カテゴリ:秋の季語( 1328 )

瑠璃鶲 の俳句

瑠璃鶲 の俳句


銀山のかの世のこゑの瑠璃鶲 飯田龍太

衣かけて岩に銭おく瑠璃鶲 古舘曹人 樹下石上


以上


by 575fudemakase | 2018-12-12 07:17 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

瑠璃鶲 の俳句

瑠璃鶲 の俳句


銀山のかの世のこゑの瑠璃鶲 飯田龍太

衣かけて岩に銭おく瑠璃鶲 古舘曹人 樹下石上


以上


by 575fudemakase | 2018-12-12 07:16 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

瑠璃鶲 の俳句

瑠璃鶲 の俳句


銀山のかの世のこゑの瑠璃鶲 飯田龍太

衣かけて岩に銭おく瑠璃鶲 古舘曹人 樹下石上


以上


by 575fudemakase | 2018-12-12 07:16 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

背黒鶺鴒 の俳句

背黒鶺鴒 の俳句


背黒鶺鴒新樹を過る時しろし 小松崎爽青

背黒鶺鴒波に驚きとと走り 高澤良一 ぱらりとせ

時折は背黒せきれい鳴きすぎる 細見綾子

沙羅双樹の若葉飛ぶ背黒鶺鴒や 荻原井泉水


以上


小生のオノマトペ「とと走り」は同じく擬態語「トットットッ」に近い造語である。


by 575fudemakase | 2018-12-12 06:49 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

熟柿 の俳句

熟柿 の俳句

熟柿

「吉野葛」熟柿の條を貪す 相生垣瓜人
あをばれの熟柿をすゝるをんなかな 河野静雲 閻魔
いちまいの皮の包める熟柿かな 朱鳥
うすき蒂張りひろごりて熟柿かな 原石鼎 花影以後
カブリツク熟柿ヤ髯ヲ汚シケリ 熟柿 正岡子規
くちばしの穴さまざまな熟柿かな 中田剛 珠樹
くやしくも熟柿仲間の坐につきぬ 一茶 ■文化十三年丙子(五十四歳)
たつぷりと闇を吸ひたる熟柿かな 山下知津子
たむろして熟柿すゝれる十夜婆々 河野静雲 閻魔
てのひらにうけて全き熟柿かな 木下夕爾
ぬきさしのならぬよ熟柿手にうけて 大石悦子
はたらくほどに柿は熟れ母はすこやかに シヤツと雑草 栗林一石路
ひよ鳥の熟柿をつつくしづかなり 中勘助
ふるさとや柿は戦火のいろに熟れ 楠本憲吉
まなじりをゆるめて啜る熟柿かな 草間時彦 櫻山
むざんやな草に熟柿の音一つ 太無
もみがらのさゝつてをりし熟柿かな 河野静雲 閻魔
伊賀越えや熟柿の空の広がれり 武田禅次
一すゝり皺の出来たる熟柿かな 河野静雲 閻魔
一燈と熟柿を磨崖仏の裾 皆吉爽雨
雨にぬれ日にあたゝみて熟柿かな 原 石鼎
雨の中熟れたる柿のかたまりて 香西照雄 対話
雲霧や嶽の古道柿熟す 飯田蛇笏 山廬集
音深く熟柿落けり井戸の中 熟柿 正岡子規
下宿屋の柿熟せんとすれ共得ず 寺田寅彦
家まばらに澁柿熟す西の京 熟柿 正岡子規
柿どころなる奥美濃に柿熟るる 塩川雄三
柿の木の俄に増えて熟るゝ実よ 遷子
柿熟す天つつ抜けの馬籠宿 栗田やすし
柿熟るるうしろの虚ろ峠見ゆ 昭彦
柿熟るるうしろの虚峠見ゆ 宮津昭彦
柿熟るる漁村の朝の静もりに 小川濤美子
柿熟るる真夜の硝子の光りけり 仙田洋子 橋のあなたに
柿熟るる村に眠りて俘虜の墓 吉村しげ伸
柿熟るゝ美しき日となりにけり 大隈 米陽
柿熟るる不器男旧居の撥釣瓶 安村みね子
柿熟れてがくんと暮るる安曇村 川崎慶子
柿熟れてはいと返事の良き子かな 水谷敦子
柿熟れて引力の効きはじめたる 大串章
柿熟れて角兵衛獅子の村しづか 鈴木 清
柿熟れて桑の葉もろき風たちぬ 石原舟月 山鵲
柿熟れて妻に樹のぼり心かな 星野紗一
柿熟れて村ざわざわと熊の跡 飯田貞子
柿熟れて樽の外輪のひとり歩き 小泉八重子
核の火や熟柿を包むうすき皮 上原白水
換気孔より金管の音柿熟るる 星野恒彦
居留守して継ぐ稿庭柿熟れ切つて 奈良文夫
銀盆に熟柿の揺れの静まりぬ 日原傳
愚図愚図と熟柿の息の春の霧 金子兜太
君留守の庭の熟れ柿なでて帰る 占魚
軍鶏の羽に藍ただよへり落熟柿 桂樟蹊子
敬老の日や青柿は熟れゆくのみ 瀧 春一
渓ごとに寺あり里の柿熟るる 河野 恭二
後手のみの世過ぎや跼み熟柿吸ふ 千賀静子 『種壷』
口腔に殺到すべき熟柿かな 相生垣瓜人
口中の騒然として熟柿食ふ 相生垣瓜人
此村に赤痢のはやる熟柿かな 熟柿 正岡子規
三つばかり留守の旦那に熟柿かな 尾崎紅葉
参禅の窓に落ちたる熟柿かな 長尾井蛙
山裾の錆びし鉄路や柿熟るる 岩谷照子
山門の熟柿の銭は喜捨に似る 古舘曹人 砂の音
子供歌舞伎佐渡南端の柿熟るる 中村智子
詩仙堂熟柿が落ちてくしや~に 川崎展宏
歯ぐきもて熟柿あやつり了せけり 岡田鉄 『卆心』
歯にしみて秋のとどまる熟柿かな 蓼太
持仏にも供へてありし熟柿かな 河野静雲 閻魔
寂しさの嵯峨より出たる熟柿かな 支考
手にのせて長安熟柿暮れてゆく 黒田杏子
腫れものに触るが如く熟柿食ふ 高澤良一 石鏡
秋風の相手に熟柿一ツ哉 秋風 正岡子規
襲名は熟柿の如し團十郎 筑紫磐井 婆伽梵
渋柿も熟れて王維の詩集哉 夏目漱石 明治四十三年
熟み落ちて梢に寒し柿の蔕 会津八一
熟るゝ柿*もぐにもあらず白婦人 吉良比呂武
熟れ柿に匙が添えられゐたりけり 高澤良一 石鏡
熟れ柿に色休まする深曇 林 翔
熟れ柿のどこにどう刃を入れようか 伊藤伊那男
熟れ柿の甘きをすすり血を荒らす 伊藤白潮
熟れ柿の梢に伸ばす長梯子 石川文子
熟れ柿の正体もなく日に酔うて 高澤良一 さざなみやつこ
熟れ柿や俗気盛んな僧来たる ふけとしこ 鎌の刃
熟れ柿を剥くたよりなき刃先かな 時彦
熟れ柿を溜め若者の消えし村 吉田舟水
熟柿が旨い人の疼きが洩れてくる 飯土井富美恵
熟柿すすり珠のごとくに夜の刻 金子篤子
熟柿つつく鴉が腐肉つつくかに 多佳子
熟柿といふはらわたの如きもの 栗原憲司
熟柿にうちよるまともに嫂 梅林句屑 喜谷六花
熟柿のこはばる皮を残し吸ふ 八木林之介 青霞集
熟柿の落てとばしる砧かな 高井几董
熟柿も重し肌はりつめしまま逝きしよ 香西照雄
熟柿をば悪鬼羅刹のごとく食ふ 築城百々平
熟柿一顆無為に天寿を全うす人も 福田蓼汀 秋風挽歌
熟柿皆承知年貢の納め時 高澤良一 鳩信
熟柿吸ひ水脈となりゆく吾が記憶 栗林千津
熟柿吸ふ幸福さうな頬をもち 山口青邨
熟柿吸ふ頬の飛沫は柿右衛門 原裕 『新治』
熟柿喰ぶ軒日あらはとなりにけり 石原舟月 山鵲
熟柿魂毎日喰ひて大鴉 沼尻玲子
熟柿掌に受く断りきれなくて 桂信子 花寂び 以後
熟柿食む小鳥になりし思ひかな 中島久子
熟柿二つ高きに木の葉蝶消ゆる 石原八束 空の渚
熟柿剥く空のすみずみまでしづか 奥坂まや
熟柿亦わが危険なる友なるか 相生垣瓜人 明治草抄
熟柿落ち光陰人を振りむかず 岡野洞之
熟柿落つ天より声のありしごと 大串章
熟柿落つ腹に一物もちしまま 柴田奈美
娼婦またよきか熟れたる柿食うぶ 鈴木しづ子
掌にうけて日の温みある熟柿かな 稲田 眸子
松過ぎの熟柿を匙ですくひゐる 鳥居おさむ
焼きこがす熟柿一ツや置火鉢 広瀬惟然
深夜工事の灯がぼうぼうと柿熟す 桜井博道 海上
人見れば笑ふ児となりし柿熟るゝ 碧雲居句集 大谷碧雲居
人減つて村ぢゆうの柿熟すなり 水田光雄
吹き晴れて一穢なき空柿熟るる 重松歌子
酔ひさますため熟柿吸ふ桂郎忌 吉田未灰
清閑を楽しみながら柿熟るる 高澤良一 宿好
青柿や遊びつかれし子の熟睡 滝文太郎
切株において全き熟柿かな 飯田蛇笏
切株におきてまつたき熟柿かな 飯田蛇笏
祖谷渓に筬の音して柿熟るる 太刀川虚無
他家の熟柿よ天狗の面を子に買はむ 磯貝碧蹄館 握手
多賀城跡丘なだらかに柿熟るる 田淵定人
太陽の裏まで見えて柿熟るゝ 佐野青陽人
達磨忌や更けて熟柿の落つる音 達磨忌 正岡子規
断罪や熟柿冷たく喉下る 内藤吐天 鳴海抄
地に落ちて輝やく熟柿一瞥す 松村蒼石
智慧熱に熟柿たまはる冬至かな 塚本邦雄
腸に秋のしみたる熟柿かな 支考
泥棒の眼となる柿の熟れ具合 宮 沢子
天に甘え吾にも狎れて柿熟す 百合山羽公 寒雁
店先に潰いゆる熟柿鶴来る 亀井糸游
電朴の電気のそばで柿熟す 秋元不死男
盗人のとゞかぬ所熟柿かな 横井也有 蘿葉集
湯上りの熟柿や母とゐるごとし 金久美智子
湯上りの女が寄りて熟柿剥く 永井龍男
豆柿の熟れる北窓閉しけり 室生犀星
透きとほる熟柿よ墓は奈良全土 渋谷道
胴震ふ犬に熟柿と夕凍み空 河野多希女 納め髪
豚小屋の屋根に垂れたる熟柿哉 寺田寅彦
豚小屋の軒につえたる熟柿哉 寺田寅彦
南九州に人つて柿既に熟す 夏目漱石 明治三十年
二三日の旅に村の柿みんなよく熟れし シヤツと雑草 栗林一石路
日あたりや熟柿の如き心地あり 夏目漱石
日がさして熟柿の中の種みゆる 長谷川櫂(1954-)
日だまりの熟柿に来るやみな眼白 大峯あきら 宇宙塵
日もさして雨の小村の熟柿哉 熟柿 正岡子規
婆々の舌牛にかも似て熟柿かな 河野静雲 閻魔
晩鐘や寺の熟柿の落つる音 熟柿 正岡子規
疲れなどどこにもなくて熟柿吸ふ 和田耕三郎
百ほどの柿の十九は熟れにけり 攝津幸彦 未刊句集
病子規の髭汚しけむ熟柿はや 相生垣瓜人
貧乏は口伝のごとし熟柿吸ふ たむらちせい
不機嫌なものより落つる熟柿かな 柴田奈美
風邪の目に熟柿と雨の湾とあり 宮津昭彦
物部や蘇我や渋柿熟るるまま 和田悟朗
崩壊の危機を包める熟柿かな 島津教恵
蜂の脚熟柿にまみれ飛去れり 美濃真澄
傍見せぬ巫(かんなぎ)の眼や柿熟す 田川飛旅子 『使徒の眼』
望郷のゆきつくところ 柿熟れて 池上拓哉
北窓や熟柿のともる庄屋門 角川春樹 夢殿
密教の山の彩とし柿熟るる 横山節子
明屋敷凡を百本の柿熟す 熟柿 正岡子規
木つたふて穴熊出づる熟柿かな 内藤丈草
木守柿熟るる廃屋一揆村 小原山籟
木守熟柿は赤彦のふぐりかな 平畑静塔
木伝うて穴熊出づる熟柿かな 丈草
貰い手も*もぎ手もなくて柿熟す 町田睦夫
門のうち柿熟しつつ家廂 長谷川零余子
夜半の卓眼鏡と熟柿向きあへる 中戸川朝人 星辰
唯唯諾諾熟柿の赤いかなしみは 栗林千津
夕陽に熟柿いよ~真赤なる 寺田寅彦
葉がくれや梢の入日置熟柿 捻少 選集「板東太郎」
葉隠れの熟柿を覗く鴉哉 寺田寅彦
落柿舎の塀抽んでて柿熟るる 福田幸子
旅つぐや昼の酒たべ熟柿たべ 高井北杜
齢抱くごとく熟柿をすすりけり 斎藤玄
炉話の熟柿も出してありにけり 河野静雲 閻魔
麓神熟ませし柿を貰ひけり 村越化石 山國抄
玻璃皿に熟柿の照りや夜の炬燵 遠藤 はつ
竝ぶ訃やただ柿熟るゝ時雨空 横光利一
蔕固くとろけんとする熟柿なり 阿波野青畝

熟柿 補遺

爛れたる胃のあり熟みし柿のあり 相生垣瓜人 負暄
嘴深く熟柿吸うたる眼白かな 原石鼎 花影
佛壇に熟しきつたる柿佛 森澄雄
齢抱くごとく熟柿をすすりけり 斎藤玄 雁道
落ち熟柿ものの見事につぶれたる 右城暮石 散歩圏
落ちて木端微塵となりし熟柿かな 鷹羽狩行
落ちずして熟みゆく柿や殊勝なる 相生垣瓜人 負暄
木守熟柿は赤彦のふぐりかな 平畑静塔
木の中に重き身を入れ熟柿食ふ 右城暮石 句集外 昭和二十三年
明屋敷凡を百本の柿熟す 正岡子規 熟柿
繭ひとやま熟柿ふたやま影の家 金子兜太
病弱婚柿はひつそり木で熟す 佐藤鬼房
病子規の髭汚しけむ熟柿はも 相生垣瓜人 明治草
彼の死よりわが生へ熟柿突き出でし 斎藤玄 狩眼
晩鐘や寺の熟柿の落つる音 正岡子規 熟柿
日中の騒然として熟柿食ふ 相生垣瓜人 負暄
日もさして雨の小村の熟柿哉 正岡子規 熟柿
豆柿のこま~熟るゝ天気かな 日野草城
電柱の電気のそばで柿熟す 秋元不死男
天に甘え吾にも狎れて柿熟す 百合山羽公 寒雁
天つ日のうつらうつらに柿熟す 上田五千石『天路』補遺
沈鬱を深めてをれる熟柿かな 相生垣瓜人 負暄
地下の街誰かの老婆熟柿売る 西東三鬼
樽柿のうまさをみなの熟れのごと 日野草城
達磨忌や更けて熟柿の落つる音 正岡子規 達磨忌
大熟柿吸ひひやくひろを冷やしけり 阿波野青畝
大熟の柿を迎へむ用意かな 相生垣瓜人 負暄
大いなる熟柿二つを余に贈る 高野素十
切株において全き熟柿かな 飯田蛇笏 霊芝
青竹が熟柿のどれにでも届く 飯田龍太
青空に熟柿崩るゝ天気かな 日野草城
人はいさ我に冬至の熟柿あり 相生垣瓜人 負暄
身のうちの精悍起す熟柿食ひ 能村登四郎
鍾愛や熟柿をすする影法師 飯島晴子
掌に賞でしおべんといふ熟柿 清崎敏郎
熟柿落ち常盤御前にただれけり 阿波野青畝
熟柿落ち飼猫ひそかなる歩み 桂信子 月光抄
熟柿亦わが危瞼なる友なるか 相生垣瓜人 明治草
熟柿亦わが危険なる友なるか 相生垣瓜人 明治草抄
熟柿食ふ固より我を忘れつつ 相生垣瓜人 負暄
熟柿食ふそのよろこびに没入す 森澄雄
熟柿掌に受く断りきれなくて 桂信子 晩春
熟柿吸ふ馬鹿が頭の中あるき 秋元不死男
熟柿吸ふ幸福さうな頬をもち 山口青邨
熟柿吸ふ音の夜汽車は響きやすし 大野林火 白幡南町 昭和三十一年
熟柿一顆無為に天寿を全うす人も 福田蓼汀 秋風挽歌
熟柿をも爛柿をも亦貪れり 相生垣瓜人 明治草
熟柿も重し肌はりつめしまま逝きしよ 香西照雄
熟柿はやいま手を遂に触れ得ざる 川端茅舎
熟柿のあまさもおばあさんのおもかげ 種田山頭火
熟柿には鵯に劣らず執しけり 相生垣瓜人 負暄
熟柿とも年の岸にて訣れけり 相生垣瓜人 負暄
熟柿つつく鴉が腐肉つつくかに 橋本多佳子
熟柿いくつも食ふ百姓の冬ふかし 飯田龍太
熟れ柿を剥くたよりなき刃先かな 草間時彦
熟れ柿の甘きをすすり血を荒す 伊藤白潮
熟れきって柿高きより甘露滴らす 山口誓子
熟み切らぬ柿を食ひけり待ち切れで 相生垣瓜人 負暄
熟みし柿落ちて砕けてとばしれり 相生垣瓜人 負暄
熟みし柿自暴の者に亦似たり 相生垣瓜人 負暄
熟みし柿更に寂びむとしてをれり 相生垣瓜人 負暄
秋風の相手に熟柿一ツ哉 正岡子規 秋風
時を経て皺生れたる熟柿かな 草間時彦
思ひ出は悲しい熟柿おちてつぶれた 種田山頭火
残された二つ三つが熟柿となる雲のゆきき 種田山頭火 草木塔
散薬も服みぬ熟柿も亦食ひぬ 相生垣瓜人 負暄
山門の熟柿の銭は喜捨に似る 古舘曹人 砂の音
山岨をうつろふ雲に柿熟す 飯田蛇笏 白嶽
鯖鳥の嘴ふかき熟柿かな 阿波野青畝
此村に赤痢のはやる熟柿かな 正岡子規 熟柿
胡坐居て熟柿を啜る心の喪 西東三鬼
愚図愚図と熟柿の息の春の霧 金子兜太
危ぶみし後潔く熟柿食ふ 相生垣瓜人 負暄
眼白来てひらりひらりと熟柿食ふ 右城暮石 散歩圏
棺に入る熟柿一枝わが見舞ひし 松崎鉄之介
干柿に泊る熟柿の寝息して 百合山羽公 樂土
柿熟れて奈良もこゝらはいや閑か 日野草城
柿熟れてこの世のものと思はれぬ 岡井省二 大日
柿熟るる肺腑がよごれゐる思ひ 三橋鷹女
柿熟るゝや臥して迎へし神無月 久女
柿熟みぬ木に攀ぢ難き柿主に 相生垣瓜人 負暄
柿熟す虫毬を日々立たせては 大野林火 白幡南町 昭和三十年
柿熟す愚庵に猿も弟子もなし 正岡子規 柿
柿の木の俄に増えて熟るゝ実よ 相馬遷子 山河
菓子共を凌駕したりし熟柿かな 相生垣瓜人 負暄
家まばらに澁柿熟す西の京 正岡子規 熟柿
音深く熟柿落けり井戸の中 正岡子規 熟柿
雲霧や嶽の古道柿熟す 飯田蛇笏 山廬集
雨の中熟れたる柿のかたまりて 香西照雄
雨にぬれ日にあたゝみて熟柿かな 原石鼎 花影
一呑にすべき熟柿を前にせり 相生垣瓜人 負暄
一点の斑あり全き熟柿にて 右城暮石 句集外 昭和二十三年
一熟柿我が身中に消え失せし 相生垣瓜人 負暄
胃の腑をば震はしめつつ熟柿食ふ 相生垣瓜人 負暄
わが友に唐紅の熟柿あり 相生垣瓜人 負暄
わが胃にも熟柿こなさむ責あらむ 相生垣瓜人 負暄
やつと郵便が来てそれから熟柿のおちるだけ 種田山頭火 草木塔
まなじりをゆるめて啜る熟柿かな 草間時彦 櫻山
ふるさとや柿は戦火のいろに熟れ 楠本憲吉 方壺集
ひびく音なき尼寺に柿熟す 津田清子
たより持つてきて熟柿たべて行く 種田山頭火 草木塔
その枝の重鎮として柿熟す 上田五千石『琥珀』補遺
しんめうに熟柿をすすりゐてくれよ 飯島晴子
くちづけとおもひ吸はるる熟柿かな 阿波野青畝
カブリツク熟柿ヤ髯ヲ汚シケリ 正岡子規 熟柿
かすかにも枝揺れてゐる熟柿かな 清崎敏郎
うすき蒂張りひろごりて熟柿かな 原石鼎 花影以後
いちまいの皮の包める熟柿かな 野見山朱鳥 曼珠沙華
「吉野葛」熟柿の條を貪読す 相生垣瓜人 明治草
「また越ゆべし」山柿熟れる知己らの丘 金子兜太
*喜々として呑門(のみと)を下る熟柿かも 相生垣瓜人 明治草


熟柿 続補遺

いろ~の名に熟しけり柿の果 土芳
さびしさの嵯峨より出たる熟柿哉 支考
すたり行熟柿もあるに木啄鳥 露川
なつがらす熟柿の秋が恋しいか 支考
核一つ終に呑込む熟柿かな 尚白
御所柿や熟して落る下隣 寂芝
今落て此ありさまに熟柿かな 素覧
三日月もさはらば落ちん熟柿かな 素丸 素丸発句集
山がらす觜染る熟柿かな 為有
手向草半月はやき熟柿哉 尚白
熟柿の落てとばしる砧かな 几董
宵月に影ははづれぬ熟柿哉 路健
焼こがす熟柿一ッや置火鉢 惟然
世中に落そゝくれた熟柿かな 梢風尼
腸に秋のしみたる熟柿かな 支考
病人を梢に笑ふ熟柿かな 支考
木つたふて穴熊出る熟柿かな 丈草
野烏や熟柿の觜のさし所 三宅嘯山
夕日山ひとり熟柿の落にけり 乙訓
葉隠れに浮世のがるゝ熟柿哉 露川

以上

by 575fudemakase | 2018-12-10 18:20 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

柞紅葉 の俳句

柞紅葉 の俳句

柞紅葉

おなじしぐれ柞の森や形境 調幸子 選集「板東太郎」
かへらざる木魂もあらむ柞山 塩川秀子
この庵の柞黄葉の明るさに 高野冨士子
この国のひかり以前の柞かな 五島高資
さきがけて柞が黄なり森の口 福永耕二
たどりつき柞紅葉の浮ぶ温泉に 中村若沙
ちちははの魂の青杜柞杜 加倉井秋を 『武蔵野抄』
みちゆきのゆきつくところ柞繭 大木孝子
わがこゑの山へ消えゆく柞かな 小坂文之
井戸べりの日向小さし柞の実 坪井洋子
一つしかさがせぬ不思議柞の実 蔵本丈晶
一塊の雲を動かす柞かな 石井龍生
稲淵の梟よ日の柞(ははそ)山 藤田あけ烏 赤松
歌人のこゑのたしかに柞山 小島健 木の実
潟日和柞の奥の地蔵堂 新谷ひろし
寒禽や枯枝も繁に柞の木 成田千空 地霊
枯れいそぐ柞の森の一茶堂 小島可寿
紅葉して手にのりさうな柞山 大石悦子 聞香
高原の柞黄葉の一色に 甲斐 謙次郎
山が山恋してをりぬ柞かな 小島健 木の実
山頂や忌のごとく日の楢紅葉 小島千架子
山鳴りの柞の中に癪の神 古舘曹人 樹下石上
枝に居てなくや柞のほととぎす 野澤凡兆
枝に居て鳴くや柞のほととぎす 凡兆「荒小田」
鹿寄せに風の出てゐる柞かな 古舘曹人 樹下石上
鹿啼いて柞の梢荒れにけり 蕪村
住み慣れし柞もみぢのその中に 高野冨士子
除夜の鐘柞の森を圏(わ)の中に 加倉井秋を 『武蔵野抄』
掌に受けて柞に風の重さある 足立敏子
赤松に柞もみぢの降りいそぐ 杉山岳陽
赤松に柞もみぢの散りいそぐ 杉山岳陽
切干や日にほとびたる柞山 矢島渚男
大柞墓木としての青葉かな 京極杞陽
炭に焼く柞(ははそ)も花の木陰かな 酒堂 俳諧撰集「藤の実」
炭に焼く柞も花の木陰かな 浜田酒堂
冬ぬくゝ柞に丘は透きゐけり 長谷川かな女 雨 月
冬月も柞越えたり山車曳き出よ 荒井正隆
湯けむりに柞もみぢの薄れける 今井千鶴子
道のべや柞の宿におく火入 松瀬青々
楢もみぢ支へ愚直の幹高し 玉木春夫
楢もみぢ蓑乾き行く山表 存亜
楢紅葉一路在所の秋に入る 中山白峰
白昼や馬臭のありし柞山 福井啓子
樋の口や流れもあへぬ楢紅葉 巌谷小波
片附けて骨壷ひとつ柞散る 斎藤夏風
墓山は柞山なり昼の月 林なつを
緬羊に早紅葉したる柞かな 岡嶋田比良
夜祭りの秩父に柞凪ぎにけり 塚田登美子
夕映えや柞色づく茂吉館 中川冬紫子
落葉つくして日の沁み渡る柞山 原田愛子
姨が岩月の柞の中にかな 古舘曹人
杼のごとく鳥すべり入る柞原 正木ゆう子 静かな水
柞より音はしり来る初時雨 渡辺千枝子
柞より音走り来る初時雨 渡邊千枝子
柞より赤き雑木の冬芽何 新谷根雪
柞黄葉透き亡き母の声ひびく 鈴木貞雄
柞紅葉ふいに男が引返す 熊谷愛子
柞紅葉神にて湯岩縦割れに 松田ひろむ
柞降る針打つ音の夜明けまで 児玉悦子
柞山ほとけみち経てけものみち 岡崎淳子
柞山呼び抜けて来し焼藷屋 斎藤夏風
柞散るかそけき音や山日和 岡安迷子
柞散るゆがみしままの宿儺像 永方裕子
柞散る音のはなれて四辺かな 古舘曹人 樹下石上
柞散る鬼無里に京のゆかりの名 荒井正隆
柞透き野猿の群は逃亡者 近藤梓
柞葉の明るさひとりは宮大工 中北綾子
柞葉を通す一雨をまた歩く 若林つる子
鵯のかしらも寒し柞原 ぶん村 極 月 月別句集「韻塞」

柞紅葉 補遺

うかうかと柞といひて山の上 岡井省二 五劫集
かじけ鳥ぴしとはねたる柞の枝 星野麥丘人 2005年
しぐれつつ柞に日射す貴船口 能村登四郎
看護婦のこゑ過ぐ柞黄葉かな 寒食 星野麥丘人
故里は柞を伐るが山初め 細見綾子
山鳴りの柞の中に癪の神 古舘曹人 樹下石上
鹿寄せに風の出てゐる柞かな 古舘曹人 樹下石上
藷食うべ柞の杜に睡けさす 岡井省二 明野
神還る日があまねくて柞原 能村登四郎
炭小屋や柱も椢柞ばかり 阿波野青畝
冬やこの柞の山のあかるさは 鷲谷七菜子 一盞
楢もみぢ命あまさず生きむとす 角川源義
伐り初めの柞を立てて御神酒供ふ 細見綾子
方々にかたまつて色柞原 岡井省二 鹿野
綿虫の湧きでてぬくき柞山 鷲谷七菜子 游影
姨が岩月の柞の中にかな 古舘曹人 樹下石上
柞の杜妊りの蟹狩りつくされ 佐藤鬼房
柞散る音のはなれて四辺かな 古舘曹人 樹下石上
柞木の瘤の冬日に立話 岡井省二 鹿野

柞紅葉 続補遺

枝に居てなくや柞のほととぎす 凡兆
神の柞雪の麓に茂りけり 高桑闌更
水錆江やうへは柞の薄紅葉 高桑闌更
炭に焼柞も花の木陰哉 洒堂
楢の木はまだなくならず柞の木 松窓乙二
柞原薪樵るなり秋のくれ 建部巣兆
鵯のかしらも寒し柞原 〔ブン〕村

以上


by 575fudemakase | 2018-11-15 19:43 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

紅葉 の俳句(高澤良一)

紅葉 の俳句(高澤良一)
(末尾は句集名)

拾ひ上ぐ紅葉の中の艶(あで)紅葉 高澤良一 燕音

水草紅葉叩き殖えゆく雨水輪 高澤良一 暮津

零余子黄葉始まってをり覚圓寺 高澤良一 暮津

梅早し紅葉が谷(やつ)といふところ 高澤良一 暮津

紅葉階(きざはし)掃ける竹箒 高澤良一 暮津

湖畔亭紅葉そこそこ客そこそこ(檜原湖) 高澤良一 石鏡

千頭森林鐵道跡の早紅葉 高澤良一 石鏡

讃集めをり山中の櫨紅葉 高澤良一 石鏡

紅葉狩雨の足許ばかり見て 高澤良一 石鏡

紅葉狩こゑ掛けられてこゑ返し 高澤良一 石鏡

三組の紅葉狩客会津バス 高澤良一 石鏡

寺寶なき寺こそよけれ冬紅葉 高澤良一 石鏡

落石と残る紅葉の釈迦ケ谷 高澤良一 石鏡

明るさは桜紅葉に優る君 高澤良一 石鏡

満天星が受け止め四、五枚柿紅葉 高澤良一 石鏡

山寺の紅葉の日照時間かな 高澤良一 石鏡

紅葉栞にしたき一級品 高澤良一 石鏡

板の間に八入紅葉(やしおもみじ)の照り返し 高澤良一 石鏡

もみぢ明りに何ぞ云ひたくなる 高澤良一 石鏡

光沢も魅力の一つ蔦紅葉 高澤良一 石鏡

銀杏黄葉無人のテニスコートに散る 高澤良一 石鏡

この小道冬の紅葉があればこそ 高澤良一 石鏡

紅葉北風がしごきにかかりけり 高澤良一 石鏡

大巌が行く手を塞ぐ紅葉川 高澤良一 石鏡

紅葉見る柄ではないが奥多摩へ 高澤良一 石鏡

自転車にて近場の雑木紅葉見に 高澤良一 石鏡

山風に染まらむ紅葉ならずとも 高澤良一 石鏡

初心者のカヌー教室紅葉晴れ 高澤良一 石鏡

紅葉川聞けばカヌーで下るとよ 高澤良一 石鏡

大学の紅葉見守衛に会釈して(横浜市大) 高澤良一 石鏡

吾に優るもみぢ葉拾ひ来て見する(孫美雨) 高澤良一 石鏡

紅葉谿手すりがありて大助かり(鳩ノ巣渓谷) 高澤良一 石鏡

危ふきに女近寄る紅葉狩 高澤良一 石鏡

紅葉谿巡るその足滑らせじ 高澤良一 石鏡

吊橋のずぶ濡れ紅葉の数馬峡 高澤良一 石鏡

無線もて後尾と交信紅葉狩 高澤良一 石鏡

雨ありて一色増しぬ山紅葉 高澤良一 石鏡

紅葉でも讃えむ英語かぺらぺらと 高澤良一 石鏡

紅葉やっぱりよかったこの径で 高澤良一 石鏡

紅葉狩眼鏡を拭いてさあこれから 高澤良一 石鏡

鳩ノ巣の紅葉愛でつゝ見ず知らず 高澤良一 石鏡

油瀝青(アブラチャン)紅葉づる日原街道ゆく 高澤良一 石鏡

揚舟の艫の下草もみぢして 高澤良一 石鏡

紅葉冷猛禽類は眼をつぶり 高澤良一 石鏡

大学キャンパス黄葉のもとの生演奏 高澤良一 石鏡

紅葉冷え薄着後悔してみても 高澤良一 石鏡

紅葉ひやひやするからもう帰ろ 高澤良一 石鏡

紅葉づれる断崖秩父古成層 高澤良一 石鏡

山女釣れ紅葉に腹を返しけり 高澤良一 石鏡

滝見茶屋ざっくばらんな紅葉かな 高澤良一 石鏡

これはこれでと云ひつゝ桜紅葉みる 高澤良一 石鏡

二つ目の吊橋ここも紅葉佳し 高澤良一 石鏡

手も足もこりゃあたまらむ紅葉冷え 高澤良一 石鏡

紅葉谿ダダとバイクで乗りつけて 高澤良一 石鏡

紅葉見の序で氷川の三本杉 高澤良一 石鏡

本降りでないのが救い柿紅葉 高澤良一 石鏡

紅葉見る吾らに階(きざはし)魚道にも 高澤良一 石鏡

ユリ黄葉街の趣変はりけり 高澤良一 石鏡

家鴨があがあ云ふなか水草紅葉せり 高澤良一 石鏡

ポスターに紅葉づる鎌倉始発駅 高澤良一 石鏡

紅葉山人語鳥語に匹敵す 高澤良一 鳩信

どうかうもなく山茱萸の醜(しこ)もみぢ 高澤良一 鳩信

長雨に櫻もみぢの目減りして 高澤良一 鳩信

紅葉狩薩摩おごじょのバスガイド 高澤良一 鳩信

一は彩二は取り合わせ宮紅葉 高澤良一 鳩信

幼な子の見て見て見ての草もみぢ 高澤良一 鳩信

櫨の木の霧にちょっぴりもみぢして 高澤良一 鳩信

黄葉遠慮がちなる色合ひに 高澤良一 鳩信

野毛山の桜もみぢの匂ふこと 高澤良一 鳩信

水の面に桜紅葉の心ばえ 高澤良一 鳩信

ぞんざいに桜もみぢの散るばかり 高澤良一 鳩信

朝露のまだ干ぬ内の柿もみぢ 高澤良一 鳩信

紅葉用意万端整へり 高澤良一 鳩信

週末のユリの木黄葉散り空きて 高澤良一 素抱

町並はモダンにユリの木黄葉して 高澤良一 素抱

濃尾バス尻を振り振りもみぢ山 高澤良一 素抱

大木の桂黄葉に湧く出湯 高澤良一 素抱

梓川ヤナギもみぢの散り込む瀬 高澤良一 素抱

黄葉して柳せり出す梓川 高澤良一 素抱

先づ洒落た葉なりハルニレ黄葉とよ 高澤良一 素抱

バス何處を馳すや黄葉の山ん中 高澤良一 素抱

黄葉山谷間漂ふ霧も黄に 高澤良一 素抱

乗鞍の黄葉颪と云ふに遭ふ 高澤良一 素抱

黄葉どき髪膚完爾と硫黄泉 高澤良一 素抱

楢の木沢もとより水楢黄葉して 高澤良一 素抱

もみぢもみぢとことん愉しめり 高澤良一 素抱

乗鞍の雨来て黄葉素っ飛べり 高澤良一 素抱

黄葉打つ雨音に包まれし 高澤良一 素抱

米栂の憮然に舞へる樺黄葉 高澤良一 素抱

阿弥陀光桂黄葉の押し照るは 高澤良一 素抱

乗鞍の黄葉にスリップして下山 高澤良一 素抱

乗鞍の紅葉如何と登りつめ 高澤良一 素抱

亜高山帯のもみぢの色はと見て 高澤良一 素抱

紅葉あな恥づかしの天照寺 高澤良一 素抱

自然薯黄葉城山の径明るうす 高澤良一 素抱

本丸や楓(かえるで)片枝紅葉して 高澤良一 素抱

山寄りに町は造られ朴もみぢ 高澤良一 素抱

同型の楓紅葉の全しや 高澤良一 随笑

心臓のとっくん錦木紅葉かな 高澤良一 随笑

貴(あて)人のごとく桂の黄葉みる 高澤良一 随笑

縣廳前馳すバス銀杏黄葉いろ 高澤良一 随笑

紅葉くろむらさきを深めたる 高澤良一 随笑

町内の紅葉処を一巡り 高澤良一 随笑

黄葉欅と桂の取り合はせ 高澤良一 随笑

おびんづるさまに前山紅葉して 高澤良一 随笑

やあ紅葉八番札所のぽっくりさん 高澤良一 随笑

ぼけ封じ肌着購ふ紅葉寺 高澤良一 随笑

山麓駅造花紅葉も酣に 高澤良一 随笑

黄葉いろの秩父の日中ゆく 高澤良一 随笑

打ちつけてめりこむ魚板紅葉寺 高澤良一 随笑

つまらなき色して梅のもみぢ葉は 高澤良一 随笑

この彩に安んじ梅の紅葉せり 高澤良一 随笑

全館を覆ふに足らず蔦紅葉 高澤良一 随笑

先づざっとこんな程度の宮紅葉 高澤良一 随笑

常夏のマウイ島より紅葉見に 高澤良一 随笑

もみぢ一片文(あや)の閼伽水に 高澤良一 随笑

胸を張るスクリバ石像黄葉冷え 高澤良一 随笑

いち迅く湯川水草黄葉して 高澤良一 随笑

硫黄の香虎杖黄葉したりけり 高澤良一 随笑

それならと紅葉の頃の宿をとり 高澤良一 随笑

大銀杏黄葉間引かれ素寒貧 高澤良一 宿好

間引かれて残る紅葉をうち仰ぐ 高澤良一 宿好

くわりん皆もがれし後も黄葉して 高澤良一 宿好

裸木と紅葉半々山手線 高澤良一 宿好

松蔭の教へしところ冬紅葉 高澤良一 宿好

初老とは欅黄葉を潜るに似て 高澤良一 宿好

銀杏黄葉落つときスイッチバックして 高澤良一 宿好

会心の紅葉むらぎも熱くせり 高澤良一 宿好

朗々とわたる紅葉の回廊ぞ 高澤良一 宿好

永観堂早紅葉(さもみじ)雨に色づけり 高澤良一 宿好

心鏡に写し参らむ照もみぢ 高澤良一 宿好

葉末よりもみぢ始る詩仙堂 高澤良一 宿好

一葉よりもみぢ始まる曼珠院 高澤良一 宿好

好事家の嵯峨野もみぢといふを見に 高澤良一 宿好

兵火八度かうむる寺にして紅葉 高澤良一 宿好

紅葉狩落柿舎辺りで日が暮れて 高澤良一 宿好

落柿舎の虫喰いもみぢ栞とす 高澤良一 宿好

横笛をおもひ染めたる色もみぢ 高澤良一 宿好

祇王寺の日暮紅葉の佛間にゐ 高澤良一 宿好

祇女尊女祇王尊女と紅葉観る 高澤良一 宿好

祇王寺の寵(ちょう)と音してちるもみぢ 高澤良一 宿好

紅葉冷え佛御前のおん膝も 高澤良一 宿好

さるすべりもみぢ見ながら渡り廊 高澤良一 宿好

諸鳥のこゑも染るやもみぢ御所 高澤良一 宿好

紅葉寺「魚鳥捕事禁」と定 高澤良一 宿好

もみぢ葉は真言陀羅尼 義趣を秘む 高澤良一 宿好

神護寺の紅葉明りに一凡夫 高澤良一 宿好

神護寺のここで一服紅葉茶屋 高澤良一 宿好

しぐれては鄙ぶ高雄の柿もみぢ 高澤良一 宿好

市庁舎のユリの木黄葉始まれり 高澤良一 宿好

川沿ひに歩いてしこたま紅葉冷 高澤良一 寒暑

一遍の念仏札めく散黄葉 高澤良一 寒暑

捨聖片瀬の黄葉舞ふ中を 高澤良一 寒暑

紅葉冷え厳しきを好みけり 高澤良一 寒暑

紅葉沢落石すんでのところなり 高澤良一 寒暑

紅葉して引湯泉質二系統 高澤良一 寒暑

滝音に驚き黄葉したりけり 高澤良一 寒暑

天つ日に透けざるは無し沢黄葉 高澤良一 寒暑

山漆紅葉急なり滝の前 高澤良一 寒暑

紅葉狩内助の功に報ゆべく 高澤良一 寒暑

とんとんと薪割り紅葉ちる日向 高澤良一 寒暑

野葡萄の不粋紅葉も興のうち 高澤良一 寒暑

この谷の岩に合はせて紅葉川 高澤良一 寒暑

一本のあたりをはらふ櫨紅葉 高澤良一 寒暑

黄葉水はながれて還らざる 高澤良一 寒暑

松のぼることたやすけれ蔦紅葉 高澤良一 寒暑

団体さん今到着の紅葉宿 高澤良一 寒暑

紅葉狩猩々いろのリュック負ひ 高澤良一 寒暑

紅葉十(とを)を数えて湯壺出づ 高澤良一 寒暑

湯壺へ颯と紅葉颪といふべかり 高澤良一 寒暑

紅葉狩り序でに山の湯も浴びて 高澤良一 寒暑

痛快に黄葉降れるや湯壺の上 高澤良一 寒暑

装う山松ありてこそ紅葉かな 高澤良一 寒暑

取敢へず終点で降り紅葉狩り 高澤良一 寒暑

履物のとり散らかって紅葉宿 高澤良一 寒暑

誰か云ふ冥途の土産の紅葉狩 高澤良一 寒暑

紅葉心に留む日愉しきよ 高澤良一 寒暑

紅葉且つ散りて渓流走らする 高澤良一 寒暑

ぱっとせぬ紅葉渡して山連なり 高澤良一 寒暑

山麓と温度差五度の早紅葉 高澤良一 寒暑

紅葉して今市の杉並木 高澤良一 寒暑

賄いが手ぐすねひいて紅葉宿 高澤良一 寒暑

黄葉見に洗ひ晒しの一枚着 高澤良一 寒暑

もみぢして学問処の孔子木 高澤良一 寒暑

金澤山(きんたくさん)文庫跡地の楷紅葉 高澤良一 寒暑

紅葉狩当地お天気おほむね晴れ 高澤良一 寒暑

南部ばやし造花紅葉を稚児負ふて 高澤良一 寒暑

もみぢミニチュア火山の裾野にも 高澤良一 寒暑

アスピーテライン上りの草もみぢ 高澤良一 寒暑

雪にさへ高尾ゆかりの冬紅葉 高澤良一 寒暑

紅葉散りて数葉雪のうへ 高澤良一 寒暑

紅葉鳥はスウィングして翔べり 高澤良一 燕音

神業の柱状節理崖紅葉 高澤良一 燕音

上々に紅葉仕上がり龍王峡 高澤良一 燕音

息づける紅葉に急所あるごとし 高澤良一 燕音

前山のぽかぽか黄葉共同湯 高澤良一 燕音

杉叢の幽冥昇る蔦紅葉 高澤良一 燕音

紅葉谿野岩鉄道錆鉄橋 高澤良一 燕音

山芋の黄葉せる道和みけり 高澤良一 燕音

一番の冷え込みありぬ蔦紅葉 高澤良一 燕音

産土の主の欅も紅葉せり 高澤良一 燕音

期せずしていてふ黄葉を浴びにけり 高澤良一 燕音

もみぢどっちつかずの色合にて 高澤良一 燕音

二大樹の銀杏黄葉の消耗戦 高澤良一 燕音

神品の桂黄葉とうち仰ぎ 高澤良一 燕音

鬼無里村河鹿謡へり鬼女紅葉 高澤良一 燕音

紅葉俗塵払ふ麓寺 高澤良一 燕音

石山の石皚々と冬紅葉 高澤良一 燕音

葉先まで綺麗に蘿蔔黄葉して 高澤良一 ぱらりとせ

言葉かけ合ひ楷樹もみぢの愛好家 高澤良一 ぱらりとせ

いくらかは山吹黄葉してゐたり 高澤良一 ぱらりとせ

メイプルのもみぢ押し葉にして機内 高澤良一 ぱらりとせ

そこそこに山吹黄葉したりけり 高澤良一 さざなみやつこ

独特の板谷楓もみぢの明るさで 高澤良一 さざなみやつこ

うねる丘ぶだう黄葉の幾区画 高澤良一 さざなみやつこ

紅葉狩えらい上りとなりにけり 高澤良一 さざなみやつこ

凋落の一歩手前の黄葉とも 高澤良一 さざなみやつこ

日が差して境内欅黄葉いろ 高澤良一 さざなみやつこ

ゝゝと夏櫨紅葉したりけり 高澤良一 さざなみやつこ

もみぢ柿に根負けして散りぬ 高澤良一 ももすずめ

天柱山その脇山の紅葉かな 高澤良一 ももすずめ

そろそろと野老黄葉の竹のぼる 高澤良一 ももすずめ

金時山もこもこ雑木紅葉せり 高澤良一 ねずみのこまくら

宿の餉にけとばしの出て紅葉季 高澤良一 ねずみのこまくら

いち早く自然薯黄葉狐雨 高澤良一 ねずみのこまくら


以上

by 575fudemakase | 2018-11-14 04:06 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

秋の落葉 の俳句

秋の落葉 の俳句


落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/26380219/ (←ここをクリック)


朴落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/26367886/


銀杏落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/26367781/


柿落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/26368014/


桜落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/28837178/


欅落葉

https://fudemaka57.exblog.jp/28837180/



以上


by 575fudemakase | 2018-11-09 10:16 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

欅落葉 の俳句

欅落葉 の俳句

欅落葉

この道の欅の落葉はじまりぬ 風生
ラストシーンめきし欅の落葉道 楠元公平
われ勝ちに欅落葉の駈け出せり 高澤良一 さざなみやつこ
一本喬き欅も四方の樹も落葉 近藤一鴻
雨雲のひまより欅落葉かな 青畝
英語より鳥語に親し欅散る 藤田湘子 てんてん
煙草屋の欅落葉をはじめけり 川島彷徨子 榛の木
観音堂欅落葉に埋もる道 高澤良一 燕音
気前よく欅は落葉降らすなり 高澤良一 燕音
桐桜欅柿朴庭落葉 瀧井孝作
犬の踏む欅落葉の音ぬくげ 高澤良一 燕音
菜畑にたまる欅の落葉かな 孝作
時じくの落葉や欅高きより 石塚友二
退職を諾ひし日の欅散る 芦沢一醒 『花枇杷』
大欅夜を紅葉せり落葉せり 相馬遷子 山国
大欅夕立打ち去りし落葉かな 碧雲居句集 大谷碧雲居
脱衣籠欅落葉の一二片 高澤良一 鳩信
酉の市欅落葉がすっ飛び来 高澤良一 宿好
文化の日欅の落葉道うづめ 相馬遷子 山国
朴は父欅は母の落葉踏む 北見さとる
満月に落葉を終る欅あり 大峯あきら
野路ここにあつまる欅落葉かな 芝不器男
野路こゝにあつまる欅落葉かな 芝不器男
野路ここにあつまる欅落葉かな 芝不器男(1903-30)
野路こゝにあつまる欅落葉かな 定本芝不器男句集
葉畑にたまる欅の落葉かな 滝井孝作 浮寝鳥
落葉掻欅の根っこをガリガリと 高澤良一 随笑
落葉掻欅大樹にとりかかる 高澤良一 随笑
欅の脇欅落葉の袋詰 高澤良一 鳩信
欅散つて底なし空や波郷の忌 殿村莵絲子 花寂び 以後
欅散るその閑けさに涵りをり 石塚友二
欅散る運動会は帽子取り 細見綾子 黄 炎
欅落葉詰めたる袋立たせおく 宮津昭彦
欅落葉軽く肩打つ化石句碑 高澤良一 随笑
欅落葉野末は富士の白くして 佐藤春夫 能火野人十七音詩抄
漱石の墓訪ふ欅落葉かな 肥田埜勝美

欅落葉 補遺

わがための欅落葉のをり~に 高野素十
英語より鳥語に親し欅散る 藤田湘子 てんてん
菊畑に欅の落葉はじまりぬ 清崎敏郎
静かなり潔癖なりき欅落葉 金子兜太
大欅夜を紅葉せり落葉せり 相馬遷子 山国
葱畑に散り込む欅落葉かな 細見綾子
鉢ながら欅は性の落葉降る 水原秋櫻子 重陽
尾長鳥今年も来たり欅散る 細見綾子
粉ぐすりこぼして飲むに欅ちる 細見綾子
文化の日欅の落葉道うづめ 相馬遷子 山国
別れたる銀座に欅落葉かな 松崎鉄之介
墓守を ただに嘆かす 欅落葉 伊丹三樹彦
盆栽の欅も落葉急ぐなり 高田風人子
目つむれば欅落葉す夜の谷 飯田龍太
落葉して朴の範疇欅の範疇 高田風人子
欅散るハガキポストに入れて来て 細見綾子
欅散る運動会は帽子取り 細見綾子
欅落葉少しの風が誘ふなる 細見綾子
欅落葉敏きが石の円卓に 細見綾子
甃欅落葉に日々埋もる 野澤節子 八朶集以後

以上

by 575fudemakase | 2018-11-09 10:11 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)

桜落葉 の俳句

桜落葉 の俳句

桜落葉

てのひらに桜落葉の移り香す 高澤良一 石鏡
にはとりに桜落葉の早さかな 岸本尚毅 舜
苑の芝桜落葉の突っ立てる 高澤良一 石鏡
黄を積みし桜落葉を濡らす雨 大場白水郎 散木集
柿落葉桜落葉の地を隠す 瀧澤伊代次
教室 出てからたずねることが二三人さくら落葉 荻原井泉水
玉砂利や桜落葉は刎ねて掃く 深川正一郎
桐桜欅柿朴庭落葉 瀧井孝作
銀杏落葉桜落葉や居を移す 芥川龍之介
駒下駄に桜落葉を蹴りもして 上村占魚 鮎
渓籟に応へて桜落葉かな 西本一都 景色
砂利の上に櫻落葉す校の庭 寺田寅彦
桜落葉かそけき音を惜しまざる 山田みづえ 草譜以後
桜落葉して界隈を錆びつかす 高澤良一 随笑
桜落葉と一言仰ぎ農俳人 阿部みどり女
桜落葉踏みたくて靴脱ぎにけり 関戸靖子
思ひ出や桜落葉の香を踏めば 西村和子 かりそめならず
城あとの桜落葉に心止め 上村占魚 球磨
城門を入るより桜落葉はや 福田蓼汀 山火
人の踏む桜落葉の日斑かな 阿部みどり女 笹鳴
杉垣へ桜落葉の小春かな 尾崎迷堂 孤輪
石臼にのつたる桜落葉かな 飴山 實
赤松や急ぐ落葉の桜樅 杉山岳陽 晩婚
踏む音の湿りて桜落葉かな ふけとしこ 鎌の刃
八月の桜落葉を掃けるかな 富安風生
落葉せる西行櫻稚児櫻 会津八一
鵙啼くは桜落葉のことに非ず 野村喜舟 小石川

桜落葉 補遺

この家売り候 桜落葉は積り候 伊丹三樹彦
駒下駄に桜落葉を蹴りもして 上村占魚 鮎
桜落葉髪にひらひら登高す 角川源義
渋色の蟷螂に桜落葉かな 河東碧梧桐
城あとの桜落葉に心止め 上村占魚 球磨
城門を入るより桜落葉はや 福田蓼汀 山火
杖曳いて桜落葉の日向あり 森澄雄
石臼にのつたる桜落葉かな 飴山實
礎石うづむ桜落葉や真紅 山口青邨
痩頬の昃りて桜落葉かな 藤田湘子 途上
大男桜落葉を焚くに侍す 飯島晴子
紬着て妻をり桜落葉かな 草間時彦
日当りて桜は落葉しはじめぬ 岸田稚魚 紅葉山
八月の櫻落葉を掃けるかな 富安風生
母の忌の桜落葉や妻の辺に 草間時彦 中年
涼風は桜落葉をこぼす程 清崎敏郎

以上

by 575fudemakase | 2018-11-09 10:09 | 秋の季語 | Trackback | Comments(0)


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

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▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

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