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野菜 類語関連語 【春菜 春の菜】【青菜】【ほうれん草】【うぐいす菜】【芥子菜】【夏野菜】【野菜】

野菜 類語関連語
【春菜 春の菜】【青菜】【ほうれん草】【うぐいす菜】【芥子菜】【夏野菜】【野菜】
野菜 類語関連語 【春菜 春の菜】【青菜】【ほうれん草】【うぐいす菜】【芥子菜】【夏野菜】【野菜】_b0223579_14154628.jpeg
【春菜 春の菜】

春菜 の俳句
がらがらと運ばれてくる春菜かな 石田郷子
すぐにじむ春菜の緑擂鉢に 有馬朗人 天為
せせらぎにこごみて洗ふ三月菜 伊藤トキノ
べんり菜といふイタリアの春野菜 後藤比奈夫 めんない千鳥
みちのくの空まだ固し春菜摘む 吉野トシ子
よし野出て又珍しや三月菜 蕪村
よし野出で又珍らしや三月菜 与謝蕪村
一汁や春菜盛りて淡々し 石橋秀野
三月菜つむや朝雨光り降る 渡辺蟹歩
三月菜にがし軍靴は空耳か 鈴木ふさえ
三月菜洗ふや水もうすみどり 谷迪子
三月菜真上の鳶がつと流れ 高澤良一 素抱
壇家より届きし布施の三月菜 岡安迷子
存分に春菜を洗う山の水 横池かをる
山住みの土間ひろびろと春菜打つ 市ヶ谷洋子
岩の上を水流れをり春菜籠 安野裕子
嶽の秀に風が雲捲く三月菜 川合尋
座して座して母球となれ三月菜 藤村多加夫
手甲かけ女の軍春菜負ふ 古舘曹人 能登の蛙
故郷の海見下して春菜摘む 川村ひろし
春菜ついばむ命短き鶏ばかり 北原志満子
春菜売路地に小銭の音こぼす 渡部 良子
春菜束購ふ裏返しうらがえし 岡本眸
春菜籠京の地名のやはらかき 岡部名保子
春菜青し尼と泊りし伊豆の寺 長谷川かな女
春野菜糶落されてみづみづし 鈴木真砂女 夕螢
檀家より届きし布施の三月菜 岡安迷子
母の忌の赤根を太く春野菜 下田稔
水を見てひと息に解く春菜束 北村仁子
沼風の籠くつがへす春菜摘 奥井信子
石の上昔春菜を摘みし丘 細見綾子 黄 炎
童顔をたたへられ摘む三月菜 長谷川かな女 花寂び
籠の鳥にも一枚の三月菜 下坂速穂
花さして春菜流るゝ熊木川 前田普羅 能登蒼し
見も知らぬをんなの手紙三月菜 細川加賀 生身魂
風よけの鳴く音にあをき三月菜 篠田悌二郎
鶏鳴や茹でて春菜のひとにぎり 藤井寿江子
すぐにじむ春菜の緑擂鉢に 有馬朗人 天為
べんり菜といふイタリアの春野菜 後藤比奈夫
リヤカーを縁台代り春菜売 鷹羽狩行
一汁や春菜盛りて淡々し 石橋秀野
溢るるを片手抑へに春菜籠 岡本眸
花さして春菜流るゝ熊木川 前田普羅 能登蒼し
靴先に陶片当つる三月菜 上田五千石『天路』補遺
後圃春菜はなやか山妻これを摘む 山口青邨
行尽す前な畠の三月菜 土芳
手甲かけ女の軍春菜負ふ 古舘曹人 能登の蛙
春の菜のいろ淡からず加賀料理 鷹羽狩行
春菜を買ふべく鍵を鎖し出づ 西東三鬼
春菜束購ふ裏返しうらがへし 岡本眸
春菜摘むたのしさに顔上げもせず 岡本眸
春菜野にかなしげな唄ばかり流る 金子兜太
春野菜糶落されてみづみづし 鈴木真砂女 夕螢
春野菜糶落とされてみづみづし 鈴木真砂女
城外に春菜を摘む人等かな 山口青邨
石の上昔春菜を摘みし丘(山の辺の道二句) 細見綾子
雪脱いて春の菜あをし温泉村 石川桂郎 高蘆
蝶~も余波おしむや三月菜 芙雀
東慶寺春菜清らに五六条(鎌倉、東慶寺) 細見綾子
布留の里春菜を滴みて時忘る(山の辺の道二句) 細見綾子
盆に盛る春菜淡し鶴料理る 杉田久女
笊に摘みてわづかなれども春菜かな 村山故郷

【青菜】

青菜を含む俳句例
猟銃音青菜畑に蝶がゆれ/大井雅人
一村は青菜つくりて冬籠/子規句集
爼や青菜で拭ふ烏賊の墨/松瀬青々
白波や島に青菜の初景色/戸田道子
すでに冬落人村の青菜かな/柿本多映
海の上妊婦と青菜運ばるる/沢木欣一
十月やみづの青菜の夕靄も/藤田湘子
冬あはれ海より低き青菜畠/小林康治
風花や地に一畳の青菜売り/山本秋穂
老婆去り水際に浮ぶ捨て青菜/桂信子
秋の空青菜車のつゞきけり/正岡子規
朝寒や青菜ちらばる市の跡/正岡子規
朝霜や青菜つみ出す三河嶋/正岡子規
茹で青菜水に浸せる初音かな/廣田宏美
青菜つづく地平に基地の降誕祭/飴山實
青菜種野ぼくの土の斯く深く/成田千空
彩史忌の返し青菜が重い昼/五十嵐研三
掃溜に青菜の屑をしぐれけり/正岡子規
春深雪買はねばならぬ青菜の値/及川貞
畑の青菜抜きつくし浪音の冬/大橋裸木
月光の宿る青菜を茄でこぼす/武田和郎
から風や青菜踏みつけ檻の鷲/吉岡禅寺洞
人が人を愛したりして青菜に虫/池田澄子
狐貌して来し立春の青菜売/長谷川かな女
春の雪青菜をゆでてゐたる間も/細見綾子
流寓の冬につゞきて青菜干す/百合山羽公
眉を剃り青菜の青を間引きけり/鳴戸奈菜
睦み合ふも明日を恃みの青菜飯/山口草堂
寄鍋に青菜と私が揉まれます/武井美幸枝
冬青菜したゝる夕日ごと背負ふ/北沢瑞史
雪国へ貨車は青菜を積み込める/館岡沙緻
雪橇に日をのせ子乗せ青菜のす/中山純子
最上川につつこみ青菜振り洗ふ/加藤秋邨
暑き日の市になえたる青菜かな/筑紫磐井
青菜たべてそれからの夜半鐘声/阿部完市
師の古稀に集うて甲斐の青菜飯/伊藤いと子
短日や茄でて青菜のこれっぽっち/池田澄子
茹で上げて青菜のみどり日脚伸ぶ/新井和子
野鍬冶の妻青菜漬けると土間わたる/飴山實
青菜茹であげて春愁やぶれたる/つじ加代子
今朝の青菜の露けきを云ひて母なる/大橋裸木
青菜提げてかくれ谷より老婆かな/猿橋統流子
今朝の八百屋に青菜推高し求むるとし/大橋裸木
遠雷やひとり昼餉の青菜汁/石橋秀野「桜濃く」
朝が濡れてゐて濡れた青菜売りに来る/大橋裸木

立春や青菜畑に雪つもり吉田康子
しゃきしゃきと青菜食感楽しめる 伊藤憲子
春疾風籠の青菜の飛びたがる甲州千草

【ほうれん草】

ほうれん草 の俳句
さんざんな日の食卓にほうれん草 高澤良一 宿好
しをらしや細茎赤きはうれん草 村上鬼城
はうれん草の花がすたすたゆくアジア 栗林千津
はうれん草一把さげ赤ん坊の父 中山純子 沙羅
はうれん草女の野心萎え易き 西村和子 窓
はうれん草湯の上に水継ぎ足して 高澤良一 素抱
はうれん草頭そろへて友をまつ 寺田京子
ほうれん草つめたリュツクヘ妊る妻 金子兜太
ほうれん草の冬爆弾が仕掛けられ 和知喜八 同齢
ほうれん草の赤根揃へ束ねられたる 人間を彫る 大橋裸木
ほうれん草一把も一人には過ぎて 石山佇牛
ほうれん草乳首のごとき根を洗う 間宮千江
低い垣ぬちほうれんさう植わりぬかる道 梅林句屑 喜谷六花
夫愛すほうれん草の紅愛す 岡本眸
好き嫌ひ直らぬ齢はうれん草 高澤良一 素抱
斎の膳はうれん草の緑かな 高野素十
梅が散るほうれん草の畑かな 清崎敏郎
独身やほうれん草はすぐゆだり 菖蒲あや
風強き日は子が太りはうれん草 小島 健
あを~と菠薐草の雪間かな 増田手古奈
わがために吾家貧しく菠薐草 下村槐太 天涯 下村槐太全句集
われにある野性の血潮菠薐草 出井一雨
ジャズ唄ひ乍ら菠薐草洗ふ 樋口玉蹊子
ドア開ければ菠薐草の畑がある 加倉井秋を 午後の窓
不可もなし可もなし菠薐草甘し 星野麥丘人
作らねど句は妻もすき菠薐草 富安風生
先生の菠薐草をまた賜ふ 下村槐太 天涯
吾子のロ菠薐草のみどり染め 深見けん二
巡視船菠薐草を茹でてをり 安川掴雲
己が把を菠薐草の葉がいたはる 中村草田男
引き捨てし菠薐草よ花ざかり 吉田 ひで
忘られて鬱の色なる菠薐草 鍵和田[のり]子
母許の肥立ちうれしき菠薐草 久米惠子
箱蒔の菠薐草やかな女の忌 阿部みどり女 『陽炎』
菠薐草の花は葉の色さびしき日 中尾寿美子
菠薐草の花咲き涙いつ乾く 阿部みどり女 『雪嶺』
菠薐草の赤根が好きで踊り好き 星野紗一
菠薐草スープよ煮えよ子よ癒えよ 西村和子 窓
菠薐草一把も一人には過ぎて 石山佇牛
菠薐草土に喰ひ込み氷る谷 沢木欣一
菠薐草如でて自愛や切なりと 宇多喜代子 象
菠薐草妻奨めればそろと箸 高澤良一 随笑
菠薐草種子吐かせある莚かな 西本一都 景色
菠薐草薹立ち妻の誕生日 西本一都
菠薐草買はずにすみしほどの出来 松谷良太
赤い根のところ南無妙菠薐草 川崎展宏
金婚夫婦小鳥となれり菠薐草 山本嵯迷
雨つけて菠薐草も黒髪も 岸本尚毅 舜
鶏交る菠薐草の端踏みて 菖蒲あや あ や
谷戸冷えてはうれん草に甘味増す 高澤良一 石鏡
茹であげてこれっぱかりのほうれん草 高澤良一 暮津
はうれん草の赤茎を客に向けあきなふ 松崎鉄之介
ほうれん草つめたリュックヘ妊る妻 金子兜太
吾子のロ菠薐草のみどり染め 深見けん二
斎の膳ほうれん草の緑かな 高野素十
正体をくらましてゐる菠薐草 飯島晴子
先生の菠薐草をまた賜ふ 下村槐太 天涯
梅が散るほうれん草の畑かな 清崎敏郎
不可もなし可もなし菠薐草甘し 寒食 星野麥丘人
夫愛すはうれん草の紅愛す 岡本眸
北国が気になる赤根菠薐草 能村登四郎
論多き菠薐草の深緑 相生垣瓜人 明治草
茹で汁をきつぱりと切る菠薐草 能村登四郎
菠薐草京終(ばて)にこゑいでにけり 岡井省二 前後
菠薐草繁りぬ鶲逃げてゆく 斎藤玄 狩眼

小ぎれいに男所帯や菠薐草阿部紀子
鍋よりも大きなはうれん草茹でる 坊城俊樹
垣根越しほうれん草を一握り山内栄美子
旅終へて煮びたし旨し菠薐草東芳子
病院の味噌汁今朝も菠薐草田中呑舟
菠薐草雨の後なる緑濃し山口秀子
つきあひのいつしか間遠菠薐草 田中藤穂
好き嫌ひ有無を言はせず菠薐草 稲畑汀子
菠薐草主婦歴五十年となり樺山翠
菠薐草の赤き根洗ふ幸田文大地真理
食べ嫌ひ「神が見てるよ」はうれんさう 竹内悦子
日は西にはうれん草はお浸しに 安居正浩
菠薐草抜く手際良き農夫婦山口庸子
菠薐草今日も湯掻いてをさな妻 稲畑廣太郎
茹で上り鉢にちんまり菠薐草長崎桂子
釈奠に祀るはうれん草真青福島せいぎ
母おそろし菠薐草を食べなさい   川崎展宏


【うぐいす菜】

鶯菜 の俳句
うぐひす菜町に出そめて人逝けり 中山純子
それ一種で野辺の宿かせ鶯菜 宗因
ほとほとと粥になじみぬ鶯菜 大石悦子 百花
まないたにのこる蕾や鶯菜 青木就一郎
井の水もけふ豊かなり鶯菜 石田あき子 見舞籠
何に見入る男の周り鶯菜 松本まさ子
分校の畑や花咲く鶯菜 豊田陰涼子
切る音もざく~汁や鶯菜 夕景
堰の水豊かに溢れ鶯菜 杉田英子
妻癒えてきし家うらの鴬菜 皆川盤水
客ありて摘む菜園の鶯菜 深見けん二
摘そへよ膳のむかひの鴬菜 加舎白雄
摘みそへよ膳のむかひの鶯菜 白雄
暁の水ほとばしる鶯菜 上田歌子
朝摘みの鳴きだしさうな鶯菜 沢 知子
歯切れよく朝の始まる鶯菜 大槻久美
海原のけふはれやかに鶯菜 三木照恵
烈風や茹でて色よき鴬菜 藤原たかを
病癒ゆ辛子ききたる鶯菜 松江千鶴子
病良き朝餉ちよつぴり鶯菜 森総彦
目の玉のぴかぴかしたり鶯菜 中尾寿美子
筑波嶺へ光を増やす鶯菜 名取思郷
草川に勢ひのあり鶯菜 乾 節子
行く先や旅の日数の鴬菜 井上井月
鴬菜洗ふや噴井あふれしめ 大竹孤悠
鶯菜ある日烈しく泪しぬ 中尾寿美子
鶯菜その名を思いながら摘む 池田澄子
鶯菜放ちひとりのお味噌汁 副島いみ子
鶯菜洗い上げたる浅みどり 木梨皓一
鶯菜洗ふや噴井あふれしめ 大竹孤悠
鶯菜洗ふ夕日が山羊鳴かせ 米川欣秀
鶯菜洗へばくくと泣きゐたり 岡本まち子
鶯菜花かかげたり妻病めば 三浦歌郷
鶯菜蒔くはここ瓜蒔くはここ 井上史葉
鶯菜間引きし中に風生まる 熊倉陽子
茹でてその名にふさはしき鴬菜 鷹羽狩行

鶯菜朝の汁にと畑より滝沢伊代次
青丹よし奈良に摘みゐて鶯菜北崎展江
おもしろく摘んでしまひぬ鶯菜 甲州千草

【壬生菜】


【芥子菜】

芥菜の俳句
からし菜が濃緑に夜や明けぬらし 前田普羅 新訂普羅句集
からし菜に直ぐ積りけり春の雪 前田普羅 新訂普羅句集
からし菜の湯を通したる緑かな 中村青一路
からし菜の花に廃船よこたはる 阿波野青畝
からし菜の花に春行なみだ哉 松岡青蘿
からし菜の花のつづきの醍醐かな 村山美恵子
からし菜や折りて揃へてかさ高し 前田普羅 新訂普羅句集
からし菜を漬けて他人と言はるる身 八牧美喜子
からし菜を買ふや福銭のこし置き 長谷川かな女
病院食に生粋の芥菜をつけよ 鮫島康子
芥菜や京は底冷えなほ残り 小沢游湖
芥菜を好める齢子に弱し 澤木欣一
茎立てゝからし菜雄々し勇しゝ 前田普羅 新訂普羅句集
誰が蒔きし芥菜を摘む越辺川 川村松野
からし菜の薹立つ頃や蜆汁 正岡子規 蜆
からし菜の花も呆けて入間郡 鈴木真砂女 紫木蓮
からし菜の花に廃船よこたはる 阿波野青畝
からし菜の花に春行なみだ哉 松岡青蘿
からし菜の一畝を老のたつき哉 正岡子規 芥菜

芥子菜や川原へ降りる土手の道 瀬島洒望
君嫁菜吾からし菜の握り飯南うみを
せせらぎの底に芥菜煌めけり赤座典子
芥子菜の花盛りなる中州かな萩原久代
湯に通す芥子菜の色雪霏々と佐野和子
芥菜も黄色の生地の花開く福盛悦子

【夏野菜】

裏方となり夏野菜刻みをり辻享子
直売の百円市場夏野菜二瓶洋子
出揃ひて絵心誘ふ夏野菜小林恵子
鍋にをどるビタミン色の夏野菜竹内弘子
店先に夏野菜置く先斗町田中佳子
夏野菜これでおしまひラタトウユ 安本恵子
賑やかに取れたて届く夏野菜今野明子
スーパーの日替り安売り夏野菜 池田光子
呼び止めて土産に持たす夏野菜 石田きよし
夏野菜のヘルシーピザや山の風 松田和子
父母の愛の宅配夏野菜宮田香
まづは目で味はふサラダ夏野菜 木村茂登子
夏野菜カレーを好むをさなかな 竹内悦子
貸農園銀行員が夏野菜足利錞子
根もとには藁整然と夏野菜稲田和子
夏野菜のカレー好評婿の作竹内悦子
両の手に持ちきれぬ程夏野菜大日向幸江
千切りに短冊切りに夏野菜黒澤登美枝
夏野菜あるだけ入れしカレーなる 森なほ子
店頭をはみ出てゐたる夏野菜加藤北天
子に送る彩りも添へ夏野菜竹村淳
薄紅の岩塩を振る夏野菜安藤久美子
夏野菜あれこれ揃ヘバーベキュー 松村光典
トーストが焼けて卵と夏野菜星野椿

【野菜】

野菜を含む俳句例
春暁や野菜車の相次で/篠原
白菜は藁の鉢巻野菜舟/浜明史
配送の野菜満載雪上車/羽吹利夫
冬隣る秩父の市の野菜馬/石原舟月
半夏水や野菜のきれる竹生嶋/許六
赤トンボ市花市野菜市/坂野登志子
秋深し地下食堂の貧血野菜/穴井太
満月に傷あり肉肉野菜肉/夏石番矢
大鍋は寄進の野菜報恩講/皆川光峰
料峭や括り直して野菜売る/原光栄
新田郡冬の野菜は萌黄色/角川照子
大鍋に野菜がおどる初竃/小松富子
野菜曳く村の小町の頬被り/松浦釉
八月や野菜畑の疲れけり/清水静子
内子座の片陰にゐる野菜売/安藤実
旧正の門の内なる野菜畑/吉田槻水
野菜売り鶏鳴に来て春の汗/友岡子郷
才能をほめる送別会の野菜/増山美島
掃き寄せて芋茎祭の野菜屑/江川虹村
雪中に眠る野菜と父のパイプ/穴井太
大霜の上げ潮にのる野菜舟/石原舟月
森の家のぞく驟雨の野菜売/堀口星眠
水澄んで籠一杯の野菜かな/岸本尚毅
寒雲より垂れ来て塔や野菜市/有働亨
灯台が見え花野菜収穫期/伊藤いと子
赤とんぼ野菜いろ~の裏畠/滝井孝作
上賀茂や涼しき声の野菜売/松浦克子
冬深む汁の野菜に甘味出て/大熊輝一
野兎も売る朝採りの野菜市/伊澤秋家
あるままに野菜揃へて七日粥/川村甚七
いなづまにつめたき籠の野菜かな/林火
朝うちは野菜もならぶ生姜市/甲賀山村
野菜くさ~他に白も少しあり/高浜虚子
野菜市場にさんさんと雪解星/飯田龍太
畝涼しく高原野菜向ひ峯まで/佐野美智
クレープの野菜の温し黄落季/関森勝夫
約束の目高もさげて野菜売/塩谷はつ枝
野菜抱き日焼けも怖ぢず附添婦/及川貞
旅に覚めりんりんと冬野菜ある/渋谷道
冬瓜のひとつがふさぐ野菜籠/和田祥子
出来のよき野菜をならべ農具市/森田峠
野菜涅槃図葱の高足侍りけり/高澤良一
野菜種さらさら乾き虫時雨/殿村莵絲子
野菜苗勤めもどりて夜に植うる/瀧春一
太陽は街に野菜はトラックに/寺川峡秋
女兵居り空が野菜の匂いして/阿部完市
小雪や月の夜干しの白野菜/細木芒角星
鳥帰る野菜の花の咲くころを/岡本高明
野菜苗植ゑて幸福な日と云はむ/瀧春一
蟹赤し野菜を洗ふ海女の前/米澤吾亦紅
どこかが火事硝子と変る野菜屑/寺田京子
極暑なる野菜炒めの鍋飛び出て/伊藤京子
真ん中に露けく座り野菜売り/安田千枝子
鋭く苦き野菜を愛す真昼なり/水野真由美
ビニールの中ともされて冬野菜/中野白暮
己が荷にもたれ昼寝の野菜売/長屋せい子
味噌野菜ふる里のしあわせ送る/山本幸江
雪割つて野菜掘り出す義仲忌/寺崎美江女
福引の野菜の嵩をもてあまし/田中千鶴子
青みどろ野菜高値となりにけり/岩田由美
火鉢だきほまち稼ぎの野菜売り/田中明子
野菜好きの人々異端教義の相談/田中信克
野菜工場から帰り戦争映画観る/清水冬視
野菜庫ヘコックの傘や冬の雨/楠目橙黄子
海じまひけふに夕日の野菜売/篠田悌二郎
もてなしの秋の野菜の彩の冴え/柴田白葉女
変な一日だった空飛ぶ野菜だった/井手都子
フライパンに野菜が跳ねるパリー祭/堀敬子
帰省子の気がやさしくて野菜とる/飯田蛇笏
掘り起す野菜まぶしき二月かな/吉河ともこ
獲りたての野菜の籠にきりぎりす/石倉京子
玩具と野菜畳に置くよ春待つよ/磯貝碧蹄館
短日やトラックで来る野菜売り/小俣由とり
神楽宿のわやわや切り口並ぶ野菜/伊丹公子
いもうとが一羽二羽ゐて夏やさい/筑紫磐井
薄れしは野菜のあまみ年用意/鍵和田ゆう子
野菜籠ころがり朝のひかりあふれ/磯辺幹介
野菜サラダけっこう場所をとる朝だ/前田弘
モチーフの野菜勝手な事を云う/笛木あき子
野菜屋に花の売らるる彼岸かな/井浦ひろ子
清水鳴る高原野菜「プッチーニ」/吉原文音
身に入みてけふこの頃の野菜かな/岸本尚毅
夏の霧やさいさらだに来ていたり/小宅容義
ふんだんに高原野菜のバーベキュー/高澤良一
朝の野菜バリバリ噛んで脱皮する/岸本マチ子
死の朝は野菜積まれるそのならわし/岩切雅人
野菜サラダを盛り上げてゆく平和主義/森須蘭
野菜炒めへ灯がとびこむよ復活祭/磯貝碧蹄館
コスモス畑で野菜のようなkiss/橋田サカエ
山ン中の野菜ばたけへ滝きこゆ/飛鳥田れい無公
春の雨ぶり心臓があり野菜サラダの一皿/中塚たづ子
ひし~と背骨を感じ野菜の中にある蕗の薹/中塚たづ子

以上


by 575fudemakase | 2022-08-06 00:47 | ブログ


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
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全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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サーカスの旅 星新一作 ももろ絵
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