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句集評散見。西嶋あさ子句集『瀝』

句集評散見。

西嶋あさ子句集『瀝』の句集評が雑誌「俳句」に載っていた。

曰く…

西嶋あさ子の 季刊俳句同人誌『瀝』は二〇一九年夏をもって終刊となった。

編集後記に「体力の衰えにより」と記されている。

老人ホームに転居

花冷や手足捥ぐがに譲る本


露の世の月のほか何待つべしや

世の隅の楽しき蟇と会ひにけり

青空の光ってゐたる寒さかな

…………


処分された蔵書共々、俳句一生あはれである。

私も同様な思いをもつ。

(2020・2・18)


# by 575fudemakase | 2020-02-18 01:29 | 句集評など | Trackback | Comments(0)

(人物評)・弱 の俳句

(人物評)・弱 の俳句

か弱い ひ弱 弱小 弱体 虚弱 病弱 脆弱 華奢 腑甲斐無い 与し易い 小心 弱気 弱腰 弱音 弱々し 女々し 気弱 優柔不断 柔弱 軟弱 内気 内向的 引っ込み思案 人見知り しんねりむっつり シャイ 短気 気短 短慮 気忙し 感情的

【ひ弱 弱小】

兄気弱弟ひ弱秋の風 河辺克美
弱小の桔梗城いま花見城 平畑静塔

【病弱】

なにがなく病弱のこり春の嶺 飯田龍太
鏡裏の路病弱の白茂みゆく 飯田龍太
秋深し病弱つひに五十年 相馬遷子 雪嶺
吊忍病弱なげくすべなしや 村山古郷
吊忍病弱歎くすべなしや 村山古郷
瓢箪の花や今年を病弱に 森澄雄
病弱に畑もてあまし花大根 武野由子
病弱の起ち居に吊りぬ青すだれ 稲垣きくの 黄 瀬
病弱の身に完璧の冬景色 飯田龍太
病弱や夏長かりし草の丈 村山古郷
病弱婚柿はひつそり木で熟す 佐藤鬼房
病弱児春の波折を見て飽かず 椎橋清翠
病弱身いま流氷に容れらるる 岸田稚魚 筍流し
母よりも妻病弱や障子貼る 森川暁水 黴
葭に直下の蝶あり病弱の妻に急ぐ 金子兜太

【脆弱】

脆弱の身のつめたくて広襖 柴田白葉女 雨 月

【華奢】

からたちの刺に似合はぬ花の華奢 及川秋美
くちづけは永きものかな冬日華奢 齋藤玄 『玄』
ひゝらぎのあまりに華奢な花日和 上田五千石『天路』補遺
ゆきぞらの下にて瑠璃のいらか華奢 久保田万太郎 草の丈
貝割菜華奢に吹かれて混み合へり 保坂リエ
寒牡丹園の箒の華奢なこと 飯島晴子
継棹の華奢を競ひて鮎仲間
骨痛む春の華奢星火の山に 秋元不死男
春嵐奈翁は華奢な手なりしとか 中村草田男
女流書家みどりの外套着て華奢に 柴田白葉女 『冬泉』
寝ねてかの華奢を憶へり花御堂 大石悦子 聞香
千鳥なくやかほどの華奢の箪笥鍵 久米三汀 牧唄
千鳥鳴くやかほどの華奢も箪笥鍵 久米正雄 返り花
爪はづれ華奢に育つや若楓 遊女-好女 俳諧撰集玉藻集
塀華奢に木戸より低き竹の秋 風生
木雫の音を聴きゐる華奢な蕗 高澤良一 さざなみやつこ
羮はさよりの華奢に木の芽して 細見綾子 桃は八重
鷽替や節くれの指華奢な指 橋本 博

【与し易き】

およそこの世に与し易きはうまづらはぎ 高澤良一 さざなみやつこ

【小心】

炎天の蜥蜴小心翼々たり 野見山朱鳥 曼珠沙華
寄れば驚く小心の金魚達 山口誓子
死を急くな急くなと陽炎は小心 星野 明世
秋の城武は小心の極みなりき 金子兜太
小心なものほど騒ぎ行々子 藤本朝海
小心な漢に木馬回り出す 山本敏倖
小心の鴛鴦に霰の水柱 日野草城
小心の秋の雀も餌貰ひに 高澤良一 素抱
熱燗に酔うていよいよ小心な 高野素十
梅雨の夜の眉濃き男小心なり 藤木清子
露草をふみ小心の象使い 橋閒石 風景

【弱気】

おしなべて恋は弱気や初閻魔 奈良葉
お会式の弱気の雨の降り出せり 川島萬千代
すさまじや弱気の犬と強気の鶏 鷹羽狩行
その中の弱気の虫の鳴きにけり 石田勝彦 秋興
ひまはりを活けて弱気を払ふかな 重松沙代 『糸桜』
ふらここや強気弱気の行き来して 大宮良夫
ものわかりすぎて弱気の残暑なる 下村槐太 天涯 下村槐太全句集
一人静机上に咲かせ弱気の日 村山古郷
雨の花火終始弱気に燈を摶つ蛾 上田五千石『田園』補遺
炎天のすこし弱気となりゆくも 能村登四郎
遠泳の強気弱気にかはるころ 朝倉和江
蚊を打つて弱気になりし坊泊り 岸田稚魚 筍流し
外寝の新聞紙 たたむ 弱気な朝日享け 伊丹三樹彦
外套を脱ぎて弱気の虫動く 藤井彰二
亀の子の前やいつより弱気癖 樋口ただし「鶴俳句選集」
剣先に強気弱気の寒稽古 貝瀬久代
吾が弱気妻の強気や蚊帳吊草 鈴木鷹夫 渚通り
高田秋仁恋へば弱気に雨の虫 岡本眸
弱気なる句ばかり春を病みにけり 溝口青於
扇風機強を押す日の弱気かな 村上邦子
素直とはあるひは弱気秋袷 岡本眸
短日やいくたび弱気たて直す 平井さち子 紅き栞
爪欠けてふと湧く弱気走り梅雨 谷口桂子
熱燗や弱気の虫のまだ酔はず 松本幹雄
夫死後の強気弱気や七変化 岡本眸
風の日の山茱萸よりも日の弱気 高澤良一 素抱
物分りよすぎて弱気とろろ汁 中村苑子
文旦に弱気丸めてしまひけり ともたけりつ子
夜半覚めて不意の弱気や田螺鳴く 島田まつ子
鯒食べて弱気の虫を封じこむ 篠崎圭介

【弱腰】

ががんぼの弱腰押して飛ばしけり 黒米満男
ここいらで下ろす弱腰竹煮草 飯島晴子
コスモス弱腰弱腰われの手に育ち 三橋鷹女
自転車に夫の弱腰曼珠沙華 石田あき子 見舞籠
弱腰のざりがに飼つて父の日よ 樋笠文
初蝉やわが弱腰の帯ゆるぶ 千代田葛彦 旅人木
青いちじく産後を濯ぐ弱腰に 森 澄雄
中年の弱腰見られ蛇に彳つ 中村菊一郎
風鈴屋老の弱腰たてにけり 飯田蛇笏 霊芝

【弱音】

あたたかし三日の森の弱音鵙 星野麦丘人
ますらをの弱音よろしき蕪蒸 前田攝子
やすやすと弱音を吐くなかぶと虫 桜井 清一
リルケをもて斬りあふ女鵙弱音 加藤知世子 花寂び
わかめって弱音を吐いたあなたみたい 滝浪貴史
わが弱音子に摶たるるよ胡桃割り 石田あき子 見舞籠
闇に跼み蟇の弱音を聴いてやる 上田五千石 田園
稲食ふて弱音を吐くな稲雀 津田清子
寒椿弱音吹き消す吾子の声 牧 ひろ子
汗止まぬ上り弱音はあきらめに 高澤良一 素抱
自桃や弱音を吐かば寧からむ 山田みづえ
弱音など吐かぬつもりの木守柿 保坂加津夫
弱音吐かなくて何吐く雲の峰 飯島晴子(1921-2000)
春の雷弱音を吐いて失せにけり 中原道夫
初めてきく男の弱音かがみ餅 林 節子
鉄のふうりん弱音吐きにけり 安斎郁子
唐辛子母の弱音は聞かざりし 北見さとる
湯ざめしてふたたび弱音とりもどす 上田五千石『琥珀』補遺
白桃や弱音を吐かば寧からむ 山田みづえ 忘
焚火して男の弱音ふと洩らす 平子 公一
夕蝉に弱音といふもまじるべし 上田五千石『風景』補遺
磴厳し十薬の辺に弱音吐く 高澤良一 素抱
蟇の顔見てゐて弱音吐くものか 菖蒲あや

【弱々し】

弱々しく蚊が飛ぶ障子いくつかのやぶれ 梅林句屑 喜谷六花
弱々しみかど揚羽といふ蝶は 高野素十
出水を名残り弱々し浮く魚 梅林句屑 喜谷六花
初蝶の荒々し又弱々し 相生垣瓜人 明治草抄
木枯らしの弱々しきが先づ吹きぬ 相生垣瓜人 負暄

【気弱】

アマリリス急に気弱の母が咲かす 平井さち子 完流
あれちのぎくの中駈け抜けよ気弱犬 石田あき子 見舞籠
きさらぎや気弱なる陽を竹林に 谷中隆子
なまはげの気弱き声のしんがりに 小島左京
ひッきやうは老いの気弱の小春かな 久保田万太郎 流寓抄
ふらここや強気弱気の行き来して 大宮良夫
遠泳の強気弱気にかはるころ 朝倉和江
花しどみ見舞ひて気弱叱しけり 石田あき子 見舞籠
花八ツ手気弱りに似る日の弱り 上田五千石『風景』補遺
癌の姉看てより気弱夜寒妻 大熊輝一 土の香
気弱さの蜂にも簷をとられけり 高橋榛城
気弱さの頼まれ立つも愛の羽根 白岩てい子
気弱なる寄寓者のごと冬去りゆく 能村登四郎
気弱ふと見しより秋を病める夫 稲畑汀子 汀子第二句集
空蝉を拾ふのみなる気弱の子 駒沢たか子
熊鍋に進まぬ箸の気弱かな 櫻井秋子
兄気弱弟ひ弱秋の風 河辺克美
鶏頭燃ゆ老婢まかせの気弱子に 林翔 和紙
剣先に強気弱気の寒稽古 貝瀬久代
枯蓮の水に気弱な日が映る 杉良介
桜草買ひ来このごろ気弱にて 安住敦
秋草や遂に気弱なはたた神 橋閒石 和栲
春蜥蜴よりも気弱き病後かな 朝倉和江
青饅や怒りの中の気弱者 能村登四郎
蝉しぐれ気弱な蝉も多分いる 綾部あや
日盛を少し気弱になり歩く 武藤和子
葱坊主気弱な坊主出てゆけり 鈴木八駛郎
熱燗に少し気弱になりし父 吉田きよ子
病めば気弱の青葉の奥に無数の恩 有働亨 汐路
病経てやや気弱にて椿市 石田波郷
夫死後の強気弱気や七変化 岡本眸
妹より気弱な兄や吸入器 清水基吉
野茨咲き気弱き耕馬尾をふれり 飯田蛇笏 山響集
野菊映ゆ気強き女の気弱さに 中村草田男
落鮎の跳ねて気弱となりし串 梶山千鶴子

【優柔不断】

香水や優柔不断盾として 佐藤博美
種選び優柔不断がそばにいる 伊保妙子
髪洗うまでの優柔不断かな 宇多喜代子「象」
放屁虫優柔不断を問はれけり 加藤冬人

【軟弱】

草刈鎌軟弱なるを叱りをり 辻桃子 童子
麻刈られ土の軟弱日に晒す 野澤節子 鳳蝶

【内気】

こもり居の妻の内気や金屏風 飯田蛇笏 山廬集
ゆすらうめ内気なものに落日あり 塩野谷仁
牡丹雪内気な家は金魚飼う 坪内稔典
紅梅は内気に咲いてまだ散らず 細見綾子
素(しろ)すぎる雨天の噴水内気な日 鍵和田[ゆう]子 浮標
藻の花や入江へ戻る内気鳥 中村草田男
豆の花内気と陽気とびとびに 三浦晴子 『晴』
内気なる子の初恋や思草 仲澤輝子
内気な鶏も来ており枇杷の木の根元 山田哲夫
薄見る内気息子や椽の先 三宅嘯山
鳩内気すずめ陽気に梅雨の家 大木あまり 山の夢
壁に掛けし外套どことなく内気 林翔

【引込み思案】

口下手で引込み思案で赤セーター 室岡純子

【人見知り】

海桐の実熟れて野猿の人見知り 椎橋清翠
海棠に人見知りのくせはないか 金田咲子 全身 以後
子蜥蜴に人見知りなどなさそうな 岸田雨童
初燕まだ人見知り遠翔くる 伊藤京子
人見知りするも愛ほし飼鶉 牧 月耕
人見知りする鯉のゐて霧の中 右城暮石 天水
人見知りする子かくれて四温かな 横山利子
人見知りする幼な子よ雨蛙 伊藤淳子
人見知りせぬ仔猫から貰はるる ねこやなぎ
人見知り縁捲き過ぎて角い薔薇 香西照雄
風邪の子のさびしき顔や人見知り 及川貞 夕焼
焚火また人見知りせず初神楽 百合山羽公 樂土以後
蓑虫にかくれみのある人見知り 岩崎樹美子
夕蛍峡の童は人見知り 伊沢健存

【しんねり】

しんねりと鴬団子三つぶかな 川端茅舎
しんねりと残れる鴨に雪降り出す 山田みづえ
鶴啼いているしんねりと日本の畦 稲岡已一郎

【むつつり】

かたくりの花のむつつり右衛門かな 高澤良一 鳩信
むつつりとデリシヤス落葉踏み入りぬ 古舘曹人 能登の蛙
むつつりと鴬団子三つぶかな 川端茅舎
むつつりと海に日の入る冷し酒 三田きえ子
むつつりと居て夕焼を濃くしたり 中尾寿美子
むつつりと掘り出されたる松露かな 大石悦子 百花
むつつりと春田の畦に倒けにけり 飯島晴子
むつつりと上野の桜見てかへる 川崎展宏(1927-)
むつつりと萩を括つてをりにけり 若生彦太郎
むつつりと白髪太郎と喉でいふ 岡井省二 前後
むつつりと母乳をふくむ寝冷え子よ 鷹羽狩行
むつつり木槿が咲く夕ベ他人の家にもどる 尾崎放哉 須磨寺時代
むつつり臍が手にしらべられてる シヤツと雑草 栗林一石路
むつつり鴉飛んですれすれさつき潮 林原耒井 蜩
稲虫のむつつりとをる筑波かな 大石悦子
炎熱 漁夫たちはむつつりと 帆立貝を煮る 吉岡禅寺洞
妻にこ~夫むつつり稲架納め 高野素十
妻にこにこ夫むつつり稲架納め 高野素十
榛の木のむつつり立てり田植すむ 鷲谷七菜子 游影
刃物屋のむつつりとをり年の市 朱雀栄子
水鱧やむつつりとして奈良の人 石田勝彦 雙杵
虫売の脛長くしてむつつりと 岸本尚毅 鶏頭
馬の鼻撫でてむつつり炭運び 加藤秋邨
父の忌のただむつつりや青蓮 斎藤玄 狩眼
夕潮に泳ぎし後もむつつりゐる 能村登四郎

【短気】

かまきりは痩せて短気で男かな 中田 美子
さくら咲く山河に生まれ短気なり 大木あまり(1941-)
わが短気羞しきまま梅の咲く 赤尾兜子 玄玄
子規にありし短気と根気柿二つ 大串章 百鳥
小息子の短気呵りぬ蜆とり 三宅嘯山
咳払ひしつつ短気を持て余す 谷口桂子
短気な犬を見てゐる犬や夕立来 中村草田男
蕗のとう短気呑気を噛みころす 穴井太 原郷樹林

【気短】

父の血を受けて気短鮟鱇鍋 鈴木真砂女 居待月

【気忙し】

気忙しき念珠の音と冬すみれ 飯田龍太
気忙しくつかつてみせぬ秋扇 久保田万太郎 流寓抄以後
接骨木はもう葉になって気忙しや 富安風生
接骨木はもう葉になつて気忙しや 富安風生
扇子より扇ぐ仕種の気忙しや 高澤良一 暮津

以上

# by 575fudemakase | 2020-02-17 10:58 | 無季 | Trackback | Comments(0)

(人物評)・強 の俳句

(人物評)・強 の俳句

強弱 強力 最強 強健 強壮 屈強 剛健 頑健 一騎当千 頑丈 丈夫 不死身 堅固 確固 強固 強靱 タフ 不屈 不退転 不撓不屈 堅忍不抜 剛直 剛毅 豪胆 大胆 不敵 放胆 豪放 豪快 磊落 どっしり 気丈 筋金入り 逞し 強か 手強い 勇壮 勇猛 精悍 果敢 勇敢 雄々し 凜々し 颯爽 勇気 決然 勇姿 堂々


【逞し】の俳句


【強弱】

たそがれの星の強弱春隣り 飯田龍太
家の灯に強弱ありて黴ふゆる 岡本眸
強弱の二打にあへなく竹伐られ 物種鴻兩
月の街燈に強弱のあるあはれ 大野林火 冬雁 昭和二十二年
注連を綯ふ藁の強弱知り尽し 石井いさお
噴水の強弱観覧車をまわす 中塚忠則
鞭鳴りの強弱 荷牛に日暮れはまだ 伊丹三樹彦

【強力】

けむり茸踏む強力の腰つよし 小林黒石礁
角打負って何処へ強力霧の富士 百合山羽公 寒雁
汗しとゞなる強力に道ゆづる 谷口みさほ
強力が下りて棹さし湯花汲む 平畑静塔
強力に背負う市への室花を 伊丹三樹彦
強力に背負ふ市への室花を 伊丹三樹彦
強力のあえぎや天に近くして 堀内薫
強力ののそりと昼寝より立てり 能村登四郎
強力の汗や夏炉のそばに来て 百合山羽公 寒雁
強力の清水濁して去りにけり 河東碧梧桐
強力の直方体になり登る 水嶋啓子
強力の飛ぶごとく来る空荷かな 鈴木貞雄
強力の風負ひ戻る輪*かんじき 太田蓁樹
強力の毛脛にあたら清水哉 森鴎外
強力を召す山伏の大根引 木導
月山の強力背負ふ大西瓜 升本栄子
雪渓に遇ひし強力畳負ふ 西田浩洋
馬方と強力ここを界とす 山口誓子
峰入や又強力が顔の癖 桑風
祓はれて強力の汗ひきゆけり 田中英子

【最強】

暖房を最強にして語らへど 櫂未知子 蒙古斑
夫子という最強の盾五月浪 荒井千佐代

【屈強】

たかんなの屈強どきをもはや越す 伊藤白潮
沖は怒涛 いつまで屈強者の坐業 伊丹三樹彦
寒月に屈強の僧列なせり 金原靖七
屈強な乞食と会へり春の昼 磯貝碧蹄館 握手
屈強な背四日の海のまへ 菅原鬨也
屈強な焚火が焦がす日本海 石村与志
屈強な踊り手揃ふ伊勢神楽 松崎鉄之介
屈強のタオルを運ぶ潜水艦 攝津幸彦
屈強の影ひつさげて羽抜鶏 上田五千石 琥珀
屈強の影を抜き鶏頭を抜く 鷹羽狩行
屈強の橋のありけり初日の出 小澤克己
屈強の胸に水受け玉せせり 岡部六弥太
屈強の山かたまりし桐の花 伊藤通明
屈強の山蟻西行墳に見て 関戸靖子
屈強の持主ならむ和布刈竿 百合山羽公 樂土以後
屈強の僧のかしづく冬の燭 長谷川櫂 古志
屈強の僧兵めきて山の蟻 小宅光子 『雲に風に』
屈強の団扇を使ふ市庁地下 佐藤鬼房
屈強の男揃ひや秋飢き 斎藤俳小星
屈強の渡し守ゐて梅雨深し 伊藤敬子
屈強の籠のころがる瓜番屋 若生彦太郎「ふくろふ」
屈強や筍どきの根切鍬 百合山羽公 樂土
蛇笏忌の空屈強の山ばかり 飯田龍太
雪囲ひ解く屈強の男たち 桂信子 花影
船を押す海人の屈強秋の雷 野見山朱鳥
草刈の男屈強女屈強 高野素十
梅雨月や松屈強の大井川 庄司圭吾
蓮を作り蓮を掘り屈強な男 橋本夢道 無類の妻
檜山出る屈強の月西行忌 大峯あきら 鳥道

【頑健 剛健】

甲虫ら頑健けふの暑気に堪ふ 山口誓子
死してなほ蝉の目鼻の剛健に 高澤良一 暮津
浅蜊掻く泥手泥足頑健に 佐藤鬼房
旅中頑健飯の代りに心太 高浜虚子


【一騎当千】

一騎当千の兜を飾りたる 鷹羽狩行

【頑丈】

稲刈の頑丈の腰発条羨し 石塚友二 方寸虚実
羽根頑丈に鴉春まつ石切山 寺田京子 日の鷹
頑丈な歯が欲しもろこし前にして 高澤良一 寒暑
頑丈な馬橇のベンチ金魚草 八木林之介 青霞集
頑丈に生んでくれたる柚子湯かな 仁尾正文
頑丈の身に帷子や錨紋 松藤夏山 夏山句集
虫の住む蓑頑丈に萩さわぐ 阿波野青畝
猪垣のさほど頑丈には見えず 長谷川十四三
野むしろに頑丈な大豆昼鼾 土田武人

【丈夫】

偉丈夫な鉄之介句碑蟻攀ずる 高澤良一 素抱
偉丈夫のたちまちあらず冬旱 相馬遷子 山河
一世の偉丈夫にして大日焼 上野泰
塩田に女丈夫と鬚の船虫と 原コウ子
外見は一見丈夫羽抜鳥 高澤良一 暮津
蛙鳴くや黒くて丈夫なフライパン 中村明子
寒晴の丈夫な家を解くかな 正木ゆう子 悠
気丈夫に三国の女も水仙も 高澤良一 随笑
鏡絵の女美丈夫太刀かざし 高澤良一 寒暑
骨格に残る偉丈夫日向ぼこ 松崎鉄之介
産れ次ぐ仔豚丈夫に南瓜蒔く 今本南雀
七草や夫婦の丈夫な飯茶碗 池田澄子
丈夫(ますらを)やマニラに遠き波枕 攝津幸彦
丈夫なる泣き声たてて初端午 阿部みどり女
丈夫なる泣き声たてゝ初端午 阿部みどり女 笹鳴
丈夫なる石蕗や葉と言花と言 三宅嘯山
丈夫なる婢に眺め入る梅の花 永田耕衣
酢海鼠や昔日の丈夫いまの惰夫 花岡昭
草刈りて句碑は尾上の偉丈夫ぞ 平畑静塔
存ふる母の気丈夫小豆粥 落合水尾
村の子は丈夫で裸赤のまま 上村占魚 球磨
大和し青葉し副葬品の丈夫かな 池田澄子 たましいの話
虫のねにしばしほそかれ丈夫心 北枝
沈丁花ヂヂババ無事に孫丈夫 瀧井孝作
蔦枯れて茎の丈夫を日光裡 池田澄子 たましいの話
背泳ぎで遠のきにつつ陸は丈夫 池田澄子
美丈夫の梧桐の幹打ち捩ゑぬ 高澤良一 さざなみやつこ
良弁忌像は偉丈夫にて在す 吉村宵雨
蝸牛の丈夫な殻や妊婦坐す 中山純子 沙羅

【不死身】

巨人小人冬も不死身の浪ころし 百合山羽公 寒雁
暑にも耐へよ君は不死身と師より給ふ 長谷川素逝 砲車
藤房にふれて不死身という不遜 田中きみ女
髭の濃き大峰行者不死身なる 茨木和生
野火狂ふ 不死身の孔雀火に狂ひ 三橋鷹女
優曇華や不死身の夫もこの度は 藤本静子
老いたるも不死身の藤の芽吹くなり 阿波野青畝
老い古りて不死身の真藤芽を吹けり 阿波野青畝

【堅固】

こころざし堅固に*かりん匂ふかな 佐藤鬼房
堅固なる所手向よ菊の花 露川
武者飾矢襖の柵堅固なり 山口誓子
笋や堅固を祈る三法師 露川

【強靱】

強靱な蝉の肋を仰ぎ見て 高澤良一 暮津

【不屈】

パズル出て陸車技手なかなか不屈 伊丹三樹彦
妻不撓不屈のダリヤ咲きふゆる 古舘曹人
洗はれて干されてすててこの不屈 大牧広「風の突提」

【不撓不屈】不撓不屈

妻不撓不屈のダリヤ咲きふゆる 古舘曹人

【不退転】

八角の金剛杖の不退転 平畑静塔
晩学にして不退転達磨の忌 吉井莫生
不退転とは崖にさくをとこえし 鷹羽狩行
不退転とは崖に咲くをとこへし 鷹羽狩行

【剛直 剛毅】

炎天の石の剛直安土城 橋本榮治 麦生
止まり切つたれば剛直糸蜻蛉 行方克己 昆虫記
冬木立剛毅な闇のありにけり 後藤綾子

【大胆】

サングラス見知らぬ土地を大胆に 猪子青芽
サングラス選るに次第に大胆に 須川洋子
たんぽぽやわが愛これに大胆に 上村占魚 球磨
つばくらめ描く構図を大胆に 高澤良一 暮津
はな売のあな大胆や風の中 寥松
べっとう時化鳶大胆に急降下 高澤良一 鳩信
マロニエの伸ぶる冬の芽大胆に 小池文子 巴里蕭条
臆病なぼく大胆な秋の蝿 小西 昭夫
海水着より大胆に海紅豆 高澤良一 鳩信
茅花とぶ女のこゑの大胆に 星野麥丘人
観潮や女船長大胆に 久保曲甫
菊膾菊大胆にほぐされて 小林正恵
向日葵の大胆な枯れかばえない 清水 伶
向日葵や子の大胆を母愛す 村田青麥
更衣して活発に大胆に 萩森研(ホトトギス)
高架街を貫き人細心に大胆に 藤木清子
細心に大胆に脱ぎ竹の皮 鷹羽狩行
咲き方も大胆にして「大掴み」 高澤良一 燕音
皿割りてより大胆な寒の薔薇 中村明子
四葩切るをとこの手許大胆に 三橋鷹女
初雪にして大胆な降りつぷり 丘 すみれ
暑に耐ふる身や花柄を大胆に 朝倉和江
松涼や亀大胆にあるく家 宇佐美魚目 秋収冬蔵
慎重派大胆派ありケルン積む 村手圭子「かつらぎ選集」
性格を大胆に出し歌留多取る 相沢弥生
千代田区を大胆に飛ぶ寒鴉 町垣鳴海
草の実やこのごろ少女大胆に 岸風三楼 往来
大胆といふ美しき海水着 岸風三樓
大胆な試食ぶりなり蜜柑山 塩見育代
大胆な女(ひと)と水着を見て想ふ 高澤良一 暮津
大胆な女流歌碑反る枯岬 佐々木いつき
大胆な水着ごろごろ砂乾く 安与広
大胆な造りのアトリエカンナ咲く 高澤良一 素抱
大胆にクレーン影をひとよぎり 金井螢草
大胆に銀一片を社会鍋 飯田蛇笏 春蘭
大胆に切りもどされてサイネリア 大塚信太
大胆に漕ぐふらここを見て欲しく 白根純子
大胆に息する家なり冷そうめん 松藤紀子
大胆に脱がせば湿り竹の皮 小島健 木の実
大胆に男の活けしつるもどき 福澤勝子
大胆に描きし菊を早や厭ふ 相生垣瓜人 微茫集
大胆の生ひ先見へつ印地打 三宅嘯山
大胆や夜川をわたるほしの妻 井上士朗
凍光や帰省す尿を大胆に 飯田龍太(1920-)
破芭蕉なほ大胆に己れ裂く 妹尾 健
毛虫焼く妻の次第に大胆に 水島三造
夕立のあと何處となく大胆に 高澤良一 暮津
落葉せり食大胆に臆病に 藤田湘子 神楽
恋する瞳マスクしてより大胆に 水口楠子 『泉汲む』
練馬野の月大胆に真つ白に 川端茅舎
漓江の蝿大胆に来てもう居らぬ 宮澤山彦
籏ことの得意の単衣藤大胆 殿村莵絲子 牡 丹
鮟鱇の肝食みてより大胆に 銀林晴生

【豪胆】

浜人ら豪胆に呑む花見酒 今 鴎昇

【不敵】

フフフフフ不敵な石榴がひらいた 中村加津彦
哀れ蚊に不敵なる蚊の雜りゐし 相生垣瓜人 負暄
寒三日月不敵な翳を抱きすすむ 野澤節子 未明音
向日葵の不敵な笑みに責められる 中村和代
初場所やモンゴル力士の不敵な貌 須藤はま子
水上を突き進む蛇不敵なり 高澤良一 素抱
呑やうに粽喰ふ子の不敵哉 三宅嘯山
餅食みつつ不敵の笑ひ書を閉ざす 加藤知世子 黄 炎
裸子の胡坐父よりすでに不敵 花田春兆
螫しし蟻不敵の者にありたらむ 相生垣瓜人 明治草

【放胆】

放胆な魚が月光おそれざる 安住敦
放胆にはなれぬ生活をもつて少し酔つて生き生きしてみる 橋本夢道 無禮なる妻抄

【豪快 豪放】

むかしほど豪快な雷来ずなりぬ 角光雄
越後一の宮豪快に杉花粉 吉田未灰
教会の庭豪放の焚火せよ 中村草田男
金色の豪奢豪放夕みぞれ 鍵和田[ゆう]子 未来図
豪快な山雨すぐ止む涼しさよ 檜 紀代
豪快な灘の白波鷹渡る 木瀬連香
豪快に笑へば淋し雲の峰 椎橋清翠
豪快に晴れ雪形に蝶のあり 瀧澤宏司
豪快に風と一文字夏座敷 礒部淡水
豪快に母の鍋から蟹の足 加地弘嗣
豪快に法師の一刀竹伐会 浅野 房
黒揚羽豪快ビルに沿ひて昇る 加藤秋邨
露涼し朝富士の縞豪放に 富安風生

【磊落】

君の磊落南瓜の花に相通じ 高澤良一 暮津
山の子の泣声磊落青胡桃 中村草田男
胆大心小磊落繊細穴を出づ 金子兜太
磊落となりて存ふ花八ツ手 深野カツイ 『花八ツ手』
磊落と河原を行けば草雲雀 萩原朔太郎
磊落なる義兄の訃報昼の雷 上原瑞子 『燈台草』
磊落な椨の落とせる春落葉 高澤良一 宿好
磊落の庵主なりけり根深汁 村山古郷
磊落の理郎と居れば田水沸く 山口剛
磊落は新酒を偸む事にあらず 正岡子規 新酒

【気丈】

はしなくも気丈といはれ男郎花 今井君江
花苺気丈な母になれず居る 近藤美智子
気丈なる明治生まれや希典忌 片岡眞紀子
気丈夫に三国の女も水仙も 高澤良一 随笑
気落ちの瀞気早の滑と気丈の瀧 上田五千石『琥珀』補遺
残り咲く菊一輪の気丈かな 小田嶋野笛
草紅葉気丈な母で通しけり 安住敦
存ふる母の気丈夫小豆粥 落合水尾
病む父の言葉気丈に大暑かな 大内 恵

【どっしり】

去年今年母の水甕どっしりと 小林千穂子

【筋金入】

杭打つて簗に筋金入れにけり 草野駝王
荒梅雨の筋金入りし瀬音かな 秋山幹生
陶工の筋金入りやきりぎりす 高澤良一 素抱
蛭泳ぐ筋金入のさびしさに 中原道夫

【強か】

つる草の根の強かに芙美子の忌 大庭三千枝
強かに麦の焦がしに咽ばばや 相生垣瓜人 明治草
梅雨霧の渦ゆるやかに強かに 佐藤鬼房
壁画守の 眼光強か 体臭も 伊丹三樹彦

【手強さ】

葛の蔓ひけば手強き城址かな 百合山羽公 樂土
歯応へは海の手強さ海鼠喰ふ 山本良彦
手強さと手強さ違ふ鉄斎忌 高澤良一 さざなみやつこ
刃こぼれの包丁蟹は手強いぞ 長谷川久々子
団栗の手強さを踏みたたら踏む 田中水桜
茶畠のひかり手強き九月かな 飯島晴子
飯盒洗ふ山女魚の瀬水手強しや 山口草堂
否々と紺屋手強し梅雨入前 藤田湘子 神楽
紐の先舐めて手強き喧嘩独楽 白井新一
溶岩と火山灰育ち手強き富士薊 百合山羽公 樂土

【勇壮】

祇園祭勇壮に辻廻しけり 岸 信子

【精悍】

くつわ虫ちんばなれども声精悍 滝春一
もろこしの火を精悍の眼に宿す 古舘曹人
一遍の脚精悍に木の実晴れ(松山市道後、宝巌寺三句) 細見綾子
羽抜鶏見すぼらしくて精悍で 鈴木真砂女 紫木蓮
炎天の遠揺れ犬の精悍に 河野南畦 湖の森
塩倉の冬精悍な月が守る 成田千空 地霊
汗の肩精悍なり蝉を示したる 加藤秋邨
山椒を精悍とせりかたつむり 松山足羽
身のうちの精悍起す熟柿食ひ 能村登四郎
精悍となり窺へる畦火かな 岸田稚魚 筍流し
精悍なにほひの蔓でありにけり 高澤良一 ぱらりとせ
精悍な犬つながれて雪雫 右城暮石 句集外 昭和四十四年
精悍な蔓の中にも怠け蔓 高澤良一 素抱
精悍な檣(マスト)おどろく驟雨かな 秋元不死男
精悍に紙面馳す蟻吹き損ず 高澤良一 暮津
精悍に跳ねても見せて狩の犬 吉村ひさ志
精悍のさまに川痩せ花煙草 佐藤鬼房 潮海
鷹愛す人吾よりも精悍に 山口青邨
壺中の射手なほ精悍に魚族追ふ 佐藤鬼房
臘化するわれら精悍な日の海原 金子兜太

【果敢】

よみかきに凝りて果敢なき冬籠り 石原舟月 山鵲
夏深きもの果敢なしや水羊羹 道芝 久保田万太郎
果敢なる師走の恋や頬に熱 山口珠央
果敢無さの噴水かこむ 春著の群れ 伊丹公子 ドリアンの棘
岩にただ果敢なき(かき)の思ひ哉 夏目漱石 明治二十八年
人づては果敢なけれども法師蝉 中村汀女
耐寒性さくら草にて花果敢 高澤良一 鳩信
朝を果敢な蟻ら 芙蓉の底紅まで 伊丹三樹彦
冷夏なり果敢ながりても居るべきか 相生垣瓜人 負暄

【雄々し】

衣川あふれ田掻きの馬雄々し 山口青邨
衣川あふれ田掻の馬雄々し 山口青邨
雨払ひ立てる泰山木雄々し 高澤良一 寒暑
花終へて俄かに雄々し山つばき 及川貞 夕焼
寒鯉雄々し黒天鵞絨の座布団も 中村草田男
空撮の初冠雪の岳雄々し 高澤良一 暮津
茎立てゝからし菜雄々し勇しゝ 前田普羅 新訂普羅句集
枯るる木も云ふべし雄々し傷ましと 相生垣瓜人 負暄
朴散華回想のことすべて雄々し 中村草田男
雄々し雉子端山を飛んで撃たれけむ 山口青邨
緑蔭やにべもなき犬いつそ雄々し 平井さち子 完流

【凜々し】

セルの対こころ凜々しき師なりけり 鈴木 榮子
夏蜜柑食ひける故の凜々しさや 相生垣瓜人 明治草
胸はつてすずめら凜々し雪けぶり 籏こと
結ぶ口凜々しや壱岐の桜鯛 山崎冨美子
歯朶いまだ凜々しく青し炭俵 高浜虚子
冬の鵙ときに凜々しき声を出す 飯田龍太
日の出待つ蜂の子すでに凜々しくて 蓬田紀枝子
裸子に凜々しき菊の花蕾 飯田龍太
露寒や凜々しきことは美しき 富安風生

【颯爽】

処女紙幣青し颯爽として軽く 日野草城
風、颯爽として花の感傷を一掃する 荻原井泉水
颯爽と今日冬帝の御成かな 稲畑廣太郎
颯爽と菖蒲の柄で役者買 筑紫磐井 婆伽梵
颯爽と付添気どりの白き靴 影島智子
颯爽と歩いてみれば春近し 千原叡子
颯爽と老いむと願ひ青き踏む 富岡夜詩彦

【勇気】

そら豆と酒一合と勇気がある 藤田湘子 てんてん
ばつさりと髪切る勇気芥子の花 江藤文子
一円を拾ふ勇気の夏帽子 大東晶子
引き返すことこそ勇気蔦青し 佐藤節
花咲く馬鈴薯勇気は常に妻より享く 磯貝碧蹄館 握手
芽ぶく銀杏自分を変へてゆく勇気 津田清子
帰国して着る勇気なきアロハかな 広田祝世「かつらぎ選集」
子に勇気教へて熱き菖蒲湯に 住谷不未夫
子燕の巣立つ勇気といふを見し 津村典見
春田のなかしきりに勇気勇気といふ 飯島晴子(1921-2000)
人日やゲームを降りる勇気欲し 朱間繭生 銀化
聖歌中勇気もて炉の灰おとす 津田清子 礼拝
聖歌中勇気もて爐の灰おとす 津田清子
大文字の大が勇気よ夜を創る(箱根・大文字焼き) 河野南畦 『空の貌』
炭わりし勇気暫く残りけり 桜井梅室
諦めもひとつの勇気リラの花 関口和枝
尼となる勇気もなくてメロン食ぶ 今泉陽子
勇気いささか大いなる嚏 上田五千石『琥珀』補遺
勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男(1901-83)
勇気こそ欲し今日以後を飛ぶ燕 秋元不死男

【決然】

決然として触れしめず袋角 赤松子

【堂々】

アロハシャツ堂々首都の街を行く 九鬼梨園(ゆく春)
ひまわりの威風堂々たる開花 高澤良一 暮津
秋の蜂堂々と行く何やある 藤田湘子 てんてん
春泥の足下堂々出合滝 石川邦照
正々の城堂々の夏の嶺 鷹羽狩行
堂々と煤けキャンプの大薬缶 高木利夫(諷詠)
堂々と露の柱の芭蕉かな 川端茅舎
風貌の堂々として山の梨 津久井紀代
分校生徒九人に山椒魚堂々たり 加藤青女
野火の馬鹿堂々めぐりしてくすぶる 細谷源二

以上

# by 575fudemakase | 2020-02-17 09:42 | 無季 | Trackback | Comments(0)

(人物評)・意地 の俳句

(人物評)・意地 の俳句

意地 我を張る 意固地 片意地 頑固 頑強 頑迷 強情 一徹 頑な 石頭 気難し 狭量 狷介 偏狭 こせこせ 偏屈 執拗 しぶとい しつこい ねちっこい ねちねち くどくど ねっちり

【意地】の俳句


【一徹】の俳句



【我を張る】

我を張つてさみしくなりぬ葱坊主 みづき瑛子
我を張るやその一日の唐辛子 多 幸 一

【意固地】

紙漉ける限り意固地の寒にあり 上田五千石『琥珀』補遺
酢海鼠が好きで無口で意固地者 築城百々平

【片意地】

片意地に魚反りたり更衣 相川玖美子
片意地に蘆の片葉や法花村 一茶「九番日記」
片意地をますます張りて藪がらし 檜 紀代
片意地を通し捻れて唐辛子 長田等
甚平に老いの片意地張りにけり 沖崎一考

【頑固】

雲の峰われかくまでに頑固とは 宇多喜代子
何とぬかるむ田ばかり 頑固な雪嶺ばかり 伊丹三樹彦
頑固さのはみ出している頬被り 袴塚竜子
頑固さのゆるむ男のサングラス 竹添 静
頑固さの冬至南爪のごときひと 鷹羽狩行
頑固さも取り得の一つ百日紅 下田久良子
頑固にて螢見ぬ顔してゐたり 加藤秋邨
頑固一徹突けど動ぜぬ蟇蛙 高橋勝
頑固紀介金木犀に埋もれて死んだ 金子兜太
牛飼は牛頑固(もっこ)なり西日負ひ 星野麥丘人
魚の目の面妖頑固去年今年 山地春眠子
住職は頑固なお人紫荊 高澤良一 暮津
春耕す農夫頑固に土守る 明才地禮子
菖蒲湯は頑固親父の心意気 藤堂くにを
食パンの頑固な四角開戦日 葦岑和子
煎餅屋の頑固一徹あきあかね 岡田弘子
草の実の冬に入りたる頑固かな 夏井いつき
着ぶくれて強情・頑固・石頭 西宮 舞
銅壷屋の頑固で通す鰆東風 遠藤寛太郎
八目鰻(やつめ)捕る川の向かうの頑固爺 高澤良一 随笑
父に似て頑固一徹葱坊主 佐藤五秀
父頑固なら子もがんこ鏡餅 菅谷貞夫
無智で頑固でお喋りで七十九の母の動く目顔 橋本夢道 無礼なる妻
裏口になほ残雪の頑固もの 成田千空
齢なりに私も頑固筍飯 高澤良一 燕音
老いても子に従わぬ母の頑固の故郷の秋茄子 橋本夢道 無禮なる妻抄
老僕の頑固一徹年木割る 川端紀美子
悴みていよいよ頑固顔となる 右城暮石 虻峠

【頑強】

時ふかし蛾の頑強のくるふのみ 高屋窓秋
頑強に年を越しけり母もわれも 佐藤鬼房

【強情】

ところてん強情という虫を飼う 安藤和子
牡丹の紅の強情猫そよぐ 斎藤玄 雁道
茅屋のまだ強情に年木積む 百合山羽公 樂土
寒梅の枝の強情活けにけり 木内怜子
汗ばみて加賀強情の血ありけり 能村登四郎「合掌部落」
強情(じょっぱり)に日の珠拾ふ秋風裡 角川源義
強情と言はれずなりぬ木の葉髪 田淵ひで 『木椅子』
強情な子でありし日の花茨 大木あまり 雲の塔
強情な野梅の枝と見て過ぎし 高澤良一 素抱
強情の千の利久の忌なりけり 相生垣瓜人
強情の千の利休の忌なりけり 相生垣瓜人 明治草抄
強情も育ちし女礼者かな 赤尾恵以
強情やこの界隈に韮が咲き 若森京子
強情を以て今年を終るなり 藤田湘子(1926-)
強情を自画自讃して山椒に芽 柴崎 甲
君がいふわが強情や冬芽かなし 加藤楸邨
枯柏つひに強情通しけり 高澤良一 ぱらりとせ
雪うすき強情岳の暮れのこる 平井照敏 猫町
丹波栗毬の強情なるを呉れ 石嶌岳
着ぶくれて強情・頑固・石頭 西宮 舞
登山の荷この強情の鬼乙女 百合山羽公 樂土以後
鳶尾草の強情かまふつもりなし 飯島晴子
豊作の根の強情に八つ頭 大熊輝一 土の香

【頑な】

かがみ草頑な子の朝影痩せ 金子兜太
ぐみの実や頑なるは人もわれも 村山古郷
花冷や頑な義秀帰るといふ 永井龍男
頑なでとほしいい往生の水温み 梅林句屑 喜谷六花
頑なにこらへゐし樹も芽吹きたり 右城暮石 天水
頑なに汗の背中や泥鰌汁 加藤楸邨
頑なに言ひ争へば寒月下 片山桃史 北方兵團
頑なに上がらぬ女礼者かな 小井川和子
頑なに情うすからず袷人 阿部みどり女 笹鳴
頑なに赤き木の実よ橇作り 堀口星眠 営巣期
頑なに雪残るあり暮れの鐘 永井龍男
頑なに造花を洗ふ遠蛙 秋元不死男
頑なに竜など飾り 象牙箸 伊丹三樹彦
頑なまでどくだみの白十字 石川文子
頑な子が錐帯びて蝉の山 金子兜太
散る柳人頑なの肩持てり 西岡正保
秋まぶし頑なに黒き瞳を俯せざる 片山桃史 北方兵團
春の月頑なに行く肩低く 石田波郷
茶の花の頑なまでの蕾かな 鈴木和夫
土に生きる人頑なに鵙の贄 橋閒石 雪
鳶の輪を北に紅梅頑なに 橋閒石 無刻
畑打は頑なまでの振り子です 猪原丸申
論頑な鼻のほとりに蠅とめて 加藤秋邨
毬栗の頑なしきが笑みこだる 相生垣瓜人 負暄
磧田の岩の頑なをめぐり植う 原田種茅 径

【気難し】

クリスマスローズ気難しく優しく 後藤比奈夫 花匂ひ

【石頭】

ネムの木を叩いて通る石頭 穴井太 原郷樹林
押鮨に借らばや汝が石頭 谷活東
花合歓に五百羅漢の石頭 伊丹三樹彦
郭公や吾が石頭たのもしく 飯島晴子
山裾に春眠のわが石頭 佐藤鬼房
紗のように富士見え土筆石頭 和知喜八 同齢
石頭かもしれずこの蕗の薹 鷹羽狩行
石頭のいしもち目玉ぎらぎらす 森下草城子
石頭やや熱ありぬ菊枕 阿波野青畝
着ぶくれて強情・頑固・石頭 西宮 舞
童貞の石頭あり野の昼月 金子兜太
梅雨霧の影絵となりぬ石頭 佐藤鬼房
面妖なり石頭が黴びもして 浜崎敬治
竜貞の石頭あり野の昼月 金子兜太 狡童

【狷介】

おとろへていよよ狷介半夏生 富田直治
薫風は軽き等圧狷介なり 香西照雄 対話
秋扇や狷介人をないがしろ 西島麥南
秋扁や狷介人をないがしろ 西島麥南
住職も犬も狷介つつじ寺 右城暮石 一芸
春水に浸り靡かん狷介なり 香西照雄 素心
青葉木莵家々は灯を狷介に 飯島晴子
地は凍ててこころ狷介父葬る 飯田蛇笏 心像
着ぶくれといふ狷介のかくれ蓑 稲井優樹
冷麦や狷介にして齢重ね 景山筍吉
狷介といふ性鵙に染みつきて 高澤良一 宿好
狷介なる赤唐辛子吊すべし 安住敦
狷介にして月明にやすらげり 日美清史
狷介のこの鶏頭と冬に入る 百合山羽公 樂土
狷介の顔を窓辺に花ふぶき 飯田蛇笏 春蘭
狷介の顔を窗辺に花ふぶき 飯田蛇笏 心像

【狭量】

くすし老い潔癖にして狭量なり 藤木清子
峡谷のこの狭量に秋の暮 上田五千石『田園』補遺

【執拗】

うしろ姿が葱ぬくよ鮮明に執拗に 橋閒石 荒栲
メス待てば医の手を洗ふ音執拗 伊丹三樹彦
吾亦紅執拗に咲く妻癒えよ 青木重行
妻と鼻距て寝る夜の雨執拗 守田椰子夫
執拗なヘリコプター死者の広場があり 林田紀音夫
執拗な一病からみ菊まくら 能村登四郎
執拗な夏風邪女医の胸隆し 森田智子
執拗に十一月の雨の音 飯島晴子
執拗に女が泳ぐ旅館の裏 右城暮石 句集外 昭和三十一年
執拗に小綬鶏が鳴く三鬼の忌 皆川白陀
執拗に創膿生みつ脚出す蝌蚪 岸田稚魚 負け犬
執拗に大枯芭蕉を見し目なり 岸田稚魚
執拗に大枯芭蕉見し目なり 岸田稚魚
執拗に蝿飛ぶ翅を授かりて 右城暮石 句集外 昭和三十二年
執拗の物なる冬の始まれり 相生垣瓜人 負暄
春の蝿一匹を追ふ執拗に 鈴木真砂女 都鳥
夜汽車憂し男女の私語の執拗に 伊丹三樹彦
水浴びの青年執拗 デルタに生き 伊丹三樹彦


【偏屈】

竹植ゑて彼の偏屈が住ひけり 蝶衣句稿青垣山 高田蝶衣
冬牡丹つくる若くて偏屈で 飯島晴子
偏屈な蓑虫薦被て晩年へ 高澤良一 素抱
木瓜の実のやゝ偏屈を愛しけり 岩岡中正
砂糖水飲み偏屈を通しけり 山田ひろむ「鶴俳句選集」
自然薯の偏屈を押し通す形(なり) 高澤良一 随笑


【しぶとい】

ことほど左様に汗はしぶといものだから 櫂未知子 貴族

【ねちねち】

干柿をねちねちと噛みたのしめる 日野草城
春寒しなんとねちねち寒いのだ 金子兜太
雪の起伏野鍛冶ねちねち鉄火打つ 成田千空 地霊


【くどくど】

くどくどと雨が降るなり青あんず 草間時彦
くどくどと鴉に苗場やられしを 長谷川素逝 村
河豚毒につきてくどくどくどくどと 成瀬正とし 星月夜
春の炉のそばより電話くどくどと 岸本尚毅 舜

以上

# by 575fudemakase | 2020-02-17 09:40 | 無季 | Trackback | Comments(0)

【一徹】

【一徹】

いびつな胡瓜と一徹さもそだてる 中嶋克美
こほろぎのこの一徹の貌を見よ 青邨
パン食を嫌う一徹時計草 山本美枝
一徹な顔して羽抜鶏駆くる 境土ノ子
一徹な男の眉間冬の鵙 石川辛夷
一徹な杜氏を恃みの寒造 伊東宏晃
一徹に胡桃を割るやうなづいて 加藤楸邨
一徹に国旗を飾る建国日 成瀬千代子
一徹に生きたつもりが羽抜鶏 加藤山陽
一徹に生きて飾らぬこと涼し 古賀しぐれ(未央)
一徹に生き蓑笠や百日紅 古舘曹人 能登の蛙
一徹に並びて咲ける曼珠沙華 山口誓子
一徹に木蓋木杓文字おでん売る 百合山羽公 樂土以後
一徹の一志を通す寒の水 塙 きく
一徹の襖や重く閑ざされて 羽田岳水
一徹の眼も寒の日も美しき 上村占魚 『自門』
一徹の弘法麦の穂なりけり 飯島晴子(1921-2000)
一徹の枝ぶりに柿芽吹きけり 茂里正治
一徹の相の出できし青柚かな 森田公司
一徹の鍛冶屋のふとき注連飾 馬渡清蔵
一徹の兆し初めたる水を打つ つじ加代子
一徹の父を見送り悴めり 山崎千枝子
一徹の旅にて佛座白牡丹 古舘曹人 砂の音
一徹の緑存しぬ枯芭蕉 行方克己 知音
一徹の緑存しぬ枯蓮 行方克巳
一徹を貫く性や鍬始め 武知千代
一徹を生涯まげずごまめ噛む 高橋芳子
一徹を通す蕎麦屋の夏暖簾 内藤洪基(悠)
一徹を父より享けてちやんちやんこ 石井とし夫
歌留多会老一徹に狙ふ札 下村ひろし 西陲集
花蜜柑記念樹ばかり一徹に 有光米子
海胆刺しの老の一徹えぐり舟 佐藤俊子 『雪の本丸』
寒梅やわが一徹は父ゆづり 館岡沙緻
寒餅の刃ごたえいよよ一徹に 河野南畦
寒餅の刃ごたへいよよ一徹に 河野南畦 『空の貌』
頑固一徹突けど動ぜぬ蟇蛙 高橋勝
教師一徹花冷えの亀節を削り 橋閒石 無刻
枯芝の枯の一徹押し通す 塩川雄三
枯芝も老一徹に今朝の霜 今泉貞鳳
骨のごとく一徹冬の畦通す 大野林火 雪華 昭和三十五年
山鳥の毛を*むしる音が一徹な男のやう寒夜 安斎櫻[カイ]子
残る畑老一徹に冬耕す 井出 眸
自然薯の一徹を掘り出しにけり 岩木 茂
秋夕焼一徹ゆらぐ現場椅子 米沢吾亦紅 童顔
青くわりん既に一徹者の貌 高澤良一 鳩信
千載に一徹遊ぶ馬酔木かな 和田悟朗 法隆寺伝承
煎餅屋の頑固一徹あきあかね 岡田弘子
竹伐りの一徹山に谺せり 谷口いつ子
朝顔の紺や一徹通すべし 亭午 星野麥丘人
滴りの一徹の彫り美しや 上田五千石 風景
天日へ一徹の直滝凍る つじ加代子
登山地図滝一徹の音止めず 河野南畦 湖の森
冬耕の父に一徹残りけり 伊藤白水
冬耕や老の一徹この鍬に 栗原東芳
凍滝の一徹の白垂れにけり 小林草山
灯台の一徹の白初景色 片山由美子
年始にも老の一徹見られけり 高浜虚子
廃校の松の一徹色変へず 後藤春翠
白息に老の一徹通しける 西川五郎
白眉めく蘂の一徹帰り花 後藤比奈夫
莫迦げたる蝉の一徹通しけり 高澤良一 素抱
不惑より一徹とほしちゃんちゃんこ 鈴木いはほ
父に似て頑固一徹葱坊主 佐藤五秀
父の一徹恃みに秋夜看護るかな 杉山やす子 『梅東風』
風鈴や一徹が身を縛しをり 馬場移公子(馬酔木)
蓑虫の一徹にして顔出さず 長田等
老僕の頑固一徹年木割る 川端紀美子

以上

# by 575fudemakase | 2020-02-17 09:38 | 無季 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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