現代秀句 新増補版 正木ゆう子 春秋社を読んで (高澤良一)
現代秀句 新増補版 正木ゆう子 春秋社を読んで (高澤良一)
2002・3・21初版 2012・11・25増補版 2020・10・8新・増補版
わが好みの句を抜いた。🌈
夜をこめて蟲の清めし暁ぞ 後藤是山
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎
白梅や天没地没虚空没 永田耕衣 (老人ホームに入居して)
豪雪や母の臥所のかぐはしく 橋閒石
階段が無くて海鼠の日暮かな 橋閒石
三枚におろされている暑さかな 江國滋
銀河系のとある酒場のヒヤシンス 橋閒石
寒卵どの曲線もかへりくる 加藤秋邨
木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ 加藤秋邨
おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ 加藤秋邨
たった一つの朝顔にメンデリズム存す 加藤秋邨
百代の過客しんがりに猫の子も 加藤秋邨
満月やたたかふ猫はのびあがり 加藤秋邨
ながきながき春暁の貨車なつかしき 加藤秋邨
鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女
羅や人悲します恋をして 鈴木真砂女
死なうかと囁かれしは蛍の夜 鈴木真砂女
女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子
冬麗の微塵となりて去らんとす 相馬遷子
思ひいますさまじければすぐ返す 相馬遷子
頭の中で白い夏野となつている 高屋窓秋
ちるさくら海あをければ海へちる 高屋窓秋
山鳩よみればまはりに雪がふる 高屋窓秋
ねころんで居ても絹莢出来て出来て 清水径子
倒れたる板間の葱に似て困る 清水径子
春ひとり槍投げて槍に歩み寄る 能村登四郎
ほたる火の冷たさをこそ火と言はめ 能村登四郎
身を裂いて咲く朝顔のありにけり 能村登四郎
瓜人先生羽化このかたの大霞 能村登四郎
霜掃きし箒しばらくして倒る 能村登四郎
長子次子稚くて逝けり浮いて来い 能村登四郎
月明に我立つ他は帚草 能村登四郎
うららかや長居の客のごとく生き 能村登四郎
春雪三日祭の如く過ぎにけり 石田波郷
雪降れり時間の束の降るごとく 石田波郷
音なく白く重く冷たく雪降る闇 中村苑子
貌が棲む芒の中の捨て鏡 中村苑子
たてよこに富士伸びてゐる夏野かな 桂 信子
秋嶺の闇に入らむとなほ容 桂 信子
虚空にてかすかに鳴りし鷹の腹 桂 信子
草の根の蛇の眠りにとどきけり 桂 信子
野に蜜のあふれて村のひるねどき 桂 信子
雀らの地べたを消して大暑あり 斉藤 玄
傘寿とはそよそよと葉が付いてゐる 中尾寿美子
今日も干す昨日の色の唐辛子 林 翔
胡桃割るこきんと故郷鍵あいて 林 翔
初蝶は影をだいじにして舞へり 高木晴子
てつせんのほか蔓ものを愛さずに 安藤次男
霜橋はがねのこゑをはなちけり 石原八束
人体冷えて東北白い花盛り 金子兜太
暗黒や関東平野に火事一つ 金子兜太
谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな 金子兜太
冬眠の蝮のほかは寝息なし 金子兜太
おおかみに螢が一つ付いていた 金子兜太
陰(ほと)に生る麦尊けれ青山河 佐藤鬼房
切株があり愚直の斧があり 佐藤鬼房
長距離寝台列車(ブルートレーン)のスパークを浴び白長須鯨(しろながす)佐藤鬼房
やませ来るいたちのやうにしなやかに 佐藤鬼房
残る虫暗闇を食ひちぎりゐる 佐藤鬼房
天上も淋しからんに燕子花 鈴木六林男
遺品あり岩波文庫「安倍一族」 鈴木六林男
雪嶺のひとたび暮れて顕はるる 森澄雄
秋の淡海(おうみ)かすみ誰にもたよりせず 森澄雄
緑山中かなしきことによくねむる 森澄雄
白をもて一つ年とる浮鷗 森澄雄
ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森澄雄
木の實のごとき臍もちき死なしめき 森澄雄
父母の亡き裏口開いて枯木山 飯田龍太
手が見えて父が落葉の山歩く 飯田龍太
どの子にも涼しく風の吹く日かな 飯田龍太
いきいきと三月生る雲の奥 飯田龍太
雪の日暮れはいくたびも読む文のごとし 飯田龍太
黒猫の子のぞろぞろと月夜かな 飯田龍太
百千鳥雌蕊雄蕊を囃すなり 飯田龍太
魞竹をがらがら落す蓬かな 石田勝彦
虹二重神も恋愛したまへり 津田清子
るす番の雀よ薔薇よお悧口さん 津田清子
砂漠に立つ正真正銘津田清子 津田清子
はじめての雪闇に降り闇にやむ 野澤節子
春燈にひとりの奈落ありて坐す 野澤節子
春曙何すべくして目覚めけむ 野澤節子
天地の息合ひて激し雪降らす 野澤節子
天日も鬣吹かれ冬怒濤 野澤節子
かもめ来よ天金の書をひらくたび 三橋敏雄
くび垂れて飲む水広し夏ゆふべ 三橋敏雄
長濤を以て音なし夏の海 三橋敏雄
戦争と畳の上の団扇かな 三橋敏雄
手をあげて此世の友は来りけり 三橋敏雄
帝国の昔路上に兩手つき 三橋敏雄
二つ目の原爆の日も過ぎにけり 三橋敏雄
地震國日本お粗末寒満月 三橋敏雄
石段のはじめは地べた秋祭 三橋敏雄
これ着ると梟が啼くめくら縞 飯島晴子
孔子一行衣服で赭い梨を拭き 飯島晴子
天網は冬の菫の匂かな 飯島晴子
恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子
寒晴やあはれ舞妓の背の高き 飯島晴子
ほんだはら潰し尽くしてからなら退く 飯島晴子
海鼠切りもとのかたちに寄せてある 小原啄葉
水底の影も流れて桐一葉 小原啄葉
桜蓼たのしきこともまたあらん 藤崎 久を
水音のして来しほかは依然霧 藤崎 久を
もどりくる昭和のねずみ花火かな 小川双々子
薄氷の吹かれて端の重なれる 深見けん二
雪催ふ琴になる木となれぬ木と 神尾久美子
まなこ荒れ/たちまち/朝の/終りかな 高柳重信
ソース壜汚れて立てる野分かな 波多野爽波
チューリップ花びら外れかけてをり 波多野爽波
滝となる前のいづけさ藤映す 鷲谷七菜子
今生の汗が消えゆくお母さん 古賀まり子
鉛筆の遺書ならば忘れ易からむ 林田紀音夫
大鯉のぎいと廻りぬ秋の昼 岡井省二
暮の秋佛頭のごと家に居り 岡井省二
太陽のさがせばありて蓮枯るる 久保田博
ねころべば血もまた横に蝶の空 八田木枯
東大寺湯屋の空ゆく落花かな 宇佐美魚目
初夢のいきなり太き蝶の原 宇佐美魚目
空蝉をのせて銀扇くもりけり 宇佐美魚目
筍や雨粒ひとつふたつ百 藤田湘子
あめんぼと雨とあめんぼと雨と 藤田湘子
揚羽より速し吉野の女学生 藤田湘子
七月や雨脚を見て門司にあり 藤田湘子
天山の夕空も見ず鷹老いぬ 藤田湘子
悪女たらむ氷ことごとく割り歩む 山田みづえ
「大和」よりヨモツヒラサカスミレサク 川崎展宏
白桃の皮引く指にやゝちから 川崎展宏
鶏頭に鶏頭ごつと触れゐたる 川崎展宏
海鼠あり故にわれありかぼすもある 川崎展宏
祀ることなくて澄みけり十三夜 川崎展宏
思はざる山より出でし後の月 福田甲子雄
栃木にいろいろ雨のたましいもいたり 安倍完市
前にゐてうしろへゆきし蜻蛉かな 今井杏太郎
長き夜のところどころを眠りけり 今井杏太郎
雲の峰一人の家を一人発ち 岡本眸
大寒の明日へきちんと枕置く 岡本眸
帯巻くとからだ廻しぬ祭笛 鈴木鷹夫
正月の雪真清水の中に落つ 廣瀬直人
或る闇は蟲の形をして哭けり 河原枇杷男
さみだれや喰わねば腐るものを喰う 静 人臣
みちのくの星入り氷柱われに呉れよ 鷹羽狩行
胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行
摩天楼より新緑がパセリほど 鷹羽狩行
雪見酒なんのかんのと幸せよ 星野椿
落椿とはとつぜんに華やげる 稲畑汀子
今日何も彼もなにもかも春らしく 稲畑汀子
雲雀落ち天に金粉残りけり 平井照敏
揺れやすきところより花咲きそめし 山上樹実雄
豪雨止み山の裏まで星月夜 岡田日郎
雪渓の水汲みに出る星の中 岡田日郎
鶴啼くやわが身のこゑと思ふまで 鍵和田[ゆう]子
渡り鳥みるみるわれの小さくなり 上田五千石
これ以上澄みなば水の傷つかむ 上田五千石
ほととぎす父を思えば笠智衆 千葉孝子
天皇の白髪にこそ夏の月 宇多喜代子
遠くまで行く秋風とすこし行く 矢島渚男
ピーマン切って中を明るくしてあげた 池田澄子
プールサイドの鋭利な彼へ近づき行く 中嶋秀子
まつくらな那須野ケ原の鉦叩 黒田杏子
新宿ははるかなる墓碑鳥渡る 福永耕二
寒ければ電球の中覗き込む 白木 忠
一滴の声も余さず蝉死せり 白木 忠
某日や風が廻せる扇風機 正木浩一
虚子の忌の大浴場に泳ぐなり 辻 桃子
底紅や黙つてあがる母の家 千葉晧史
大風やはうれん草が落ちてゐる 千葉晧史
極月の空青々と追ふものなし 金田咲子
南浦和のダリヤを仮りのあはれとす 攝津幸彦
路地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦
葦原にざぶざぶと夏来たりけり 保坂敏子
返球の濡れてゐたりし鰯雲 今井 聖
菜の花の斜面を潜水服のまま 今井 聖
万有引力あり馬鈴薯にくぼみあり 奥坂まや
飛込の途中たましひ遅れけり 中原道夫
白魚のさかなたること略しけり 中原道夫
雨の糸まじへ千筋の糸桜 片山由美子
まだもののかたちに雪の積もりをり 片山由美子
安房は手を広げたる国夏つばめ 鎌倉佐弓
クレヨンの黄を麦秋のために折る 林 桂
淡海といふ大いなる雪間あり 長谷川 櫂
さらしくぢら人類すでに黄昏れて 小澤 實
悉く全集にあり衣被 田中裕明
雨だれの向かうは雨や蟻地獄 岸本尚毅
山藤が山藤を吐きつづけをり 五島高資
わるいけどあんたがきらひ夜の秋 山本紫黄
きちいちと鳴いて心に入りくる 大木あまり
泥かぶるたびに角組み光る蘆 高野ムツオ
瓦礫みな人間のもの犬ふぐり 高野ムツオ
車にも仰臥という死春の月 高野ムツオ
かぜの子に敬礼をしてかぜ心地 細谷喨々
喉を診る真ツ赤におはす風邪の神 細谷喨々
寒禽の取り付く小枝あやまたず 西村和子
佐渡ヶ島ほどに布団を離しけり 櫂 未知子
一瞬にしてみな遺品雲の峰 櫂 未知子
死ぬときは箸置くやうに草の花 小川軽舟
うみどりのみなましろなる帰省かな 高柳克弘
あぢさゐはすべて残像ではないか 山口優夢
身に覚えあるシベリアの寒波来る 村松路生
がつたんと年越す寝台車の中で 依田明倫
星全部はだかで光りダリヤの上 依田明倫
鴨猟や僕には襤褸(ボロー)ニング銃 依田明倫
うららかや崖をこぼるる崖自身 澤 好摩
睡魔来てしばし目つむる茄子手入 沢崎だるま
垂れそめし稲穂や誰ももう死ぬな 沢崎だるま
狼は亡び木霊は存(ながら)ふる 三村純也
ビル、がく、ずれて、ゆくな、ん、てきれ、いき、れ なかはられいこ
羚羊の糞の両端尖りをり 谷口智行
人参を並べておけば分かるなり 鴇田智哉
以上
(妄言陳謝)
by 575fudemakase
| 2024-08-05 00:57
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by 575fudemakase
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全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。
尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。
《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)
例1 残暑 の例句を調べる
検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語
例2 盆唄 の例句を調べる
検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語
以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。
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尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
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以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。
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