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最近の嘱目句あれこれ4 2024年 (高澤良一)

最近の嘱目句あれこれ4 2024年 (高澤良一)

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最近の嘱目句あれこれ4 2024年 (高澤良一)_b0223579_05204602.png
◼️春
吉良上野介刃傷
この無念武士の意気地の松の廊
木にのぼり何んちゃらかんちゃら説く蛙 🐸
焼海苔でおししまいまいして朝餉
凧作り職人の見す色見本
横須賀へ又又トンネル梅林過ぎ
わたしんちは桃咲く路来て曲がる角
さんしゆゆに続き万作咲くお庭
春告げる万作窓が記憶する
わたしんちはさんしゆゆ万作と咲いて春
蜜吸ふによくしたもんだよ蝶の口
だらだらと森青蛙の泡袋
深掘りして海市の解説活きるホ句

◼️夏
柿青に徹すそれ見て我儘雨(わがままあめ)
私雨八丈島にては所雨
夏休みはいつまでなのかと聞いてみる
宿題を片す子がゐてバーガー店
教材を広げて若者バーガー店
傘下げてしづしづ野分のバーガー店
アロハ着てバーガー食う奴駅前店
シーバスの蛇体くねらせゆく夏海
ここからは町名変わる橋涼み
正面にかがよふ海やしらす丼
夏を詠む平明余情モットーに
倉(くら)の窓ことごとく開け夏祭
思ひだせぬ人名全く糞暑き
ポートタワー晩涼の灯を配りそむ
コンビニ買のサクレさくれば別天地 (氷菓サクレは商品名)
花茣蓙に買物ごっこの子がふたり
買物ごっこ五色のおはじき分けあって
炎天へ出る気といやいや五分五分よ
山妻と三浦の西瓜半分こ
気休めのポカリスウェット朝からのむ
クレヨン書き花火炸裂展示板
眼下に見ゆ真白き魚道スリリング
炎熱にかげろふ舗道アップダウン
汗し詠む句材は見たモノ感じたコト
成功は傲慢を産む羽蟻の夜
ふたたび来てふり仰ぐ山つひに虹 🌈
ぼんやりと海辺の海桐に手を延べて
古着などもち出し夏は夏らしく
暑ければ買物意外何もせず
唯外を見てゐるだけの炎暑の日々
夏を夏らしくせむとて買ふ造花
夏を夏らしく過してこの上着
けふは蒸す一寸早いが半ズボン 🩳
酷暑の日々昭和フタケタおたおたす
喜雨告げる朝をのこのこ起き出して

御来光
唱ふ経一字違ひの御来迎

戦時
夕餉にはちゃちな器におから容れ
妻の押すボタンは「リズム」扇風機
蚊に弱く機械に強き妻なりき
脱皮せる力を空蝉まだ温存
白服の着服無理と申し上げ
白服の着服一寸無理ですよ
自転車のペダル踏んづけ焼野ゆく
自転車のペダル踏んづけ漕ぐ焼野
あぶく一つ放つ他なき蓴かな
すがりゐし手放すにいにい裏の森 🌳🌳森🌳🌳
ご臨終眠気がおそってくる瞬間
焼きけぶらす鯵の干物は佐島産
婆九十甘甘バナナに目を細め
いちばん甘いバナナは台湾高砂産
かぶりつく真夏の西瓜水替り 🍉
西瓜の皮薄きは進化ご時世よ
片足をトントン耳の潮とる子
アイスティレモンイエローすうすかすう
ストロー折り黄の氷水ぐびぐびと 💦

広重筆
薦かぶり橋ゆく人や夕立図

なさけなしトマトを切れぬ包丁これ 🍅
鰻松が繁昌する日土用雨

蛇笏に「本滝のきけば相つぐこだまかな」あれば
滝詠むに芸細かくて蛇笏節

龍太に「春の鳶寄りわかれては高みつつ」あれば
鳶詠むに芸豪快や龍太節

朝蝉のうおーんとほめく只中へ
涼しげや白紙にホ句の散らし書き

アイスの実
白桃のピューレ使用とこの氷菓
暑さうな地下足袋姿解体屋
カンカンと朝っぱらから解体屋
三泊しウッドデッキに涼めば風
暑にめげずハンディフアンを首根っこ
屋上に涼風引き込みキーテナント
処暑処暑と鳴く蝉はるか仙石原
蟹のやうな鉄腕抱いて解体車
向日葵はサンシャインイエローふり撒きて
すててこはゆるめが好きで浅葱色
土手南瓜叙するによろしくない言葉
出来立てを直送通販麻婆(まあぼう)豆腐
麻婆豆腐(まあぼう)はどんな好みの人にも合ふ
その辛さ好まれ四川の本場の味
家庭料理麻婆は日本に広まって
当店は豆腐に自家製豆(とう)板(ばん)醤(じゃん)
八角は鼻からぬける萬(まん)珍(ちん)楼(ろう)
薬膳の麻婆豆腐はクセになる
麻婆は辛さ極めて待つ飯店
麻婆は辛さが苦手の御人(おひと)にも

伊勢崎町
麻婆は見た目華やか濱の灯も
麻婆は見た目華やかザキの灯も
麻婆はごちゃまぜ味の百貨店
八角、陳皮、ウコン、桂皮(けいひ)と薬膳は
麻婆に暑さ吹き飛ぶ夕餉かな

山妻
夏バテに麻婆豆腐なんてと出す

寝ころんで暁蜩など聞きたき日
じーじっちジーなんとかと朝の蝉
押え鳴きしてゐる朝の蝉なりき
素破getティミートソースの九十九髪
口の中はひき肉だらけパスタの夏
パスタ食みお口直しにマンゴープリン
匙当ててぷるんぷるんのマンゴープリン
未だミートソースの味するリヴィングに
アジア茶房の濃厚あふれるマンゴープリン
暑に逆らひ青息吐息の手間仕事
息和して妻云ふところに同調す
甘酒をふうふう吹いて平和ボケ
妻けふは羅(うすもの)を着てしゃんな形(なり)
うっすらと苔の包める穴太(あのう)積
屋根叩きバタバタ驟雨あら大変
掃き落とす埃の溜まり場すべりひゆ
夏枯れの桂黄ばめる葉落としぬ
夏枯れの桂葉落とす真昼かな
白昼夢狐の見する百面相
水道管壊れて零す真夏の水
暗さうな処を好み昼の虫
脳天へ山葵の辛さツーカーよ
もう一段高度を上げて鬼やんま
降り足りぬ日々が続くよジギタリス

SACREという銘柄の氷菓
スプーンもてサクサク掬う黄の氷菓

削り食う檸檬の酸味濃き氷菓
コンビニで買ひ足す氷菓五つ程
図書館の自販機押し出す「おーいお茶」
水無月の家鴨が我鳴る阿字ケ池
手を振って歩く漢(やから)や炎天下
赤緑のまだら模様のプラム酸し
ネクタリン入れ歯が少しガタついて
ほの赫くキツネノカミソリ細面
被爆していかほど経つか大欅
先づはビールたのみてさしみ屋「五つぼ」かな
マスターのおすすめそれは穴子寿司
九絵食すに蓮根形の箸置きも
三重の酒「而今(じこん)」に長き夜をまかす
突き出しにざぱーんと海苔の旨み来て
黒ムツなど鮮魚の看板高掲げ
鮴などのご当地料理を出すお店

真夏日の昼餉は自家製ナポリタン
買ひ足しぬベーコンピザとマルゲリータ
ナポリピザナチュラルチーズをトッピング
ローマピザ完熟トマトをトッピング 🍕🍅
漏れ止まらぬ蛇口の一ケ夜の秋
とむらひ方問へる討論秋隣
暗闇に苧殻の上げるうすけむり
射的屋に身を乗り出して近所の子
何食うて肥えし飴色あぶら虫
サングラスマスクにかける耳の紐
昼顔のぽっぽぽっぽと湾入り江
葉が枯れては樹木が困るこの旱
庭廻り私の日課は樹の点検
肱裏に西瓜の種がひっついて
八分の一の西瓜を買ふお客

スーパーにて一工夫
ダンボールの小片持って西瓜守る

浮いて困る私の入れ歯昭和の日
ねずみ花火路上に放つ男ども
齢に似ず花柄模様の夏ぶとん
片虹にエール送るは登山帽
キラキラ太陽虹は出づらく足踏す

◼️秋
日本に圧の加はるタイフーン
弓形の日本掠めてタイフーン
東北に被害及ぼすタイフーン
その進路又又変えてタイフーン
台風はのらりくらりと赤道附近
台風は変な進路をとり北上
台風の全貌示す予報官
缶からが二つ未だ空(から)葦岸辺
突堤に缶から二つ鯊日和
葦叢に没す釣人日は南中
開花日に見当つけて菊作り
彼岸花電話にて聞く其の開花日

台風で閉店だらけの商店街
お店皆回転休業NHK
台風の何でも報告NHK
台風にてひとっこひとり来ぬ商家
台風以後空がぴかぴか何売るだぁ
台風が近づく気配愚図る蝉
大方はドア閉し台風窺ふ態
押し移る雲暗澹と走水
野分受け京急バスの横っ腹
海に出て右往左往や野分雲
野分来てダイヤはちゃめちゃ京急バス
台風にてマックも閑散駅前店
張り紙
王将は颱風の為うんぬんと
ずぶ濡れの参道脇の秋海棠
ニホンジカの糞散らばって金華山
たはぶれの世渡り上手ねこじゃらし
野分見に馬鹿か利口か紙ひとえ
雄日芝の分家に当るねこじゃらし
さしあたり溝萩蒲の分家筋
朝霧はもちろん深く鍋島邸
満々たる月に向かって蛾の発てる
離岸せるフェリーに丸き月の海
忘られゐる月夜の月見隙間より

一茶に「めでたさも中くらいなりおらが春」あれば
面白さ中位なる世の月見

どぶろくで先づはカンパイご先祖様
何でもない空が戻りて台風以後
野分あといつものお日様のぼり出す
を月様幾つまだ齢しゃ若いのー
ありあはせのお野菜並べ月を待つ

指月布袋画賛 仙厓
あの月をとってくれろと背なかの子

藤圭子
長き夜をよってらっしゃいお兄さん

朝餉のあとおおしいつくがうだうだと
お月見のこの句はいかがと妻に問ふ
朝顔に魅入るは隣の植栗さん 🌰
乾杯はプルシャンブルーのぶだう酒で
匙もて食ぶサフランイエロー茶碗蒸し
菊の白撲って上がれる時の雨

虎造節
旅ゆけば七度かはる秋の空

えいやぁと杣の子団栗踏みつぶす
やまぶきの黄葉(きば)打ち山茶花散らしの雨
桃食めばこれがなかなかまろき味
痩せこけたコスモスの立つ園の丘
蚊の刺し跡これがなんともバツ悪し
硫黄臭の殺生河原より蜻蛉
会津若松蔵座敷にてコーヒーなど
長き夜を「釣りバカ日誌」男鹿の巻
大昔小昔箱根の吾亦紅
中洲より蒲の穂絮のふわふわと
水映りよろしき能取の草紅葉
おがら焚早める段取り進めけり
雨の中地を擦る風や送り盆
台風下送り火雨に消されさう
ご両親雨に発たせる魂送り
雨の中濡れないやうにおがら焚く
台風下の御魂送りとなりにけり
魂送るに何としたことこの豪雨
とうがん買ふ勇気なければ店を出る
遠近(をちこち)をへめぐる台車豊の秋
老人達台車をぐるぐるAコープ
焼海苔でおししまいまい豊の秋
肉じゃがを腹に納めぬ暮の秋
肉じゃがをふうふう云うて遅夕飯
いちじく食ふ摘む指先をこうやって

大文字五山に降る雨深深と
大文字点火の様子もうろうと
点火済み全ての山に火の灯る
直前に山に降る雨大文字
薪濡らす雨直前に大文字
小一時間火祭り中継十念寺
磯田先生資料片手にお盆のこと
村上隆絵になる顔で大文字
大文字先祖がありて今がある
ご先祖さまお送り申すと火の祭り
けふのゲスト村上隆は愛犬家
放送中継今舟形の火床より
雨の後空気もすんで大文字
広沢のとうろう流しの色とりどり
鳥居形とうろう流しの映える池
鳥居形仄明るくて大文字
揺らめける松明左大文字
浮かび来るお船の形大文字
薪燃ゆ音も収録大文字
火床より走る松明大文字
闇に浮く「妙」「法」の文字声にして
松ケ崎妙法送り火パチパチと
五山の送り火これ滅罪の焔とも

箱根に来る避暑客目当ては大文字
避暑兼ねて箱根の山の大文字
大正より箱根強羅の大文字
強羅にて殿下もお見えの大文字

出来過ぎの稲田を渡る里の風
西陣を思はす野山の錦其処
我が影を写してみたくなる秋水
蒲の穂の影がゆらゆら秋の水
秋水をバシャリとやりし池の鯉
茗荷の子何処にと覗くその根もと
盆帰省の人等で混める品川駅
元質屋の細路地ゆけば流れ星
神様の采配野の色山の色

惟然に「梅の花赤いは赤いはあかひはさ」の句あれば
赤まんま惟然の好きな朱ヶが好き

惟然に「追善 追つかんたれもやがてぞ夏月」の句あれば
月見する我もやがてぞ唯の煙

椨の木の根方圧する虫の声
松の木の梢より降る虫の声

シュウマイ弁当買ひ込み旅は大船より
もう一段高きところをゆく雁金(かりがね)
もしかしてきのふ来た鳥虫とりに
つまらねぇことをいつまでぶつぶつ酒
サインポールくるくる野分の過ぎし街
雀蛤となり「ビルぶら」と云ふ番組
土地の人虫追ひと云ふ虫送り
おだてられお目が高いと扇子買ふ
茶碗蒸しなど出し「あそこ」と云ふお店
ねずみ花火放つ輩(やから)の高笑ひ

Aコープにて 米不足
秋田小町はおひとり一ヶ不作につけ
農林省からお達しのある非常食
鎌倉へ間道細り力草
麻のれん分け入る飲み屋は「三代目」
まだ確かな足どり酒場と云ふ聖地
深酔ひの鎌田の夜空にバンザイす
秋田恋しいぶりがっこの突き出しに
筆頭に馬刺しをあげるお品書

日向薬師
まんじゅさげ昔はそれで鳴らした寺
もう咲くか日向薬師のまんじゅさげ
未だ咲くや稲田辺りのまんじゅさげ
まんじゅさげの球根欅の走り根沿ひ
棒きれもて死人花撲つ辺りの子

虫送り棒をおっ立て村の衆
運動会ゴール附近に旗もつ子
運動会母お手製のにぎりめし
先生を要に球投げ運動会
桃をむく僅かな力使いては
祖母より聞くものが一切大震災
朝採りのこれが全部よ茗荷の子
一位の実三つ四つ放り込める口
金沢八景
東京の人が来て釣る鯊の川
飛ぶ前に姿勢を正す糞バッタ
背もたれの凹みなぞれば中昔
南無妙と経誦すやうに鉦叩
葛根湯のんで性根の据はる方
宙吊りのふくべ重りて俳諧味

◼️冬
さあどうなる帰りの交通十夜寺
電球はもとより明し十夜寺
あれこれと燃やして年の夜の狭庭
ふくろふの首を廻せば鳴る時計
青森の木莵の棲みつくりんごの木 🍎
我の他誰もいません木莵守る畑
終車出て夜がつめたい銀座かな
フェリー発つチャコールグレーの波切って
でっくわす八手に息をのめば雨
メモ書きに 薬 サカイヤ 晴天なら 💊
どんぐりのいっぱい落ちてゐる処
誰も居ぬ木曾路をゆけば横時雨
焼鳥は皮がお目当て神田まで
焼鳥は皮だよ醤油のタレまみれ
横須賀の立ち喰い焼鳥この路地に
突き出しはあへて云はぬが葱のぬた

惟然に「萩枯れて奥の細道どこへやら」の句あれば
新宿の奥の細道酒場へと

道北の地酒と云へば男山
裕次郎など来た床屋日短
ファッションタウン青山ゆけば絨毯屋
鳥を焼き大将遣り繰りする酒房
煮凝りの角煮に竹の箸延ばす
目の座る客に鰰一夜干し
品書きに富山のふぐと墨黒く

◼️新年
御来光骨の髄まで沁む淑気
出初式乗り手梯子を五、六段

◼️拾遺 オリンピック等
地に膝を噛ませて槍投げ一本目
三度来て入手スマホの抽選券

◼️雑
整腸剤How muchエビス・ビオヘルミン
吾輩の他手をつけず本の山
甘けれどうしてどうしていける酒
ともかくも先が永さう退職以後
ほんとの句面白くなく手きびしく
おんぶされずり落ちさうなお目目の子

血圧高ければ
ご用心体が呼んでる塩こんぶ

打つ守る野球はしっかり九回まで

午睡
すいません夢の中まであやまりに
夜の蝶に新宿・銀座ネオン町

カスバの女
お酌して酒場をんなのうすなさけ

はにかみ屋でちょっと巻き舌藤圭子

圭子の発声を分析すれば
とんでもない声の振り幅「バカだなぁ」
何のことこの子凄いよ藤圭子

涙の酒 未練ばかりがただつのる
はしご酒 バカだなバカだな投げつけて
見てくれと全く違ふ藤圭子
一発屋ならぬ唄出し藤圭子
誰が云ひし声と外見ビックリだ‼
圭子言
たのしみは寝っころがってボケてること

夢は夜ひらく♩🎶
夜さくネオン夜さくちょうちょも嘘っぽし

十五十六 私の人生暗かった

室内はミッドナイトブルーの地下のバァ

元気かと問へばまあねと返す孫

関根正二 信仰の悲しみ
画のをんな自分の道はこゝなんだ

エルグレコの受胎告知
色どりに深度ありけり聖母像

モネの絵の睡蓮絵具の物質感(まちえーる)

熊谷守一
死に様をがぁーと絵にする守一画

日本近代洋画 まなざしのヒント
眼は生き物 花も生き物 少女の帽

テルマエは平和がデホルト入浴図
カラカラ帝カラカラ浴場広めしよ
山を越え川越えローマの水道網
大海の泡から生まるヴィーナス像

絵は食べ物味はふものぞ裸婦像も

五人の裸婦
をんな描く藤田の裸婦の輪郭線

エッフェルは鉄売る会社万国博
複製画ひまわりこれはあっゴッホ

花開く入浴文化テルマエ展
花開く入浴文化江戸っ子の
日本の入浴文化テルマエ展
塗り込める香油は肌の保湿用
熱湯出すメスライオンの吐水口 👄

恐竜は轟けるもの大地をゆく 🦕🦕🦕
気がついたキムチは残ると貧乏臭(くさ)
辛党のわたしに激辛キムチ出ぬ
朝餉なるかますの干物にかぶりつく

米不足
買いだめなど、どうにでもなる世となりぬ

生活支援商品
民(たみ)助くに具の無き茶碗蒸し考案

東北急襲
ニュース速報日立で震度5弱とぞ

歌川国芳
国芳の壁のむだ書き漫画チック
鉄火肌国芳描く骸骨図

曽我蕭白
怪童の笑ひ絶えない蕭白画
怪童のケタケタ笑ひ毒々し
問題児蕭白立ちはだかる個展

ねっとりと萬珍楼のホイコウロウ

以上
(妄言陳謝)


by 575fudemakase | 2024-08-21 05:08 | ブログ | Trackback


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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