2018年 11月 02日 ( 5 )

酉の市あれこれ の俳句

酉の市あれこれ の俳句


酉の市 お酉さま 酉の町詣 熊手市 おかめ市

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一の酉

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二の酉

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三の酉

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以上


by 575fudemakase | 2018-11-02 17:25 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

三の酉 の俳句

三の酉 の俳句

三の酉

うなぎやのせまき梯子の三の酉 車谷 弘
たか~とあはれは三の酉の月 久保田万太郎
たかぐとあはれは三の酉の月 久保田万太郎
たかだかとあはれは三の酉の月 久保田万太郎
たけくらべありしくらがり三の酉 吉田渭城
ドラマの恋遂げて安堵や三の酉 長谷川かな女 花寂び
ぱらぱらと手締めありけり三の酉(横須賀諏訪神社) 高澤良一 石鏡
一と二はしぐれて風の三の酉 百合山羽公
雨脚を数へてゐたり三の酉 吉田鴻司
横降りの雨の手締や三の酉 金原登志子
河岸の子の赤き長靴三の酉 黒田杏子
海岸に大廻りしぬ三の酉 長谷川かな女 雨 月
客足のこれからこれから三の酉 高澤良一 燕音
月低くかかりて三の酉がある 久保太一
荒縄のとぐろの冷ゆる三の酉 鍵和田[ゆう]子 飛鳥
高張りの風に揉まれて三の酉 鷹羽狩行
高張をもみ消す霧や三の酉 村上鬼城
鯖味噌煮秀二うとみき三の酉 矢島房利
三の酉しばらく風の落ちにけり 久保田万太郎 草の丈
三の酉すぎしと燗を熱めにし 鈴木真砂女 夕螢
三の酉すぎたここら軒々の雪虫 梅林句屑 喜谷六花
三の酉つぶるゝ雨となりにけり 久保田万太郎 草の丈
三の酉にはそれなりの福のつく 後藤比奈夫 めんない千鳥
三の酉の夜靄に溶けし水明の日 長谷川かな女 花 季
三の酉をいふ火事をいふ女かな 松根東洋城
三の酉居酒屋へ寄るあてありぬ 小原紫光 『めくら縞』
三の酉舌に冷たき鮨の貝 野沢節子
三の酉都電残りて乾らぶ街 杉本寛
三の酉母の縫糸買ひに出て 古賀まり子
三の酉葉落ちつくせし宮うしろ 金尾梅の門 古志の歌
三の酉来てはさつさと帰るなり 石田郷子
山茶花や昨日と知りし三の酉 永井龍男
手の平に納まる熊手三の酉 福田暁子
終電に間ある雑閙三の酉 石塚友二 方寸虚実
小屋組の三、四軒ほど三の酉 高澤良一 石鏡
小火騒ぎありしが雨の三の酉 能村登四郎 天上華
新宿は朝より雨の三の酉 石川桂郎 高蘆
世の中も淋しくなりぬ三の酉 正岡子
浅草や友散りじりに三の酉 鈴木としお
打ち連れて闇あたたかき三の酉 橋本 榮治
大鉄瓶滾ちて更けぬ三の酉 橋本榮治 麦生
二階よりたま~落ちて三の酉 久保田万太郎 草の丈
賑はしき匂ひの中の三の酉 山田みづえ
病む夫をひとりにしたる三の酉 江口綾子
夫婦して天気よければ三の酉 高澤良一 燕音
父の掌のあたたかかりし三の酉 渡邊千枝子
風下の提灯わなわな三の酉 鷲田 環
篝火の場所を変へたる三の酉 川井玉枝

三の酉 補遺

いのいちに火の星出づる三の酉 上田五千石 琥珀
一と二はしぐれて風の三の酉 百合山羽公 樂土以後
遠き日の火事ばなし明日三の酉 能村登四郎
下宿屋のお豊をつれて三の酉 山口青邨
串焼きの葱の熱さよ三の酉 鷹羽狩行
高張りの風に揉まれて三の酉 鷹羽狩行
三の酉すぎしと燗を熱めにし 鈴木真砂女
三の酉なきこの冬の乾きをり 能村登四郎
三の酉なき月末の街景色 能村登四郎
三の酉にはそれなりの福のつく 後藤比奈夫
三の酉らしき賑はひ熊手市 清崎敏郎
三の酉薯つらぬきし笹からび 能村登四郎
三の酉赤い実のなる町に来て 星野麥丘人 2002年
三の酉龍岡晋もすでに亡し 安住敦
残り福掻き集めんか三の酉 山口青邨
手みやげの芋やうかんも三の酉 百合山羽公 樂土以後
終電に間ある雑閙三の酉 石塚友二 方寸虚実
小火騒ぎありしが雨の三の酉 能村登四郎
新宿は朝より雨の三の酉 石川桂郎 高蘆
世の中も淋しくなりぬ三の酉 正岡子規 酉の市
賑はしき匂ひの中の三の酉 山田みづえ 木語

以上

by 575fudemakase | 2018-11-02 17:20 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

二の酉 の俳句

二の酉 の俳句

二の酉

くもり来て二の酉の夜のあたゝかに 久保田万太郎
一の酉二の酉までは幼な妻 攝津幸彦 未刊句集
雨の二の酉坐り込みたる深か煙草 鍵和田[ゆう]子 未来図
泣寝して子に二の酉の過ぎにけり 古舘曹人 樹下石上
月ありて二の酉の空暮れて行く 高浜年尾
畳の縁踏んで二の酉かと思ふ 遠山 陽子
二の酉に寄らずに乗りし電車かな 松尾隆信
二の酉のとつとと昏れてきし人出 兜木総一
二の酉の雨の中なる金魚かな 岸本尚毅 舜
二の酉の勲章祝う手をしめて 長谷川かな女
二の酉の勲章祝ふ手をしめて 長谷川かな女
二の酉の灯を掻き立てり枯木風 高澤良一 燕音
二の酉の裸灯滾る大手締 小野恵美子
二の酉へくらがりいそぐ小百姓 杉山 岳陽
二の酉へ廓ぞめきにうちまじり 福田蓼汀 山火
二の酉へ患者の屋台路地急ぐ 古賀まり子 洗 禮
二の酉もとんと忘れて夜に入りし 星野立子
二の酉やいよいよ枯るる雑司ケ谷 石田 波郷
二の酉やもてあましゐる雨支度 水原秋桜子
二の酉や淡島堂に人栖む灯 角川照子
二の酉や吊スカートのすべてに触れ 田川飛旅子 『薄荷』
二の酉や夜のニコライの空明き 黒田櫻の園
二の酉や夜浅き霧にむせながら 臼田亜浪 旅人
二の酉や恋の火種をもみ消して 大森三保子
二の酉をはずれて点り飛不動 松田ひろむ
二の酉を夜空にそれと乗る電車 長谷川かな女 牡 丹
半玉が今年の二の酉をすましけり 瀧井孝作

二の酉 補遺

泣寝して子に二の酉の過ぎにけり 古舘曹人 樹下石上
君も亦二の酉もどり鯛茶漬 能村登四郎
二の酉の験をかつぎし小盃 雨滴集 星野麥丘人
二の酉の焦げあたらしく火吹竹 鷹羽狩行
二の酉の落葉月夜となりにけり 草間時彦
二の酉へ廓ぞめきにうちまじり 福田蓼汀 山火
二の酉もとんと忘れて夜に入りし 星野立子
二の酉やいよいよ枯るる雑司ケ谷 石田波郷
二の酉や枯木襖のむらさきに 石田波郷
二の酉や夜浅き霧にむせながら 臼田亜浪 旅人 抄

以上

by 575fudemakase | 2018-11-02 17:16 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

一の酉 の俳句

一の酉 の俳句

一の酉

あたらしき電球吊られ一の酉 山田京子
つややかなおかめに出会ふ一の酉 大口公恵
はしたなく雨びちゃびちゃと一の酉 鍵和田[ゆう]子 浮標
バラ銭が笊に鳴り落つ一の酉 高澤良一 暮津
むさし野の杜華やかに一の酉 杉山岳陽
やはらかに人押し合ひて一の酉 中村金鈴
一の酉あたたかければ夜を待つ 長谷川かな女 花寂び
一の酉はぐれし一人おきて別る 小池文子 巴里蕭条
一の酉もまれて厄を貰ふまじ 大木あまり
一の酉過ぎて蕎麦湯の淡き味 吉田鴻司
一の酉菊も売るなる社道 阿部みどり女 笹鳴
一の酉星がいくつか見ゆるなり 安田鈴彦
一の酉二の酉までは幼な妻 攝津幸彦 未刊句集
一の酉夜空は紺のはなやぎて 渡邊千枝子
下町の情緒が好きで一の酉 武野恵美
釜飯を底より混ぜて一の酉 大工原朝代
駆引のさてはかどらず一の酉 佐藤 瑠璃
口上を風が持ち去る一の酉 川上澄男
溝川を日輪わたる一の酉 山口都茂女
雑踏も潮のにほへり一の酉 蓮尾あきら
七味屋にまづ灯の入りぬ一の酉 伊藤三十四
手締めには手締めの応酬一の酉 高澤良一 燕音
朱の色の燐寸の頭一の酉 亀丸公俊
小屋組の真竹のあをし一の酉 塩谷はつ枝
人波に乗るのも一手一の酉 高澤良一 暮津
切山椒へなへな雨の一の酉 有馬朗人
素うどんの薬味の匂ひ一の酉 鷹羽狩行
足許のくらき落葉や一の酉 石田あき子 見舞籠
昼出でて昼の戻りや一の酉 石川笠浦
鳥獣のけはひややある一の酉 望月百代
辻に来て夜空が広し一の酉 渡辺千枝子
灯の渦をぬければ星夜一の酉 柴田白葉女
独楽あそぶ子らを見る一の酉すみて 梅林句屑 喜谷六花
賑はひに雨の加はり一の酉 木村影志
日照雨してまた日照雨して一の酉 桑原立生
板前は教へ子なりし一の酉 能村登四郎
鼻先のかわけば来るよ一の酉 小島千架子
品書に鍋はじまりぬ一の酉 荒井正隆
風おろしくる青空や一の酉 石田波郷
風呂敷をぱつと開けば一の酉 山本恵子
骰子の一出て今日は一の酉 鈴木鷹夫 風の祭

一の酉 補遺

一の酉ベツドの裾を黄葉染め 石田波郷
口もとの黒子いとしや一の酉 鷹羽狩行
三枚におろして酢締め一の酉 鷹羽狩行
青空と風が出そめぬ一の酉 石田波郷
切山椒へなへな雨の一の酉 有馬朗人 天為
素うどんの薬味の匂ひ一の酉 鷹羽狩行
昼酒の酔ひの未し一の酉 鷹羽狩行
板前は教へ子なりし一の酉 能村登四郎
封印の恋も古びぬ一の酉 上田五千石『琥珀』補遺
風おろしくる青空や一の酉 石田波郷
風すぐに櫟しぼりぬ一の酉 石田波郷
鮨種の彩うつくしき一の酉 能村登四郎

以上

by 575fudemakase | 2018-11-02 17:14 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)

酉の市 の俳句*

酉の市 の俳句*

酉の市

あらば世にみどりいくつぞ酉の市 増田龍雨 龍雨句集
おかめ笑むほどの福請ひ酉の市 林昌華
おかめ等が夕日呼び込む酉の市 高澤良一 宿好
お宮迄行かで歸りぬ酉の市 酉の市 正岡子規
お多福の一人笑や酉の市 酒井土子
お酉樣の熊手飾るや招き猫 酉の市 正岡子規
かたまりて男ゆまるや酉の市 瀧春一
くらがりに襟を立てゆく酉の市 高澤良一 宿好
このにほひ一体何や酉の市 高澤良一 鳩信
しむる手のあざやかさ聞け酉の市 阿波野青畝
しもたやのにはか商ひ酉の市 藤井青杖子
だんだんに顔が灯に浮き酉の市 深見けん二
どぜう屋に老の気勢や酉の市 本郷和子
とっくりセーター人波をゆく酉の市 高澤良一 燕音
ぬかるみに下駄とられけり酉の市 高橋淡路女 梶の葉
ぬかるみに財布落しぬ酉の市 野村喜舟
ひとの家を更けてたちいで酉の市 石田波郷
ぶつかられ躰くるりと酉の市 高澤良一 燕音
めッきりとことしの冬や酉の市 久保田万太郎 流寓抄
もういっぽん先の道だよ酉の市 高澤良一 燕音
飴を煮てなまあたたかき酉の市 斉藤夏風
威勢よき武州の宿の酉の市 小宮久美
縁喜取る早出の人や酉の市 酉の市 正岡子規
遠き日のうなぎの味や酉の市 添野光江
押され出て切山椒買ふ酉の市 石崎宏江
外套の仕立下しや酉の市 久保田万太郎 草の丈
角店で酒ひっかけて酉の市 高澤良一 宿好
寒き故灯の美しき酉の市 深川正一郎
起つ風に身震ひ一つ酉の市 高澤良一 宿好
吉原ではぐれし人や酉の市 正岡子規
吉原てはくれし人や酉の市 酉の市 正岡子規
吉原を始めて見るや酉の市 酉の市 正岡子規
吉原を通りてかなし酉の市 阿部みどり女
境内に迷路をなして酉の市 砂長かほる
胸に袖重ねをみなら酉の市 福田蓼汀 山火
襟巻を買ひおろしけり酉の市 増田龍雨 龍雨句集
近道の思はぬ暗さ酉の市 関野俊雄
熊手市にうづくまりきく街の音 石原八束
熊手市の灯の空に舞ふ落葉影 石原八束 空の渚
熊手持つ空似の人や酉の市 高澤良一 宿好
傾城に約束のあり酉の市 酉の市 正岡子規
傾城の顏見て過ぬ酉の市 酉の市 正岡子規
畦道や月も上りて大熊手 酉の市 正岡子規
見えつつも鳥居の遠し酉の市 瀬田幸子
降りやまぬ雨に店解く酉の市 深町丘蜂
黒子にも吉凶のあり酉の市 児玉岳陽
三つ目で地下鉄を降り酉の市 高澤良一 燕音
子をつれし裏店者や酉の市 酉の市 正岡子規
時雨にもあはず三度の酉の市 時雨 正岡子規
七味売りに蕎麦がとどけり酉の市 若月瑞峰
七味売る口も八丁酉の市 高澤良一 燕音
若夫婦出してやりけり酉の市 高浜虚子
女つれし書生も出たり酉の市 酉の市 正岡子規
宵は身の入らぬ声して熊手市 及川貞
宵は身の入らぬ聲して熊手市 及川貞 夕焼
松葉屋の女房の円髷や酉の市 久保田万太郎 流寓抄
人ごみにまぎれて僧や酉の市 西沢信生
人のうしろに銭なげて何酉の市 石原八束
人の名を思ひ出せずに酉の市 辺見じゅん
人混みを抜けて夜風の酉の市 辻田操子
酔ひざまも農の名残りや酉の市 鈴木南史
世の中も淋しくなりぬ三の酉 酉の市 正岡子規
星などの高きは見ずに酉の市 篠田悌二郎
昔より江戸美しき酉の市 深川正一郎
挿絵めく赤提灯や酉の市 高澤良一 燕音
鯛焼きの餡に舌焼く酉の市 関森勝夫
地下鉄の上はごちゃごちゃ酉の市 高澤良一 暮津
通りをる電車不思議や酉の市 久米正雄 返り花
提灯のちやうちんや文字酉の市 久保田万太郎 流寓抄以後
電球も黄金光りに酉の市 高澤良一 宿好
途中から頭巾被りぬ酉の市 角田竹冷
東京ににんげん多く酉の市 山崎 聰
灯がついてよりの賑はひ酉の市 高澤良一 宿好
道ひとつはづれてさみし酉の市 茂野 六花
道変へて羅宇屋と遇へり酉の市 白澤よし子
酉の市いつか外れし闇に彳つ 久米正雄 返り花
酉の市おかめの顔のみな違ふ 川口咲子
酉の市すれ違ひざま脂粉の香 高澤良一 随笑
酉の市そのお神楽の馬鹿囃子 高橋淡路女 梶の葉
酉の市に到りも着かず戻りけり 数藤五城
酉の市の人波囃す神楽かな 野村喜舟 小石川
酉の市はづれて買ひぬ香の物 池田充子
酉の市はやくも霜の下りしかな 久保田万太郎 流寓抄以後
酉の市へ細い町を曲つては我れも 梅林句屑 喜谷六花
酉の市むかし廓のありし闇 恩田秀子
酉の市らしく朝から渡舟混む 石井とし夫
酉の市一筋裏を戻りけり 鈴木榮子
酉の市噂どほりの二人なる 柴原保佳
酉の市屋台のラッキーボール跳ね 高澤良一 石鏡
酉の市帰途の渡舟の灯のつきし 石井とし夫
酉の市見て来て牛(ぎう)の荒井屋に(横浜曙町荒井屋は鋤焼き発祥の店と聞けば) 高澤良一 石鏡
酉の市更けて綺羅星かかげけり 菖蒲あや あ や
酉の市行かず仕舞の水仕事 菖蒲あや
酉の市小き熊手をねぎりけり 酉の市 正岡子規
酉の市少し離れてけとばし屋 町田しげき
酉の市焦げし醤油の香の中に 山本光胤
酉の市身内のひとり店もちて 黒坂紫陽子
酉の市人づてにききこもるかな 籏こと
酉の市人の流れに蹤くばかり 高澤良一 燕音
酉の市数珠つなぎなる屋台の灯 高澤良一 暮津
酉の市到りも着かず戻りけり 数藤 五城
酉の市福財布とて婆も買ふ 高橋淡路女 梶の葉
酉の市六日の月も枯るるかな 太田鴻村 穂国
酉の市欅落葉がすっ飛び来 高澤良一 宿好
酉の市疱瘡神も照らさるる 高野素十
波郷病む夜空まさをき酉の市 鈴木鷹夫 渚通り
破魔矢うけたゞはぐれじと酉の市 及川貞 夕焼
半月に風の納まる酉の市 高澤良一 燕音
病室に届く熊手も酉の市 高濱年尾
風の橋いくつ渡りし酉の市 梅田桑弧
母老いて妻をさそへり酉の市 白岩 三郎
又しても火事日暮里や酉の市 増田龍雨 龍雨句集
夜の雲斑らに黒き酉の市 菅裸馬
夕餉すみて根岸を出るや酉の市 酉の市 正岡子規
裏みちの野路にも灯かげ酉の市 及川貞 夕焼
龍泉寺町のそろばん塾や酉の市 久保田万太郎 流寓抄以後
淋しさや護国寺近き酉の市 野村喜舟
烈風の西空燃えぬ酉の市 千代田葛彦 旅人木
練炭に火がつき雨の酉の市 斉藤夏風
路地に顔入れてもの啖ふ酉の市 奈良文夫
雜鬧や熊手押あふ酉の市 酉の市 正岡子規
遙かに望めば熊手押あふ酉の市 酉の市 正岡子規

酉の市 補遺

お宮迄行かで歸りぬ酉の市 正岡子規 酉の市
お酉樣の熊手飾るや招き猫 正岡子規 酉の市
しかと立つ火消韆や酉の市 水原秋櫻子 蘆雁
だんだんに顔が灯に浮き酉の市 深見けん二
ちらほらの人出の頃の酉の市 清崎敏郎
悪食の店ものぞきて酉の市 岡本眸
縁喜取る早出の人や酉の市 正岡子規 酉の市
横町のしもたや暗し酉の市 古郷
気散じにちりし銀杏や酉の市 石田波郷
吉原てはくれし人や酉の市 正岡子規 酉の市
吉原は昔語りや酉の市 高浜年尾
吉原を始めて見るや酉の市 正岡子規 酉の市
胸に袖重ねをみなら酉の市 福田蓼汀 山火
傾城に約束のあり酉の市 正岡子規 酉の市
傾城の顏見て過ぬ酉の市 正岡子規 酉の市
畦道や月も上りて大熊手 正岡子規 酉の市
三の酉らしき賑はひ熊手市 清崎敏郎
燦々の熊手市ゆき孤客たり 上田五千石『琥珀』補遺
子をつれし裏店者や酉の市 正岡子規 酉の市
時雨にもあはず三度の酉の市 正岡子規 時雨
女つれし書生も出たり酉の市 正岡子規 酉の市
宵は身の入らぬ聲して熊手市 及川貞 夕焼
人込みに押されるだけの酉の市 鈴木真砂女 紫木蓮
人波となりきし酉の市にあり 清崎敏郎
世の中も淋しくなりぬ三の酉 正岡子規 酉の市
星空を闇とは見せつ酉の市 水原秋櫻子 殉教
舌出せるおかめの笑ひ酉の市 清崎敏郎
灯るまで耐へて降りいづ酉の市 水原秋櫻子 蘆雁
道すがら聞く人の恋酉の市 古郷
酉の市ことし長子も所帯持つ 安住敦
酉の市はづれの冷を言はれけり 山田みづえ 忘
酉の市手ぶら同士の又逢へる 能村登四郎
酉の市小き熊手をねぎりけり 正岡子規 酉の市
酉の市疱瘡神も照らさるゝ 高野素十
破魔矢うけたゞはぐれじと酉の市 及川貞 夕焼
被布といふうつくしきもの酉の市 山口青邨
眉剃りし青女房や酉の市 古郷
夕餉すみて根岸を出るや酉の市 正岡子規 酉の市
裏みちの野路にも灯かげ酉の市 及川貞 夕焼
雜鬧や熊手押あふ酉の市 正岡子規 酉の市
遙かに望めば熊手押あふ酉の市 正岡子規 酉の市

酉の市 続補遺
芋頭鳶や落せし酉の市 抱一 軽挙観句藻

以上


by 575fudemakase | 2018-11-02 17:06 | 冬の季語 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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