2018年 04月 16日 ( 3 )

金毘羅 の俳句

金毘羅 の俳句
金毘羅

こんぴらの春や我らに通り札 斎藤 梅子
こんぴらの百段堂にてラムネのむ 高澤良一 寒暑
どの道を行くもこんぴら豆の花 佐伯啓子
ながし樽初金毘羅にとゞきけり 森 婆羅
ビルの稜初金毘羅の燈を囲み 有馬籌子
下駄ひきて初金比羅の石だたみ 村沢夏風
下駄ひきて初金毘羅の石だたみ 村沢夏風
花人の足腰問はる象頭山 高澤良一 寒暑
花吹雪ぱっぱと金比羅大権現 高澤良一 寒暑
汗ばみて初金毘羅の段登る 三谷 美子
脚垂れてきて金刀比羅の春蚊かな 古舘曹人 樹下石上
琴平の駕籠舁き溜り若楓 神田美穂子
琴平参道さくら蘂降る石畳 吉野義子
金比羅に大絵馬あげる日永哉 日永 正岡子規
金比羅の奥社に匂ふ蚊遣香 坂下草風
金比羅の代参といふ春の宿 萩原麦草 麦嵐
金比羅へ舟あしはやし亀の声 磯貝碧蹄館
金比羅参り燕出入りのいっぷく茶屋 高澤良一 寒暑
金比羅参り蝶の身軽さ羨しとも 高澤良一 寒暑
金毘羅の神饌田小屋あと薺萌ゆ 水田千風
月の出て再び仰ぐ象頭山 酒井黙禅
呉服所のあれは誰やらこんぴら会 斯波園女
刻を待つ初金毘羅の出仕巫女 麻野太十
骨董もならべ雑踏初金毘羅 小川濤美子
子遍路が乗れば金比羅舟ゆるゝ 萩原麦草 麦嵐
春の海鯛も金毘羅参り哉 春の海 正岡子規
春興の駕籠に揺られて象頭山 高澤良一 寒暑
初金刀比羅耳掻売も出てゐたる 永方裕子
初金比羅みな舞台より海を見る 斎部薫風
初金毘羅みな舞台より海を見る 斎部薫風
初金毘羅一刀彫で恵比須笑む 砂井斗志男
初金毘羅屋台の暖簾波に蛸 金子蛙次郎
初金毘羅髪切るほどの願もなく 佐藤仙花
初薬師初金毘羅と逢ひ貯めて 鈴木栄子
松風の松しぐるるや象頭山 広瀬惟然
象頭山その他春山皆似たり 松本たかし
象頭山詣でし朝寝のふくらはぎ 高澤良一 寒暑
新薬師初金毘羅と逢ひ貯めて 鈴木榮子
雪ながら初金毘羅の雑沓に 池田光枝
打ち連れて舟人来たり金刀比羅祭 若尾高城
担ぎゆく初金毘羅の流し樽 香川芳水
竹杖の音にこんぴらさま若葉 杉本寛
朝日さす紙帳の中や蚊の迷ひ 丈草「金毘羅会」
椎の実の朽ちかけてゐる金比羅社 高澤良一 暮津
辻埋めて初金刀比羅の植木市 富岡掬池路
天井の金比羅札や蚊帳名残り 内田百間
田植終へ結ひの金毘羅参りかな 田窪 正
東風の船金毘羅詣りばかりなり 比叡 野村泊月
灯を入るる初金比羅の仁王かな 井川木仙子
灯を入るゝ初金比羅の仁王かな 井川木仙子
馬に乗る衣かづきあり金比羅会 才麿
落し文拾ひ金刀比羅詣かな 棚山波朗
涼しさを見せてそよぐや城の松 丈草「金毘羅会」
鱧鮓を膝に金比羅囃子かな 壺井久子
金毘羅 補遺

渦潮に四噸金比羅丸頼む 山口誓子
脚垂れてきて金刀比羅の春蚊かな 古舘曹人 樹下石上
金比羅に大絵馬あげる日永哉 正岡子規 日永
金比羅の祭の面のまま歩む 阿波野青畝
金毘羅は船神老朽船われ初詣 山口青邨
金毘羅ふねふね春の日の振子かな 岡井省二 鯛の鯛
秋興や金刀比羅駕籠の握り綱 百合山羽公 樂土以後
春の海鯛も金毘羅参り哉 正岡子規 春の海
象頭山その他春山皆似たり 松本たかし
野馬追に金毘羅詣づ総大将 松崎鉄之介
金毘羅 続補遺

橋廊に袖をひかれな金毘羅会 泥足
呉服所のあれは誰やらこんぴら会 園女
松風の松しぐるゝや象頭山 惟然
跡乗の太刀やさながら金毘羅会 舎羅
以上

by 575fudemakase | 2018-04-16 18:39 | 無季 | Trackback | Comments(0)

車前の花 の俳句

車前の花 の俳句
車前の花

おほばこの花に日暮の母のこゑ 大獄青児
おほばこの花に風吹く船揃 友岡子郷
おほばこの花のうつれる植田かな 清崎敏郎
おほばこの花の若さを詠ひたし 細見綾子 黄 炎
おほばこの花の地温ののぼり来る 嶋田麻紀「夢重力」
おほばこの花は穂をなし泉の辺 清崎敏郎
おほばこの花をはげしく雨叩く 若土白羊
おんばこの花に仔馬の跳ねにけり 鈴木しげを
よくゆれてへらおほばこの咲き始め 佐々木六戈 百韻反故 冬の皺
骨っぽい浅間の山も花車前草も 田畑まさじ
雑草のなかの雑草車前草咲く 高澤良一 鳩信
車前草の花かかげたり深轍 高木良多
車前草の花が土下座の奥の院 檜 紀代
車前草の花に椀置きメノコ墓 西本一都 景色
車前草の花のふるへる山の湖 大坪景章
車前草の花のよごれや牧場口 鈴鹿野風呂
車前草の花へ跼むも花博士 辻田克巳
車前草の花ゆきずりの犬が嗅ぐ 岩崎 潮
車前草の花引抜きて草角力 大崎幸虹
車前草の花茎でいくさはじめたり 山井東夫
車前草の花白い犬ついてくる 平井順子(響焔)
車前草の花鞭囚人に千切り難く 香西照雄 素心
車前草の紐のやうなる花かかげ 綿利信子
車前草や花はさびしも草の中 金谷信夫
車前草咲きかたちに出でて走り雲 中村草田男
銃口に車前草の花咲かせてやる 工藤博司
踏まれつつ車前草花を了りけり 勝田得之
働いて働いておほばこの花 和田佳子「未来図合同句集」
車前草の花鞭囚人に千切り難く 香西照雄 素心
以上

by 575fudemakase | 2018-04-16 17:41 | 夏の季語 | Trackback | Comments(0)

車前 の俳句

車前 の俳句
車前

おほばこの芽や大小の葉三つ 高野素十
おほばこの葉の焦げてゐるキャンプかな 富安風生
おほばこの葉は末枯れずありにけり 星野立子
おほばこも雀隠れとなりにけり 銀漢 吉岡禅寺洞
おほばこや常着の袖のけふ短かに 石川桂郎
おほばこや踏まれて育つ男の子 西村浩風
おほばこを打ち擲つて父の忌なりけり 原田喬
おほばこを涵せる雨や盆三日 飯田蛇笏
おんばこなるべしビリチス句なふたこゑどり 加藤郁乎
おんばこや息やはらかく親仔牛 つじ加代子
クローバと混る車前草田舎の出 香西照雄 対話
雨脚のぴょんぴょん車前草伝ひなる 高澤良一 ぱらりとせ
蝦夷大葉子青空に花穂さし入れて 高澤良一 燕音
近ぢかと路よけあふや車前草鳴る 中村草田男
湖畔にて車前草の露滂沱たり 富安風生
降り立ちて蝦夷大葉子の飛行場 高澤良一 燕音
死に至るわが道草のおほばこよ 佐藤鬼房
七夕の大葉子の穂のたくましや 高橋馬相 秋山越
車前草に覆はれ竪穴住居の丘 高澤良一 寒暑
車前草に仏事のいとこはとこかな 渡辺純枝
車前草に埋もれて道は在るには在る 高澤良一 素抱
車前草に夕つゆ早き森を出し 室生とみ子
車前草のつん~のびて畦昼餉 高田瑠璃子
車前草の花茎でいくさはじめたり 山井東夫
車前草の小さくたしかな梅雨の影 阿部みどり女 笹鳴
車前草の新しき穂と古き穂と 高澤良一 鳩信
車前草の長き命や門の径 岡本松浜 白菊
車前草の踏まれ踏まれし蹴速塚 橋本榮治 麦生
車前草の穂の擦り切れし岬の道 高澤良一 素抱
車前草の穂も逞しく夏送る 高澤良一 素抱
車前草の葉の皆ぬれて滝の道 鈴鹿野風呂 浜木綿
車前草の葉盛り旅に死ぬは昔 香西照雄 素心
車前草の葉裏くぐりに蛇去りぬ 青木可笑
車前草は鞭あげ山河荒るるまま 木村蕪城 寒泉
車前草も人のくすりに谷涼し 宇佐美魚目 秋収冬蔵
車前草や今年勤めて日焼けたり 大野林火
車前草を踏んずけて沼一巡り 高澤良一 素抱
車前草生ふ阜の墳土の固かりき 高澤良一 寒暑
車前草踏み遺跡ガイドのボランティア 高澤良一 寒暑
吹かれてはへらおほばこのへらさわぐ 佐々木六戈
水車みち車前草はやく濡れにけり 飯田蛇笏 春蘭
草のなか車前草鞭をあげにけり 伊藤無門
大葉子を女神の滝は隠し打つ 攝津幸彦 未刊句集
踏まれつゝ車前草の葉の広ごりぬ 池上 秀子
日食の車前草乾き戦車過ぐ 宮武寒々 朱卓
番所守車前草に足沈めたり 皆川盤水
浜明くる砂地育ちの車前草に 高澤良一 素抱
怖いほどおほばこ伸びぬ極暑来 森川暁水 黴
偏見はすこぶるつよし車前草村 高澤良一 燕音
蓬萌えおほばこの葉も遅速なく 汀女
盆の雨車前草はやくぬれにけり 飯田蛇笏
夕立の脚車前草をはなれけり 清原枴童 枴童句集
話しつゝおほばこの葉をふんでゆく 星野立子
罅の入る舗装路裂け目車前草生ゆ 高澤良一 素抱
車前 補遺

おほばこのみちをゆきけり杉の山 岡井省二 夏炉
おほばこの芽や大小の葉三つ 高野素十
おほばこの葉の焦げてゐるキヤンプかな 富安風生
おほばこや見えゐて山の晴と褻と 岡井省二 有時
おほばこや常着の袖のけふ短かに 石川桂郎 高蘆
おほばこを踏みあまた踏み青き踏む 山口青邨
おほばこを踏みてキャンプも名残かな 清崎敏郎
おほばこを涵せる雨や盆三日 飯田蛇笏 雪峡
クローバと混る車前草田舎の出 香西照雄 対話
湖畔にて車前草の露滂沱たり 富安風生
最上川下り車前草踏み来し靴 岡井省二 明野
死に至るわが道草の車前草よ 佐藤鬼房
車前草が溺れて涼し夕立晴 富安風生
車前草の葉盛り旅に死ぬは昔 香西照雄 素心
車前草は鞭あげ山河荒るるまま 木村蕪城 寒泉
車前草も黄葉はりつき地の紋章 山口青邨
車前草や今年勤めて日焼けたり 大野林火 白幡南町 昭和二十九年
車前草や礎石の窪に昨夜の雨 角川源義
心音の限りは独歩 車前草 伊丹三樹彦
水車みち車前草はやく濡れにけり 飯田蛇笏 春蘭
水車径車前草はやく濡れにけり 飯田蛇笏 心像
大葉子の広葉食ひ裂く雀かな 村上鬼城
通路のおほばこの芽をけふも踏む 山口青邨
盆の雨車前草はやくぬれにけり 飯田蛇笏 春蘭
以上


by 575fudemakase | 2018-04-16 17:38 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)


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(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
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例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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