デコポン

デコポン

二、三日前 妻が新聞を見ながらこりゃあいいと紹介して呉れたのが
次の一首。(朝日歌壇より)

デコポンのまんまで生きてゆくわたしデコにもボコにも磨きをかけて 

なるほどこれはうまくデコポンを嵌めたなと思ったのだがのちほどその
箇所を確かめてみると

でこぼこのまんまで生きてゆくわたしでこにもぼこにも磨きをかけて 神野志季三江

とある。あきらかにわたしの聴き間違い。その時 わたしにもデコポンの句ありと
妻に示したのが次の諸句。

デコポンの鈴生り瀬戸の日は真上 寒暑
デコポンに瀬戸の夕日の大きこと 寒暑
時期過ぎのデコポンの味大雑把 寒暑
一箇買ふデコポンの尻瑕皆無 HAIKU200303sono3
輝りに輝る伊予灘デコポン磨きけり HAIKU200204sono3
斎灘デコポン大の入日墜つ HAIKU200204sono3

上記中、伊予灘、斎灘とあるのはバス旅行後、地図を見ながら灘名を拾ったのを
記憶している。因みに上記の旅に妻も同行している。


以上

# by 575fudemakase | 2014-03-27 14:41 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)

誓子忌

誓子忌

例句を挙げる。

むずかしき漢字の句会誓子の忌 衣川次郎
凍港より大洋並べ誓子の忌 南部富子
告げたきは先づ地震のこと誓子の忌 桂信子
塚に梅枝垂れて誓子忌を修す 蔵本青嵐
平成の新しき季語あゝ「誓子忌」 堀内 薫
断崖に立ちて沖見る誓子の忌 山口超心鬼
誓子忌の伊勢路に遇ひし初燕 山口超心鬼
誓子忌の伊吹になほも雪残る 塩川雄三
誓子忌の堂内鳴竜鳴りひそむ 澄田玄志郎
誓子忌の夜は万蕾の星となれ 鷹羽狩行
誓子忌の服にかさばる新刊書 大牧 広
誓子忌の流木ひろふ風の中 丹沢亜郎
鉛筆のすぐ減つてゆく誓子の忌 平瀬 元

以上
# by 575fudemakase | 2014-03-26 08:26 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)

馬刀

馬刀

例句を挙げる。

いちどだけ父と馬刀突きしたること 星野麦丘人
お手玉のやうに馬刀貝もてあそぶ 望月一美
たぶんもう来ないとおもふ馬刀がゐる 西野文代
なにもない一日馬刀を突き了る 田中信克
ぼんくら馬刀掘り返されてしまひけり 高澤良一 素抱
まてぐしに哀は馬刀のちから哉 白雄
傭兵生き埋め馬刀のあなたのさざれ石 宮崎二健
大汐の鳥居の下の馬刀の穴 辻桃子
掘りたての馬刀貝売りに来つ雛の宿 冬葉第一句集 吉田冬葉
新聞はいちにち遅れ馬刀の旬 服部百合子
棲みつきし馬刀に日暮の舟の音 東條和子
水茎の馬刀かきよせん筆の鞘 服部嵐雪
潮ふいて馬刀の穴にはあらざりき 宇津木未曾二
砂抱いてか黝き馬刀の虚せ貝 高澤良一 素抱
蛤の上に一把や馬刀の貝 松瀬青々
足もとに来てゐる波や馬刀を掘る 岡田耿陽
迂闊にも顔に浴びけり馬刀の潮 公文東梨
面白や馬刀の居る穴居らぬ穴 正岡子規
馬刀の潮天に唾する如くなり 高澤良一 寒暑
馬刀売の否応もなく置きゆけり 藤原たかし
馬刀掘りのひたと金壺眼かな 西田青沙
馬刀穴を隠しおほせず砂動く 松原直庵
馬刀突きといふ捕物に似たるもの 高澤良一 宿好
馬刀突きの子の上手なりたかりける 高浜虚子
馬刀突の二ツ目の穴教へらる 芦川 巣洲
馬刀突の子の上手なりたかり見る 高濱虚子
馬刀貝にまだまだ知らぬことばかり 藤本美和子
馬刀貝のさそひの塩にをどり出づ 筒井白梅
馬刀貝の潮にさか立ち砂の中 秋田蓬午
馬刀貝の直立に鳥渡るなり 山尾玉藻
馬刀貝の竪穴住居密集地 高澤良一 素抱
馬刀貝の素っ頓狂を鷲掴み 高澤良一 鳩信
馬刀貝やねたみもそねみも釜茹でに 平田栄一
馬刀貝や浅蜊の笊に五六本 松藤夏山 夏山句集
馬刀貝や海のひかりをいっしんに 堀口みゆき
馬刀貝を挙げし海辺に住み古るも 高澤良一 さざなみやっこ
馬刀貝を掘るに干底といへる刻 桑田青虎
馬刀貝掘ると行きし人々霞みけり 木津柳芽 白鷺抄


以上
# by 575fudemakase | 2014-03-26 08:25 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)

浅蜊

浅蜊

例句を挙げる。

あどけなき浅蜊も見逃さぬこころ 櫂未知子 蒙古斑
ぎしぎしの穂の立ち錆びし浅蜊掘り 遠藤梧逸
ことごとく浅蜊舌だすおぼろかな 柴田白葉女 『月の笛』
この曲の記憶のありて浅蜊汁 上窪則子
この辺と腰を下ろして浅蜊掘る 高澤良一 素抱
ちらつく雪浅蜊掻きても籠に満たず 小林康治 玄霜
をとこ立ちをんな屈める浅蜊舟 鍵和田[のり]子
ジーパンをたくしあげては浅蜊掻く 高澤良一 さざなみやっこ
バレンタインデー浅蜊が舌を出してをり 大森理恵
三月風吹く浅蜊を水に沈める 人間を彫る 大橋裸木
世話物の一幕に出る浅蜊売り 村上洋子
二三箇所試し掘りして浅蜊掘 高澤良一 素抱
五ツ六ツ面目の立つ大浅蜊 高澤良一 素抱
人様(ひとさま)の馬穴覗くは浅蜊の多寡 高澤良一 素抱
今朝秋のわづかの浅蜊洗ふ音 岡田 和子
傘さして浅蜊掘り居る女かな 比叡 野村泊月
凝視して浅蜊に水を掛けらるる 須川洋子
厨房に浅蜊のぞめきうしみつ時 高澤良一 素抱
口開かぬ浅蜊ごときは天の邪鬼 北見さとる
台風裡浅蜊に砂を吐かせをり 大串章 百鳥 以後
唇見せて浅蜊の殻は割れてあり 日原 傅
地震すぎて歯軋りのごと浅蜊磨ぐ 横山房子
夏隣る浅蜊の舌の餌痺れに 内田百間
夕日だるし浅蜊を量る音こぼれ 松村蒼石
大椀に三河の浅蜊朝ぐもり 皆吉爽雨
大浅蜊ほうらと気宇を吐き出せり 坊城 俊樹
妻と浅蜊は厨に泣きぬ明やすし 石原八束 空の渚
島人の呉れし浅蜊の呟けり 大串 章
引く潮にしたがひ浅蜊掘り進む 小野華泉
引越荷積みたる中の浅蜊汁 八牧美喜子
強風報浅蜊水吹き床濡らす 桜井博道 海上
手つかずの浅蜊掘り場の無きものか 高澤良一 素抱
手応えは浅蜊の嵩を上まはり 高澤良一 素抱
掬ふたび同じ音たて浅蜊売 小山祐司
掻き当ててゴッと鳴れるや鬼浅蜊 高澤良一 寒暑
新婚が祖父をもてなす浅蜊汁 伊藤トキノ
明烏浅蜊蛤目覚めよと 渡辺恭子
昼寝子の浅蜊の如きこゑ洩らす 高澤良一 素抱
曲目は何ぞ浅蜊の管楽器 高澤良一 寒暑
月さびて露が降る夜の浅蜊汁 廣江八重櫻
朝日真向浅蜊屋の声頭を越え行く 岩田昌寿 地の塩
杭頭掴んで浅蜊舟あがる 石田勝彦 秋興
松籟をききもやひゐる浅蜊舟 大野林火
極月や蜆・浅蜊は地に置かれ 鈴木真砂女 夕螢
次郎長の国かとすする浅蜊汁 伊藤 翠
死せる誰彼浅蜊の唄に近すぎる 栗林千津
母と見し映画白黒浅蜊汁 井上宗雄
母の忌の浅蜊ちひさく鳴きにけり 永島理江子
水張つて浅蜊もわれも寝る時刻 都筑智子
沖を見て放心の態浅蜊掘 高澤良一 素抱
波少し入れて濯ぎぬ浅蜊籠 中岡 毅雄
泥の浅蜊よいま叫ばねば鬱血す 佐藤鬼房 海溝
浅蜊つぶやき独りぐらしは埓もなし 稲垣きくの 牡 丹
浅蜊とる波濤の裏にうづくまり 豊東 蘇人
浅蜊に水いつぱい張つて熟睡す 菖蒲あや 路 地
浅蜊の斑人別帳をはづされて 有馬朗人 耳順
浅蜊の殻に同じ柄なし個を重んず 田川飛旅子 『使徒の眼』
浅蜊の舌別の浅蜊の舌にさはり 小澤實(1956-)
浅蜊の身肥ゆ頃ほひぞ百重波 高澤良一 素抱
浅蜊の黙岩色砂色もたらせしに 香西照雄 対話
浅蜊はこぶ零るるものはみな浅蜊 堀米秋良
浅蜊ほる母とほし白帆母の背に 秋元不死男
浅蜊らの小田原評定アルミ鍋 高澤良一 寒暑
浅蜊らの管弦楽団鍋の底 高澤良一 寒暑
浅蜊剥くことして日日を疑はず 遠藤梧逸
浅蜊剥く母毛糸編む娘かな 川端茅舎
浅蜊呟きゐたり酔後の水飲めば 細川加賀 『傷痕』
浅蜊売とび込み路地の朝起す 菖蒲あや
浅蜊売り濡れ手をふって銭を受く 小俣襄一
浅蜊売童女の声が引き戻す 菖蒲あや
浅蜊居る證しそこここ砂ゑくぼ 高澤良一 素抱
浅蜊掘めぼしきものは乏しくて 高澤良一 素抱
浅蜊掘りし手がからからになりゐたり 高澤良一 素抱
浅蜊掘る人が動けば鷺動く 金久美智子
浅蜊掘る大潮小潮小潮の日 高澤良一 素抱
浅蜊掘る太平洋を股のぞき 津田清子
浅蜊掘吾れは干潟の南端を 高澤良一 寒暑
浅蜊掘腰を伸ばして一くぎり 高澤良一 寒暑
浅蜊掘道具倒れと云うがあり 高澤良一 素抱
浅蜊椀無数の過去が口開く 加藤楸邨(1905-93)
浅蜊汁坐る高さにありて海 石川文子
浅蜊汁朝は働く意志厚し 大塚茂敏
浅蜊汁殻ふれ合ふもひとりの餉 永方裕子
浅蜊汁洋燈臭しと思ひけり 久米正雄 返り花
浅蜊減る海のさざ波聞きゐたり 高澤良一 素抱
浅蜊煮てガラスの音す鰯雲 猪俣千代子 堆 朱
浅蜊煮て西日呑み込む佃島 町田しげき
浅蜊縞流行りの縞もありぬべし 高澤良一 素抱
浅蜊舟かへる水脈ひくみをつくし 石原八束
浅蜊舟真黒に塗られ雨をゆく 西村公鳳
浅蜊船ゆさりゆさりと戻りけり 野口文吾
浅蜊飯食べて祭に遠くゐる 伊藤いと子
浅蜊鳴かせ主人(あるじ)十年病み申す 赤城さかえ
浅蜊鳴き浅蜊の山をまろび落つ 白岩三郎
浅蜊鳴くむかしの人は胸に栖む 石原八束 『仮幻』
浅蜊鳴く会ふは別れの宿世とも 石原八束 『風霜記』
浅蜊鳴く言はねばならぬことありて 菅原さだを
海牛の頭上を跨ぎ浅蜊掘 高澤良一 素抱
漂泊も隠栖もゆめ浅蜊喰ふ 藤田湘子
潮たるる浅蜊を下げて見舞はるる 稲垣 由江
潮に先づ足を浸して浅蜊掘 高澤良一 随笑
潮先に掘りし浅蜊を洗ひては 藤木呂九艸
潮底のしかと手応へ浅蜊掻き 沢木欣一
白飯や今日はさかえ忌浅蜊汁 橋本夢道 無類の妻
石炭色の浅蜊洗つても洗つても 滝春一
砂を吐くことも気怠き日の浅蜊 高室有子
結婚記念日厨の浅蜊舌出して 斎藤五子
縞柄も粋に浅蜊の月日かな 高澤良一 素抱
美しき小石がひとつ浅蜊汁 光永峡関
翁忌や深川に食ぶ浅蜊飯 大橋敦子
老農に浅蜊水吐く四月かな 秋元不死男
背ナの子に太陽と海浅蜊掘る 上野泰 春潮
良き妻は母に似てをり浅蜊汁 今泉貞鳳
花冷や浅蜊歯軋る真闇 石塚友二
薔薇園を出でて市井の浅蜊買ふ 岸風三樓
蛤に劣る浅蜊や笊の中 高濱虚子
蜆は紫衣浅蜊は幇斗目着たりけり 柳川春葉 ひこはえ
蝕了へし真昼や浅蜊潮噴ける 羽田岳水
親子三人風邪声寄せて浅蜊汁 増田龍雨 龍雨句集
逝く春の浅蜊煮つめる火色かな 石川桂郎 四温
金曜日が好きで韮・鯖・浅蜊買ふ 正木ゆう子
雛祭浅蜊は管を足にして 高澤良一 素抱
雪にじむこぼれ浅蜊の茶絣に 林翔 和紙
雪降りしあとの寒さや浅蜊汁 増田龍雨 龍雨句集
雲バラ色浅蜊一皿買ふ頭上 牧野白嶺
電柱の傍に老いぬ浅蜊売 中沢妙子
露路の桜に雨そそぎ朝を来る浅蜊売 人間を彫る 大橋裸木
顔上げるたびの煙突浅蜊掘り 三浦汎司
風のあとの雨ばらばらと浅蜊売 中拓夫 愛鷹
馬刀貝や浅蜊の笊に五六本 松藤夏山 夏山句集
黙々と手を運ぶのみ浅蜊掘 高澤良一 寒暑
「あさり、しじみョォ」貧乏路地を起しにくる 橋本夢道
あさり、うっかり閉じ忘れた口をとじる 住宅顕信 未完成
手応えのこれは大きな縞あさり 高澤良一 素抱


以上
# by 575fudemakase | 2014-03-25 07:06 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)

蓮如忌

蓮如忌

例句を挙げる。

なつかしき鐘の蓮如忌曇りかな 大谷句佛 我は我
ゆふぞらも湖も浄土や蓮如の忌 杉山郁夫
信うすきを愧ぢて末座に蓮如の忌 君家敏子
北潟の花に会ひもし蓮如の忌 上田寿和子
大寺の屋根に月あり蓮如の忌 成瀬櫻桃子
山科にある廟二つ蓮如の忌 大橋敦子
山越えの数珠あらたにて蓮如の忌 中西舗土
島還る日の的もなし蓮如の忌 中村専太郎
御文章に沁む母の声蓮如の忌 松本透水
木堂の裏の雑魚寝や蓮如の忌 蔵 巨水
焼討の御坊跡掃く蓮如の忌 鹿島四潮
甘露煮の匂ふ堅田や蓮如の忌 倉持嘉博
田起しの土躍り出て蓮如の忌 鷲谷七菜子
磯山にきて蓮如忌の遠がすみ 鷲谷七菜子 花寂び 以後
蓮如の忌布目の粗き豆腐食ぶ 山本右近
蓮如の忌身うちに母の在ますなり 水谷郁夫
蓮如御忌終へし寺垣修理して 大崎とみ子
蓮如忌といふ季題あり親しみぬ 高浜虚子
蓮如忌にたちし湖畔の吹き流し 和気魯石
蓮如忌にゆく老の背を道照らす 西村公鳳
蓮如忌に寸の秘仏を伏し拝む 黒田甫水
蓮如忌に越路の陽気定まれり 岡田飛鳥子
蓮如忌のおん手の跡やあなかしこ 鹿野依風
蓮如忌の一枚夜空疾風なす 森澄雄
蓮如忌の五加木摘みをり一媼 皆川白陀
蓮如忌の人をのせ行く牛車 畔柳二葉
蓮如忌の仕立おろしの法衣かな 秦 るり子
蓮如忌の堅田あたりか灯の屯ろ 下田 稔
蓮如忌の大鐘撞いて暮れにけり 中川志帆
蓮如忌の寺役は潟の漁師とか 斎藤耕子
蓮如忌の村人に古る輪袈裟かな 三浦葵水
蓮如忌の松籟濃ゆき漁村あり 大峯あきら 鳥道
蓮如忌の琵琶湖にかかる橋二つ 阿部洋子
蓮如忌の繊き月上げ北潟湖 南出朝子
蓮如忌の舟酔ひ薬乞はれけり 伊与幽峰
蓮如忌の開落山をのぼりつつ 宇佐美魚目 天地存問
蓮如忌の雪をおろせば湖みどり 大峯あきら
蓮如忌の高張立てし渡舟かな 嵯峨柚子
蓮如忌やお子沢山と聞くにつけ 河野静雲 閻魔
蓮如忌やみづうみ蒼きこの峠 大峯あきら
蓮如忌ややさしき母につよき信 藤 垂白
蓮如忌やをさな覚えの御文章 富安風生
蓮如忌や兄のお寺も御旧跡 石田雨圃子
蓮如忌や善根渡舟今もあり 本多握月
蓮如忌や土間の真中に臼と杵 前田清子
蓮如忌や堅田大責ありしこと 大峯あきら 宇宙塵
蓮如忌や夜につゞきし一代記 岡田夢人
蓮如忌や山家の餉(かれひ)さまざまに 増田龍雨
蓮如忌や旧蹟多き西三河 永井賓水
蓮如忌や木の芽田楽たんぽ酒 水上紫雲
蓮如忌や木櫃に米のひえびえと 長谷川櫂 古志
蓮如忌や村の犬猫日表に 清川とみ子
蓮如忌や桜うぐひも舟に寄る 松崎 豊
蓮如忌や水上はたゞ山ばかり 岩田潔
蓮如忌や沙弥が出て曳く飾り牛 小笠原和男
蓮如忌や海女に従ひ正信偈 市原聖城子
蓮如忌や渺渺として湖賊の血 大峯あきら
蓮如忌や漁砂どりの小女魚(こなご)売り 法水研秀
蓮如忌や猟すなどりの一在所 妻木 松瀬青々
蓮如忌や癒えたる母と共にあり 村中聖火
蓮如忌や筆まめなりし母の文 佐々木 咲
蓮如忌や絵伝の日本海青し 三浦葵水
蓮如忌や能登は朝から雪となり 坂本ひろし
蓮如忌や舟路陸路の賑はひて 小松月尚
蓮如忌や藪をはなれぬ風の音 粟津水棹
蓮如忌や見知り顔なる京門徒 名和三幹竹
蓮如忌や読みふりたれど御文章 佐々木綾華
蓮如忌や門徒一揆の子孫とや 成瀬正一
蓮如忌や雪まだ残る堅田浦 横尾光子
蓮如忌や鰈を干して山の中 大峯あきら 鳥道
蓮如忌をことし田掻に暮れしなり 中川博秋
諸々の花咲く蓮如上人忌 畠山蕉仙子
陶土搗く唐臼やすむ蓮如の忌 羽田岳水
雲脱がぬ加賀の山々蓮如の忌 宮部荻南
江越の春を伴ひ蓮如輿 吉波泡生
蓮如輿いまどの土地をお渡りか 阿波野青畝
蓮如輿お着き一村灯の海に 中村青峯
蓮如輿今も旧街道通る 高谷靖昭
蓮如輿難所とはこの峠かな 吉波泡生
道端に合掌したり蓮如輿 山岸澄子
野にあれば野にて拝めり蓮如輿 岩永草渓


以上
# by 575fudemakase | 2014-03-25 07:03 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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インターネットの「Google」や「yahoo」の検索ボックスから、季語等を入力して数多くの例句を得られれば大変便利である。

具体的に季語“新樹”の例句を求めるには、先ず検索ボックスに“新樹”と入力する。
その後、ひらかなで“れいく”と入力する。この時、日本語変換候補に幾つかの語彙が表示されるが、その中から“575筆まか勢”を選択する。
この結果、検索ボックスには “新樹575筆まか勢”と表示される筈である。
この用語で検索すれば求めるサイトが表示される。

但し、上述の ひらかなの“れいく”と入力して“575筆まか勢”を選択する為には、事前に小細工をしておく必要がある。
即ち、ユーザーズ辞書を使って “れいく=575筆まか勢”を定義しておく必要がある。以下はその指定方法。

ユーザーズ辞書定義

▼iPadの場合
設定>一般>キーボード>ユーザーズ辞書

単語 575筆まか勢
よみ れいく

▼kindleの場合
アプリ>設定>言語とキーボード>キーボードの設定>ユーザーズ辞書

読み れいく
表記 575筆まか勢

PCの場合も同様に「ユーザーズ辞書」機能を使い、前もって定義しておく。

春の季語から現在の当季季語までは既に表示可能である。
来年の三月末(2015年3月末)までに全季語について表示可能となる。

以上

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