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夜の梅 の俳句

夜の梅 の俳句

あすの夜は月もかゝらん冬の梅 成田蒼虬
ありやうに夜明て白し梅の花 凉菟
うぐひすの下腹白し夜の梅 尚白
おぼろ夜に梅が香おくる風ほそし 杉風
かへり見れば月梅林の上に出づ 夜の梅 正岡子規
こつとりと風のやむ夜は藪の梅 其角
この頃の夜明の早し軒の梅 鈴木花蓑句集
さくと見てふた夜過しぬ風の梅 夏目成美
さるほどに夜の梅とはなりにけり 山口青邨
しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり 与謝蕪村
しら梅に明る夜ばかりとなりにけり 與謝蕪村
そゞろ来て夜の梅林を抜けんとす 高濱年尾 年尾句集
たそがれの月に垣根の梅白し 夜の梅 正岡子規
つぎつぎに漁り火を出す夜の梅 中戸川朝人 星辰
つや~と梅ちる夜の瓦かな 栗田樗堂
つやつやと梅ちる夜の瓦かな 樗堂
としの夜や梅を探りに花屋迄 田女
ぬす人の梅やうかゞふ夜の庵 炭太祇
ねむれぬ夜端々ひかる梅の枝 佐藤鬼房
ふそくなく夜に入ものや梅の花 松窓乙二
ゆく年の女歌舞妓や夜の梅 蕪村 五車反古
ゆふべなかりし臘梅の湖月夜 岡井省二 五劫集
らふ梅の咲きたるを持ち夜の客 金田咲子
闇の夜のをりないかとは梅の袖 其角
闇の夜は鼻で探るや梅の花 梅が香 正岡子規
磯の香にむかひて行けば夜の梅 水原秋櫻子 重陽
一痕の月万樹の梅を失す 夜の梅 正岡子規
羽子板や裏絵さびしき夜の梅 荷風
雨ちかき香に夜の丁字夜の梅 荒井正隆
雨風の夜を経て六分咲きの梅 鷹羽狩行
影踏んで梅の小路を戻りけり 夜の梅 正岡子規
衛土籠は誰が袖ふれし夜の梅 鉄丸 選集「板東太郎」
横綱のうしろ姿や夜の梅 村山古郷
鴬のどちら向ひてか夜の梅 蘆本
河豚の座に女交れり夜の梅 岩谷山梔子
我が命あぶなし梅が夜に開く 右城暮石 声と声
葛城の神おはします夜の梅 川崎展宏
閑古鳥梅黄ばむ夜もくだちけり 会津八一
雁鳴て夜の釣瓶に梅の花 上島鬼貫
月ある夜梅ある家に宿しけり 夜の梅 正岡子規
月ヶ瀬や夜の梅見る小提灯 岡田耿陽
月と梅一夜一夜に近うなる 夜の梅 正岡子規
月に望んで梅ありと思ふ江の南 夜の梅 正岡子規
月の夜のあをみさしたる野梅かな 小松崎爽青
月見ては月か瀬の梅を思ふ哉 夜の梅 正岡子規
月二更廊下に満つる梅の影 夜の梅 正岡子規
見舞客淋漓と酔へり夜の梅 日野草城
溝をゆく水に速力夜の梅 能村登四郎
行く年の女歌舞妓や夜の梅 蕪村
行年の女歌舞伎や夜の梅 蕪村
香を愛づるものとし知りぬ夜の梅 細見綾子 虹立つ
黒髪の中に耳あり夜の梅 鈴木鷹夫 千年
黒塀や星に透かして梅を得たり 夜の梅 正岡子規
妻のほかの黒髪知らず夜の梅 能村登四郎
残梅の花二十日の月にいづれ 夜の梅 正岡子規
紙燭して梅の中行く女かな 夜の梅 正岡子規
手折るおと夜ふかくききぬ年の梅 暁台
宿の月朧に余所の梅白し 夜の梅 正岡子規
春の夜のみじかくなるも梅の花 成田蒼虬
鐘楼の夜のととのふ梅一輪 福永尚子
唇をふくらみとして夜の梅 日原傳
神の梅寒雲は夜もほのかなる 飯田蛇笏 春蘭
針に糸夜梅馥郁匂ひだす 中山純子 茜
人の名の梅ほのかなり夕月夜 尾崎紅葉
図らざりき路に迷ひ月の梅を見る 夜の梅 正岡子規
水滴のかたち机に夜の梅 岡井省二 有時
雀五羽鳴て夜明の梅の花 桃隣
星ばかりなる夜に白く梅開く 右城暮石 句集外 昭和三十一年
星一つ落ちて夜明の梅寒し 梅 正岡子規
雪の夜やわすれ~に梅匂ふ 松岡青蘿
雪洞の消ゆれば梅の月夜哉 夜の梅 正岡子規
僧寝ねたり廊下に満つる梅の影 夜の梅 正岡子規
僧房の広き窓に梅の影を印す 夜の梅 正岡子規
早梅や深雪のあとの夜々の靄 龍雨
痩骨を伽する梅や夜もすがら 野坡
大前の左右に灯あり夜の梅 橋本鶏二 年輪
遅参した夜の梅の匂ひ 尾崎放哉 小豆島時代
築山に灯をともしけり梅の花 夜の梅 正岡子規
昼も夜も月あり梅を咲かすなり 和田耕三郎
長き夜に光とうとし神の梅 りん女
庭下駄の歩き出しさう夜の梅 前田静枝
提灯の照らせる空や夜の梅
鉄人といふ人走る夜の梅 桑原三郎 晝夜 以後
冬の梅はげしき夜雨に匂ふなり 水原秋櫻子
冬の夜の星や落けん梅の花 中川乙由
冬の夜を梅咲く襖四枚かな 東洋城千句
冬至梅夜は水月の宿りかな 松瀬青々
灯ともしや楷子かけたる梅の花 夜の梅 正岡子規
頭刈り夜ふけの梅を見にゆかむ 攝津幸彦 鹿々集
如月の梅見し夜より袖の月 松窓乙二
年の内の春や夜市の鉢の梅 桃隣
年の夜や梅を探りに花屋迄 田女
能なしも寐ぬ夜がちなる梅の月 松岡青蘿
梅がゝのあつまり兼て夜は寒し 露川
梅か香に一村こもる月夜哉 夜の梅 正岡子規
梅が香に心ゆく夜や懸想文 佐々木北涯
梅が香やひいやりと夜の明わたる 木導
梅が香や雨吹く夜の肘枕 貴志沾洲
梅が香や渓水の夜は清冽に 樋富喜美
梅が香や南吹く夜の肘枕 詰洲
梅が香や夜明の馬のいさみ声 孤屋
梅さくやなゐふり有し夜明がた 寥松
梅しろし夜のさゞなみがかへし来る 米沢吾亦紅 童顔
梅に下りゐし大空夜の痕もなし 野澤節子 未明音
梅の香や教員室の夜の静寂 伊東 宏
梅の夜に似て山茶花の枝折門 萩原麦草 麦嵐
梅の夜の雲見てあれば死ぬるかな 渡邊水巴 白日
梅の夜の雲見て在れば死ぬるかな 渡辺水巴
梅の夜の重みを外すネックレス 高津まり子
梅の夜や買うてやる納豆二三本 中島月笠 月笠句集
梅の夜や誄詞は母称へ 荒井正隆
梅をしたふ其夜の夢や嵯峨のあたり 松岡青蘿
梅を尋ねて得ず月を踏んで帰る 夜の梅 正岡子規
梅花渓夜々金泥の月上げぬ 内藤吐天
梅寒し点して眠る夜のありぬ 手塚美佐 昔の香
梅幸の絵島見し夜の秋の雨 山口青邨
梅咲いて夜を句にあそぶ矢立かな 高田風人子
梅咲くと知る夜の闇の重たさよ 有働亨 汐路
梅散りて白磁の鉢の夜夜ひとり 横光利一
梅散るやなにはの夜の道具市 建部巣兆 (そうちょう)(1761-1814)
梅散るや難波の夜の道具市 巣兆
梅若き夜を遊びけり袴着て 高橋睦郎 稽古飲食
梅深く月下の門を人叩く 夜の梅 正岡子規
梅折て戻る野道の月夜哉 夜の梅 正岡子規
梅挿して夜の声張る塾教師 冨田みのる 『雲雀野』
梅天を航く爆音に夜々寝落つ 伊丹三樹彦
梅匂ふ独りの夜を乱れ出づ 清水基吉 寒蕭々
梅匂ふ夜の男坂女坂 篠田重好
梅匂ふ夜や子の部屋に辞書借りに 安住敦
梅白く三叉白く夜の園 山口青邨
梅白く庭の禿倉に灯をともす 夜の梅 正岡子規
梅白し空は夜の間に磨かれて 神尾久美子
梅白し古墳に夜の雪来つつ 神尾久美子 掌
梅柳しどろに成て雨夜かな 使帆
梅林に白き夜が来る雉子のこゑ 堀口星眠 青葉木菟
梅林の夜に入りてただ真暗闇 右城暮石 句集外 昭和三十九年
梅林夜を啼わたる鴉かな 成田蒼虬
白みつつ夜の風速梅飛ばす 能村登四郎
白湯飲んで夜ふかしの稿梅一枝 佐藤鬼房
鉢の梅嗅いで息づく寒夜かな 渡邊水巴 白日
筆立に筆いろいろや夜の梅 岡井省二 大日
母の魂梅に遊んで夜は還る 桂信子(1914-)
亡き人がわれを忘るる夜の梅 鈴木鷹夫 風の祭
盆梅に棲みをる蜘蛛の夜は垂れ 上野泰
盆梅の香と妻をれば夜が密に 中山砂光子 『納沙布』
万蕾をゆるめず夜のしだれ梅 鷹羽狩行
民家の灯明からずして夜の梅 日野草城
木のもとに立ずくむ夜ぞ冬の梅 壺中
夜あらしの皆花となる野梅哉 松岡青蘿
夜あらしの吹あつめけむ野路の梅 完来
夜ざくらは梅見し比のうつりあり 曽良
夜に入りて鼓を打つや梅の宿 日野草城
夜に入りて着きし月瀬の梅匂ふ 鈴鹿野風呂 浜木綿
夜の畦をはふ梅ありて行きがたし 水原秋櫻子 秋櫻子句集
夜の梅あともどりして見たりける 細見綾子 牡丹
夜の梅いねんとすれば匂ふ也 加舎白雄
夜の梅がひつそりビキニ環礁泛く 佐藤鬼房
夜の梅に海底までの黒瀬川 中戸川朝人 星辰
夜の梅に大泉の名とどめたる 宇佐美魚目 天地存問
夜の梅ひそかに姉とよばれゐる 鷲谷七菜子 黄炎
夜の梅もつぱらに香を放ちゐし 細見綾子
夜の梅小さな嘘を聞き流す 成澤たけし
夜の梅寝ねんとすれば匂ふなり 白雄
夜の梅寝んとすれば匂ふなり 白雄
夜の梅飽かず去らずも星見たり 山口青邨
夜の梅鋏のごとくひらく足 柴田千晶
夜ばかり帰りて梅の花開く 右城暮石 声と声
夜は星と競ふべく梅咲きにけり 大木あまり 火球
夜は星にまぎるるつぼみ枝垂梅 鷹羽狩行
夜は夜の香に梅の花まばらなる 杉本寛
夜や闇時雨に染ぬ梅の花 仙化
夜神楽や戸の開かたに冬の梅 野坡
夜著きし梅林黒き月明り 星野立子
野の梅を折らば折るべく月の留守 夜の梅 正岡子規
夕月やうしろに匂ふ梅の花 夜の梅 正岡子規
旅立に夜の風味や梅の花 林紅
老幹の横たはるあり夜の梅 高野素十
老幹の横はるあり夜の梅 高野素十
壺の梅夜は黒髪の冷えにけり 鷲谷七菜子 黄炎
奧に灯あり梅園の門鎖したり 夜の梅 正岡子規
朧夜や見届けたもの梅ばかり 千代尼
朧夜や見届たもの梅ばかり 千代尼
猩々に夜は明にけり梅の花 牧童
瞼に梅が香夜のくすりを舌にのせ 三橋鷹女
藪の面に吹かれて夜の梅となる 軽部烏帽子 [しどみ]の花
藪陰に風を握るや夜の梅 望月宋屋
迸る鍛冶の鉄火や夜の梅 三輪未央

以上

by 575fudemakase | 2020-01-21 17:46 | 春の季語


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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