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◆杯(盃)◆の俳句(無季)

◆杯(盃)◆の俳句(無季)

うつつに蝶となりて此盃に身を投げむ 大魯
こでまりや盃軽くして昼の酒 波多野爽波
このわたや沈思の眼盃へ 磯辺尺山子
この小さき盃にして淑気満つ 山田諒子
すゐつちよの鳴く葡萄酒の盃を乾す 原子公平
たまはるや大盃の菊の酒 菊の酒 正岡子規
つぼふかき盃とらん桃の花 立花北枝
としわすれ盃に桃の花書かん 浜田酒堂
なまはげのもぞと酒盃に手を出しぬ 高澤良一 ももすずめ
のさものに盃かくせむめの花 立花北枝
ふたり棲むつめたき酒の盃挙げて 黒田杏子 花下草上
ゆく年や陋巷の夜の小盃 松村蒼石 寒鶯抄
ゆりの木の花の緑盃風溢れ 山田みづえ 草譜
わが歳と同じに古りし屠蘇朱盃 小川濤美子
わが膳は盃伏せしまま秋夜 猿橋統流子
一枚の落葉盃日をすくふ 阿部みどり女 『光陰』
三井寺や十日の菊に小盃 許六
三献の盃春の夜は更けぬ 春の夜 正岡子規
乞食にも投盃や花の山 井上井月
交りやもみぢ照り添ふ小盃 樗良
今日ありて二人にあつき屠蘇の盃 橋本宏子
元朝や朱盃に盛らる御饌の酒 藤井佳子
冬の湖大盃として拝す 檜山哲彦
冱てる夜や妻にもしひる小盃 森川暁水 黴
几董忌の盃を伏せ眠らんか 深見けん二
初伊勢や素焼の盃の神酒甘し 巽恵津子
初春や炬燵の上の小盃 重厚
初灯博多どぶろく盃に注ぐ 中村阪子
別盃や新そばの笊全円に 平井さち子 鷹日和
勇み駒盃にふくるる屠蘇を酌む 中戸川朝人
十六夜の母の前なる小盃 桂信子
卓上や菊の盃菊の酒 石井露月
又来たぞ手の盃を火とり虫 一茶「九番日記」
古酒盃中の秋に堪えすや泣上戸 尾崎紅葉
可盃のおかめひよつとこ秋のこゑ 田口風子
君にさす盃に紅ねむの花 矢島渚男 延年
咲き揃ひ金の盃石蕗の花 阿部みどり女 『石蕗』
喝士殿に盃さすや菊の酒 菊の酒 正岡子規
嚊殿に盃さすや菊の酒 菊の酒 正岡子規
夜番より戻りし膳の小盃 南出白妙女
大文字浮かべ盃かわしけり 中井又一郎
大盃にざぶと酒つぐ壬生狂言 陣場直雄
大盃を加賀万歳は飲み干しぬ 細川加賀
奈良粥に盃重ねたり良弁忌 倉持嘉博
嫁取りの大盃朱し稲の花 三浦正弘
家の春盃一つ洗ひけり 竹冷句鈔 角田竹冷
寄鍋や母にまゐらす小盃 山本涼女
寒禽の鶸の辺に酌む盃うすし 森川暁水 淀
小盃うけてまはすや生身魂 成美
小盃雪に埋てかくしけり 炭 太祇 太祇句選
小萩散れますほの小貝小盃 松尾芭蕉
尼さまの月の盃のせたる手 高野素十
屠蘇くむや下戸大盃をとりあげて 屠蘇 正岡子規
山おろし盃へ青葉や花の楯 三角
山頭火が飲みし盃冬に入る 相原左義長
年の夜の盃一つおかれけり(家人に) 『定本石橋秀野句文集』
年の豆我が盃中に落ちにけり 相島虚吼
延寿盃庭燎の埃たふとけれ 木下眉城
影こぼす最中の月や十分盃 雪遊 選集「板東太郎」
徐々に徐々に狢近より小盃 栗生純夫 科野路
恵比須まで屠蘇の盃預けけり 野坡
拜領の盃屠蘇を飲み初めぬ 屠蘇 正岡子規
日中の盃把りぬ洗鯉 尾崎紅葉
春宵のたがひに交す小盃 倉田紘文
春宵のまだ盃を伏せしまゝ 今井つる女
春潮が湧く大盃に金蒔くに 古舘曹人 能登の蛙
昼中の盃取りぬあらい鯉 紅葉山人俳句集(十千万堂遺稿) 尾崎紅葉、瀬川疎山編
曲水の盃いつか我が前に 渡辺恭子
曲水の詩や盃に遅れたる 正岡子規
曲水やよどみに迷ふ小盃 曲水 正岡子規
曲水や盃の舟筆の棹 曲水 正岡子規
曲水や草に置きたる小盃 高濱虚子
杉焼や盃をおく板の上 佐久間法師
栗飯や昼餉の膳の小盃 高橋淡路女 梶の葉
桃酒や大事の大事の小盃 桃酒 正岡子規
梅さくやうときもおりに小盃 松岡青蘿
梅の寮運ぶ盃洗チリと鳴る 久米正雄 返り花
梅寒し奴にくるゝ小盃 高井几董
棒突に盃をさす花見哉 太祇
此家に輝くや屠蘇の小盃 露月句集 石井露月
歯朶の上に置けば傾ぐよ小盃 高田蝶衣
水仙の潮の光りを盃に 平井久美子
治昼酒を酌めよ木米の盃に 阿波野青畝
治聾酒をつぎし盃の静かな 月舟俳句集 原月舟
流れ行く大盃の落花哉 落花 正岡子規
海鼠腸や亡父の好みの小盃 二階堂英子
淑気かな盃ほどの池望み 柳田芽衣
炉のへりの盃あつし小鳥焼く 大橋櫻坡子 雨月
炉開きの盃一つ横ころげ 川崎展宏
炬燵あつし酒利きつもる小盃 飯田蛇笏 山廬集
爐框に置く盃や十三夜 松本たかし
父の匂いの盃伏せゆく峰々に 小泉八重子
独活和へて祝ぎの盃いただかむ 石田あき子 見舞籠
献盃やいますが如き御容貌 比叡禽化
献盃や差貫の音のゆきかふて 大谷句佛
献盃式果てゝ白むや菱燈籠 名和三幹竹
玉子酒賓主を分つ小盃 黒柳召波 春泥句集
王朝の雅びを今に盃流し 野田武
生き死にやさもあらばあれ馬上盃 並木邑人
盃かさねたるまなうらの初景色 鷲谷七菜子 花寂び 以後
盃にあふれしものは春愁か 鈴木鷹夫 千年
盃にうつろふ顔や春十とせ 尾崎紅葉
盃にうれしい顔があふれる 住宅顕信 未完成
盃にかつ散る紅葉好し下物 尾崎紅葉
盃にすくふてのむや春の水 春の水 正岡子規
盃にちるや櫻の歸り花 帰り花 正岡子規
盃にとくとく鳴りて土瓶蒸 阿波野青畝
盃になるもの多し卵酒 炭 太祇 太祇句選後篇
盃にみつの名を飲む今宵かな 松尾芭蕉
盃に怒濤のひびく炬燵かな 佐藤南山寺
盃に散れや糺のとぶほたる 一茶 ■寛政四年壬子(三十歳)
盃に松影うけて月見かな 井月の句集 井上井月
盃に泥な落しそ群燕 松尾芭蕉
盃に漆の臭やけふの菊 成美
盃に遠世のごとし獅子の笛 川端火川
盃の七福神や月の宴 西本一都 景色
盃の下に川ある大文字 角川春樹
盃の下ゆく菊や朽木盆 松尾芭蕉
盃の中に咲かせん壺すみれ 伊賀-示蜂 俳諧撰集「有磯海」
盃の中に鶴亀お元日 榎本栄子
盃の周りのけむり蓬生ふ 磯貝碧蹄館
盃の数の揃へる蝶々かな 石田勝彦 秋興
盃の流るゝはなの絶間かな 松岡青蘿
盃の無明に草木私語しきり 林田紀音夫
盃の花押し分けて流れけり 鳴雪
盃の蒔絵うららに隅田川 京極杞陽
盃の開眼せばやけふの月 之道 俳諧撰集「藤の実」
盃の鶴のゆらゆら屠蘇の酔 鈴木鷹夫 春の門
盃はめぐり望月とゞまらず 躑躅
盃は老を養ふ合歓の花(京極杜藻老) 原裕 『青垣』
盃は預けおくなり冬の梅 高井几董
盃もさゝん銜ん牡丹かな 嘯山
盃やおさへて走る梅の花 梅女 俳諧撰集「藤の実」
盃やなるとの入日渦桜 井原西鶴
盃や先づ打ち笑ふ花の春 上島鬼貫
盃や山路の菊と是を干す 桃青 選集「板東太郎」
盃や花押しわけて流れけり 内藤鳴雪
盃をのせて出したる団扇哉 団扇 正岡子規
盃を取りおとしけりけふの月 鼠丸女-つね 俳諧撰集玉藻集
盃を天に飛ばして花筵 上野泰
盃を手に眺めゐる庭出水 岡本松浜 白菊
盃を持て出けり雪の中 炭 太祇 太祇句選後篇
盃を止めよ紅葉の散ることよ 高野素十
盃を重ねていよゝ花夕べ 高野素十
盃中に秋思の翳の移りけり 京極杜藻
盃洗にさゞなみ立つや扇風機 芝不器男
盃洗に墨たたへけり時鳥 会津八一
盃洗に散る影うつる桜かな 井月の句集 井上井月
盃洗に浮くを野焼の穢と思ひ 波多野爽波 『一筆』以後
盃洗に金粉泛いてゐる寒さ 鈴木鷹夫 春の門
盃洗の水祝ひけり箸の先 増田龍雨 龍雨句集
知らぬ人に盃強ひる桜かな 桜 正岡子規
短夜の蛾が死んで居り盃洗に 岡本松浜 白菊
秋の土固し盃持つてたつ 飯田龍太
秋旅の舟に酒盃やありにけり 高濱年尾 年尾句集
秋風の能登に買ひたる小盃 山口耕太郎
秋鯖や夫より受くる小盃 上田 千穂子
管物の盃咲きの濃むらさき 高澤良一 宿好
管鮑や花の盃とり交はし 河野静雲 閻魔
紅葉茶屋大盃といふもみぢ 松藤夏山 夏山句集
老残といふ春愁の小盃 西本一都 景色
舐めもする引盃やお白酒 下村梅子
舞ふ田鶴に盃すすぐいとまなし 森川暁水 黴
草の戸や盃赤く菊白し 菊 正岡子規
草の戸や盃足らぬ鶏卵酒 黒柳召波 春泥句集
菊の雫盃に受けたる如かりき 原石鼎 花影以後
菊膾白磁の酒盃澄みにけり 甲斐すず江
菴の猫玉の盃そこなきぞ 一茶 ■文化十年癸酉(五十一歳)
虫聴くや盃中に澄む灯は一ッ 久米正雄 返り花
蜂の巣の盃ほどや酬恩庵 原田しずえ
蝿帳に透けて盃あるはよし 亀井糸游
袂もたげて盃さしぬ宵の春 雑草 長谷川零餘子
西日照る盃一つ無宿墓 高橋六一
返盃や会うこともなき山彦に 仁平勝 東京物語
遠山や霞にうかぶ投げ盃 丸石 選集「板東太郎」
酒盃絶つ寄せなべの卓くさぐさに 及川貞 夕焼
酒豪なる僧の返盃神の留守 都筑智子
重陽や子盃なる縁の金 鷹羽狩行
金泥の屠蘇や朱塗の屠蘇の盃 漱石
金泥の鶴や朱塗の屠蘇の盃 夏目漱石 明治三十二年
金粉は盃の底七日暮れ 平野 卍
鉱炉まぶし鞴祭の盃受くる 槫沼けい一
錆鮎やいたはられゐる小盃 石田波郷
雛段にあづけ忘れし小盃 後藤夜半 底紅
雛納めたる盃のうつろかな 小林康治
颱風がくる盃をふくみあふ 萩原麦草 麦嵐
鮭千本供養に受くる小盃 佐藤幸寿
鳥羽殿の遊びを今に盃流す 大石よし子
鴨鍋や師にまゐらする小盃 ミュラー初子
鶴の舞ふ盃はよし雪見酒 山口青邨
齢高き父より受くる屠蘇の盃 福田蓼汀
かたはらに玉杯のある目刺かな 深川正一郎
しぐるゝやねむごろに包む小杯 渡邊水巴
にぎやかに酒杯かさぬる桜鯛 福永みち子
パリ夜長シヤンペン抜きて杯上げて 稲畑汀子 春光
人は酒杯へ終の一滴滴りよ 香西照雄 素心
伊良胡崎新酒の杯を洗ひけり 妻木 松瀬青々
元旦の塵ごと朱杯いただきぬ 永井龍男
凪の日の阿国の墓に杯二つ 望月皓二
厚杯の木のでつしり座る霞かな 霞 正岡子規
句を錬るや酒杯に沈む蚊幾疋 森鴎外
同座して老母も屠蘇の小杯 衛
国ぶりの海雲和へとて杯重ね 杉原竹女
夏きざすガラスケースの馬上杯 小林美冶子
夜光杯月の天山想ふべし 下村梅子
夜光杯胡人をまねて年酒酌む 阿波野青畝
大杯にうつさふべしや大文字 村田橙重
大杯に花びら受けて職を辞す 小林梢月
大杯のあと覚えなき年酒かな 岡本圭岳
妻と杯あげて勤労感謝の日 山脇睦久
小雪聴く金を蒔きたる馬上杯 黒田杏子 花下草上
屠蘇の杯船乗りびとと肩ならぶ 小川濤美子
屠蘇の杯重ね余命を惜しむかな 石川風女
屠蘇重し軽き朱金の酒杯に 草城
山杯にしろり明けたり業平忌 加藤郁乎 江戸桜
廻し酌む形見の酒杯素十の忌 小路紫峡
悴める手にさし上げぬ火酒の杯 高浜虚子
惜春の酒一二杯虚子を恋ふ 成瀬正とし 星月夜
手作りの杯持ち寄りて月今宵 宮脇白夜
敦煌の玉杯飾る恵方棚 久保木恒雄
星冴ゆる窓やワインの杯重ね 吉村容子
春塵も置かず遺愛の杯並べ 稲畑汀子
曝涼の色鮮やかに瑠璃の杯 龍頭美紀子
曲水の大杯に吐く詩魂かな 安斎桜[カイ]子
曲水の雨や朱杯にふりそゝぐ 渡辺数子
月花の情濃く杯をあげにけり 西島麥南 金剛纂
月落ちて吾が白濁の馬上杯 小枝香穂女
月青く沈めて酌みぬ夜光杯 桑野美智子
朝寝して馬上杯てふおもしろし 田中裕明 櫻姫譚
杯に白酒音もなく満ちぬ 田村了咲
杯をふせて追羽子見るとなく 石橋秀野
杯を啣みて蟇と相見たる 石井露月
杯盤狼藉蜜柑の皮のところどころ 蜜柑 正岡子規
桂郎忌部厚き酒杯選びけり 富田直治
泰山木花の玉杯かたむけず 上田五千石「風景」
湯豆腐や持薬の酒の一二杯 久保田万太郎 流寓抄
熱燗や手酌いかしき一二杯 久保田万太郎 流寓抄
牡丹活けて昼一杯の用欠きぬ 阿部みどり女 笹鳴
献杯や山芍薬に夜の影 黒田杏子 花下草上
玉杯に雨を受けたり未草 吉田愛子「かつらぎ選集」
玉杯の碑の刻みより山椒の香 茂木憲夫
田遊の嫁大杯で御神酒受く 川越蒼生
白酒や玉の杯一つづつ 村上鬼城
白魚やおもひの淵を絵杯 加藤郁乎
秋分の酒杯の微塵親し恋し 原子公平
秋天下一杯に巻く竜頭かな 上野泰 佐介
秋雨や空杯の空溢れ溢れ 永田耕衣 悪霊
花聟あばかれ酒杯に冬灯溢るるよ 赤城さかえ句集
菊の杯上げて百寿にあやからむ 堀恭子
菊の杯酌み重ねつゝ健康に 高浜年尾
葡萄の美酒夜光の杯や唐の月 月 正岡子規
鬼灯や天一杯に朱のあふれ 石原八束 空の渚

◆酒杯 ◆

なまはげのもぞと酒盃に手を出しぬ 高澤良一 ももすずめ
にぎやかに酒杯かさぬる桜鯛 福永みち子
人は酒杯へ終の一滴滴りよ 香西照雄 素心
句を錬るや酒杯に沈む蚊幾疋 森鴎外
屠蘇重し軽き朱金の酒杯に 日野草城
廻し酌む形見の酒杯素十の忌 小路紫峡
桂郎忌部厚き酒杯選びけり 富田直治
秋分の酒杯の微塵親し恋し 原子公平
秋旅の舟に酒盃やありにけり 高濱年尾 年尾句集
花聟あばかれ酒杯に冬灯溢るるよ 赤城さかえ句集
菊膾白磁の酒盃澄みにけり 甲斐すず江
酒盃絶つ寄せなべの卓くさぐさに 及川貞 夕焼

◆猪口 ◆

かげろふや禁酒地蔵の笠は猪口 鷹羽狩行
こころえて猪口とる雪の宴かな 飯田蛇笏 山廬集
そば猪口の端物買ひたる露伴の忌 半澤清隆
そゞろ寒猪口の小さきを鼻の先 角田竹冷
どぜうやの大きな猪口や夏祭 久保田万太郎 流寓抄以後
どん栗の猪口をかぶりて踊らばや 中勘助
ひと猪口の酒のこどもら虫送り 森田公司
一ト猪口はート猪口と秋ふかきかな 久保田万太郎 流寓抄
一人猪口をふくみて夏のよき夕 久保田万太郎 流寓抄
三つまでうけたる猪口や桜もち 道芝 久保田万太郎
二十日正月銚子信楽猪口丹波 土田祈久男
円山の雪寒紅の猪口に降る 長谷川かな女 雨 月
冷酒に澄む二三字や猪口の底 日野草城
南国の猪口はおほぶり新走 高橋ツトミ
唇に吸ひよせられし切り子猪口 菱田ます子
地酒注ぐ猪口も徳利も今年竹 黒坂紫陽子
小手寒く廻す轆轤に猪口あれ来 清水基吉 寒蕭々
枝豆に藍色の猪口好みけり 長谷川かな女 雨 月
母描きし猪口に白酒みたしけり 稲垣光子 『絵付筆』
猪口に瑕あつてはならず春燈 鈴木真砂女 夕螢
猪口の波そのまま口へ今年酒 角光雄
猪口ひとつづつあてがはれ避寒かな 満田春日
猪口伏せて飯食ふ老や宵の春 河野静雲 閻魔
老いぬればあたゝめ酒も猪口一つ 高浜虚子
花七分まこと守るべき猪口二つ 齋藤玄 飛雪
薬つぎし猪口なめて居ぬ秋の蝿 杉田久女
酒つげば猪口がつてんす春燈下 飯田蛇笏 山廬集
酔うて候この大寒の厚き猪口 石寒太 翔
鍋焼や主が猪口の癖久し 尾崎紅葉
風花の諏訪や蕎麦猪口買ひ揃へ 宮坂静生 春の鹿
鮟鱇やかげ膳据ゑて猪口一つ 飯田蛇笏 山廬集
鯉のぼる猪口の水上幾代の春 露言 選集「板東太郎」

◆金杯 ◆

天津日に金杯掲げ福寿草 林澄山
金杯に祝ふ傘寿や雑煮餅 菊島 登

◆銀杯 ◆

銀杯に灯ののり易き年忘れ 蓬田紀枝子

以上

by 575fudemakase | 2022-04-27 04:54 | ブログ


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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