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蜂の巣  の俳句

蜂の巣  の俳句

蜂の巣

例句を挙げる。

からつぽの蜂の巣ながれ秋の水 飴山實 辛酉小雪
からつぽの蜂の巣の下深睡り 中山純子 沙羅
こともなく庭師蜂の巣焼きくれし 大橋敦子
さんしゆゆの葉裏に蜂の小さな巣 高澤良一 ももすずめ
すずめ蜂患部のごとき巣を作る 高澤良一 随笑
ひと日見ぬ間よ蜂の巣に蜂もなし 午心
一合がほどの徳利蜂の巣よ 山崎房子
一茶忌や毛布で包む蜂の箱 浅場芳子
下刈に蜂の巣多し蜂多し 穴井研石
仏頭のごとくに冬の蜂の巣は 夏井いつき
冬晴や蜂の巣ごめに枝を焚く 麦人
台風の蜂の巣おもて蜂の満つ 新津香芽代
喜佐谷を守りて蜂の大きな巣 佐藤鬼房
夕闇や蜂の巣もやす水辺垣 西島麦南 人音
大破して蜂の巣懸けし鐘楼かな 尾崎紅葉
大谷寺蜂の巣下がる岩襖 駒形祐右子
大霜や土は一面蜂の巣めき 渡辺恭子
嬰の覚むる度に蜂の巣かたちなす 佐藤秋水
少年が蜂の巣を知る胡桃の木 細見綾子 花寂び
巣ごもりの冬蜂尻が入りきれず 加藤知世子 花寂び
巣の中に蜂のかぶとの動く見ゆ
巣の蜂のみな出払つて港かな 大木あまり 火球
巣の蜂の晩夏ひたすらなる何ぞ 篠田悌二郎 風雪前
巣の蜂は耳順経たるや未だしや 板垣鋭太郎
巣の蜂怒らせし竿を捨てたり 河東碧梧桐
巣は焦げて秋蜂無慚天蒼く 飯田蛇笏 雪峡
巣をあるく蜂のあしおと秋の昼 宇佐美魚目
巣を抱いて動かぬ蜂や雨の中 坂本春甕
巣を蜂のしたゝり出づる信濃かな 須原和男
年あゆむ大蜂の巣のある家に 大峯あきら 鳥道
幹かんで蜂の巣づくる一ト日かな 飛鳥田[れい]無公 湖におどろく
徳利に似て蜂の巣の出来はじめ 星野紗一
徳利蜂巣の徳利ざま蔦結ぶ 石川桂郎 高蘆
掘り出せる八重九重の地蜂の巣 星野恒彦
日旺ンなる蜂の巣を焼きにけり 安住敦
春雨や蜂の巣つたふ屋根の漏り 芭蕉
暗がりに盆提灯と蜂の巣と 大木あまり 火球
朝涼し巣を離れ飛ぶ蜂一つ 宋淵
海棠や蜂の巣見ゆる花の陰 海棠 正岡子規
淀川に沿ひて置きゆく蜂の箱 大橋克巳
深き軒に冬の蜂の巣微笑の母 大井雅人 龍岡村
温室の中に蜂の巣あるらしく 山田静雄
満月の巣を空うにして蜂飛び居る 長谷川かな女
満月の巣を空にして蜂飛び居る 長谷川かな女 花 季
焼かれたる巣に一匹の蜂もどる 右城暮石 声と声
熊蜂の巣もあると言ふ庭広し 松崎亭村
熊蜂の巣を打落す恐哉 蜂 正岡子規
爽やかに大き蜂の巣転居前 田中裕明 櫻姫譚
秋の蜂巣をすてて飛ぶ迥かかな 飯田蛇笏 山廬集
秋の蜂巣をやく土にころげけり 飯田蛇笏 春蘭
穴蜂が獲物引きずる巣の遠し 小島國夫
紙袋の蜂の巣誰か流したる 泉斜汀
羽蟻飛ぶ廂に蜂の明巣かな 倉田萩郎
胎内に蜂の巣許す仁王像 加藤よし子
草むらへ傾く軒や蜂の箱 高田蝶衣
落ちし巣に執着の蜂日が黄ばむ 千代田葛彦
落ちし巣に蜂飛びかひて台風禍 堀井美奈子
葭原の刈られ蜂の巣ころびをり 京極杞陽 くくたち下巻
蜂の子の切り落されし巣を去らず 荒巻大愚
蜂の巣がきらりと太り又もや訃音 酒井徳三郎
蜂の巣がなじむわが家の秋の風 百合山羽公 故園
蜂の巣に天の力の一縷見ゆ 百合山羽公 寒雁
蜂の巣に爰源八の宮居かな 高井几董
蜂の巣に父の威厳のなかりけり 田村和彦
蜂の巣に虻のとびよる落葉かな 九湖
蜂の巣に蜂の加はる光かな 若山たかし
蜂の巣に蜂の居らざる日和哉 蜂 正岡子規
蜂の巣に蜜のあふれる日のおもたさ 富澤赤黄男
蜂の巣に軒の重さの移りけり 斉藤夏風
蜂の巣に近づいてゆく眼に力 鈴木鷹夫 大津絵
蜂の巣に高浪ひびく日なりけり 大場白水郎
蜂の巣のあたりさびしく春の川 和知喜八 同齢
蜂の巣のありて蜂飛ぶ竹格子 蜂 正岡子規
蜂の巣のかたちなさざる時より知る 山口波津女
蜂の巣のごとくともりぬ冬の街 平井照敏
蜂の巣のたえず慌しき出入 山下美典
蜂の巣のつくり始めの穴ひとつ 山崎千枝子
蜂の巣のつむりのごとし虚無僧寺 橋本 榮治
蜂の巣のはじめ三部屋の細柱 辻美奈子
蜂の巣のぶらり仁王の手首かな 一茶
蜂の巣の下おのづから瞼閉づ 加藤楸邨
蜂の巣の下行く俘虜の顔となる 星野紗一
蜂の巣の千の暗室母の情事 齋藤愼爾
蜂の巣の土の色して生まれたり 宮田正和
蜂の巣の大きく育ち無人駅 矢部宮居
蜂の巣の太りを友にさゝやけり 攝津幸彦
蜂の巣の容が風邪の熱の眼に 高澤良一 石鏡
蜂の巣の甕の如くに大いなる 瀧澤伊代次
蜂の巣の盃ほどや酬恩庵 原田しずえ
蜂の巣の真下少女の濡れ着あり 今井聖
蜂の巣の穴して眠る秋は来て 増田まさみ
蜂の巣の見ゆる炬燵に入りにけり 岸本尚毅 舜
蜂の巣もひとだのめなるのき端かな 加舎白雄
蜂の巣やからびはてたる朱の鳥居 河東碧梧桐
蜂の巣や人の到らぬ堂の裏 蜂 正岡子規
蜂の巣や少年機二つ皈らずに 萩原麦草 麦嵐
蜂の巣や鉄扉を閉づる葵門 秋田卯子
蜂の巣をかこんで搾りゐる垂氷 竹中宏 句集未収録
蜂の巣をさわがせてをる盆用意 飴山實 『花浴び』
蜂の巣をひとうちにして昼寝哉 成美
蜂の巣をもやす夜のあり谷向ひ 原石鼎
蜂の巣をもやす殺生亦たのし 橋本多佳子
蜂の巣を叩き落して夏休み 関森勝夫
蜂の巣を打つ一撃をあやまりて 鷹羽狩行
蜂の巣を焼きて夕空濁しけり 山下竹揺
蜂の巣を燃やす夜のあり谷向ひ 原石鼎
蜂の巣を蜂がはこびて紅蜀葵 和知喜八 同齢
蜂の巣を見つけ炎天子がわめく 細見綾子 花寂び
蜂もどりては音もなく巣を作る 山口誓子
蜂巣くふたれ枝を潮のうたんとす 飛鳥田[れい]無公 湖におどろく
蜂巣反る孔に寒風つめこんで 三橋鷹女
蜂群れて飛びぬそこらに巣やあらん 蜂 正岡子規
蜂追ふて蜂の巣を取る子供哉 蜂 正岡子規
見るたびに蜂の巣の部屋増えてゐる 山口波津女
諍ひや野の蜂の巣に火を放つ 麻生あかり
賓頭廬の頭上や蜂の巣がひとつ 荒木幸子
足裏のべつとり汗す蜂の巣焼き 大熊輝一 土の香
軒先に蜂の巣のあり閻魔堂 藤井雪江
雨の日や巣をめぐりゐる蜂の声 百明
雨戸繰るたび蜂の巣の揺るゝかな 志賀道子
雪卸いて蜂の巣の洞みえる 和知喜八 同齢
鮎溜めて蜂の巣城下秋暑し 小林康治 玄霜
山門にスズメバチの巣林昌寺 高澤良一 素抱

蜂の巣 補遺

からつぽの蜂の巣ながれ秋の水 飴山實
くさむらの蜂巣をしらぬあつさかな 完来
すずめ蜂の巣を標とし家居せる 金子兜太
とつくり蜂の巣のうつろなる石の神 加藤秋邨
もえ難き蜂巣仔蜂の生詰る 橋本多佳子
わさび床の畑積み石に蜂巣ある 右城暮石 句集外 昭和十一年
鮎溜めて蜂の巣城下秋暑し 小林康治 玄霜
雨やどり蜂の巣こはし若楓 一笑(金沢)
雲の峰巣を守る蜂はひとつにて 飯田龍太
炎えてゐる巣よりこぼれて蜂白子 橋本多佳子
押照る日蜂の巣あるは人に告げず 山田みづえ 忘
海棠や蜂の巣見ゆる花の陰 正岡子規 海棠
喜佐谷を守りて蜂の大きな巣 佐藤鬼房
休日の子と蜂の巣を焼くとせむ 安住敦
巨大なる蜂の巣割られ晦日午後 西東三鬼
狭き巣や子にはさはらぬ蜂の針 三宅嘯山
熊蜂の巣を打落す恐哉 正岡子規 蜂
捲きあがる黄塵蜂の巣に達す 加藤秋邨
合歓咲けり蜂飄として巣を忘る 飯田蛇笏 山響集
蕊ほどの巣に卵して蜂のゐる 右城暮石 句集外 昭和十五年
秋の蜂巣をすてて飛ぶ迥かかな 飯田蛇笏
秋の蜂巣をやく土にころげけり 飯田蛇笏 山響集
少年が蜂の巣を知る胡桃の木 細見綾子
焼かれたる巣に一匹の蜂もどる 右城暮石 声と声
赤蜂の巣を焼く墓石刻みかけ 橋閒石 無刻
創意動き出す蜂の巣に蜂の子満ち 三橋鷹女
巣があれば素直に蜂を通はせる 橋本多佳子
巣づくりの蜂にまばたき道祖神 加藤秋邨
巣づくりの蜂のかよひや軒端富士 三橋敏雄
巣に入ると刺され死にけむ雀蜂 加藤秋邨
巣の下の雄蜂のむくろ掃かれ去る 加藤秋邨
巣の蜂のゆききに白きものを干す 山口誓子
巣は焦げて秋蜂無慚天蒼く 飯田蛇笏 雪峡
草茂り熊蜂の巣に人二人 金子兜太
働蜂巣に勤労感謝の日 山口青邨
徳利蜂巣の徳利ざま蔦結ぶ 石川桂郎 高蘆
日旺ンなる蜂の巣を焼きにけり 安住敦
入日に蜂とべり焼きたる巣の蜂か 橋本多佳子
梅雨月やでうでうとして蜂の巣に 飯田龍太
萩にゐて巣にも帰らず秋の蜂 村上鬼城
蜂の巣がなじむわが家の秋の風 百合山羽公 故園
蜂の巣にいつくしむ子や一間づゝ 三宅嘯山
蜂の巣に天の力の一縷見ゆ 百合山羽公 寒雁
蜂の巣に蜂の居らざる日和哉 正岡子規 蜂
蜂の巣に蜜のあふれる日のおもたさ 富澤赤黄男
蜂の巣に落花してゐる李かな 村上鬼城
蜂の巣に爰源八の宮居かな 高井几董
蜂の巣のありて蜂飛ぶ竹格子 正岡子規 蜂
蜂の巣のいまはあらはに園枯るる 山口青邨
蜂の巣のこはれて落ちぬ今朝の冬 村上鬼城
蜂の巣のころがつてゆく秋の風 飴山實 花浴び
蜂の巣の南瓜のほどの大さに 山口青邨
蜂の巣もわが草の戸のものなるよ 山口青邨
蜂の巣も人たのめなる軒端かな 加舎白雄
蜂の巣や人の到らぬ堂の裏 正岡子規 蜂
蜂の巣よ枯れて相似る蓮の実よ 三橋鷹女
蜂の巣を*もぎとる蜂の留守中に 右城暮石 句集外 昭和四十七年
蜂の巣をさわがせてをる盆用意 飴山實 花浴び
蜂の巣をひとうちにして昼寝哉 夏目成美
蜂の巣をみるとき力なかりけり 飯田龍太
蜂の巣をもやす殺生亦たのし 橋本多佳子
蜂の巣を見つけ炎天子がわめく 細見綾子
蜂の巣を見るや旱の簷端にて 山口誓子
蜂の巣を焼きし臭ひの夜に残る 右城暮石 句集外 昭和二十七年
蜂の巣を焼きたる跡も蜂とべり 右城暮石 句集外 昭和二十四年
蜂の巣を打つ一撃をあやまてり 鷹羽狩行
蜂の巣を二つぶらさげ凍庇 石田勝彦 百千
蜂の巣を燃やす夜のあり谷向ひ 原石鼎 花影
蜂まもる己が身よりも小さき巣を 右城暮石 句集外 平成二年
蜂もどりては音もなく巣をつくる 山口誓子
蜂群れて飛びぬそこらに巣やあらん 正岡子規 蜂
蜂巣反る孔に寒風つめこんで 三橋鷹女
蜂追ふて蜂の巣を取る子供哉 正岡子規 蜂
蜂低く巣造る台風年なるや 右城暮石 句集外 昭和四十四年
夕闇や蜂の巣もやす水辺垣 西島麦南 人音
立春大吉の札蜂の巣のよこに 細見綾子

by 575fudemakase | 2017-05-12 09:10 | 春の季語


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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