<   2017年 08月 ( 25 )   > この月の画像一覧

秋の田 の俳句

秋の田 の俳句

秋の田

萬葉の秋の田の歌戀のうた 筑紫磐井
里神楽秋の田の額昔より 阿波野青畝
万葉の秋の田の歌恋の歌 筑紫磐井
島裏にしていくばくの秋の田も 本井英
低垣に秋の田を展べ玉座の間 富安風生
大旱天智天皇の秋の田も 川端茅舎
大旱天智天皇の「秋の田」も 川端茅舎「川端茅舎句集」
蒼天に金きらきらの秋の田の 池上浩山人
秋の田を刈るや白鷺人に近く 山口青邨
秋の田をくる黒傘のキリストは 田川飛旅子
秋の田や鍋割りといふ雨つゞき 嵐翠
秋の田や大藪下のうすみどり 木津柳芽 白鷺抄
秋の田や神話の国の大鳥居 村上安遊
秋の田や月雪花も外ならず 天隣
秋の田や缶にあふるる五円玉 森川和久
秋の田や刈しほ見舞ふかかり人(うど) ぜぜ-昌房 俳諧撰集「藤の実」
秋の田やむかし似合ひし紺絣 高柳重信
秋の田やはかり尽して稗二俵 尚白 (如是作)
秋の田も八まんおほいぼさつ哉 重頼(やはたいて)
秋の田へ大きく弥陀の扉を開く 井田満津子
秋の田へぐらりと日木海の蒼 宇咲冬男
秋の田の隣り村へと馬車に乗る 黄枝
秋の田の夜風しみじみ六十路なる 藤原たかを
秋の田の墓前にひらき一人の傘 古舘曹人 能登の蛙
秋の田の父呼ぶ声の徹るなり 鬼骨
秋の田の馬の横腹通りけり 兄直
秋の田の只中石の鳥居暮る 山口誓子
秋の田の大和を雷の鳴りわたる 下村塊太
秋の田の自転車汽車におくれゆく 六子
秋の田の畦より杣の道となり 城戸 杉生
秋の田の刈穂の庵は米屋哉 之也
秋の田の刈りつめられし鶉哉 夕桜
秋の田の果てなる村の祀ごと 川口利夫
秋の田の下に裾野の滝懸る 百合山羽公 寒雁
秋の田のいねとて追ふや鹿の番 遊流
秋の田のいづれの道をかへらむか 葛山たけし
秋の田に抜きためて手の稗あをし 木津 柳芽
秋の田に大きく燃えて日落ちけり 行方寅次郎
秋の田に石の標や白毫寺 田村鬼現
秋の田に犬の出てゐる祭かな 古舘曹人 樹下石上
秋の田にものを落して晩鴉過ぐ 山口誓子
秋の田となりし眺めや陰の神 清水径子
どこまでも続く秋の田伊予路なる 川口咲子

秋の田 続補遺

秋の田や刈しほ見舞ふかゝり人 昌房
秋の田やはかり尽して稗二俵 尚白
秋の田の夕日にこぼす盈哉 乙訓
軒下の田水あかるし秋の風 桜井梅室

秋の田 追加

ことばかけては人通る稲田いちにち シヤツと雑草 栗林一石路
この雨に刈り兼ねてある稲田かな 深見けん二 日月
ころり往生稲田の案山子見て御座りし 矢田鹿苑子 『白雲悠々』
ふるさとの稲田は低し野辺送り 広瀬みわ
みちのくの空の広さの稲田かな 鈴木わかば
よく育つ稲田に深き靴のあと 澤内ゆき子
をん鶏の喉細うせり早稲田刈 中拓夫 愛鷹
一坪の園児の稲田案山子立つ 内久根眞也
一家鮮し稲田へだてて手を振れば 堀 葦男
一望の稲田母なる大野川 渡辺 彦陽
一望の稲田豊かな湯川村 山口瑞穂
一枚の早稲田御陵に正面す 皆吉爽雨
一石路の「鎌の柄談議」君の故郷の貧乏稲田 橋本夢道 良妻愚母
佐高いま佐大稲田も街中に 下村ひろし 西陲集
冠水の稲田に雲の尾の垂るる 佐久間俊子 『むさし野』
凶作や伊豆の稲田の蝗捕 石塚友二 光塵
出穂の稲田のつづく方十里 椛沢田人
出羽言葉に馬が従きゆく晴れ稲田(月山) 河野南畦 『風の岬』
刈りごろの稲田やさしくなる暮光 大井雅人 龍岡村
刈る前の稲田ふくらみ畦かくす 池田秀水
刈拡ぐ稲田むかしの広さでなし 太田土男
列車音稲田をキタカタキタカタと 高澤良一 石鏡
友が住めるは此の里か稲田ひろびろ 荻原井泉水
友信じつつ湯をかぶる稲田見え 友岡子郷 遠方
吹き降りや稲田へ橋のゆきもどり 飯田蛇笏 山廬集
堂の影稲田に落つる月夜かな 大谷句佛 我は我
夕日が逃げる稲田黍原北信濃 古賀まり子 緑の野以後
夜の稲田母の子宮にひろがれり 高野ムツオ 雲雀の血
宍道湖の波かよへる稲田かな 大場白水郎
宍道湖の波のかよへる稲田かな 大場白水郎 散木集
小松原稲田明りに立ちいでし 石原舟月
山越え来し架線稲田の上にたるむ 津田清子
帰り来れば浅田の早稲田穂に見ゆる 暁台
干拓稲田夜は遠き灯に睦むとか 河野南畦 湖の森
干拓稲田貝殻群が畦に散り 河野南畦 湖の森
徐々にして稲田に月の道敷かれ 能村登四郎 有為の山
惚けぎみの婆よ稲田に立つと光る 田中はるよ
我が思ふ如く人行く稲田かな 中村汀女
早稲田の夜急にしぐれぬ漱石忌 松根東洋城
早稲田刈り見通しにされ九十九里 鉄之介
早稲田風寺に満身創痍仏 今瀬剛一
晩稲田に垂れて信濃の鉛空 草間時彦 櫻山
晩稲田に守護の及べり塞の神 春名章市
晩稲田に音のかそけき夜の雨 五十崎古郷句集
晩稲田の色濃き雨に故郷あり 宮津昭彦
晩稲田や畦間の水の澄みきりて 飯田蛇笏 山廬集
朝餌まく早稲田の葉ずゑつゆむすぶ 飯田蛇笏 春蘭
木曾谷の深し稲田を積み重ね 守屋井蛙
松代や入るも出るも稲田越え 清水杏芽
水仙や早稲田の師走三十日 夏目漱石 大正四年
法事の座早稲田を渉る風入れて 河島唯成
波音の早稲田を囃し出雲崎 小島健 木の実
泥と血で結ばる晩稲田の兄弟 齋藤愼爾
海近き早稲田のよべの雨量かな 中拓夫 愛鷹
潮浴にかよふ早稲田の花ありぬ 木津柳芽 白鷺抄
照り曇る檀風城址稲田寄す 野沢節子
牛小屋に牛ゐて曇らざる稲田 原裕 葦牙
犬蓼の稲田になだれ込むところ 高澤良一 ももすずめ
猪よぎり晩稲田いたく潰えたり 農口鶴仙渓
猪荒れて畳のごとき稲田かな 岡田耿陽
生(なま)壁も籾一粒の早稲田かな 野澤凡兆
盛装を稲田の夕日照らしけり 山口誓子
直立の止め葉揃ひし青稲田 西川雅文
真直ぐに育つよろこび稲田にも 大倉箏子
磬子の余韻仏が稲田へ出で立つよ 磯貝碧蹄館 握手
祭笛主客稲田を巡りをり 松倉ゆずる
秋風やどこにも稲田うちひらけ 久保田万太郎 草の丈
稲妻の百刄稲田湿りもつ 吉田銀葉
稲熱田の一枚昏るゝ風の中 星野麦丘人
稲田とる巾あり峡のこの辺り 高澤良一 燕音
稲田へぬけてゆく跫音を更けてきく 川島彷徨子 榛の木
稲田ゆくまぢかの稲の一つづつ 石川桂郎
稲田バス軽き老母の揺れどほし 津田清子
稲田描く油絵の具を盛り上げて 高澤良一 寒暑
稲田風総身にうけ熟睡せり 佐川広治
窯元のときに稲田を刈ることも 鈴木真砂女 夕螢
窯開けやぐるり稲田にとりまかれ 鈴木真砂女 夕螢
細りつつ日ぐれ晩稲田薬師みち 古沢太穂
落花生掛けある稲田御坊かな 西本一都 景色
藪の風稲田に落ちてたはれ居り 西山泊雲 泊雲句集
見はるかす豊の稲田も御苑内 下村ひろし 西陲集
遊行柳早稲田の水の落ちる音 岩崎眉乃
遠く強き足音信ず稔る稲 田川飛旅子 花文字
里山の間埋む稲田後三年 高澤良一 素抱
釣戻り早稲田一枚刈られたる 金尾梅の門 古志の歌
鈍行の中まで稲田の照り返し 高澤良一 随笑
門前の稲田また減り宗鑑忌 高橋鬼灯
雁渡る月の稲田の眩しさを 中村汀女
雲州橘の袖の香ぞする稲田姫 椎本才麿
霧島や早稲田ひろがる月明り 柴田悦子
露乾ねば稲田をおほふ黄も暗し 篠原梵 雨
青帯びし稲田千人塚を攻め 原裕 新治
風と競ふ帰郷のこころ青稲田 福永耕二
風炎の稲田をはしる青鴉 柴田白葉女 花寂び 以後
黄は貴色い行くに稲田継ぎ目なし 薄 多久雄

by 575fudemakase | 2017-08-17 12:15 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

稔り田 の俳句

稔り田 の俳句


稔り田

たくましき稔り田や空従へて 櫂未知子
どこまでも稔り田どこも刈られずに 草間時彦 櫻山
となりあふ荒田稔り田過疎進む 相澤乙代
バス停は稔り田の中三河晴 関野敦子
演歌まみれわが一身も稔り田も 野田信章
刈らるべき稔田や黄に透きとほり 相馬遷子 山河
逆光の稔り田に密着の頬かむり 大胡寿衛
父よ黄泉はこの稔田の明るさか 田所節子
稔り田に雨や濡れ身の青年佇つ 寺井谷子
稔り田に裾ゆるく曳き津軽富士 高井北杜
稔り田に二つの神輿光り合ふ 冨田みのる
稔り田に風神尻をつきし痕 本井英
稔り田に無頼の草が混り立つ 山口誓子
稔り田の白や俄に鷺となる 中山婦美子
稔り田へせり出す佐渡の能舞台 橋本榮治 麦生
稔り田までひかりの径昼を眠る 北原志満子
稔り田を置く谿々のまつり笛 福永耕二
稔り田を率て香具山の歩きさう 宮坂静生 春の鹿
稔田となる衣川古戦場 塩川雄三
稔田に交りて稗のまんめんじん 高澤良一 随笑
稔田の上に高圧線たるむ 池田秀水
稔田の匂ひ盛り上げ通り雨 篠田 瞳
稔田へ弔花の裏を並べたる 蓬田紀枝子
稔田へ風やはらかし素十の忌 竪 ヤヱ子

稔り田 補遺

どこまでも稔り田どこも刈られずに 草間時彦 櫻山
雨にさへ歓喜の色よ稔り田は 林翔
刈らるべき稔田や黄に透きとほり 相馬遷子 山河
君の亡き家の稔り田鶏の小屋 右城暮石 句集外 昭和三十九年
砕石場稔り田共に棚をなす 山口誓子
実り田を行く自転車のふらふら燈 上田五千石『琥珀』補遺
寂蒔という地の稔り田がつづく 金子兜太
出雲路や稔り田刈田となりあひ(島根七句) 鷹羽狩行
神風と書きし幟を稔り田に 山口誓子
丹波路の稔田の黄や綾子逝く 桂信子 草影
日当りて稔り田は黄の底光り 山口誓子
抜け駆けの穂無し稔り田真平ら 山口誓子
万頃の稔り田祭幟立つ 右城暮石 句集外 昭和四十四年
稔り田が入り込む山の懐に 山口誓子
稔り田に鉄塔の影股開く 山口誓子
稔り田に無頼の草が混り立つ 山口誓子
稔り田のほかこれほどの黄は非ず 右城暮石 散歩圏
稔り田の一部を街路灯照らす 右城暮石 天水
稔り田の中に鉄筋小学校 津田清子
稔り田の夕映えに母薄められ 佐藤鬼房
稔り田は三原色の黄色なり 山口誓子
稔り田は平にて善きものに満つ 山口誓子
稔り田は赭き鉄路に道を開け 山口誓子
稔り田を一望疵の太郎杉 佐藤鬼房
稔り田を無宿者ゆく逆か立ちなんど 金子兜太
稔田の夕映褪むるとは思へず 伊丹三樹彦
稔田を眼下精英樹の孤独 佐藤鬼房
稔田を裳裾に霧らひ国上山 石塚友二 玉縄以後



by 575fudemakase | 2017-08-17 12:13 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

阿波踊 の俳句

阿波踊 の俳句

阿波踊

旅の恥かき捨て申す阿波をどり 柴原保佳
踊抜き阿波の旅寝の深かりし 稲畑汀子 汀子第三句集
夕立の上るを待たず阿波踊 上崎暮潮
遊び鉦打つて憩へる阿波踊 美馬風史
娘と旅へせめて名残りの阿波踊 稲畑汀子 春光
法被着せ抱いて輪の中阿波踊 粟飯原花枝
浜から来山から来た働く手足よ阿波おどり 橋本夢道 無類の妻
飛入りを促す囃子阿波踊 上崎暮潮
飛び込んでもう止められぬ阿波踊 高澤良一 寒暑
緋の蹴出し流れるやうに阿波踊 鈴木石夫
二拍子に手足のゆれて阿波踊 坊城 中子
灯に燃ゆる新町川や阿波踊 上崎暮潮
溺れゆくさまにも見えて阿波踊 林 菊枝
爪先で進み退く阿波踊 山口誓子 大洋
男踊りは地を抱くかたち阿波踊 熊谷愛子
足袋白く踊りはじめし阿波踊 上崎暮潮
水飴のやうに伸す腰阿波踊 高澤良一 寒暑
色町の路地で習ひし阿波踊 京極高忠
小雨なる今宵かぎりの阿波踊 上崎暮潮
小さき子が殊に上手で阿波踊 高濱年尾 年尾句集
宿の婢を先立てゝ阿波踊連れ 上崎暮潮
宿の婢を先立てて阿波踊連れ 上崎暮潮
十万の下駄の歯音や阿波おどり 橋本夢道
手をあげて足を運べば阿波踊 岸 風三楼
手をあげて足をはこべば阿波踊 岸風三楼
手に足によみがへりくる阿波踊 今橋眞理子
若さまだこんなにありし阿波踊 山田弘子
写楽の顔背中で踊る阿波踊 二橋満璃
指先のしなといふもの阿波踊 上崎暮潮
黒塗りの下駄爪立てて阿波をどり 見浦町子
交りゐて賓主いづれや阿波踊 葛祖蘭
桐下駄を後ろに跳ねて阿波踊 福本愛子
下駄先に艶の集まる阿波踊 上原白水
渦潮のごとく押しくる阿波踊 高野清風
印篭のきりきりまひや阿波踊 渡辺しま子
一生を棒に俳句や阿波おどり 橋本夢道
阿波踊驟雨の土壇場を惜しむ 佐野まもる
阿波踊裏町さらにさみしくす 浜名礼次郎
阿波踊踊らぬものは手を拍ちて 菖蒲あや
阿波踊目抜きにかかりハイヤットサ 高澤良一 寒暑
阿波踊盲導犬も帯締めて 福島吉美
阿波踊内輪外輪の送り足 河府雪於
阿波踊道が浮々浮々と 松本弘孝
阿波踊団扇をくれる町医院 田中信義
阿波踊大きな男這ふやうに 畑 直子
阿波踊腰の印籠地を擦れり 伊藤伊那男
阿波踊見てゐる足が踊つて居 猪子青芽
阿波踊ぼろ三味線を弾く女 高浜年尾
阿波踊の切絵のなかに音の欲し 大段博利
阿波踊くづればかりの通る道 上崎暮潮
阿波踊きのふに蓮田ひるがへる ながさく清江
阿波の夜を踊浴衣に畳み込む 山田弘子 懐
わが娘薄化粧して阿波踊 上崎暮潮
よしこのに腕まくりしてうづうづ連 高澤良一
「中世の秋」読みさして阿波をどり 攝津幸彦 未刊句集

阿波踊 補遺

流しまた一つの風情阿波踊 高浜年尾
編笠は深きがよけれ阿波踊 鷹羽狩行
猫じやらしそよぎ夜を待つ阿波踊 森澄雄
弟の死んで招ばるる阿波踊 松崎鉄之介
爪先で進み退く阿波踊 山口誓子
町中の木槿暮るれば阿波踊 森澄雄
男装し太腿を見す阿波踊 山口誓子
男嫌ひのこむらちらりと阿波踊 鷹羽狩行
帯の卍揺れても卍阿波踊 林翔
出迎へし阿波の医師も踊足袋 飴山實 句集外
蹴出しつつしみつつしみて阿波踊 鷹羽狩行
腰いやに低く繰り出し阿波踊 鷹羽狩行
好漢や生れは阿波の踊の手 百合山羽公 樂土
繰り出してはや急調の阿波踊 鷹羽狩行
空間を両手で掻ける阿波踊 山口誓子
横丁で紛れて外れて阿波踊 稲畑汀子
阿波踊両手差し上げ宙掴む 山口誓子
阿波踊男女の別は腿で知る 山口誓子
阿波踊下駄の爪先立てしまま 山口誓子
阿波踊をどる楽しさ故に来し 高浜年尾
阿波踊のぞき郡上で踊りけり 松崎鉄之介
阿波を去る踊桟敷を解く道を 稲畑汀子
われの汽車踊の阿波へ走るのみ 阿波野青畝
お忍びとならざることも阿波踊 稲畑汀子


by 575fudemakase | 2017-08-14 08:05 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

郡上踊 の俳句

郡上踊 の俳句

郡上踊

龕燈や郡上踊へ橋渡す 石川桂郎 高蘆
驟雨去り郡上踊の勢ひ立つ 上田和子
恋すてふ顔の踊りの下駄鳴らす(郡上踊) 殿村菟絲子 『菟絲』
旅人も郡上踊に夜明すと 松尾緑富
夜々澄みて郡上踊の下駄の音 橋本榮治 麦生
歎き唄郡上踊を挟む軒 石川桂郎 高蘆
川暮れて郡上をどりは下駄をどり 脇屋善之
水にほふ橋をぞ郡上踊見に 皆吉爽雨
若衆のゲンゲンバラバラ夜っぴいて 高澤良一
三日三夜踊り明かすと郡上の娘 桑田青虎
三更の月得て郡上踊かな 佐藤朴水
郡上踊扁平足のとちりけり 石川桂郎 高蘆
郡上踊一巡の四肢やはらかし 池田秀水
郡上踊案山子もしなを付けにけり 荒井正隆
郡上踊り習ふと立つや酔発す 籏こと
気のりせぬ手ぶりに郡上踊りかな 行方克己 昆虫記
嬰抱いて加はる郡上踊かな 山田春生
鮎の瀬へ郡上をどりの燭灯す 前田時余
ゆきかへり郡上踊の橋たがヘ 石川桂郎 高蘆
ヤッチクを郡上生まれの娘っこ 高澤良一
ひと眠りしてまた踊る郡上かな 岬雪夫
はじめからいびつ郡上の踊の輪 鷹羽狩行
これよりの郡上踊の夜々といふ 原三猿子

郡上踊 補遺

龕燈や郡上踊へ橋渡す 石川桂郎 高蘆
歎き唄郡上踊を挟む軒 石川桂郎 高蘆
郡上踊扁平足のとちりけり 石川桂郎 高蘆
郡上踊肌にしつとり阿波しじら 松崎鉄之介
郡上のなあまでは踊れて狩行かな 鷹羽狩行
阿波踊のぞき郡上で踊りけり 松崎鉄之介う
ゆきかへり郡上踊の橋たがヘ 石川桂郎 高蘆
はじめからいびつ郡上の踊の輪 鷹羽狩行

by 575fudemakase | 2017-08-14 08:03 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

六道参 の俳句

六道参 の俳句

六道参

槇匂ふ六道詣混みにけり 石原清美
六波羅にのべつまくなし迎鐘 中井久子
六道参り幽霊飴をしやぶりけり 青柳雅子
六道参り色街を通りすぎ 横山小恵美
六道参り影混むに亡き友まじふ 谿昭哉 『航跡』
六道詣せむと眉濃く引きにけり 大橋敦子
目が合うて宵の六道参りかな 岡井省二
冥土へと撞く手応へや迎鐘 岡田日郎
槙売りの着ぶくれて頸失へる ながさく清江
文机に欠伸して老ゆ迎鐘 清水基吉
負はれたる老も綱とる迎鐘 五十嵐播水 播水句集
父のため母のため撞く迎鐘 野島無量子
堂奥の闇にひびきて迎鐘 長谷川常子
桃の葉のちぢれてゐたる迎鐘 岡本高明
提灯にばさと夜蝉や迎鐘 谷川朱朗
地獄絵の朱が目に残り迎鐘 田中騎星
清盛の目をむいてをる迎鐘 辻 桃子
清盛が目をむいてゐる迎鐘 辻 桃子
星の夜の路地を抜け来て迎鐘 広岡仁 『休診医』
手を添へて祖母に曳かしむ迎鐘 中田余瓶
三人でこどもの撞ける迎鐘 長谷川櫂 蓬莱
細き路地古き家並みの六道参 永川絢子
綱ずれのしてゐる穴や迎鐘 池尾ながし
建仁寺抜けて六道詣りかな 高浜年尾
迎鐘亡き師とラムネ飲み聴きし 茂里正治
迎鐘撞く信心の背を伸ばし 佐々木紅春
迎鐘撞くまで待てぬ仏らも 梶山千鶴子
迎鐘撞ききて熱し土不踏 石田あき子
迎鐘撞いて空也の痩に会ふ 宮下みのる
迎鐘土の底よりきこゆなり 長谷川櫂 蓬莱
迎鐘三つ三つと鳴りつゞく 経谷 一二三
迎鐘最後は僧が撞き納む 板谷芳浄
迎鐘犬も歩けば雨に会ふ 神尾季羊
迎鐘祇園芸子の後に付き 泊 康夫
迎鐘一打に迎ふ幾仏 松村日出子
迎鐘一つ餓鬼にも打ちにけり 山本和永
迎鐘逢ひたき人のありて打つ 成瀬櫻桃子
迎鐘ラムネ抜く音を隣りたる 大野林火
迎鐘ならぬ前から露のちる 一茶
迎鐘つくや非力の一心に 橋本月登

六道参 補遺

隣町まで人ならび迎鐘 飴山實 句集外
目が合うて宵の六道参りかな 岡井省二 山色
迎鐘ラムネ抜く音を隣りたる 大野林火 飛花集 昭和四十六年
迎鐘ひくうしろより出る手かな 川端茅舎
金輪際わりこむ婆や迎鐘 川端茅舎

by 575fudemakase | 2017-08-11 07:10 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

六斎念仏 の俳句

六斎念仏 の俳句

六斎念仏

六斎踊待つ三日月も太白も 大橋敦子
六斎笛山々霧をふりはらひ 下田 稔
六斎待つ終の家の灯は霧ごもり 茂里正治
六斎市雪に真鱈の横たはる 松本 進
六斎や太兵古帯のはやし衆 村井静子
六斎や吹かれ立ちをり葡萄蔓 前田直子
六斎や身を逆しまに打つ太鼓 高崎雨城
六斎や胡蝶に狂ふ獅子頭 池尾ながし
六斎や蕎麦食べに来し越後獅子 早渕道子
六斎や久世も桂も盆休み 中島黒洲
六斎は太鼓を抛りあげにけり 田中告天子
六斎の輪舞ばらばら袈裟景色 田中信克
六斎の奉納すみし夜蝉鳴く 奥村茂風
六斎の念仏太鼓打ちてやむ 中田余瓶
六斎の太鼓打つ子に父の笛 岸本久栄
六斎の揃うてきたるあしのうら 西野文代
六斎の森までつづく夜店の灯 金子篤子
六斎の鉦打ち男齢澄む 西川保子
六斎の鉦の一人が夜逃げとか 森田幸夫
六斎の序の四つ太鼓をどり打ち 藤井秀生
六斎の暑し暑しと踊り観る 吉田 立冬子
六斎の手だれに代はる四つ太鼓 西村和子
六斎の子たちは色の襷かな 西村和子
六斎の一人は鳥羽の狐かな 松瀬青々
六斎の暗くなりけり日雷 小川千賀
六斎のてのひらかえしかえし夕景 牧 冬流
緋縮緬着て男衆六斎会 東野鈴子
跳ね違ふ汗の六斎踊かな 鈴木しげを
息合ひて六斎太鼓乱れ打ち つじ加代子
息合ひて六斎太鼓躍り打ち つじ加代子
清水の舞台灯すや六斎会 水茎春雨
出女房や六斎男足袋でまつ 蘆本
秋蛍六斎宿の灯の先に 田中英子
獅子も立ち踊る六斎和唐内 松本三余
四ツ太鼓六斎念仏終るなり 内藤十夜
月あげて壬生の六斎踊かな 上埜是清
遠景の六斎太鼓響くかな 大井恒行
稲妻へ六斎太鼓躍り打ち 赤堀五百里
くらがりに京の声聞く六斎講 有原静子

by 575fudemakase | 2017-08-11 07:09 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

梅花藻 の俳句

梅花藻 の俳句

梅花藻やかがむ男と佇つをんな 内田美紗 魚眼石 以降
梅花藻の流れ音なし日の盛り 辻恵美子(栴檀)
梅花藻の水湛黙と日雷 渡邊三一子
梅花藻の五六花旅のはじめかな 小川三補子(梛)
梅花藻の橋の行き来の里ぐらし 川端静子
梅花藻の花を沈めて水迅し 木谷ヒロ
梅花藻の花くぐり来て水潔し 伊藤いと子

by 575fudemakase | 2017-08-08 16:21 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)

盆の市 の俳句

盆の市 の俳句

盆の市

連れ立ちて海女の来てゐる盆の市 岩崎正子
盆市や笊よりこぼる茉莉花茶 呉屋菜々
盆市の一夜をへだつ月の雨 飯田蛇笏
盆市に一つ買ひたり蒲葵(くば)の笠 沢木欣一
盆の市蓮の葉のまだ濡れてゐし 石鍋みさ代
亡母の代の訛懐かし真菰売 藤田凡鐘
仏花小さく束ねし盆の市 河野 伸子
日影して孔雀いろなる盆の市 飯田蛇笏 霊芝
朝市の子供ばかりの苧殻売 古市文子
苧殻売る河童来さうな沼の店 町田しげき
川下に難波もあるか真菰売 光 甫
黒飴を購ひ求めたる盆の市 佐川広治
葛西よりリヤカーで来し真菰売 西村秋子
リヤカーの店拵も盆の市 入村玲子
なんの絮灯籠売のゐしところ 飴山實 『辛酉小雪』
タコ型に干さるる蛸も盆の市 辻桃子
スーパーに盆の市たつニュータウン 川端恵美子

盆の市 補遺

ならぶ橋一つほのめく盆の市 水原秋櫻子 緑雲
なんの絮灯籠売のゐしところ 飴山實 辛酉小雪
哀見よ草売るばかり盆の市 由水 類題発句集
月の道苧殻売る店ありにけり 大野林火 飛花集 昭和四十六年
青りんご売はさびしや盆の市 三橋鷹女
日影して孔雀いろなる盆の市 飯田蛇笏 霊芝
盆市の一夜をへだつ月の雨 飯田蛇笏


by 575fudemakase | 2017-08-07 15:40 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆休み の俳句

盆休み の俳句

盆休み

簗竹の節の揃はぬ盆休 綾部仁喜 寒木
恪勤の父送り出す盆休 高橋悦男
六斎や久世も桂も盆休み 中島黒洲
裏山がすぐそばに来る盆休み 坪内稔典
利尻行きの汽笛がひびく盆休み 石河義介
乱読と決めて三日の盆休 浅井青陽子
薬草茶いろいろ味見盆休 有澤[かりん]
門先に田舟を干して盆休 上田土筆坊
盆蝉に耳をあづけて盆休 百合山羽公
盆休納屋に農具を押しこめて 青柳志解樹
盆休大きな川を横たへて 黛 執
盆休み無き一灯を点じけり 鈴木真砂女
盆休み少年田水見にまはる 石原舟
盆休み緒のやはらかき母の下駄 藤田かよ子
盆やすみ油彩の巴里にあそびけり 大島民郎
盆やすみて八朔梅の星月夜 淡々
墨壷も忘れてをりぬ盆休み 松山足羽
文鳥の止り木つくる盆休み 中川冬紫子
富士五湖を巡るや海女の盆休み 遠藤アサ子
病む牛の無くて安堵の盆休 清田松琴
半島の山に棲む鬼盆休み 佐川広治
八丈太鼓教師の打てる盆休 高澤良一 ねずみのこまくら
蝿叩手に父在す盆休 小林蛍二
波ひとつづつ踏み歩く盆休み 井上弘美
闘牛に沸き立つ村の盆休み 阿部恵子
田の草の田合歓が咲くよ盆やすみ 木津柳芽 白鷺抄
泥亀も首をすぼめて盆休 高澤良一 鳩信
吊革の揃って揺るゝ盆休 高澤良一 寒暑
爪剪りて指寸づまる盆休 石橋林石 『石工日日』
長かりし能登の大工の盆休 大宮広子
竹林の奥あかるくて盆休 古賀まり子
水張りし海女桶並ぶ盆休み 塚本弘満
神杉に耳あててみる盆休み 朝妻力
山猿の内腿白し盆やすみ 平畑静塔
傘一本忘れて来たる盆休み 有馬朗人
工事船位置そのままに盆休 阿部寿雄
呉服屋に海女の来てゐる盆休み 升本栄子
鶏小屋に篠つく雨の盆休み 松本貴好
銀行も茶舗も本屋も盆休み 辻田克巳
魚屋の箱積み重ね盆休み 横田和子
漁場遠くなりたる漁夫に盆休 成瀬櫻桃子
久慈の鮎焼きてもてなす盆休 小林蛍二
鎌の刃を桶に沈めて盆休 西本一都 景色
鎌どころ踊どころの盆休 西本一都 景色
街道は高きを走り盆休 綾部仁喜 樸簡
外来の予約がとれて盆休 高澤良一 随笑
菓子木型あまさず干して盆休み 鈴木亨子
家に居て空のまぶしき盆休み 宮津昭彦
屋根の端にすずめ吹かるる盆休 三田きえ子
沖の帆をかぞへることも盆休み 鷹羽狩行
塩田を下駄履き通ふ盆やすみ 佐野まもる 海郷
瓜食べて種の大きな盆休 綾部仁喜 樸簡
ひとり居に風吹き溜まる盆休 岡本 眸
どの田にも水たっぷりと盆休み 深見 道子
つけ焼のたうもろこしや盆やすみ 川上梨屋
しじみ採潟寧けくて盆休み 河野南畦 湖の森
ささやかな商ひなれど盆休 平松草太
さうかさうかお盆休か散髪屋 高澤良一 随笑


盆休み 補遺

豈計らんや藪蕎麦も盆休み 村山故郷
木の橋の月に明るき盆休み
盆蝉に耳をあづけし盆休み 百合山羽公 樂土
盆休牛は角突つとめけり 百合山羽公 樂土
盆休み無き一灯を点じけり 鈴木真砂女 紫木蓮
盆休み団扇泳ぎの小*えい見て 百合山羽公 樂土以後
盆休み山城跡は蝉まかせ 百合山羽公 樂土以後
盆休み雨となつた島の小さい家家 尾崎放哉 小豆島時代
盆休み一番藍を湛へたる 清崎敏郎
仏壇の火も入れ夕餉盆休 大野林火 月魄集 昭和五十四年
食ひ倒れの大阪にあり盆休 松崎鉄之介
山猿の内腿白し盆やすみ 平畑静塔
銀座にも底抜けの空盆休 松崎鉄之介
起重機として盆休楽しめる 後藤比奈夫
寄り合うてをる舫綱盆休 清崎敏郎
角突の牛は目を剥く盆休 百合山羽公 樂土
沖の帆をかぞへることも盆休み 鷹羽狩行
もみあげの剃りさつぱりと盆休み 鷹羽狩行

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:39 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

盆花 の俳句

盆花 の俳句

盆花

剪りて来し盆花にまだ日の温み 高澤良一 素抱
盆花売背にゆるやかな風まとふ 坂根白風子 『彩雲』
盆花摘み川原歩きも朝のうち 高澤良一 ぱらりとせ
盆花を流して鮎を悲します 石田勝彦 秋興
盆花を郵便船に託しけり 三木照恵
盆花を抱へて戻る地震の村 綱川恵子
盆花を摘む子等の声やまびこも 川崎展宏
盆花を摘むランニングシヤツの子と 川崎展宏
盆花を替へて杣去る義景忌 南部白夜
盆花を青竹に盛り無宿墓 広満ヒサヱ
盆花を手折るや蜂のいとなめる 飯田蛇笏 霊芝
盆花を刈る潟舟を漕ぎ出せり 継田秀子
盆花を活ける竹筒削りをり 海野 勲
盆花を横抱きにして父帰る 井原ミチ
盆花や郷捨てる日の母に近む 杉本寛
盆花やゑのころ草の打ちまじり 石田郷子
盆花やいつか乗る日の雲過ぎて 手塚美佐
盆花は紅をまじへて定まりぬ 鈴木良戈
盆花の芒まじへて丈得たり 宮津昭彦
盆花の流れに遅る鹿の子百合 佐野美智
盆花の色よき花の取り合はせ 高澤良一 寒暑
盆花の四通八達墓地区画 高澤良一 素抱
盆花の咲ききりたるは荒むなり 岡本 眸
盆花の菊鮮しき巴塚 堀 文子
盆花の活けある水のすぐ古ぶ 高澤良一 暮津
盆花のひとかかへ買ふ朝の市 呉服元子
盆花のいろどり海女の畑のもの 加藤三七子
盆花に色淡き花なかりけり 北澤瑞史
盆花に混じりて長ける名無し草 高澤良一 暮津
盆花にふるさとおもへ亡き母よ 成瀬櫻桃子
飯粒も沈み盆花浸しおく 太田土男
南無鵜川盆花ながれかはしけり 飯田蛇笏
町うら盆花売るのも昔なじみの湯のまちで 荻原井泉水
置かれある精霊花に山の雨 金箱戈止夫
誰からとなく極楽ね盆花火 紺野佐智子
谷橋に盆花わかつ童女見ゆ 飯田蛇笏 春蘭
前山の盆花摘に牛吼ゆる 中戸川朝人 残心
生彩無き盆花なれど仕方なし 高澤良一 暮津
心当ての畦へ盆花摘みにいづ 中川博秋 『加賀野』
山雲に乗りて盆花迎へかな 岸田稚魚 『雪涅槃』
山雲に乗りて盆花迎かな 岸田稚魚
呼び合ひて盆花摘の乙女らよ 村上しゆら
牛乳罐背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
牛乳の罐背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
逆縁の盆花壺にあふれしむ 上村占魚
巻向や背戸の流れに盆花挿す 鈴木厚子
にぎやかに盆花濡るる嶽のもと 飯田蛇笏
ここだとる盆花ぬれてにぎやかに 飯田蛇笏 春蘭
いなびかり盆花市をひとつかみ 宮津昭彦

盆花 補遺

熔岩屑を寄せあひて墓盆花置き 清崎敏郎
盆花を糶りて騒しからずあり 後藤比奈夫
盆花を流して鮎を悲します 石田勝彦 秋興
盆花を手折るや蜂のいとなめる 飯田蛇笏 霊芝
盆花を刈りとりしあとの花野とて 山口青邨
盆花や麓にひらく青故郷 角川源義
盆花や亡夫の若さわれに無し 岡本眸
盆花の白き桔梗を貰ひたる 細見綾子
盆花のお地蔵汐に立ちたまふ 阿波野青畝
盆花にして真白なる桔梗かな 清崎敏郎
盆花として取り集め蓼の花 細見綾子
南無鵜川盆花ながれかはしけり 飯田蛇笏 山響集
朝市の道の盆花売に終る 大野林火 月魄集 昭和五十五年
谷橋に盆花わかつ童女見ゆ 飯田蛇笏 春蘭
山雲に乗りて盆花迎へかな 岸田稚魚
呼込みの活気は殺気 盆花市 伊丹三樹彦
鶏頭や盆花きらん鰹かき 野坡
牛乳の缶背負ひ盆花を手にさげて 清崎敏郎
燕去る盆花滝の飛沫あび 飯田龍太
一束の盆花桔梗なでしこと 細見綾子
にぎやかに盆花濡るる嶽のもと 飯田蛇笏 雪峡
ここだとる盆花ぬれてにぎやかに 飯田蛇笏 春蘭
がまの穂を一と抱へほど盆花に 細見綾子

by 575fudemakase | 2017-08-07 15:37 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリ

全体
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
未分類

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...

メモ帳

▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

検索

タグ

最新の記事

奉灯会 の俳句
at 2017-08-22 17:14
後評(2017・8)
at 2017-08-20 18:37
2017年 8月 ねずみのこ..
at 2017-08-18 05:18
蝉時雨 の俳句
at 2017-08-17 12:39
落蝉 の俳句
at 2017-08-17 12:37

外部リンク

記事ランキング