭のうしろ影 中村草田男
むささびか鼬かばつた食ひし糞 右城暮石 句集外 平成三年
やませ来るいたちのやうにしなやかに 佐藤鬼房
人を見る鼬あやしや秋の暮 三宅嘯山
古寺や鼬の顔にしくれけり 正岡子規 時雨
古庭の雪間をはしる鼬かな 正岡子規 雪
古庭や鼬吹き出す初嵐 正岡子規 初嵐
夕立に猫といたちのさわぎ哉 正岡子規 夕立
天草舟寄る いたち浜だという洞 洞 伊丹三樹彦
媒にはしる鼬の寒さ哉 正岡子規 寒さ
寒の内御宝蔵にもいたち穴 百合山羽公 樂土以後
新涼や鼬見た人見ない人 飯島晴子
明寺の霜枯に無く鼬哉 正岡子規 霜枯
春の昼逃げてふり向く鼬の眼 飯田龍太
昼がほや子を運ぶ鼬垣根より 黒柳召波
晴れつゝ越す鼬峠や青芒 飴山實 句集外
月の出の山人に一と抱えの鼬 金子兜太
木洩れ日のお玉杓子と鼬羊歯 佐藤鬼房
末子の襟巻小鼬受け口小歯並び 中村草田男
枸杞垣に鼬迯込む夕部哉 泥足
栗落ちて鼬の道の絶えてけり 正岡子規 栗
歯朶の名の或はいたち或は蛇 富安風生
水仙に鼬隱るゝ明家かな 正岡子規 水仙
水門に鼬死居る冬の月 正岡子規 冬の月
沸騰の底に澄みきる鼬の眼 橋閒石 風景
畦こえて鼬の見えぬ冬田哉 正岡子規 冬田
畦豆に鼬の遊ぶ夕かな 村上鬼城
白露に顔たてのぞく鼬かな 阿波野青畝
盆の月畑に鼬と男女出る 飯田龍太
稲妻にとりて返すや藪鼬 吾仲
窯跡に鼬出て来し雪明り 飯田龍太
笹鼬春立つて道走りけり 岡井省二 猩々
綿とりし野面になりぬ鼬飛ぶ 河東碧梧桐
胴跳びぬつづまり脚も跳ぶ鼬 中村草田男
草枯れて鼬のにげる寒さかな 正岡子規 草枯
菊あれて鶏ねらふ鼬かな 正岡子規 菊
行く秋の鼬死居る木部屋哉 正岡子規 行く秋
農夫尿るうしろ鼬の黄金がひらり 伊丹三樹彦
魚避けて鼬いさむる荷葉かな 素堂
鯉に指吸わせてからの 鼬噺 伊丹三樹彦
鴬がねぐら笛吹おこせ笹鼬 其角
鼬など出て秋興を添へにけり 後藤比奈夫
鼬には侮られたる鼠捕 後藤比奈夫
鼬の奥に月あり心象光満つ 金子兜太
鼬の路伸(の)し切りの首伸しながら 中村草田男
鼬の頭がさむき全身ふり返り 中村草田男
鼬ゐて人を化すや秋の暮 村上鬼城
鼬急ぐ次第太りの身を長く 中村草田男
鼬急ぐ浮かぶ瀬あらば身を捨てんと 中村草田男
鼬等くゞらず封水すめりうゐ仏 千那
鼬鼠色にげてとまりし関の趾 平畑静塔

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:42 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

蓮根掘る の俳句

蓮根掘る の俳句

蓮根掘る の例句


この世から脚抜く思ひ蓮根掘り 鷹羽狩行
すぐ昏るる首根を持てり蓮根掘 斎藤玄 狩眼
やけくその雨の簑なし蓮根掘り 能村登四郎
南予なる街道筋に蓮根掘る 高浜年尾
媒酌にゆく蓮掘に声かけて 能村登四郎
引き上げの際を大事に蓮根掘 鷹羽狩行
怠けたくとも岸遠き蓮根掘り 鷹羽狩行
探りあつまでの長き手蓮根掘り 古沢太穂 捲かるる鴎
汽車を見る蓮根掘りの身を捩ぢり 鷹羽狩行
泥ともに堀出されたる蓮根かな 正岡子規 蓮根掘る
火に寄りて一本棒の蓮根掘り 能村登四郎
畦の上の火を忘れゐる蓮根掘 能村登四郎
畦の犬に時に声かけ蓮根掘り 能村登四郎
筑波嶺のかがひの裔の蓮根掘り 森澄雄
聖のみおのが血まみれ蓮根掘 香西照雄 対話
腑分けしてをりしごとくに蓮根掘 鷹羽狩行
蓮掘の夫婦見しのみあとは風 大野林火 方円集 昭和五十年
蓮掘の昨日はをりしこの辺り 清崎敏郎
蓮掘や鰌もとれて面白し 山口青邨
蓮根掘ただに寒しと見て返す 安住敦
蓮根掘りモーゼの杖を掴み出す 鷹羽狩行
蓮根掘り憩ふと向きを変へしのみ 鷹羽狩行
蓮根掘り来し手電柱にて拭ふ 右城暮石 上下
蓮根掘り終りてすべて退路なり 鷹羽狩行
蓮根掘体あづけて田舟押す 深見けん二
蓮根掘夕焼面をあげにけり 富安風生
蹠より老いのくびれ身蓮根掘り 古沢太穂 捲かるる鴎
遠き家の障子が照れる蓮根掘り 能村登四郎
顔上げてからかはれをり蓮根掘 高野素十

以上

by 575fudemakase | 2016-11-25 15:40 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

蒟蒻掘る の俳句

蒟蒻掘る の俳句

蒟蒻掘る の例句


あるが中に蒟蒻玉も春の風 松岡青蘿
下仁田に谿幾筋や蒟蒻掘 松崎鉄之介
十まりの黒き蒟蒻玉納む 平畑静塔
土竜どの蒟蒻掘を助けてよ 平畑静塔
夕日して蒟蒻掘はうちしをれ 平畑静塔
天が下土と同色蒟蒻掘 橋本多佳子
往還のふちを蒟蒻掘もどる 平畑静塔
気負ひなく居ては蒟蒻玉の如 飯島晴子
蒟蒻掘そそる巖を嶺々に 松崎鉄之介
蒟蒻掘る夫婦に吉野山幾重 橋本多佳子
蒟蒻掘る尻がのぞきて吉野谷 橋本多佳子
蒟蒻掘る泥の臭(か)たてて女夫(めをと)仲 橋本多佳子
蒟蒻掘る穴に吐き捨つ夫(を)の言葉 橋本多佳子
蒟蒻掘妻(め)と吉野山常に偕(とも) 橋本多佳子
蒟蒻掘見てもよし見なくともよし 平畑静塔
蒟蒻玉百合根とそへり滝の口 岡井省二 明野
鬼百合や蒟蒻玉の一むしろ 正岡子規 百合

以上


by 575fudemakase | 2016-11-25 15:39 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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《方法1》 残暑 の例句を調べる
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次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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