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節分と豆まき の俳句

節分と豆まき の俳句

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▼節分 補遺

かきくもりけり節分の櫟原 石田波郷
わがむかし節分の豆菓子とせり 平畑静塔
半天は鳩に覆はれ節分会 鷹羽狩行
湯葉供へあり節分の鬼子母神 細見綾子 和語
灯亦身亦身節分万灯会 岡井省二 鯛の鯛
無患子の実の残れるを節分会 細見綾子
父母に遠く節分の豆たうべけり 小林康治 四季貧窮
犬多忙なり節分の人中に 岡本眸
眉目吊り上がる節分髪結ひて 右城暮石 虻峠
節分 雑踏 いつか鬼面を冠とし 伊丹三樹彦
節分にあるべき闘志亦あらず 相生垣瓜人 負暄
節分の下足の紐をしごきをり 波多野爽波
節分の丑満詣降られずに 杉田久女
節分の吾が創傷に酒を塗り 佐藤鬼房
節分の夜となり点る辻の神 能村登四郎
節分の夜の工燈地に置かる 佐藤鬼房
節分の夜の浅草の闇の濃さ 細見綾子
節分の夜も更け鬼気も収まれり 相生垣瓜人 明治草抄
節分の夜や擲ちし煙草の火 山口誓子
節分の天てらす日を顔におく 上村占魚
節分の子供を分けて通りけり 石田勝彦 秋興
節分の宵の小門をくゞりけり 杉田久女
節分の寝てたのしめり風音も 森澄雄
節分の日の一としぐれ島濡らす 岸田稚魚 紅葉山
節分の星を海峡にも散らす 鷹羽狩行
節分の暮光が歯科の空き椅子に 佐藤鬼房
節分の月に煙草の匂ひたる 深見けん二
節分の樺色深む夕まぐれ 佐藤鬼房
節分の煙がかかる竹の山 岡井省二 山色
節分の熱き炬燵に宿直す 木村蕪城 一位
節分の町へさしたる窓あかり 後藤夜半 翠黛
節分の白提燈や浜恵比須 亭午 星野麥丘人
節分の白髪太郎が闇の音 岡井省二 鯨と犀
節分の緋袴が消え湾が昏れ 佐藤鬼房
節分の藪の燈の息づかひ 佐藤鬼房
節分の豆をだまつてたべて居る 尾崎放哉 須磨寺時代
節分の豆を溲瓶に打ちにけり 阿波野青畝
節分の赤鬼がをる夕浅間 森澄雄
節分の辻々雪を残しけり 鈴木真砂女 居待月
節分の野に出て赤き夕日見し 細見綾子
節分の雪となりけり未明稿 上田五千石『天路』補遺
節分の餅一臼や真竹山 石田勝彦 百千
節分の高張立ちぬ大鳥居 原石鼎 花影
節分の髷のお化の浴みかな 石橋秀野
節分の鬼ねむりしや風も止む 松崎鉄之介
節分の鬼面福面真埋出でよ 角川源義
節分は我年とひに来る子哉 猿雖
節分も仏と誓ひ老にける 鳳潭
節分やうすうすありし星の数 石田勝彦 秋興以後
節分やよい巫女誉る神楽堂 黒柳召波
節分やよむたびちがふ豆の數 政岡子規 追儺
節分やシネマのあとのカプチーノ 亭午 星野麥丘人
節分や去らぬ鬼のみふえゆけり 平井照敏
節分や土間に溶けたる傘の雪 鈴木真砂女 紫木蓮
節分や寒気(さむげ)の熊と温気(ぬくげ)の象 秋元不死男
節分や栖鳳の軸紅椿(料亭「秋元」) 細見綾子
節分や檐にかぎろふ鳩雀 村山故郷
節分や灯のつつましき外厠 鷹羽狩行
節分や父母も兄姉も亡し 右城暮石 句集外 昭和二十四年
節分や玻璃越しに酒量らるる 木村蕪城 寒泉
節分や親子の年の近うなる 政岡子規 追儺
節分や隣家といふも子の家にて 安住敦
節分をともし立たり独住 黒柳召波
節分を明日に鬼住む道通る 松崎鉄之介
節分会今大般若経転読 上村占魚
節分腹減らさむ郵便局往復 永田耕衣 葱室
花盛節分に見るや筑紫船 半残
葡萄酒は赤注ぎ給へ節分会 燕雀 星野麥丘人
西空の紅の褪せゆき節分会 鷹羽狩行
護摩焚いて黒炎立たす節分会(川崎大師二句) 鷹羽狩行
送らるる節分の夜のよき車 星野立子
酒母室の灯も節分となりにけり 岡本眸
金星の正しきひかり節分会 星野麥丘人
鈴振つてみる節分の月明り 星野麥丘人
闇の山奥に拡がる節分会 右城暮石 句集外 昭和四十年

▼豆まき 補遺

おのれと豆打ちの桝うちかかえたるこそ此の子 荻原井泉水
かぞふ手をもるぞ恐ろし年の豆 馬場存義
ことし豆撒くは波郷が癒え待つため 星野麥丘人
つくばひに沈みふやけて鬼の豆 飴山實 句集外
ほどあひや米寿の年の豆の数 阿波野青畝
よろこびて鬼打豆にうたれけり 山田みづえ 木語
わがこゑののこれる耳や福は内 飯田蛇笏 春蘭
わするゝな日々に福は内鬼は外 惟然
カツサンド見れば食べたし福豆も 藤田湘子 てんてん
スターリン鬼いづこに居るぞ鬼は外 林翔
一つ一つ鬼の豆をば拾ふ鳩 阿波野青畝
一桝といへど五勺や鬼打豆 山口青邨
七代目なを鬼は外団十郎 鵬斎
三面の鏡に跳ねて鬼の豆 鷹羽狩行
丹波より貢がれてきし年の豆 阿波野青畝
乱峡にはさまれてゐる年の豆 阿波野青畝
二三日掃けば出てくる年の豆 稲畑汀子
今こゝに団十郎や鬼は外 其角
今年まだ雪を見ぬ豆撒きにけり 鈴木真砂女 夏帯
今爰に団十郎や鬼は外 其角 五元集拾遺
八十粒といふ年の豆如何にせむ 能村登四郎
同じ枡より福の豆鬼の豆 阿波野青畝
喪の家や埃にまじる年の豆 石橋秀野
地球儀の大海に跳ね鬼の豆 鷹羽狩行
墨染の袖より鬼の豆が飛ぶ 阿波野青畝
声あげ豆撒く叛骨萎へし漢かな 小林康治 四季貧窮
夏小袖豆まき鳥に啼れたり 長翠
夜を帰る豆撒く声を遠近に 楠本憲吉 孤客
大和なる茶粥によべの年の豆 阿波野青畝
子が触れたがる豆撒きの父の桝 鷹羽狩行
寒屋の内に鳴り止む年の豆 百合山羽公 寒雁
小さなる凛々しき桝の年の豆 後藤夜半 底紅
平成と書く二合半に年の豆 阿波野青畝
年の豆あそびつかれの子を膝に 石橋秀野
年の豆そこはかとなく噛みにけり 相生垣瓜人 負暄
年の豆たうべ失職の目鼻なり 小林康治 玄霜
年の豆七十粒を食うべとや 相生垣瓜人 明治草
年の豆五粒ばかりを摘みけり 鈴木真砂女 紫木蓮
年の豆仰臥の足の方に降りぬ 石田波郷
年の豆咀むべく勇を奮ひけり 相生垣瓜人 負暄
年の豆噛みつつアガサクリスティ 草間時彦
年の豆噛みつゝ貧に越されをり 小林康治 玄霜
年の豆四五粒咀みて飽きにけり 相生垣瓜人 負暄
年の豆奪衣婆わらひゐる堂に 阿波野青畝
年の豆手にまろばせて病よき 林翔 和紙
年の豆病廊に跳ね再軍備へ 岸田稚魚 負け犬
年の豆病母の掌よりこぼれ易し 大野林火 白幡南町 昭和三十年
年の豆転がるひとの家に遊ぶ 村山故郷
年の豆鬼が拾うて咀まうちふ 相生垣瓜人 明治草
広前ににほひたてたり年の豆 阿波野青畝
床の裾渡るや年の豆踏みし 岸田稚魚 雁渡し
御手洗に抄ふは鬼の豆ならん 阿波野青畝
思ひ出して豆撒きにけり一軒家 村上鬼城
恐るべき八十粒や年の豆 相生垣瓜人 負暄
我を見る顔へ顔へと豆撒きぬ 阿波野青畝
手ざはりや蒲団の下の鬼の豆 鳳朗
掌の中や鬼打豆のひしめける 伊藤白潮
旭川を鍾旭さまとす年の豆 阿波野青畝
明くる日の小鳥の籠に鬼の豆 鷹羽狩行
更けて撒く闇の手応へ鬼の豆 鷹羽狩行
松風の裃帆立て豆撒きに 角川源義
枡入りの福豆貰ひ戻りけり 細見綾子
海道のくらき昔の年の豆 百合山羽公 故園
灯の宮の春日明神年の豆 阿波野青畝
炉開や火箸にかゝる鬼の豆 許六
猿茸二斗飲むたより年の豆 角川源義
町辻に棄て大厄の鬼の豆 安住敦
病みて噛めば大き音して年の豆 石田波郷
病む妻の裾に豆撒く四粒ほど 秋元不死男
病室に豆撒きて妻帰りけり 石田波郷
癒えし子が年の豆撒く豆の音 石塚友二 光塵
瞭らかに波郷豆撒く声すなり 星野麥丘人
福は内猿の腰かけあまた来て 角川源義
福豆に齢の残りは数へざる 安住敦
福豆の升をこぼれしひゞきかな 飴山實 次の花
福豆を巧者に噛る鸚鵡かな 阿波野青畝
私ではござりませんぞ鬼は外 七代目三升
筆箱の中からも出て鬼の豆 鷹羽狩行
美き歯ありみかんこの咀む年の豆 阿波野青畝
聖護院よりのことづて年の豆 後藤比奈夫
芭蕉越え蕉村にはまだ年の豆 鷹羽狩行
豆まきやこよひ極る年男 木導
豆まきを待つ間見つけし辛夷の芽(深大寺六句) 細見綾子
豆打ちにあはざりし旅湖の音 岡井省二 夏炉
豆打てば幻影走る吹雪かな 渡邊水巴 白日
豆撒いてから豆を食ふうらがなし 藤田湘子 てんてん
豆撒いてことなかれとぞ祈るなる 石田波郷
豆撒いて病魔払はしよと思うたに 日野草城
豆撒いて鬼より怖きもの払ふ 桂信子 草影
豆撒きしあとの静かな夜なりけり 村山故郷
豆撒きし枡二三日ありて消ゆ 藤田湘子 てんてん
豆撒きす五重の塔の二層より 右城暮石 句集外 昭和四十八年
豆撒きの夜の雪やむや家路急き 石川桂郎 含羞
豆撒きの手を守りゐる炬燵人 原裕 青垣
豆撒きの済みたる家に戻りけり 岸田稚魚
豆撒きの父の手の桝子の手桝 鷹羽狩行
豆撒くと家庭教師を辞して来し 伊藤白潮
豆撒くや妻のうしろのくらがりに 小林康治 玄霜
豆撒くや小店の持てる部屋二つ 鈴木真砂女 夕螢
豆撒くや老の眼鏡の東門居 石塚友二 光塵
豆撒く児心に鬼をまだ持たず 山田みづえ 手甲
豆撒く声最後に挙げてゐし吾家 松崎鉄之介
豆撒けば楽世家めく患者等よ 石田波郷
豆撒けば青畝日記に当りけり 阿波野青畝
豆撒にまれうど声を張りあげて 平畑静塔
豆撒のすみし伽藍のまたしづか 山口青邨
豆撒の人渦餌をあらそふ鯉や 山口青邨
豆撒の今宵うるめる灯と思ふ 石田波郷
豆撒の猫疾駆して終りけり 加藤秋邨
酒倉の酒男たち豆撒く夜 村山故郷
鍵の鈴鳴らし鬼打豆買ひに 岡本眸
阿部洋子豆撒いて鬼を驚かす 安住敦
降る雪や女所帯は豆撒かず 安住敦
鬼そこにゐるごとく豆打ちにけり 鈴木真砂女 夕螢
鬼の豆はねて洗濯ばさみかな 百合山羽公 樂土以後
鬼の豆嚼みて気力を養へり 相生垣瓜人 明治草抄
鬼の豆外れてシャンデリアを鳴らす 鷹羽狩行
鬼の豆絵皿時計の皿を打ち 鷹羽狩行
鬼の豆貴妃が頭痛もなかりけり 凉菟
鬼の豆雪に食はれてしまひけり 岸田稚魚 紅葉山
鬼は外主なかなか帰宅せず 阿波野青畝
鬼は外我が家に春の遅きかな 角川源義
鬼は外日光笹の隈光り 平畑静塔
鬼打豆打つて忌明けとしたりけり 上田五千石『森林』補遺
鳩のならぶ屋根に豆打つ小春かな 政岡子規 小春
鶴が岡では豆撒いていようころのちらちら雪 荻原井泉水
鼠とる毒米年の豆とあり 百合山羽公 樂土

以上
c
by 575fudemakase | 2016-02-03 00:01 | 春の季語 | Trackback | Comments(0)
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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
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全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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