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【梅林】 の俳句

【梅林】 の俳句

あちこちの障子灯りぬ梅林 日野草城
あやまたず梅林影をたたみゆく 斎藤玄 狩眼
うつしみの膩泛ききし梅林 斎藤玄 雁道
うつそりと寺男をりけり梅林 関戸靖子
おとなしき雉子梅林に飼はれゐし 右城暮石 句集外 昭和三十九年
おのづから梅林の崖くづれやむ 榎本冬一郎 眼光
カヌー負ひし濡れ身走れり梅林 能村登四郎
かへり見れば月梅林の上に出づ 夜の梅 正岡子規
さきがけし紅白二本梅林 鈴木花蓑 鈴木花蓑句集
そゞろ来て夜の梅林を抜けんとす 高濱年尾 年尾句集
タクシーに任せ梅林一巡す 右城暮石 散歩圏
ともかくも交通不便この梅林 高澤良一 素抱
バックして梅林の中深入りす 右城暮石 句集外 平成三年
はるばると来て梅林に長居せず 柏村二三子
また空の青さを言って梅林 小池万里子
やつと死ぬ父よ晩夏の梅林 飯島晴子
逢へるはずなき梅林の影をふむ 中村久美子
飴細工売りの来てゐる梅林 甚上澤美
一構へして梅林の農家富む 右城暮石 句集外 昭和五十年
一時間ばかりにて去る梅林を 右城暮石 上下
一通り梅林を見て引き返す 高澤良一 宿好
雲移りゆき梅林に日向でき 清崎敏郎
影長く置き梅林をひとり占め 林翔
煙草一本突きだし佇む梅林に 高澤良一 石鏡
遠い抱擁 その梅林の奥まで 照り 伊丹三樹彦
遠き灯のかゞやきそめぬ梅林 日野草城
遠景の鉄橋の音梅林に 杉本零
奥深く梅の渓あり梅林 鈴木花蓑 鈴木花蓑句集
音捨てて風梅林を素通りす 有働亨 汐路
火の山も妙義も指呼の梅林(上州秋間) 上村占魚 『天上の宴』
火を焚いて三人黒う梅林 萩原麦草 麦嵐
花多し放置されたる梅林は 茨木和生 往馬
外套の裾梅林の何に濡れし 右城暮石 句集外 昭和三十二年
寒つよく花黄に暮るゝ梅林 長谷川かな女 雨 月
寒茜蕾のかたき梅林 長谷川櫂 古志
岩に腰梅林暮れてきたりけり 大橋櫻坡子 雨月
顔ありき咲きかけの梅林に入る 岡井省二 明野
気短かに通り過ぎたり梅林を 細見綾子
丘の上にいく丘見ゆる梅林 鈴鹿野風呂 浜木綿
丘の上に又丘見ゆる梅林 鈴鹿野風呂 浜木綿
久闊梅林寺の敷石をふむ冬着にて参り候 中塚一碧樓
金箔めく夕映梅林密なるのみ 香西照雄 対話
空問は梅林を容れなお余る 和田悟朗
鶏犬の声梅林の随所より 右城暮石 虻峠
月ケ瀬の梅林風が手にひびく 右城暮石
月ヶ瀬の梅林風が手にひゞく 右城暮石 上下
月ひかりだすまでゐたり梅林 飴山實
糠雨の風に吹かるる梅林 日野草城
紅白のかんざし咲きに梅林 鷹羽狩行
高西風に梅林を抱き河流る 松村蒼石 寒鶯抄
黒い風呂敷に何もかも包み梅林 中塚一碧樓
再会の老けはともども 梅林 伊丹三樹彦
咲きみちて梅林の空紺深し 植田廣子
咲き籠めて鳥影うつす梅林 永井龍男
傘さして行く梅林の遠からず 佐々木六戈 百韻反故 わたくし雨
散り果てむとする梅林や死の匂ひ 斎藤玄 クルーケンベルヒ氏腫瘍と妻
児をつれて小さい橋ある梅林 尾崎放哉 須磨寺時代
自づから路梅林となりにけり 野村喜舟 小石川
実梅林めぐる声音をつぶらかに 上田五千石『琥珀』補遺
弱法師めく梅林に杖曳けば 冨田みのる
秋冷の人の気づかぬ梅林 廣瀬直人 帰路
心許なし梅林の帰り時間 右城暮石 句集外 昭和三十九年
深く来し梅林にある水たまり 桂信子 花影
深入りはせず梅林の中歩く 右城暮石 散歩圏
真直ぐに梅林に入る白き杖 中村芙路子
人入りゐる山の日の梅林 岡井省二 山色
吹き降りの梅林女落着けり 右城暮石 句集外 昭和三十六年
晴れながら雪ちる空や梅林 白水郎句集 大場白水郎
正午とは梅林表裏入替はる 後藤立夫
声の鳥姿の鳥を梅林に 杉森ゆきを
西を見て東へ歩む梅林 鈴木鷹夫 大津絵
雪原にあらかた埋もれ梅林 長谷川櫂 古志
雪残るつめたき山が梅林より 細見綾子
雪吊のむかう梅林うすあかく 田中裕明 櫻姫譚
早足を戒めもしつ 梅林 伊丹三樹彦
村の子の足音たてて梅林 高木晴子 花 季
体重軽く梅林を抜けゆけり 館岡沙緻
炭を焼く煙いちにち梅林へ 宮田正和
炭焼の煙梅林まで及ぶ 大西生子
茶屋ひくし梅林とほくなだれつつ 竹下しづの女句文集 昭和十四年
朝月のうすれかゝるや梅林 西山泊雲 泊雲句集
鳥見居り小じんまりした梅林に 高澤良一 素抱
椿山ぬけ梅林の淡さかな 市野沢弘子
笛のごと風音聞こゆ梅林 大長林
登り来し梅林の道見下ろせり 右城暮石 句集外 昭和五十年
冬の梅林すだれの如く日ざし来て(奥多摩吉野梅林) 細見綾子
日は走り梅林隙間ばかりなり 和田悟朗
如月の梅林といふ停留所 清崎敏郎
農家灯すほか梅林の大き闇 右城暮石 句集外 昭和三十九年
背負籠は空梅林をぬけてゆく 上野泰 春潮
梅林で飲みし僅かの酒に酔ふ(青梅梅林三句) 細見綾子
梅林で飯にするほどむかごとる(奥多摩吉野梅林) 細見綾子
梅林といふ密々の花のこゑ 上田日差子
梅林にいくさを勝ち来妻を具し来 竹下しづの女句文集 昭和十四年
梅林にさしかゝりたる瀬音かな 五十嵐播水 播水句集
梅林にしはぶき落しつつ行けり 細見綾子
梅林にしばらくからむ汽車煙 鷹羽狩行
梅林にじめじめと酌み次男坊 八木三日女
梅林にちらばりて歩を運びをり 後藤夜半 底紅
梅林にまじり撫然と桜の樹 大島民郎
梅林によるのほこりや薄ぐもり 加藤曉台
梅林に一家の墓を並べけり 野村喜舟 小石川
梅林に寒肥了へし土乱れ 加藤風信子
梅林に干大根の痩せてをり 高木晴子
梅林に漁舸弄す浪の見えにけり 飯田蛇笏 山廬集
梅林に渓流階をなせりけり 野見山朱鳥 曼珠沙華
梅林に三日月と星光度同じ 右城暮石 声と声
梅林に山吹の茎艶々と 細見綾子
梅林に紙を燃やして灰黒し 右城暮石 句集外 昭和四十四年
梅林に吹き募る風尽きるなし 高澤良一 素抱
梅林に水ひびき寡婦の声ひびく 伊丹三樹彦
梅林に炊煙一とすぢ素通りす 阿部みどり女 月下美人
梅林に声かけあひて同病なり 安住敦
梅林に昔を偲ぶ摂津図絵 長田千鶴子
梅林に雪積む彼岸詣でかな 浦野栄一
梅林に雪舞ひをりて地に敷かず 岸田稚魚 負け犬
梅林に待つ一台の最終バス 右城暮石 句集外 昭和三十八年
梅林に置きてよき色ウィスキー 右城暮石 一芸
梅林に追ひ追はれして鵯鶫 右城暮石 散歩圏
梅林に突如湧きたる笑ごゑ 高澤良一 素抱
梅林に尼が魔除の指環売る 阿部みどり女
梅林に日は貝殻のごと注ぐ 右城暮石 句集外 昭和十二年
梅林に乳房ふくます誰見るとも 楠節子
梅林に入りて立ち飲み立ち喰ひす 右城暮石 散歩圏
梅林に入るより影のもはらなる 石田勝彦 百千
梅林に入る麦の間の小径かな 河東碧梧桐
梅林に白き夜が来る雉子のこゑ 堀口星眠 青葉木菟
梅林に富士仰ぎゐて風生忌 伊東宏晃
梅林に墓一基立つ一基のみ 右城暮石 虻峠
梅林に遊ぶはひとり歩くなり 中西舗土
梅林に来てまんさくの花よろこぶ 細見綾子
梅林に来ても子叱る癖脱けず 楠節子
梅林に懶惰の風の棲みつける 中原道夫
梅林に鋏と鋸(のこ)の剪定音 高澤良一 宿好
梅林に鴉の羽音来て返す 右城暮石 句集外 昭和五十八年
梅林の ところどころに人かたまる 津根元 潮
梅林のきれいな水をみんなで跳ぶ 摂津よしこ
梅林のそゞろ歩きや筧鳴る 杉田久女
梅林のその一塊は雪達磨 辻桃子
梅林のなかに蜜蜂区分もつ 百合山羽公 樂土
梅林のなかを日暮れの水のいろ 角川春樹 夢殿
梅林のほかは礫のあるばかり 右城暮石 句集外 昭和三十六年
梅林のほどほどに混む 肩車 伊丹三樹彦
梅林のまんなかにゐて水の音 関戸靖子
梅林のみちいつしかに急となり 高濱年尾 年尾句集
梅林のむら北向きに山の形 滝井孝作 浮寝鳥
梅林のゆるき傾斜へ遠汽笛 長田等
梅林の奥に網代の*とぼそかな 比叡 野村泊月
梅林の奥へ奥へと導かれ 石田郷子
梅林の家毎に犬居りて吠ゆ 右城暮石 句集外 昭和五十五年
梅林の花のはじめは花の声 阿部千代子
梅林の寒さをこらへ切れざるよ 右城暮石 虻峠
梅林の館窺へば市史ならぶ 森田峠
梅林の起伏に声の従ひぬ 吉年虹二
梅林の急坂緩むところあり 右城暮石 句集外 昭和三十一年
梅林の空の機嫌をうかがへる 上田五千石『天路』補遺
梅林の空拓けゆく朝かな 小林草山
梅林の径しばらく二人のもの 西村和子 夏帽子
梅林の月に閉せる茶店かな 五十嵐播水 埠頭
梅林の月明き方の人影らし 原田種茅 径
梅林の古木倒して小間切りに 右城暮石 句集外 昭和四十八年
梅林の戸をとめてある石ぬくむ 中戸川朝人 尋声
梅林の吾等を鴉何と見る 右城暮石 句集外 昭和四十五年
梅林の光りて落つる雨雫 山内年日子
梅林の紅気むらがるほとり過ぐ 上田五千石『風景』補遺
梅林の高さに夕日落ちんとす 吉原一暁
梅林の今日ヘだたりて荒田打 斎藤玄 雁道
梅林の咲いてゐずやとたもとほる 清崎敏郎
梅林の咲き満つ怖れ 幾日か過ぎ 伊丹公子 ガルーダ
梅林の柵につらなり牧の柵 鷹羽狩行
梅林の手入れはじまる焚火して(深大寺) 細見綾子
梅林の小工事セメント固まる待つ 右城暮石 声と声
梅林の新莚惜しみなく汚す(深大寺) 細見綾子
梅林の真中はここと決めて坐す 茂里正治
梅林の真中ほどと思ひつつ 波多野爽波 『湯呑』
梅林の真昼間の香となりにけり 三村純也
梅林の人語に加へ鳥語かな 鷹羽狩行
梅林の人語鳥語のなごみ合う 河野胆石
梅林の裾の小流れひびくかに 細見綾子
梅林の声なき方へ手繰らるる 的野雄
梅林の青天井に飛行雲 右城暮石 上下
梅林の石ころを蹴り石にあたる(青梅梅林三句) 細見綾子
梅林の雪に傾き窯始 殿村莵絲子 花 季
梅林の雪に傾き窯始め 殿村菟絲子
梅林の尖が見え来し渓間かな 西山泊雲 泊雲句集
梅林の疎密を透きて浪幾重 福田蓼汀 秋風挽歌
梅林の早咲きの梅これったけ 高澤良一 宿好
梅林の誰にも見られゆく老樹 廣瀬直人 帰路
梅林の端をあたゝむ雑木林 右城暮石 上下
梅林の地にくひこみて乳母車 細見綾子
梅林の地に太陽の行き渡る 右城暮石 上下
梅林の中に家あり人出入 高濱年尾 年尾句集
梅林の中の一枚田を打てり 茂里正治
梅林の中太陽の分け通る 右城暮石 句集外 昭和四十一年
梅林の直枝に梅がこぞり咲く 山口誓子
梅林の冬日素通しなる明るさ(奥多摩吉野梅林) 細見綾子
梅林の道は多岐にて迷路なす 塩川雄三
梅林の内にて遠き櫂光る 齋藤玄 『玄』
梅林の日ざしのいまだまばらなる 細見綾子
梅林の入口この世にひらき 宗田安正
梅林の熱海は坂の町なりし 稲畑汀子
梅林の梅ケ枝空へ地へ烈し 京極杞陽 くくたち上巻
梅林の売店板戸釘付けす 右城暮石 句集外 昭和四十七年
梅林の風が敏感酒宴の座 右城暮石 上下
梅林の風に向ひて胸を張る 本田 富
梅林の平といふに出会はざる 上田五千石『琥珀』補遺
梅林の便器改修されてゐし 右城暮石 散歩圏
梅林の蜂舎ころころ凍死蜂 右城暮石 声と声
梅林の夜に入りてただ真暗闇 右城暮石 句集外 昭和三十九年
梅林の夜陰に紛る鈴の音 佐藤鬼房
梅林の遥かに見ゆる水田哉 梅 正岡子規
梅林の旅館水堰くなまぐさし 右城暮石 句集外 昭和三十五年
梅林の烈風に手がちぎれさう 高澤良一 素抱
梅林の剪定済めば鴉が来 高澤良一 宿好
梅林は莟ばかりで素っ気なし 高澤良一 宿好
梅林へ逆落しゆき禽隠る 水原秋櫻子 霜林
梅林へ自動車轍つけて入る 右城暮石 句集外 昭和五十一年
梅林へ申し分なき娘をつれて 山口昭男
梅林へ日の色移し古墳暮るる 鳥居おさむ
梅林へ梅林へ私は裏山ヘ 阿部みどり女
梅林やあたりめが歯に挟まつて 矢島渚男 延年
梅林やけふ日影なき茶の木原 碧雲居句集 大谷碧雲居
梅林やこの世にすこし声を出す あざ蓉子
梅林やさざなみに似し人のこゑ 横山美代子
梅林や何匹となく四十雀 鈴木花蓑 鈴木花蓑句集
梅林や学生寧ろ海を見る 榎本冬一郎 眼光
梅林や丸太の柵の真新し 浅野京子
梅林や人ちらばりてなきごとく 五十嵐播翠
梅林や人連れ立ちて入るとても 尾崎迷堂 孤輪
梅林や日が暮れあをき碓氷川 南部憲吉
梅林や貧乏屋敷今もあり 鈴木花蓑 鈴木花蓑句集
梅林をあたたむ藁を敷きつめて 右城暮石 句集外 昭和四十三年
梅林をかかへこみたる蜜柑山 西村和子 夏帽子
梅林をくぐり来にけり人の墓 山口青邨
梅林をざつと見て来ぬ鼻つ風邪 高澤良一 ももすずめ
梅林をめぐりて顔はたのしまず 伊丹三樹彦
梅林をめざす手足に音もなし 飯島晴子
梅林をゆくや額に日の強し 細見綾子
梅林を一筋の川逃れゆく 三橋鷹女
梅林を一巡し来し手を洗ふ 右城暮石 句集外 昭和三十九年
梅林を一巡りして退場す 高澤良一 素抱
梅林を遠ざかりゆく愛煙家 鷹羽狩行
梅林を額明るく過ぎゆけり 桂信子(1914-)
梅林を見捨ててよりの身の濁り 鍵和田[ゆう]子 浮標
梅林を見飽きたる眼に蕗の薹 鈴鹿野風呂 浜木綿
梅林を出てすぐ日を映す潦 桂信子 黄 瀬
梅林を出て懐に梅のつぼみ哉 加藤曉台
梅林を上りてきたる海鼠捕 斉藤夏風
梅林を尋常卒の父母歩む 坪内稔典
梅林を早や降りてゐし郵便夫 右城暮石 句集外 昭和四十三年
梅林を潮の香圧す土佐の海 右城暮石 句集外 昭和二十九年
梅林を透す日差しが空の色 平田 弘
梅林を抜いて応神陵はすぐ 高濱年尾 年尾句集
梅林を抜けて行きしが田を打てる 清崎敏郎
梅林を風の歩幅の二人かな 土谷倫
梅林を歩いて見むかもう少し 高澤良一 ももすずめ
梅林を名も知らぬ木の抽ん出る 岩淵喜代子 螢袋に灯をともす
梅林を来てうなぎ屋の障子文字 高橋青塢
梅林を柩舁きゆく漁人かな 飯田蛇笏 山廬集
梅林顔にまつすぐ日のあたる 桂信子「草影」以後
梅林去ぬる背中の暮れにけり 日野草城
梅林広し人を集むる馬車の笛 五十嵐播水 埠頭
梅林辛夷なか~蕚固め 萩原麦草 麦嵐
梅林中隈なく知りてなぐさむか 斎藤玄 雁道
梅林薄明 剪定の枝かるく 地に 伊丹公子 パースの秋
梅林夜を啼わたる鴉かな 成田蒼虬
梅林老梅の瘡いたはりぬ 萩原麦草 麦嵐
梅林渺と父と遊びしはゆふべ 大石悦子 聞香
隼の殺気よぎるや梅林 邊見京子
尾が見え隠れ梅林の夕まぐれ 柿本多映
表面張力空に置きたる梅林に 松山足羽
富士見ゆる日は風ありて梅林 成瀬正とし 星月夜
平日の梅林に人こんなにも 高澤良一 素抱
歩みゆきつつ沢なしぬ梅林 岡井省二 有時
墓山は見て 語らずに 梅林 伊丹三樹彦
暮れそめてにはかに暮れぬ梅林 日野草城
蜂を放つ梅林に風修々と 右城暮石 句集外 昭和三十三年
蜂死んでゐし梅林の給餌台 茨木和生 倭
訪れの鳥にも 衆と個 梅林 伊丹三樹彦
亡き妻のさきに来てゐる梅林 藤崎久を
眠りをるときの暗さを梅林 大石雄鬼
夢死するもよし 梅林のこの日溜り 伊丹三樹彦 花恋句集二部作 夢見沙羅
門ン出れば睫にしぐれ梅林 右城暮石 句集外 昭和十二年
夜著きし梅林黒き月明り 星野立子
遊ばんと来て梅林の寒さかな 大木あまり 火球
立派なる厠をもてる梅林よ 波多野爽波
立派なる厠を持てる梅林よ 波多野爽波 『一筆』以後
旅立ちの詩は梅林の向うにあり 橋閒石 虚 『和栲』以後(I)
煉炭の火起こす臭ひ梅林に 右城暮石 虻峠
六花師病む梅林寺門前羽子の音 村山古郷
刮(こそ)げ落とす梅林の土しぶときを 高澤良一 石鏡

以上

by 575fudemakase | 2020-02-05 10:35 | 春の季語


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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